東北の豊かな自然が織りなす四季の彩り
春は桜が次々と咲き上がり、緑の美しい夏は気温も涼しく観光に最適。各地で行われる伝統の夏祭りも見逃せません。秋になると山々は赤く染まり、冬には幻想的な雪まつりが各地で開催されます。四季それぞれに楽しめる東北は、何度でも訪れたくなる魅惑のエリアです。
東北の人気観光スポットランキングTOP25
東北に旅行するならぜひとも訪れてみたい、観光スポットをランキングでご紹介!豊かな自然と歴史を感じる、東北へ。
山形県にある温泉街、銀山温泉。郷愁を感じるノスタルジックな大正時代の街並みが残り、文化財級の木造建造物が軒を連る様は見事です。夜になるとガス灯が暖かな光を放ち、さらに幻想的な景色が広がります。
銀山温泉の温泉旅館・ホテル一覧
会津若松から日光へと続く「会津西街道」の宿場として栄えた大内宿。街道の両側には茅葺屋根の建物が並び当時の面影を残します。現在はお土産物屋や名物の「ねぎそば」がいただける蕎麦屋が多く並び、たくさんの観光客で賑わいます。
大内宿 周辺のホテル・旅館
スパリゾートハワイアンズは大型温水プール・温泉・ホテル・ゴルフ場からなる大型レジャー施設。2017年7月には高低差、長さ日本一のボディスライダー「ビッグアロハ」がオープン。 フラガールやファイヤーナイフダンサーによる本格的なショーなど、家族みんなで1日中楽しめます。
スパリゾートハワイアンズ 周辺のホテル・旅館
大小260ほどの島々が穏やかな海に浮かぶ松島は日本三景の一つに数えられる景勝地。遊覧船クルーズのほか「五大堂」や「瑞巌寺」などの史跡巡り、牡蠣を始めとした海鮮グルメなど見どころがたくさんあります。
松島 周辺のホテル・旅館 松島のアクティビティ
日本三大鍾乳洞のひとつに数えられる龍泉洞。全長は3600mにも及び、洞内には無数の鍾乳石や石筍が点在します。ドラゴンブルーと称される地底湖の色は神秘的で必見です!
龍泉洞 周辺のホテル・旅館
日本におけるウイスキー製造の第一人者、竹鶴政孝が、北海道余市に続く蒸溜所として選んだのが宮城峡。広瀬川と新川の合流する、清流のほとりです。無料の案内ガイド付き見学は、大人の工場見学にぴったり。ここでしか購入できない、蒸留所限定のウイスキーもあるのでチェックするのをお忘れなく。
ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸留所 周辺のホテル・旅館
中尊寺には国宝・重要文化財を含む3000点もの資料が収蔵されています。「金色堂」は創建当初の姿を今に伝える唯一の建物。お堂の内外すべてに金箔が施された装飾は一見の価値あり。2011年には世界文化遺産にも登録されました。
中尊寺 周辺のホテル・旅館
慶長16(1611)年に築城。当時の規模のまま残る城門や天守閣は必見です。園内には、ソメイヨシノを中心に約50種類2,600本の桜が咲き、花見スポットとしても有名。花びらが濠の水面を流れていく「花筏(はないかだ)」や、花びらで濠を埋め尽くす「桜の絨毯」が美しく彩ります。
弘前城 周辺のホテル・旅館
鋭く尖った白い流紋岩が立ち並ぶ、三陸海岸を代表する景勝地で、緑色の松、白い岩肌、青い海のコントラストが見事。約300年前、常安寺の和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられました。毎年夏は海水浴で賑わうほか、遊覧船での湾内クルーズも人気です。
浄土ヶ浜 周辺のホテル・旅館
十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する七湯の総称「乳頭温泉郷」。趣きの異なる7つの宿は独自に源泉を持ち、合計して10種類以上の多種多様な源泉があり、その湯めぐりは万病に効くといわれています。宿泊者限定の「湯めぐり帖」(1,800円)を購入して各宿の湯巡りをするのがおすすめです。
乳頭温泉郷の温泉旅館・ホテル一覧
十和田湖から流れ出る美しい渓流。豊かな樹木や大小の滝、巨大な岩や切り立った崖などが景観に彩りを添え、渓流沿いに整備された車道と歩道沿いには「阿修羅の流れ」や「銚子大滝」などの見どころも点在。緑の木々の間を流れる美しい清流を眺めながらのウォーキングが楽しめます。
奥入瀬渓流 周辺のホテル・旅館
周囲約20キロメートルのほぼ円形の湖。水深は約423メートルで、日本一の深さを誇っています。湖の南西に位置する黄金色に輝くたつこ像は定番の観光スポット。東岸にある「田沢湖マリーン」ではボートの貸し出しも行っています。
田沢湖 周辺のホテル・旅館
今なお黒板塀に囲まれた武家屋敷が連なる角館。春になると162本の国指定天然記念物をはじめとするシダレザクラが咲き誇り、見事な景観をつくり出します。「角館桜まつり」期間中は全国から多くの人が訪れ町中が大いににぎわいます。
角館のシダレザクラ 周辺のホテル・旅館
「山寺」の名で知られる宝珠山立石寺。ブナ材の建築物では日本最古といわれる国指定重要文化財の根本中堂をはじめ、奥の院に続く約1,000段の石段に沿って様々なお堂が配置されています。松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだのもこの地で、その句碑が立てられています。
立石寺 周辺のホテル・旅館
宮城県の気仙沼湾から青森県の種差海岸までの南北約220kmに伸びる海岸線。宮古を境に北部と南部では風景が変わり、北部は断崖絶壁が特徴で、南部はリアス式海岸が続きます。
三陸海岸 周辺のホテル・旅館
蔵王山麓駅から樹氷高原駅までの山麓線と、そこから地蔵山頂駅に延びる山頂線の2本が延びる蔵王ロープウェイ。四季それぞれの360度のダイナミックな景観を楽しめます。冬に見られる樹氷は世界有数の大きさを誇ります。
蔵王ロープウェイ 周辺のホテル・旅館
尾瀬は、福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる高地にある盆地状の高原。福島県では檜枝岐村からのルートがあり、尾瀬沼を一周するコースは日帰りでも可能なので初心者にもおすすめです。春は水芭蕉、夏は日光キスゲ、秋はエゾリンドウなど、四季折々の山野草が見られます。
尾瀬ヶ原(福島県) 周辺のホテル・旅館
水揚げされたばかりの鮮魚をはじめ、乾物や珍味、土産、八戸名物など約60店の専門店が軒を連ねる「八食センター」。飲食店も充実し、「厨スタジアム」や「味横丁」では、回転寿司や八戸ラーメン、そば、うどんなど、八戸の食をまるごと味わえます。また、買った魚を炭火焼きで食べる事ができる「七輪村」も要チェックです!
八食センター 周辺のホテル・旅館
水中の微粒子などによって沼の色が異なり、青緑色の毘沙門沼を最大に、周囲の草木が赤い鉄錆色に染まる赤沼、3つの色の水を持つみどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼などがあります。全長約3.6kmで1時間10分ほどの行程である自然探勝路ではたくさんの野鳥にも出会えます。
五色沼自然探勝路 周辺のホテル・旅館
戊辰戦争の際には籠城戦の激しい攻防にも耐え抜いた名城。現在は赤瓦へのふき替えが完了し幕末当時の姿を再現し、現存する天守閣では国内唯一の赤瓦の天守閣となっています。春は桜、冬は雪景色など四季折々に美しい姿を楽しめます。
鶴ヶ城 周辺のホテル・旅館
200年前に建てられた武家屋敷が並ぶ通り。上山城の裏手に位置し、城の見学や足湯が楽しめる散策コースが評判です。三輪家では、曲屋茅葺住まいや往時の武家の生活をしのぶことができます。
武家屋敷通り・武家屋敷三輪家 周辺のホテル・旅館 山形県のおすすめ観光スポットBEST20
「へつり」とは「壁を伝って移動する」という意味の会津地方の方言だそう。大川の侵食や風化によって岩が削られて出来た奇岩・怪岩と周囲の自然が織りなす造形美は美しく、特に新緑や紅葉の季節がおすすめです。吊り橋を渡ると岩肌にへばりつくように遊歩道があり、スリル満点です。
塔のへつり 周辺のホテル・旅館
地盤の隆起と大谷川の浸食によって作り出された深さ約100mの大峡谷。鳴子温泉郷から中山平温泉近くまで全長約2.5km続き、断崖絶壁と渓流が見事な景色を織り成しています。紅葉の名所としても有名で、秋には渓谷が赤や黄色の色とりどりに染まります。
鳴子峡 周辺のホテル・旅館
全長約500m、約3億5千万年前から自然によって生み出され、日本最古の鍾乳洞といわれています。天井から壁にはフローストーンやつらら石、石筍などの鍾乳石が見られ、途中には神秘的なエメラルドグリーンの地底湖もあります。
幽玄洞 周辺のホテル・旅館
樹齢1000年を超える紅枝垂桜。国の天然記念物に指定されていて、日本三大桜のひとつにも数えられています。まわりに遊歩道があり、いろいろな角度から滝桜を眺めることができます。開花の時期には、圧巻の美しさを楽しみに、各地から大勢の花見客が訪れます。
三春滝桜 周辺のホテル・旅館※このランキングは、楽天トラベル 観光案内サイト「たびノート」のアクセス数を元に算出しています。
東北の春夏秋冬
四季それぞれに美しい自然が楽しめる東北。訪れる季節によって何度でも楽しめます。
【春】咲き上がる桜に酔いしれる
待ちに待った春の訪れを知らせるかのように、桜の花が次々と咲き上がります。全国的に有名な桜の名所も多く、関東などの桜が見頃を終えた4月下旬~5月にかけて開花を迎えるので、GWのおでかけにもおすすめです。
見頃時期
宮城県<白石川堤一目千本桜>4月上旬~中旬
福島県<三春滝桜>4月中旬
秋田県<桧木内川堤のソメイヨシノ>4月中旬~5月上旬
青森県<弘前公園>4月下旬~5月上旬
【夏】東北が熱くなる祭りの季節
夏の東北は祭り一色。東北三大祭りを始め、大規模な夏祭りが各地で開催されます。東北の短い夏に思いをかける人々の姿は、観る者の心を熱くさせます。
<青森ねぶた祭り>8月2日~7日
<仙台七夕まつり>8月6日~8日
<山形花笠まつり>8月5日~7日
<秋田竿燈まつり>8月3日~6日
<盛岡さんさ踊り>8月1日~4日
【秋】雄大な自然が赤く染まる
東北の大自然をまるごと赤く染める紅葉は10月頃から見頃を迎えます。ドライブやトレッキングなどで楽しむもよし、温泉につかりながら鑑賞するもよし、様々に楽しめます。
見頃時期
青森県<八甲田山>9月下旬~10月下旬
青森県<奥入瀬渓流>10月下旬~11月上旬
岩手県<八幡平>10月上旬
宮城県<鳴子峡>10月下旬~11月上旬
山形県<最上峡>10月下旬~11月上旬
福島県<磐梯吾妻スカイライン>9月下旬~10月中旬
【冬】冬だからこそ楽しめるイベント
東北に雪深い冬が訪れると、厳しい寒さを楽しむ個性豊かな雪まつりが各地で開催されます。
岩手県<いわて雪まつり>2月中旬
青森県<弘前城雪燈籠まつり>2月中旬
秋田県<横手かまくら>2月中旬
山形県<蔵王樹氷まつり>12月下旬~3月上旬
福島県<会津絵ろうそくまつり>2月中旬
東北の人気温泉地
古くからの名湯から温泉リゾートとして人気の温泉地まで、東北を代表する有名温泉地をご紹介します。
山形県
蔵王温泉
開湯は1900年前、日本武尊の頃まで遡る古湯。今は温泉リゾートとして人気です。温泉街には共同浴場、足湯や日帰り温泉施設が多数あり湯めぐりが楽しめます。
蔵王温泉の温泉旅館・ホテル一覧宮城県
秋保温泉
日本三大御湯(皇室の御料温泉)のひとつ。名取川の上流にある温泉地で、開湯1400年以上もの古い歴史を誇ります。現在は仙台の奥座敷として賑わいを見せています。
秋保温泉の温泉旅館・ホテル一覧福島県
飯坂温泉
奥州三名湯のひとつに数えられる名湯。摺上川沿いに老舗旅館や大型ホテルが並びます。共同浴場の中でも、レトロな湯小屋を再現した鯖湖湯は風情がたっぷり。
飯坂温泉の 温泉旅館 ・ホテル一覧
東北へのアクセス
■列車
東京→新青森(東北新幹線)約3時間10分
東京→秋田(秋田新幹線)約3時間50分
東京→盛岡(東北新幹線)約2時間20分
東京→仙台(東北新幹線)約1時間36分
東京→山形(山形新幹線)約2時間30分
東京→福島(東北新幹線)約1時間30分
■飛行機
東京(羽田空港)→青森空港 約75分
東京(羽田空港)→秋田空港 約65分
東京(成田空港)→仙台空港 約55分
東京(羽田空港)→山形空港 約60分
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