現地スタッフ厳選！大分県おすすめ観光スポット32選

九州地方東部にある大分県は、温泉の源泉数、湧出量ともに日本一を誇る「おんせん県」。源泉の地獄めぐりも楽しい「別府温泉」や、由布岳など自然美もすばらしい「由布院温泉」などのほか、「泥湯」や「塩湯」など全国的にも珍しい温泉が点在するのが特徴です。豊後水道で獲れる新鮮な海の幸を目当てに訪れるのもおすすめで、特に関アジ、関サバのおいしさは有名。独自の仏教史跡が残る国東半島では歴史探訪の楽しみも！

人気温泉地・由布院のシンボルでもある、標高1,583メートルの活火山。円錐形のその形から「豊後富士」として親しまれています。古くから信仰の山として『古事記』や『豊後国風土記』にもその名が記されました。

由布院盆地では、各所から由布岳を望むことができ、別府湾からも鶴見岳の後方にその姿を望むことができます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

「豊後富士」と呼ばれる由布院のシンボルです

湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖。由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池（たけんしたんいけ＝岳の下にある池）」と呼ばれていましたが、明治17年に儒学者の毛利空桑が、湖の魚の鱗が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたとのこと。

秋から冬の早朝には、温泉を含んだ湖が蒸気した朝霧が幻想的です。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

湖の周りの散策路は紅葉スポットとしても人気です

由布岳の麓にある「湯の坪街道」は、由布院の土産や味が勢ぞろいするイチオシの観光スポット。

通り沿いには、江戸時代の番屋を思わせる情緒豊かなお店が70店ほど軒を連ねています。柚子ごしょうなど大分の特産品を販売している土産物店のほか、ご当地グルメが味わえる飲食店、カフェもあり、週末には多くの観光客で賑わっています。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

とり天などご当地グルメの店も軒を連ねます！

別府から阿蘇の一の宮を結ぶ県道11号は、「日本百名道」にも選ばれている「やまなみハイウェイ」。森林の中を走り、くじゅう連山を望む長者原を抜けていく全長約50キロの道のりには、新緑や紅葉、雪景色など四季折々の大パノラマが広がります。

途中には、温泉施設やレストランも備えた観光牧場など立ち寄り処も多彩です。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

日本でも有数のワインディングロードです！

別府市と由布市にまたがる「由布川渓谷」は、その美しい景観から「東洋のチロル」と称される絶景ポイント。高さ15〜60メートルの岩が水の浸食によってなめらかな表面に整えられており、苔むした岩肌を40数条にもおよぶ滝が流れ落ちる様子は、まるで別世界に迷い込んだかのよう。

新緑や紅葉とのコラボレーションはまさに自然が織りなす芸術です。新猿渡（しんさるわたり）入口から川辺まで下りて散策することができます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

なめらかな岩肌に苔生す幻想的な光景は、人々を魅了します

大分川沿いに佇む「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」は、隈研吾さんによって設計された美術館。焼杉の外観が空の青さや植栽の緑色を際立たせており、石や竹を配したモダンな佇まいが行きかう人々の注目を集めています。

館内には日本を代表する現代アーティストの作品を展示。草間彌生さん、杉本博司さん、村上隆さん、奈良美智さんなどが名を連ねます。2階からは作品越しに由布院のシンボル「由布岳」が望め、自然と作品が調和する光景が見られます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

2階のラウンジでは書籍や雑誌を自由に見ることができます。

湯布院の名物グルメの一つとして人気を集めているのが「金賞コロッケ」。ショップやギャラリーが軒を連ねる坪街道沿いに本店と2号店を構えています。

濃厚な味わいのコロッケは、昭和62年の全国コロッケコンクールで金賞を受賞。サクサクした衣がたまらないコロッケを求めて、行列ができることも多い人気店です。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

注文が入ってから揚げるので、いつもアツアツです！

世界一美しい村として愛され続けるイギリス・コッツウォルズ地方の村を再現したテーマパーク。絵本の中に迷い込んだかのような街並みに、おとぎ話のような世界観を満喫できます。さまざまなテーマのショップがあり、人気の「フクロウの森」では、フクロウと触れ合うことが可能。

猫カフェでは、人懐っこい猫たちに癒されます。また、敷地内には女性専用の素泊まりホテル「YUFUIN FLORAL VILLAGE HOTEL」も。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

『ハリー・ポッター』の撮影地にもなったコッツウォルズ地方の村を再現した新しいアミューズメント施設です

約1,300頭の日本ザルが生息する自然公園。檻もなく、自然のままの生き生きとした姿の猿が観光客のすぐ近くまでやってきます。

麓の入り口からさるっこレールに乗ってサル寄せ場まで行くのはもちろん、自然の中の遊歩道をのんびりと歩くのもおすすめ。30分に1回の小麦と1日2回のイモの餌付けタイムが見どころです。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

有名なお猿さんやかわいい子ザルに会えます！

豊後水道の新鮮な魚介類と地元特産品を揃えるグルメ＆お土産スポット。1階では「関さばの一夜干し」や地元の食材で作る「木佐上 安心とうふ」「やぎアイス」などを販売。

海を眺める2階レストランでは、旬の地魚をふんだんに使用した名物「関の海鮮丼」をはじめ、期間限定のくろめ料理など、多彩なおいしさが味わえます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

旬の地魚を贅沢に使用した名物海鮮丼は必食です

別府湾に面した海岸線にある「うみたまご」は、魚や海獣などとなかよくなれる水族館。サメやエイなど大型魚から小魚まで、約90種1,500匹もの魚たちが暮らす大回遊水槽や、サンゴ礁水槽といった展示やショーなどが楽しめます。

特に見逃せないのはセイウチのパフォーマンス。飼育員との楽しいやりとりには、思わず爆笑してしまいます。予約制のバックヤードツアーや飼育員体験も要チェックです。

 

【現地スタッフおすすめコメント】

「動物たちと"なかよく"なる水族館」をコンセプトにしているため、さまざまな体験やイベントが楽しめます。

1000年以上も昔から噴気・熱泥・熱湯などが噴出している自然湧出の源泉「地獄」を周遊する、別府温泉観光の定番コース。海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は「別府の地獄」として国の名勝に指定されています。

足湯や日帰り入浴施設のある地獄もあり、地獄蒸し焼きプリンや血の池軟膏などオリジナルのお土産も人気を集めています。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

白池地獄の目の前に2023年にオープンした「地獄温泉ミュージアム」もあわせて巡ると、より温泉の知識が深まります

「湯けむり展望台」は、別府・鉄輪温泉の湯けむりと雄大な鶴見岳、季節によって様々に色を変える扇山などの風景が一望できるスポット。

夜には「日本夜景遺産」に選ばれた、幻想的で個性的な湯けむりのライトアップも楽しめます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

「別府の湯けむり・温泉地景観」は、重要文化的景観にも選定されてます

「アクアガーデン」は｢別府温泉 杉乃井ホテル｣にある通年で遊べる屋外型温泉施設。水着着用で利用するスタイルなので、家族やカップルで一緒に楽しめます。


塩分濃度の高い温水で浮遊感を味わえる「フロートヒーリングバス」や展望スパなどのほか、夜には光と音の演出も加わり大迫力の噴水ショー「AQUA DREAMS 湯街夢夜（ゆのまちゆめや）」の開催も！水着や浮き輪はレンタルも可能なので、手ぶらで訪れても問題ありません。

利用料金には、2023年にリニューアルした大展望露天風呂「棚湯」の日帰り入浴も含まれており、別府の湯も堪能できます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

棚湯のサウナエリアもリニューアルしており、抜群の眺望を楽しみながら「ととのう」体験もおすすめです

江戸時代から続く明礬（ミョウバン）採取の史跡名所である明礬温泉。その休憩＆土産処であり、老舗「別府明礬温泉　岡本屋旅館」が運営する「岡本屋売店」は、「地獄蒸しプリン」が名物。

昭和63年から変わらぬ地獄蒸し製法で一つずつ手作りするプリンは、苦味が効いたカラメルと濃厚な味わいが自慢です。湯煙や湯の花小屋を眺めながら、うどんなど軽食も楽しめます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

地獄蒸しプリンのパフェやアイスも人気です！

別府八湯のひとつ、明礬温泉の地域にある「別府温泉保養ランド」。全国的にめずらしいクリーム状の泥に入浴する「泥湯」が名物です。

内湯と混浴の露天風呂で体験でき、特に露天風呂は広々としていて開放感たっぷり。他に高い美肌効果を誇る白濁した硫黄泉のコロイド湯に滝湯、蒸し湯などがあり、地元の方からも人気です。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

日帰り入浴はもちろん、宿泊しての湯治もおすすめです

別府市西部にそびえ立つ、標高1,375メートルの鶴見岳。その山頂へとアクセスするロープウェイ山頂駅の展望台は、別府市街から大分市まで見渡す絶景スポットです。

7～10月の週末などはロープウェイが夜間営業し、九州屈指の夜景スポットとしても人気。山全体をソメイヨシノのピンクの花が覆う、春の景色も必見の美しさです。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

九州でも屈指の人気のおすすめ夜景スポット

「城島（きじま）高原パーク」は、別府と湯布院の中間あたり、由布岳南麓に広がる高原地帯にある遊園地です。

日本で初めて導入された木製ジェットコースター「ジュピター」は長さ1,600メートルと、世界で7番目、国内で2番目の長さを誇り、木製ならではのきしみや振動がいつしか快感に。絶叫系からほのぼの系まで多彩なアトラクションがそろっており、夏にはプール、冬にはアイススケートも楽しめます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

ゴルフ場もあり、多彩な楽しみ方ができます

観覧車やコースターなどのアトラクションが楽しめるほか、人気キャラが登場するショーも開催されています。2024年3月にリニューアルされた「レストラン ハーベストテーブル」では、キャラクターメニューのグルメもいただけます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

別府温泉地から約30分の近さなので、別府エリア宿泊の前後に遊びに行くのもおすすめです

「九州自然動物公園 アフリカンサファリ」は、およそ115万平方メートルもの広大な敷地に、ライオンやゾウなどが暮らす日本最大級のサファリパーク。

山岳や草原、岩場、水場など、さまざまな自然環境が再現されたなかで、動物たちの本来の姿を見ることができます。自家用車やバスで巡るサファリゾーンのほか、カンガルーやミニチュアホースなどとふれあえる「ふれあいゾーン」も人気です。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

「ジャングルバス」から間近にみる動物たちは迫力満点です

昭和30年代当時の活気と賑わいある商店街を再現し、温かくも懐かしい雰囲気が味わえる散策スポット。

昭和を体感できる博物館「昭和ロマン蔵」をはじめ、各店では、店の歴史を物語る「一店一宝」の展示や、店に代々伝わる「一店一品」など自慢の昭和の品も販売。土日祝を中心に、昭和32年式のボンネットバスも無料運行。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

昭和にタイムスリップした気分が味わえます

競秀峰（きょうしゅうほう）の裾に位置する「青の洞門」は、江戸時代、難所だった道を安全に通行できるようにと、禅海和尚が全長約342メートルを30年（1764年完成）かけて掘り抜いた手掘りのトンネル。

現在も明かり採り窓などに当時のノミ跡が残っています。大正8年に発表された菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」で一躍有名になりました。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

禅海和尚の偉業が体感できるトンネルです

「福澤諭吉旧居」は、中津市に残る福澤諭吉が少年時代を過ごした住宅を保存・公開している国指定史跡。木造茅葺の母家のほか、その2階を自ら改造して勉強部屋としたという土蔵も残されています。

ゆかりの品々を公開する「福澤記念館」が併設されており、著作『学問のすゝめ』の版本や遺品などを展示。豊富な資料とともに福澤諭吉の足跡をたどることができます。
 

【現地スタッフおすすめコメント】

徒歩圏内に「中津城」「中津市歴史博物館」があり、「福澤諭吉旧居・記念館」とあわせて入館できる共通観覧券（700円）を利用するのもおすすめです。