JR西日本は、新幹線も特急も3日間乗り放題になる「どこでもきっぷ」と、2日間関西近郊の列車が乗り放題になる「関西どこでもきっぷ」、2種類の乗車券を2021年10月8日~12月18日まで発売中。その詳しい内容や、このきっぷを利用して行きたいおすすめの観光地をご紹介します。
3日間、西日本エリア乗り放題!「JR西日本 どこでもきっぷ」
「どこでもきっぷ」はJR西日本全線と、広島の宮島に渡る宮島フェリー、兵庫県の上郡駅から鳥取県の智頭(ちず)駅を結ぶ智頭急行線が、3日間乗り放題になります。新幹線(山陽新幹線・新大阪駅~博多駅、北陸新幹線・金沢駅~上越妙高駅)も特急も乗り放題、指定席も6回まで利用可能で、料金はなんと22,000円。
たとえば、新大阪駅から博多駅まで新幹線「のぞみ」に乗ると、通常運賃と指定席料金で15,600円、往復31,200円なので、これだけでも9,200円お得に。さらに途中、広島駅で降りて、広島市内を観光したり、宮島フェリーも対象なので宮島を観光したり……といった旅もこのきっぷ1枚で対応できます。
博多のおすすめ観光情報
広島のおすすめ観光情報
コース例:かに・温泉・縁結びスポットを網羅する山陰ルート
1日目は関西を代表する温泉地・城崎温泉で温泉&かに三昧、2日目も鳥取・境港でかにを堪能し、美肌の湯として人気の玉造温泉に泊まって、3日目は出雲大社まで足を伸ばす、冬の味覚の王様・かにと温泉と縁結びスポットを網羅する欲張りな旅も叶います。
コース例:温泉&冬の日本海グルメを堪能する北陸ルート
北陸に向かって、福井・芦原(あわら)温泉や加賀温泉で温泉&かにを堪能し、金沢を観光して、さらには氷見まで足を伸ばして寒ブリを楽しむ、といった北陸の温泉&グルメ旅もおすすめです。
JR西日本 どこでもきっぷ(3日間用)
- 乗り放題対象路線
- JR西日本全線、智頭急行線全線(自由席)、JR西日本宮島フェリー
(普通車指定席6回まで利用可) - 発売期間
- 2021年10月8日(金)~12月17日(金)
利用開始日の1ヶ月前の10:00から7日前まで発売 - 利用期間
- 2021年10月15日(金)~12月26日(日)
利用開始日から連続する3日間 - 値段
- 大人1名 22,000円
子どもは半額(子どものみの発売・利用不可) - 発売箇所
- JR西日本ネット予約サイト「e5489(いいごよやく)」、JR西日本・JR九州(福岡県・佐賀県内)管内の主な旅行会社
※駅の「みどりの窓口」での発売はありません
2日間、関西近郊の列車が乗り放題!「JR西日本 関西どこでもきっぷ」
もう1タイプの「関西どこでもきっぷ」は、近畿と福井・岡山・鳥取の一部のJR西日本線と智頭急行線が2日間乗り放題になります。このきっぷも、新幹線(山陽新幹線・新大阪駅~岡山駅)と特急も乗り放題、指定席を6回まで利用でき、料金は10,000円。
たとえば、新幹線「のぞみ」で新大阪駅から岡山駅まで行き、普通列車に乗り換えて倉敷駅まで行くと、通常運賃と指定席料金で片道6,680円。往復するだけでも13,360円なので、お得に岡山や倉敷観光を楽しめます。
岡山・倉敷のおすすめ観光情報
さらに、アートな島として人気の直島にも、岡山駅から宇野駅まで行き、宇野港から船で15分ほど(船は乗り放題対象外)。直島に泊まって、アートと瀬戸内海の絶景に浸るのもおすすめです。
直島のおすすめ観光情報
新大阪駅から和歌山・白浜温泉の最寄りの白浜駅まで「特急くろしお」で行くと、通常運賃と指定席料金で片道5,700円。白浜温泉1泊2日旅行にも使えます。
白浜温泉のおすすめ観光情報
和歌山・新宮駅まで「特急くろしお」で行き、熊野速玉大社と熊野本宮大社を参拝して、新宮駅から紀伊勝浦駅に移動、勝浦温泉に泊まって、翌日は熊野古道を歩いて熊野那智大社に向かう、世界遺産・熊野古道のハイライトを押さえたコースもおすすめです。
熊野古道のおすすめ観光情報
JR西日本 関西どこでもきっぷ
- 乗り放題対象路線
- 近畿7府県(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山・三重)、および福井・岡山・鳥取県の一部のJR西日本線、智頭急行線全線(自由席)
(普通車指定席6回まで利用可) - 発売期間
- 2021年10月8日(金)~12月18日(土)
利用開始日の1ヶ月前の10:00から7日前まで発売 - 利用期間
- 2021年10月15日(金)~12月26日(日)
利用開始日から連続する2日間 - 値段
- 大人1名 10,000円
子どもは半額(子どものみの発売・利用不可) - 発売箇所
- JR西日本ネット予約サイト「e5489(いいごよやく)」、JR西日本・JR九州(福岡県・佐賀県内)管内の主な旅行会社
※駅の「みどりの窓口」での発売はありません
利用条件等、詳しくは「JRおでかけネット」をご確認ください。また、「どこでもきっぷ」の2日間用(18,000円)も主な旅行会社限定で販売されます。