「マリオット・インターナショナル」とは?
133の国と地域に7,600軒以上の個性豊かな宿泊施設を展開する「マリオット・インターナショナル」。「ザ・リッツ・カールトン」や「セントレジス」、「ラグジュアリーコレクション」といったラグジュアリーブランド、「マリオット・ホテル」、「シェラトン」、「ウェスティン」といったプレミアムブランド、「モクシー・ホテル」や「アロフトホテル」といったセレクトブランドなど、30のブランドを擁します。
2020年は、奈良に「JWマリオット」、東京・虎ノ門に「エディション・ホテル」、北海道・ニセコに「リッツ・カールトン・リザーブ」、2021年3月には大阪に「Wホテル」が開業。マリオット・インターナショナルのすべてのラグジュアリーブランドが日本にそろいました。2021年4月現在、日本国内で19ブランド69軒のホテルを展開しています。
マリオット・インターナショナルの「ラグジュアリー」ブランド
マリオット・インターナショナルのホテルブランドの中でも、格調高い素晴らしいアメニティとサービスを提供する「ラグジュアリー」に属するブランドは下記の7つがあります。
●ザ・リッツ・カールトン
●セントレジス
●JWマリオット
●リッツ・カールトン・リザーブ
●ラグジュアリーコレクション
●Wホテル
●エディション・ホテル
ではここから、7ブランドそれぞれの特徴と、どんなホテルがあるかを紹介していきます。
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最高峰の空間とおもてなしを提供する「ザ・リッツ・カールトン」
「ザ・リッツ・カールトン」は、100年以上の歴史を持ち、現在では世界32ヵ国に100以上のホテルを展開。ロゴは、富を表現するライオンと崇高さを象徴する王冠を組み合わせたもので、優雅さと洗練さを表現しています。
歴史に名を残すホテリエ、セザール・リッツのサービス哲学を継承し、世界中で評価される質の高いホスピタリティが特徴です。
その根幹を成すのが、「ゴールドスタンダード」と呼ばれるホテルの価値観と理念を結集した企業理念。「ゴールドスタンダード」には、リッツ・カールトンの進むべき方向やサービスなどを記した「クレド」(信条)、モットー、「サービスの3ステップ」などの項目があり、ゴールドスタンダードを記したカードを世界中の従業員が常に携帯し、心に刻み、徹底しています。
実際に滞在すると、「〇〇様、お待ちしておりました」と出迎えてくれたり、館内でスタッフに会うと名前をそえてあいさつしてくれたり、パーソナルなサービスと洗練された雰囲気を堪能できます。
日本には、1997年に大阪に初上陸し、東京、沖縄、京都、日光の5軒があります。
ザ・リッツ・カールトン大阪
1997年に、ザ・リッツ・カールトン日本第1号として大阪・梅田に開業。一歩足を踏み入れると、18世紀の英国貴族の邸宅のような雰囲気に包まれます。客室は24~37階にあり、客室からの眺望も魅力です。
ザ・リッツ・カールトン東京
2007年、六本木に開業。客室、レストラン、クラブラウンジなどは、東京で一番の高さを誇る「ミッドタウン・タワー」の最上層9フロアにあり、東京の大パノラマを堪能できます。
ザ・リッツ・カールトン沖縄
沖縄本島のほぼ中央に位置する名護市に、2012年に開業。ザ・リッツ・カールトンの日本で初めてのリゾートホテルで、やんばるの森に囲まれ、屋外・屋内プールやスパなどを備えています。また、隣には沖縄有数のゴルフ場、近くにはかりゆしビーチもあります。
ザ・リッツ・カールトン京都
2014年に鴨川のほとり、東山三十六峰を望むロケーションに開業。日本の伝統や文化を継承し、和とモダンが融合したラグジュアリーな空間が広がります。無料のサイクリングツアーなど、ゲストアクティビティが充実しているのも魅力です。
ザ・リッツ・カールトン日光
栃木県初のラグジュアリーホテルとして、2020年7月に日光国立公園内に開業。奥日光湯元温泉のお湯を引いていて、温泉を備えるのはザ・リッツ・カールトンブランドでは初。ホテルからは中禅寺湖や男体山を望みます。
時代を超えた洗練さとモダンな感覚をあわせ持つ「セントレジス」
1904年にニューヨークの5番街で誕生し、世界中で49軒を展開する「セントレジス」。創業者のジョン・ジェイコブ・アスター4世の母は、アメリカに初めて上流社交界を築いた人物で、上流社交界のもてなしとフレンドリーな対応を融合したサービスが特徴です。
それを象徴するのが、「バトラーサービス」。全室にバトラーがつき、ウェルカムドリンクから、到着時の荷ほどき、出発時の荷造り、レストランやチケットの手配など、さまざまな要望に24時間体制で応えてくれます。
また、ウォッカをベースにトマトジュースなどを加えたカクテル「ブラッディマリー」は、セントレジスが発祥。世界中のセントレジスには、その土地の食材を用いたオリジナルのブラッディマリーがあり、大阪の「セントレジスホテル 大阪」では、柚子や醤油、わさびを使った「ショーグンマリー」を提供しています。
セントレジスホテル 大阪
大阪のメインストリート・御堂筋沿い、オフィスやラグジュアリーブランドのショップなどが並ぶ本町に、2010年に開業。客室はすべて17階以上にあるため、大阪の街を一望できます。バーでは、夜は上述のオリジナルの「ブラッディマリー」が、昼は社交界の伝統を受け継ぐアフタヌーンティーが楽しめます。
マインドフルネスにインスピレーションを受けた「JWマリオット」
30を超える国と地域に95軒以上のホテルを展開する「JWマリオット」。マインドフルネス(今に意識を向ける瞑想法)の考えにヒントを得て、心に自身を見つけ、身体に栄養を与え、そして精神的に活力をみなぎらせることで、心と身体がひとつになって満たされるようデザインされています。
瞑想セッションや朝ヨガなどの体験プログラムを用意し、ホテル内には菜園「JWガーデン」を設け、レストランでは菜園で採れた新鮮な食材や地元の食材をふんだんに使ったヘルシーなメニューを楽しめます。
日本には、2020年7月に奈良に初上陸を果たしました。
JWマリオット・ホテル奈良
JWマリオットブランドでは、日本初となり、奈良県での初の外資系ラグジュアリーホテルでもあります。館内には、寺院をイメージした木の梁が取り入れられていたり、鹿のモチーフがあちこちに見られたり、奈良を堪能できるデザインが特徴です。
隠れ家的リゾートに展開する「リッツ・カールトン・リザーブ」
「リッツ・カールトン・リザーブ」があるのは、インドネシアのバリ、タイのクラビ、メキシコのロス・カボス、カリブ海の島国・プエルトリコと、日本のニセコの5ヵ所。「世界の隠れたエキゾチックな聖地を楽しむ人のための特別な場所」をコンセプトとしています。
これらのリゾートでは、その土地の味覚、細やかなサービス、洗練されたアメニティ、くつろぎの空間などを提供し、極上の癒しを体験できます。
東山ニセコビレッジ、リッツ・カールトン・リザーブ
「JAPOW(ジャパウ)」と称される上質なパウダースノーの聖地として世界的に知られる北海道のスキーリゾート・ニセコに、2020年12月に開業。ホテルは、ニセコアンヌプリ山の裾野に4つのスキー場が集結する「ニセコユナイテッド」と呼ばれるエリア内に位置します。天然温泉の大浴場・露天風呂を備え、客室からはニセコアンヌプリ山や羊蹄山ビューを楽しめます。
世界的に名高いホテルやリゾートを集めた「ラグジュアリーコレクション」
世界最高峰のホテルやリゾートを集めた「ラグジュアリーコレクション」。1906年にヨーロッパで最も名高いホテルを集めたCIGA(R)ブランドとして創業し、現在では30を超える国・地域にホテルやリゾートを100軒以上有します。加盟するホテルの多くが1世紀以上の歴史を持ち、その土地に溶け込む美しい佇まいで、その土地本来の魅力を伝えています。
日本では、2015年に京都・嵐山に「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」が誕生したのを皮切りに、2016年に東京に「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル」、2018年に沖縄・宮古に「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」、2020年11月に京都に「HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ」が開業。個性あふれる4軒を展開しています。
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
ラグジュアリーコレクションブランド日本初進出のホテルとして、2015年に京都・嵐山に開業。翡翠色の保津川に臨む立地にあり、春は桜、夏は豊かな緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の表情を見ることができます。また、温泉露天風呂を一部の客室や貸切風呂で楽しめます。
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
宮古島と橋でつながった伊良部島にあるホテルで、サンゴ礁の海岸線に位置します。客室には広い屋外バルコニーやガーデンがあり、一部、プライベートプール付きのお部屋も。敷地内には、インフィニティプールやビーチクラブなどを有し、海と島を思いっきり満喫できます。
感性と好奇心を刺激する「Wホテル」
その土地の文化と歴史的ルーツにヒントを得た、大胆で個性的なデザインが特徴の「Wホテル」。ラグジュアリーホテルの既成概念を飛び越えた革新的なホテルを生み出し続け、1998年にニューヨークで誕生して以来、現在では60軒以上に広がっています。
刺激的なデザイン、「Whenever/Whatever」(いつでもどんなことでも)に対応するサービス、活気あふれるリビングルーム(ロビー)などが、もっと見たい、もっと感じたい、もっと遠くへ行きたい、夜遅くまで楽しみたい、といったあくなき欲望をサポートしてくれます。
日本には、2021年3月に大阪に「W大阪」が開業し、初上陸を果たしました。
W大阪
「W大阪」は心斎橋の御堂筋沿いに、2021年3月に誕生しました。デザイン監修を務めたのは、地元・大阪出身の建築家・安藤忠雄氏。ロビーラウンジには、漫才のセンターマイクを彷彿とさせるスタンドマイクが置かれ、客室には道頓堀のネオンライトをイメージしたネオン装飾が施され、独特のクリエイティビティとエネルギーに満ち溢れた「大阪」を体感できます。
新世代のラグジュアリーライフスタイルホテル「エディション」
デザインに特化した「ブティックホテル」の生みの親であるイアン・シュレーガー氏と、マリオット・インターナショナルがタッグを組んだラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「エディション」。東京・虎ノ門を含め、世界で11軒を展開していますが、それぞれにユニークで、その土地・そのときの文化的かつ社会的背景が反映されています。
ロビーを社交場に進化させた「ロビーソーシャライジング」もイアン・シュレーガー氏が始めたもので、憩いの空間とユニークで革新的なデザイン、最高級のサービスを提供する新世代のラグジュアリーホテルです。
今後、2021年中に日本2軒目となる東京・銀座をはじめ、ローマ、マドリード、ドバイなど、8軒の開業が予定されています。
東京エディション虎ノ門
2020年10月に、エディション日本1号店として東京・虎ノ門に開業。世界的建築家の隈研吾氏がデザインを手掛けた客室からは、東京タワーをはじめとした東京の大パノラマを見渡せ、なかにはテラス付きの客室も。新しい都会の社交場として注目を集める「Lobby Bar」や、ミシュランスターシェフ、トム・エイキンズが指揮を執るレストランなど、最高のダイニングとエンターテイメント、最高級のサービスとアメニティをそろえています。
多彩なホテルを世界中に展開する「マリオット・インターナショナル」。ご紹介したとおり、「JWマリオット」、「エディション・ホテル」、「リッツ・カールトン・リザーブ」、「Wホテル」が日本に上陸し、最高級ランクのラグジュアリーブランドがすべて日本にそろいました。
そのほか、「ACホテル・バイ・マリオット」、 「アロフトホテル」、「フェアフィールド・バイ・マリオット」などのホテルブランドも2020年に日本に初進出しています。今後、さらに「ブルガリ ホテル 東京」や道の駅に隣接するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅」を含む30軒以上が開業する予定です。どんなホテルが登場するか、「マリオット・インターナショナル」の今後の展開に期待が高まります。
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