2019年に楽天トラベルを使って最も多くの人が訪れた温泉地は!? 宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)が最も多かった温泉地をランキング形式でご紹介。観光名所やグルメも楽しめる、カップルや家族での温泉旅行、女子旅、グループ旅行におすすめの温泉街・名湯が満載!
※対象期間:2018年11月1日~2019年10月31日
都内から新幹線で最短約35分というアクセスの良さで、今年も1位に輝いた熱海温泉。ご当地スイーツや、来宮(きのみや)神社・伊豆山神社での御朱印巡り、今年3月にリニューアルオープンした日帰り温泉をメインとした複合型リゾート施設など豊富な楽しみ方があり、若者からの支持を集めています。
年間を通じて開催されている大迫力の熱海海上花火大会も見どころのひとつ。近くのサンビーチでは、夏に水上アスレチックも登場し、ファミリーや海水浴客で賑わいをみせます。
温泉は、肌にやさしい弱アルカリ性の泉質で、湯ざわりが柔らかいのが特徴です。
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入浴できる温泉地として、湧出量は世界最大と言われている別府温泉。今年は、スポーツイベントなどに使用された「大分スポーツ公園総合競技場(昭和電工ドーム大分)」から車で約30分という好立地に加え、大型リゾートホテルもオープン。国内外の旅行者からますますの人気を得ました。
国指定名勝の「海地獄」など、点在する7つの自然湧出の源泉を巡る「地獄めぐり」が人気。ほかにも、幻想的な湯けむりのライトアップが眺められる「湯けむり展望台」など観光スポットが充実しています。
また、別府市には、キャンプやバーベキューが楽しめる「志高湖(しだかこ)」など、自然を満喫できるスポットも揃います。
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標高約1,200mに位置する草津温泉は、豊富な湯量を誇り、古くは湯治場として栄えた場所。夜は幻想的にライトアップされるシンボル的存在の「湯畑」をはじめ、草津名物の「湯もみショー」で有名な「熱乃湯」など見どころが満載です。
「西の河原公園」のライトアップや、「湯畑」前の自撮り用カメラスタンドの設置など、SNS映えするスポットも多いことから若い層からの人気が高まっています。「西の河原露天風呂」が今年から本格的に始めた、毎週金曜日の「混浴の日」もカップルなどに好評。
今年4月には、同エリアのスキー場に日本一急こう配というジップラインがオープンし、アミューズメントも豊富です。
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函館空港から車で約5分の距離にあり、観光の拠点に便利なロケーションの温泉地。昔ながらの風情を感じる老舗旅館から、現代的なオーシャンビューのホテルまで、多彩な温泉宿が揃っています。
主な泉質は、塩分を含み、無色透明でしっとりとしているナトリウム・カルシウム-塩化物泉。湯冷めしにくいのが特徴です。エリア内には、温泉に浸かるサルが有名な「函館市熱帯植物園」や、歴史ある社寺などがあり、散策にもぴったり。
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開湯1300年以上とされる、歴史ある温泉地。白煙を上げる活火山・茶臼岳のふもとに湧出する火山性温泉で、有名な「鹿の湯」をはじめ、泉質や効能が異なる7つの湯「那須七湯」があります。湯めぐりを楽しんだり、温泉街や史跡を散策したりなど過ごし方はさまざま。
「那須ハイランドパーク」や「那須ステンドグラス美術館」といった観光スポットも点在します。和風旅館や高原リゾート、ペンションなど種類豊富な宿泊施設が揃うのも魅力。
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江戸時代に発見されたものの、当時は僧侶や大名にしか入湯が許されなかった、由緒ある鬼怒川温泉。鬼怒川沿いには、眼下に渓谷が広がる客室を持つ温泉旅館やホテルが並びます。泉質は、疲労回復や神経痛に効能があると言われている、肌にやさしいアルカリ性単純温泉。
「鬼怒楯岩(たていわ)大吊橋」など渓流の絶景が楽しめるスポットや、世界の建築物をミニチュアサイズで再現したテーマパーク「東武ワールドスクエア」が周辺にあるほか、世界遺産「日光東照宮」も車で約30分と観光に便利な立地です。
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飛鳥・奈良時代から1350年余りの歴史を持つ温泉観光地。『日本書紀』や『万葉集』にも登場し、斉明・天智・持統天皇など歴代天皇が訪れたとされています。波打ち際ギリギリの露天風呂や、創業400年以上のお風呂など、豊富な外湯で湯めぐりを楽しむのはもちろん、街中や国道沿いなどに設置された無料の足湯もおすすめ。
夏は海水浴客で賑わう絶景ビーチ「白良浜」や、ジャイアントパンダで人気の「アドベンチャーワールド」など、観光スポットも充実しています。
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伊豆半島の東海岸、相模湾に面した風光明媚な伊東温泉。泉質は、刺激が少なく肌にやさしい単純泉と、保温効果により血行を促す弱食塩泉が中心です。風情ある旅館やリゾート、ペンションなど多彩な宿泊施設の他、市の文化財「東海館」での立ち寄り湯も魅力。
周辺には、「伊豆ぐらんぱる公園」や「伊豆シャボテン動物公園」といった家族向け施設や、「大室山」「城ヶ崎海岸」など伊東八景と呼ばれる絶景スポットもあり、立ち寄りたい観光地が満載です。
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仙台市街地から車で約30分、名取川の渓谷沿いに開湯し1400年以上の歴史を持つ温泉地です。塩化物泉のお湯は、湯当たりしにくいのが特徴。
秋保(あきう)温泉郷の入口にある「覗橋(のぞきばし)」から見下ろせる、「ハート型の岩のくぼみ」は必見。「恋人の聖地」に認定されており、年間を通して多数の観光客が訪れます。さらに付近では、磊々峡(らいらいきょう)の遊歩道や、「日本の滝百選」に選ばれている秋保大滝など雄大な自然が楽しめるほか、ワイナリーやガラス工房といった観光スポットも人気です。
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日本三名泉のひとつ、飛騨川の流域に湧く温泉地。自然に囲まれたのどかな立地で、無色透明な肌触りのやさしい温泉を堪能することができます。野趣たっぷりな河川敷の源泉かけ流し噴泉地が有名なほか、日帰り湯や宿泊施設の立ち寄り湯、無料の足湯など、コンパクトな温泉街で湯めぐりが楽しめます。
合掌造りの家屋を移築した国指定重要文化財「下呂温泉合掌村」や、オオサンショウウオも生息する「横谷峡(よこたにきょう)」など、併せて訪ねたいスポットも豊富です。
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健康増進を目的に多くの人が訪れる伊香保温泉。空気に触れると茶褐色になる硫酸塩泉の「黄金の湯」、無色透明・無味無臭でメタケイ酸が含まれる「白銀の湯」の2種類のお湯があり、情緒あふれる公共浴場や温泉宿の日帰り湯で堪能できます。
シンボルとして親しまれている「365段の石段」の両側には、温泉旅館や飲食店、射的などの遊技場が立ち並び、温泉街の風情もたっぷり。紅葉が美しいことで有名な「河鹿橋」や、温泉水を飲用できる「伊香保温泉飲泉所」など、温泉街散策も楽しめます。
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大国主命(おおくにぬしのみこと)や聖徳太子も訪れたとされ、約3000年の歴史を持つ温泉地。松山空港からリムジンバスで約40分など、アクセスしやすいロケーションが人気を支えます。泉質は、湯治や美容に適しているとされる、刺激が少なくなめらかなアルカリ性単純泉。
シンボル的存在の共同浴場「道後温泉本館」は、国の重要文化財のひとつ。2017年には飛鳥時代をイメージした湯屋「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」がオープンし、本館にはない露天風呂にも浸かれるようになりました。
※道後温泉本館は2019年1月15日から保存修理工事のため一部休業
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奈良時代に開湯した歴史の長い温泉地で、箱根の玄関口。都内から「ロマンスカー」で約85分などアクセス抜群で、日帰りで気軽に訪れることもできます。主な泉質は、単純温泉やアルカリ性単純温泉など、温泉浴場によって異なりバリエーションが豊かなのも魅力のひとつ。
駅周辺の商店街には、飲食店や土産物店が立ち並び、新鮮な魚介類や、箱根のおいしい水を使ったそばに総菜パンなど、名物グルメも多数。同エリアには子どもから大人まで楽しめるアウトドア施設もあり、幅広い人気を得ています。
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太平洋に面し、「小浜」「答志島(とうしじま)」など9つのエリアに湯処が点在する鳥羽温泉郷。伊勢湾や的矢湾を望む開放的な温泉や、新鮮な海の幸が魅力的なエリアです。
周辺には、子宝に恵まれると言われている「子宝の石」で有名な「石鏡(いじか)神社」や、「石神さん」が女性の願い事をひとつ叶えてくれる「神明(しんめい)神社」などのパワースポットも。伊勢神宮へも車や電車で約20分の好立地にあります。
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日本三名泉のひとつに数えられる有馬温泉。環境省が療養泉として指定している9つの主成分のうち7つを含んでいる、世界的にも珍しい成分が混合した温泉です。神戸市北区に位置し、大阪市内からは電車で約1時間。
太閤橋下に整備された有馬川沿いの公園をはじめ、食べ歩きグルメや、紅葉の美しい「瑞宝寺」など、風情ある温泉街の街並みは散策に最適。湯めぐりなら、濃い茶褐色の湯が特徴の「金の湯」、無味無臭・無色透明の「銀の湯」、2つの共同浴場は欠かせません。
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古き日本の温泉街の佇まいが残されている城崎(きのさき)温泉。大谿川(おおたにがわ)に架かる石橋や、しだれ柳が印象的な美しい風景が広がっています。「さとの湯」「一の湯」など、それぞれ御利益が異なるという7つの外湯があり、1日入り放題になる「外湯めぐり券」が人気。
温泉街には、食べ歩きができるお店やおしゃれなカフェ、土産物店などが並びます。飲泉所や足湯など気軽に温泉を楽しめるスポットもあるので、浴衣や下駄をレンタルして散策するのもおすすめです。
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箱根湯本駅から箱根登山電車で約35分と気軽にアクセスできる、早雲山東斜面の高台に位置する温泉地。5つの異なる泉質は、5色のパステルカラー温泉と呼ばれていて、肌にやさしいナトリウム-塩化物泉の「淡い黄色」や、やわらかい単純温泉の「透明」など、特徴や効能はさまざま。
年間を通じて花々が観賞できる「箱根強羅公園」や、「箱根美術館」といった観光スポットのほか、夏は赤々と燃え上がる明星ヶ岳の「大文字焼き」などのイベントも。
1600年以上前、鶴による発見伝説が残る温泉地。駅のホームにまで足湯があるという湯量豊富な温泉は、「美人の湯」、「心臓の湯」、「熱の湯」など数々な効能を併せ持った、全国的に珍しい泉質です。
江戸時代には浜街道の宿場町として賑わいを見せた温泉街は、明治時代に炭鉱の町として栄え、近年では映画『フラガール』で一躍注目を浴びました。レトロな雰囲気を残す町並みで、「さはこの湯」をはじめとした外湯めぐり、グルメやスイーツ、温泉宿の女将によるフラダンスのステージなどを楽しめます。
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名峰・由布岳のふもと、全国2位と言われる源泉数を誇る由布院温泉。環境省指定の国民保養温泉地にもなっています。
数々の立ち寄り湯や温泉宿だけでなく、アーティストのギャラリーや個性的なショップ、おしゃれな飲食店が集まっているのも人気の理由。映画祭や音楽祭など、文化的なイベントも数多く開催されています。周辺には、街並みが一望できる展望台「狭霧台(さぎりだい)」や、朝霧が美しい「金鱗湖(きんりんこ)」といった、絶景が堪能できるスポットも。
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東京から新幹線で約70分とアクセス至便。鎌倉時代初期に開湯し、川端康成『雪国』の舞台として全国的に有名な温泉地となりました。昔ながらの温泉宿から近代的なホテルまで多様な宿泊施設で、900年以上自然噴出で湧き続ける「不老不死の湯」を楽しめます。
周辺には多くのスキー場が集まるほか、春夏には季節の花々とともに絶景が広がる「湯沢高原パノラマパーク」や、フォトジェニックな「清津峡渓谷トンネル」など、アクティビティや立ち寄りたいスポットも豊富です。
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※このランキングは、楽天トラベルでの2018年11月1日~2019年10月31日までの宿泊実績(人泊数)をもとに独自に集計したものです。
2020年上半期 楽天ランキング