【2023年最新】伊香保温泉観光おすすめ15選！石段街の散策や日帰り温泉も

伊香保温泉のシンボルとして親しまれる「石段街」。開湯した400年前にはじめて石段が作られ、2度の改修を経て、現在ではその数365段となりました。「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」との願いが込められています。

石段には、土産屋や飲食店、遊技場はもちろん、十二支の印や与謝野晶子の詩が刻まれている場所、足湯や源泉を分岐させる小満口（こまぐち）の観覧所などを設置。散策が楽しくなる工夫が随所にされています。

寛永8（1631）年に、三国街道の裏往還の要所として設置された関所。石段街の入口近くにある跡地に復元されています。内部には、当時の通行手形や古文書、火縄銃などを展示。拝観料が無料なので、石段街の散策中に気軽に立ち寄れます。

石段を100段ほどのぼった場所にあり、蔵造りの建物が目を引く「伊香保温泉石段の湯」。こちらは「伊香保露天風呂」と同じ公共浴場で、日帰り入浴が楽しめます。男女別の内風呂がそれぞれ一つずつあり、ゆったりとした広めの湯船には茶褐色の「黄金の湯」が湧きます。休憩室は二箇所。2階の休憩室は座敷の大広間になっています。

天長2（825）年に創建された「伊香保神社」。石段の最上段に鎮座し、榛名山や越後連山などを一望できます。特に夕暮れどきの眺望は美しく、足を運ぶならこの時間帯がおすすめ。主祭神は、大己貴命（おおなむちのみこと）・少彦名命（すくなひこなのみこと）で、縁結びや子宝のご利益があるといわれています。

関東屈指の紅葉スポットである「河鹿橋」。見頃の時期には例年ライトアップが行われます。朱塗りの太鼓橋にもみじが生い茂り、秋だけでなく春の新緑、冬の雪景色も見事です。石段の最上段にある「伊香保神社」から「伊香保露天風呂」へ向かう道をおよそ10分歩いたところにあります。

河鹿橋から伊香保露天風呂に向かう途中にある、伊香保温泉唯一の飲泉所。向かって左側からは温泉、右側からは水が出ています。こちらの温泉には多くの鉄分が含まれているため、独特の味わい。飲むときは、「食後であること」と「飲みすぎないこと」に注意しましょう。消化器系の病気、慢性のアレルギーにも効果があるといわれています。

伊香保温泉の源泉近くにある公共浴場「伊香保露天風呂」。温泉情緒あふれる暖簾の奥には、茶褐色の「黄金の湯」が。湯船は真ん中で二つに仕切られ、一つはあつ湯、もう一つはぬる湯に分かれています。泉質は硫酸塩泉。慢性婦人病などに効能があるといわれ、古くから子宝の湯として親しまれています。

伊香保温泉の石段街からおよそ10分車を走らせた場所にある「伊香保グリーン牧場」。榛名山麓に広がる約40ヘクタールの敷地をもつ、自然循環型の本格派牧場です。敷地内には約1500本の桜が植えられ、桜の名所としても知られています。1日に4回開催されるシープドッグショーはじめ、様々な体験プログラムを用意。自家製ソフトクリームや搾りたての牛乳の販売もあります。

石段街の中腹から左横道に約320メートル、「伊香保ロープウェイ」の不如帰（ほととぎす）駅があります。ロープウェイ乗車後、約4分で山頂である見晴駅に到着。山頂の「上ノ山公園」には、関東平野を見渡せ、四季折々の風景を楽しむことができる展望デッキや、すべり台などの遊具が並ぶわんぱく広場が備わっています。

伊香保温泉街から車で約15分、日本最大級の私設博物館。館内には、昭和初期の町並みを再現した駄菓子屋横丁、懐かしの名車が勢ぞろいする自動車博物館、キューピーの絵付け体験が楽しめるキューピー工場など施設が充実しています。プロが選ぶ全国観光施設100選に指定されており、大人も子供も楽しめること間違いなしです。

伊香保温泉街から車で約10分、「スカパー」の愛称で親しまれる「渋川スカイランドパーク」。観覧車やメリーゴーランド、ゴーカートなど、乗り物は全16種類。噴水やボールで水遊びができる「ちびっこウォーターランド」、滑り台やトンネルが楽しいアスレチックなど、無料で遊べるコーナーもあります。

温泉街の定番食べ歩きグルメのひとつ、温泉まんじゅう。伊香保温泉の「黄金の湯」と同じ色である茶色い皮にあんこが入ったもので、伊香保温泉では「湯乃花まんじゅう」と呼ばれています。石段街には、「湯乃花まんじゅう」を販売しているお店が複数あり、お店によって味や触感など様々。価格もひとつ100円ほどなので、石段散策ついでにお気に入りのものを探してみては。

こんにゃくの生産地で知られる群馬ならではの食べ歩きグルメ「玉こんにゃく」。石段の入り口付近で販売されており、丸いこんにゃくをだし醤油で煮込んだ一品。串に刺さっていて持ちやすく、ちょっと小腹を満たすのにぴったり。1本100円とお手頃なのもうれしいポイントです。

日本三大うどんのひとつ、「水沢うどん」。伊香保温泉街から車で約10分の「水澤寺」の周辺が発祥といわれ、約4キロメートルにわたる参拝道は、別名「水沢うどん街道」と呼ばれています。やや太めでコシがある透き通るような白い麺が特徴。つけ汁は、しょうゆだれやゴマだれなどお店によって違いがあるので、食べ比べてみるのもおすすめです。

伊香保温泉から車で約30分。ぜひ足をのばしてほしいのがもつ煮が有名な「永井食堂」。元々はドライバー御用達の食堂でしたが、もつ煮の美味しさがクチコミで広がり、今では週末になるとたくさんの観光客が訪れます。一番人気は「もつ煮定食」590円。ボリューム満点です。

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