東京ディズニーシーへ行く楽しみのひとつといえば、お酒が飲めること!それを存分に満喫できる「フード&ワイン・フェスティバル」が、東京ディズニーシーで初開催。2024年4月1日~6月30日の2カ月間、8つのテーマポートをイメージした限定グルメやお酒を味わうことができます。
そこで早速、話題のグルメイベントを体験!胃袋のキャパが許す限り、大いに食べて、飲んで、夢の国ではしご酒&はしご飯を楽しんだ様子をレポートします。
ようやく日本に初上陸!フード&ワイン・フェスティバルって?
「フード&ワイン・フェスティバル」とは、「食で世界を巡る」がテーマのグルメイベント。本家アメリカでは、長年、秋の風物詩として開催されており、世界中のおいしいものやお酒が楽しめるとあって好評を博しています。それがようやく、日本に上陸!と言われたら、実際に食べ飲み歩きしたくなりますよね!
とはいえ、食べたいものを求めて、広いパークを歩き回るのは大変。「歩き疲れて途中で断念してしまいそう」と心配になる方もいますよね。
……ご心配なく。会場となるのは、アメリカンウォーターフロント周辺。ここに、ほぼすべてのグルメやお酒が集約されていて、気軽にはしご酒&はしご飯を楽しめます。
アメリカンウォーターフロント周辺のデコレーションは、カラフルな「フード&ワイン・フェスティバル」一色!バナーはもちろん、植栽までもが特別仕様です。
そして、食べ歩きの際にあると便利なのが「フード&ワイン・フェスティバル」のリーフレット。キャストに声をかけるともえらえるので、最初にゲットしておきましょう。リーフレットには、MAPと写真付きのメニューが載っています。
さらに「フード&ワイン・フェスティバル」をガッツリ楽しみたいなら、「シーズナルグルメチケットセット」(3,600円)を入手しておくのも手。このセットは、「スーベニアランチボックス(ドリンクホルダー付き)」と、対象フードやドリンクと交換できるチケットが3枚付いています。
ランチボックスは安定感があるつくりで、購入したメニューを入れて、持ち運ぶのに便利です。また、使わないときはパタンと折りたたんで、コンパクトに収納できる点もグッド。
世界旅行気分で限定グルメ&お酒を大満喫
最初に立ち寄ったのは、アメリカンウォーターフロントにあるレストラン「ドックサイドダイナー」。ここに、辛いもの好き必食の限定メニューがあります。
それがこの「フライドチキンレッグ(バッファローソース)」(900円)。ニューヨーク州発祥のウマ辛なバッファローチキンウィングを、ドックサイダーの人気メニュー「チキンレッグ」でアレンジしたものです。
写真だと小さく見えるかもしれませんが、実物は手のひらよりも大きく、ずしっと重い!1個900円というお値段も納得の、なかなかのボリューム感です。
豪快にかぶりつくと、ザクザクとした衣の食感が小気味良い!しかし、辛さはさほどでもありません。そう、こちらのメニュー、最初は「ピリ辛系なのかな?」ぐらいのソフトな感じですが、後から辛みがガツンとやってくるのです。
辛いものが好きな人にとっては、最高にうれしい逸品。辛さで食欲が刺激され、どんどん食べたくなる、不思議なおいしさです。
そんなウマ辛なチキンと相性バツグンなのが、「コカ・コーラカクテル(チェリーブランデー)」(800円)。こちらは、チキンの辛さをマイルドにしてくれる、甘いコーラにチェリーブランデーが加わった香り高い1杯。カカオニブのカリカリ食感もクセになります。
「ハドソンリバー・ハーベスト」では、1930年代の中央アメリカがテーマの「ロストリバーデルタ」をイメージしたスペシャルメニューを味わえます。
「とんがりコーンとアボカドのナチョス風」(800円)は、サクサクおいしいとんがりコーンに、アボカドフィリングとチーズを加え、ナチョス風にアレンジした最強のおつまみ。これを、クランベリーシロップが効いたシュワシュワの「スパークリングカクテル(ピスコ&クランベリー)」(800円)で流し込めば、幸せ無限ループ状態に。次のもうひとつを誘う、絶妙なコンビネーションです。
多くのスペシャルグルメは、テイクアウトが可能。お天気ならば、ぜひタワー・オブ・テラー前の噴水広場「ウォーターフロントパーク」へ行ってみて!
ここは、オープンエアな空間に海風が吹き抜ける、安らぎの空間。樽でできたテーブルも点在していて、ビアガーデン気分を味わえます。
ウォーターフロントパークに停まっている赤と青のフードトラックも見逃さないよう要チェック。フードトラックでは、2024年6月オープン予定の最新テーマポート「ファンタジースプリングス」をイメージしたグルメをいただけます。
注目は、赤いフードトラック。ここでは、ディズニー映画『アナと雪の女王』をモチーフにした、2種類の「アイスフルーツティー」(各900円)を楽しめます。
ファンタジースプリングスのロゴ入りカップには、みずみずしいフルーツがいっぱい。フルーツの量が予想以上に多くて、もはやドリンクというより、フルーツポンチ状態です。
おいしいのはもちろん、気軽にフルーツが摂取できて、ビタミンC補給にもぴったり。暑い日のショー待ちのお供にちょうどいいかもしれません。
青いフードトラックでは、ラプンツェルの魔法の髪を表現したりんごのスイーツ「ベイクドドルチェ(アップルキャラメル)」(900円)を販売しています。
ウォーターフロントパークを後にして、向かったのは、古き良きアメリカを思わせるレストラン「ニューヨーク・デリ」。
普段はサンドイッチなどの軽食がメインのお店ですが、イベント期間中は、「マーメイドラグーン」をテーマにしたメニューを提供しています。
「スパークリングカクテル(ラム&パイナップル)」(800円)は、まず見た目が圧倒的にかわいい!カップの中には、アリエルたちが暮らす海の世界が広がります。
シュワシュワ爽快なブルーのカクテルは、トッピングにココナッツチップやお麩でできたお星さまが散りばめられていて、乙女心をくすぐります。パイナップルのフルーティーな甘みも感じられ、お酒が苦手な人でも飲みやすい1杯。
そして、「ホタテ貝のマッシュポテト、シュリンプチップ添え」(800円)は、ホタテがごろごろ入って、食べごたえあり!ライムがさわやかに香るセビーチェと、チャウダー風味のマッシュポテトが見事にマッチ。サクッと軽いシュリンプチップスをつけて食べれば、幸せのハーモニーがとまりません。
食べ終わった紙の容器は、透明のフィルムを剥がして、リサイクルできる仕組みになっています。そのまま回収ボックスへ分別すると、キャストからオリジナルステッカーがもらえるうれしいサプライズも!楽しくリサイクルに協力できて、なんだかていねいな暮らしに一歩近づけた気分です。
日が沈むと、ウォーターフロントパークは幻想的な光に包まれ、ロマンチックな雰囲気に。楽しかった1日を締めくくるのにふさわしい、美しい余韻を残してくれます。
「フード&ワイン・フェスティバル」のお楽しみは、まだ他にも!東京ディズニーシーの3つのレストランでは、ファンタジースプリングスをイメージしたコース料理「シェフズ・イマジネーション」を楽しめます。
それが、こちら。
それぞれ一流のシェフたちが腕によりをかけてつくる、スペシャルなラインナップになっています。ぜいたくな食事を楽しみたい人や、記念日ディナーやランチの場所を探している人には、ぴったり。
せっかちになりがちなパーク内ですが、たまには視点を変えて、ゆったりおいしい時間を楽しむのもあり。ひたすらおいしいものを食べ、お酒を飲み、心ゆくまでリフレッシュ。6月末までに東京ディズニーシーへ行かれる方は、満足感たっぷりの大人の休日を、ぜひ味わってみてくださいね。
※掲載内容は公開時点のものです。商品およびメニューは品切れや金額、内容等が変更になる場合があります。
ⒸDisney
撮影/岡村智明 取材・文/安藤美紀
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