東京の紅葉名所おすすめ25選！2024年ライトアップ情報も（随時更新中）

青山通りから明治神宮外苑まで続く並木道。146本の黄色に染まったイチョウが作り出すトンネルが美しく、人気紅葉スポットのひとつです。11月中旬から12月上旬の黄葉の時期に「いちょう祭り」が開催され、近年は来場者数が180万人を超える、都心の秋の風物詩として定着しています。

音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡地に造られた公園。有形文化財にも登録されている大田黒氏の記念館も公開しており、緩やかに水が流れる日本庭園での散策が楽しめます。秋には、樹齢100年を超えるイチョウ並木や60本以上のモミジが色づく紅葉の名所。例年11月下旬にはライトアップや箏の演奏会も行われます。

池の周囲を歩ける池泉回遊式の庭園です。数寄建築の「赤鳥庵」や、六角浮き見堂が配され、四季折々の自然の表情を楽しめるよう草木が施されています。紅葉の時期にはライトアップを実施。色鮮やかな木々や石塔が水面に映し出され、幻想的な光景が広がります。

大堰川

東京ドーム近くにある庭園で、国の特別史跡及び特別名勝に指定されている「小石川後楽園」。広い園内では都心にいながら自然を感じられ、四季折々さまざまな風景を楽しめます。秋になると各所に植えられたもみじが色鮮やかに紅葉、特に大堰川の紅葉は格別。見頃の時期には紅葉まつりも開催されます。

総面積約180ヘクタールを誇る、広々とした国営公園。園内にはパークトレインが走り、首都圏最大級のプールやバーベキュー広場などのレジャー施設が充実しています。日々変化する紅葉が美しい日本庭園や、約200メートルのカナール（運河）沿いに並ぶイチョウ並木が紅葉観賞の人気スポットです。

都心からのアクセスも良く、年間を通して多くの人が訪れる高尾山。紅葉観賞と登山を同時に楽しめるのが魅力のひとつです。色とりどりに染まった木々を眺めながら、ケーブルカーやリフトで山腹まで行くことが可能。山頂からは都心のビル群や、天気が良いときは富士山まで見渡せます。

御嶽駅前から、沢井駅と軍畑駅の中間あたりまで続く御岳渓谷。約4キロメートルの遊歩道が整備され散策が楽しめます。玉堂美術館前の高さ約30メートルもある大イチョウは見事で、期間限定でライトアップを実施。御岳渓谷は、秩父多摩甲斐国立公園の清流の中で特に美しく、日本名水百選に指定されています。

三四郎池

あまり知られていませんが「東京大学（本郷キャンパス）」構内は誰でも気軽に訪れることができ、美しい紅葉を見ることができるスポット。シーズンになると、大学のシンボルである「安田講堂」の前から正門まで、銀杏並木の鮮やかな黄葉と黄金色のカーペットが続きます。同じく、赤門から医学部へ伸びる銀杏並木も見応え十分。キャンパス内の庭園「育徳園」にある「三四郎池」では水面に映る紅葉が楽しめます。

乾通りからの眺め 局門 道灌濠

普段は立ち入ることができない皇居ですが、年に数回だけ一般公開されることがあります。中でも「皇居乾通り」が人気で、皇居内を南北に走る約600メートルの並木道にて色鮮やかな紅葉が見られます。通り沿いにある「局門」は、立派な門構えと黄葉が調和した絵のような美しい光景。通りの中ほどにある江戸城の遺構「道灌濠」周辺には手付かずの自然が広がり 、色とりどりに染まる木々を見ることができます。

仁王門 本堂からの眺め 境内のお地蔵さま

荘厳な雰囲気と静寂に包まれる「九品仏浄真寺」。参道や仁王像、本堂などの和の風景と美しく調和する紅葉が人気です。樹齢約800年のカヤの木と本堂脇に堂々と立つイチョウの木は、東京都の指定天然記念物。鮮やかに色づく姿が印象的です。本堂からは、枯山水と額縁庭園の二種類の庭を観賞でき、絵になる風景が広がります。

約4,800種類10万本もの樹木が植えられた、国内でも有数の規模を誇る植物公園。イロハモミジやオオモミジなど約45種80本が植えられた「かえで園」や「はなもも園」脇のイチョウ、池周辺にはメタセコイアの紅葉を見ることができ、常緑の松の木と水面に映る紅葉の紅とのコントラストは目を奪われるような美しさ。ほかにも、カエデ、ハゼノキ、ユリノキ、カツラ、ラクウショウ、ドウダンツツジなどさまざまな樹木の紅葉を楽しめます。

東京ドームの約5.5倍の大きさを誇り、都内唯一の海水の池がある庭園。海水を導き、潮の満ち干によって池の趣が変わるのが特徴です。周辺に都会のビルがありながらも、江戸時代の典型的な大名庭園の面影が残っているスポットで、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。

雲形池 かもめの広場 首賭けイチョウ

日本初の「洋風近代式公園」で、園内には大小の野外音楽堂や公会堂、四季折々の花が咲く花壇などが点在。S字形園路のイチョウ並木の美しい姿を見ることができます。国内で3番目に古いといわれる鶴の噴水がある「雲形池」周辺のイチョウやモミジも見事です。

西郷隆盛像 東京国立博物館 不忍池

周辺に博物館や動物園などもあり、春はお花見、秋は紅葉と多くの人でにぎわう有名な観光スポット。1,200本ものサクラ、東京国立博物館につづくイチョウ並木、しのぶ川沿いや清水観音堂周辺のモミジ、ケヤキなどが順に色づいて美しい景観が広がります。また、不忍池にはスワンボートの貸し出しがあり、水上から桜並木の紅葉を眺めることも可能。公園のシンボル的存在である「西郷隆盛像」は、記念撮影スポットとして大人気。黄金に輝くイチョウを背景に、思い出の1枚を撮ってみては。

都内でも有数の紅葉スポット「殿ヶ谷戸庭園」。都立文化財9庭園のひとつで、国指定名勝の回遊式林泉庭園です。国分寺崖線と呼ばれる傾斜地の上に位置し、高低差を利用した景観が楽しめます。約190本のイロハモミジが紅く色づき、特に高台にある数寄屋造りの「紅葉亭」からの眺めは絶景。次郎弁天池と紅葉を、座ってゆっくり見ることができます。

江戸の町人文化が華やかに栄えた文化文政期（1804～1830年）に開設された植物庭園。国の名勝及び史跡にも指定されています。初期に植えられた梅は今も有名で、シーズンには鮮やかな黄色の梅紅葉（うめもみじ）を見ることができます。ほかにも、世界三大紅葉樹のひとつとされるニシキギや、俳句の季語にもなっているハゼノキをはじめイチョウやモミジなど、さまざまな種類の木々の紅葉を楽しめる人気スポットです。

東京都と山梨県にまたがる周囲約45キロメートルの人造湖。湖畔には様々な観光スポットがあり、首都圏のオアシスとして親しまれています。湖畔の遊歩道から眺める、水面に映り込む紅葉は絶景！奥多摩周遊道路や浮橋、多摩川の渓谷からも美しい紅葉が堪能できます。

「秋川渓谷」は約20キロメートルにも及ぶ壮大な渓谷。紅葉シーズンには、黄金色のイチョウと真紅のモミジ、清流の青さが織りなす見事なコントラストを堪能できます。秋川にかかる「石舟橋」では、川と雄大な自然を見下ろすことができ、紅葉のビュースポットとしても人気です。付近には温泉施設もあるので、紅葉狩りと温泉をセットで楽しむのもおすすめ。

都内とは思えないほど自然があふれる癒やしと静寂のスポット「等々力渓谷」。約1キロメートルにわたる東京23区唯一の渓谷で、川のせせらぎを聞きながら散策が楽しめます。谷にはモミジやケヤキの紅葉が広がり、「等々力不動尊」周辺では、モミジに加えてイチョウの姿も。渓谷の斜面に沿って木々が生い茂る「等々力渓谷公園」では、日本庭園のモミジが見事に色づきます。
※2024年9月現在、園内の倒木のため等々力渓谷公園内への立ち入り、遊歩道の通行不可。日本庭園、等々力不動尊は利用可能。

大正時代に開園し、100年以上人々が集う公園。園内は4区域に分かれ、エリアによって違った景観が楽しめます。お花見スポットとしても人気ですが、イロハモミジやイチョウなどが色づく紅葉シーズンもおすすめ。池の水面に映し出された姿が美しく、紅葉の時期にも多くの来場者が訪れます。

東京の真ん中にあるにもかかわらず、23区内の都立公園の中で5番目に広い開放感あふれる公園。秋には約1,000本ものケヤキをはじめ、イチョウやモミジなどたくさんの木々が色づきます。日本初のバードサンクチュアリや展望デッキなどもあるので、秋を感じる散策を満喫してみては。

環八通り沿いに位置し、広大な芝生を持つ「砧公園」は家族連れに人気のスポット。秋には、モミジの赤、イチョウの黄、ケヤキのオレンジなど、色とりどりの紅葉が観賞できます。特に、正門通り付近の芝生に植えられたおよそ1,000本のケヤキと常緑樹との美しいコントラストは必見です。

小合溜に沿って造られた、都内唯一かつ最大級の水郷公園である「水元公園」。レストランや売店、滑り台などの遊具が備えてある「冒険広場」があり、お子様連れにおすすめ。高さ約20メートルに達するポプラが約1.2キロメートルに及ぶ並木道や、およそ1,500本のメタセコイアの森が紅葉時期の見どころです。

地元を中心に紅葉の名所として知られる穴場スポット。コナラ、クヌギ、モミジ、サクラ、ケヤキ、ドウダンツツジなど多様な樹木の紅葉を見ることができます。中でも、園路を挟み東西に分かれた「日本庭園」の紅葉は必見！イロハモミジとケヤキが色づき、大きな池に美しく映える芸術的な景観を楽しめます。園内には売店やトイレ、バーベキュー広場、遊具広場もあり、家族連れで1日過ごせる公園です。