東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクトとして誕生する8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」。新しいアトラクションやレストランなどの詳細も初公開されましたので、詳しくご紹介します
「ファンタジースプリングス」は2024年6月6日(木)オープン!
東京ディズニーシーの8番目となる新テーマポート「ファンタジースプリングス」2024年6月6日のグランドオープンまであと少し!2月27日に100日前を祝うセレモニーが、ディズニーアンバサダーホテルにて開催されました。新しいアトラクションやレストランなどの詳細も初公開されましたので、詳しくご紹介します。
開業以来最大規模の新エリア「ファンタジースプリングス」
「ファンタジースプリングス」は総開発面積14万平米、東京ディズニーシー開業以来最大規模の開発を経て誕生する8番目の新テーマポート。ディズニー映画を題材とした「フローズンキングダム」、「ラプンツェルの森」、「ピーターパンのネバーランド」の3つのエリアと、「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」がオープンします。
東京ディズニーシーのロストリバーデルタとアラビアンコーストの間を抜けた先に、入口となる「ファンタジースプリングス・エントリーウェイ」が登場します。ここには、ピーターパン、アナとエルサ、ラプンツェルがお出迎え。
ほかにも、シンデレラやオーロラ姫などをかたどった岩が目を引く魔法の泉があり、ディズニーファンタジーの世界へと誘います。
『アナと雪の女王』エリア「フローズンキングダム」
ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界が広がる「フローズンキングダム」。雪の女王・エルサが「真実の愛」に気づき、雪や氷を操る力を受け入れて妹・アナと幸せに暮らす、物語の幕が閉じた後の世界を描いています。あたたかさを取り戻し、祝福ムードに包まれたアレンデール王国は、街中を散策したくなるようなステキなエリアです。
エリアデザインは、祝福に満ちたアレンデール王国。あたたかな村の奥には、いくつもの滝が流れる雪の降り積もった山々がそびえたち、ノースマウンテンの山頂付近に建つエルサの氷の宮殿がゲストをやさしく見守っています。
「フローズンキングダム」のMAP
アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」
気になる「フローズンキングダム」のアトラクションは、「アナとエルサのフローズンジャーニー」。
ゲストはボートに乗り、凍った心を「真実の愛」が溶かす心温まるストーリーを、劇中の名曲とともにたどっていきます。映画を観たときに感じた気持ちや感動が、アトラクションを通してよみがえりそうです。
キャストのコスチュームは、まさにアレンデール王国の従者!アレンデール王国の紋章クロッカスが細部に散りばめられています。アナとエルサのドレスをイメージした色使いがステキです。
アナとエルサのフローズンジャーニー
- アトラクションの形式
- 水流ライドタイプ
- 体験時間
- 約6分30秒
- ボートの店員
- 16名
- 場所
- 「フローズンキングダム」のMAP①
※「ディズニー・プレミアアクセス」対象外アトラクションです
※2024年6月6日(木)から対象となります
レストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」
アレンデール城の中には、レストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」(「フローズンキングダム」のMAP②)がオープン。ゲストは、エルサの戴冠式のパーティーが開かれた大広間などで、食事をすることもできます。
店内には、記念撮影したくなるようなキャラターたちをモデルにした美術品、映画に登場するキャラクターたちに関する本、『生まれてはじめて』が歌われたシーンに登場する数々の絵画が、飾られています。
門を開いたアレンデール王国をお祝いする「アレンデールロイヤルセット」(3,500円)を味わえます。ビーフとシーフードの2種類がありどちらも食べ応え抜群。
アレンデールロイヤルセットにぴったりのフルーツワイン(赤、白1杯700円)が注文できるのも、うれしいサービス。
こちらは子ども用のロイヤルキッズセット(2,000円)。お子さまにもアレンデールのお祝いの雰囲気が楽しめるように考案されました。メイン料理はミートボールをビーフシチューのソースでやわらかく煮込んだもの。お子さまでも食べやすいよう工夫されています。
対象のメニューは、スーベニアつきのセットにすることもできます。ディズニー映画『アナと雪の女王』に登場するキャラクターや、北欧をテーマにした料理の楽しい思い出を、持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
小規模フード店舗「オーケンのオーケーフード」
さらに、映画『アナと雪の女王』にも登場するサウナ付き山小屋の主人・オーケンが経営する「オーケンのオーケーフード」(「フローズンキングダム」のMAP③)がオープン。こちらは小規模フード店舗で、手軽にお腹を満たしたい人におすすめです。
店主オーケンが考案した「オーケンのフッフーブレッド」(850円)は、彼の口ぐせ「フッフー」から名付けられたもの。北欧名物の「カルダモンロール」をアレンジしていて、スパイスの効いたミートフィリングにリンゴンベリーのジャムとカルダモンがアクセント。パークでの食べ歩きにもおすすめです。
『塔の上のラプンツェル』エリア「ラプンツェルの森」
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』をテーマにした「ラプンツェルの森」は、緑豊かな自然に囲まれたエリア。夜になるとムードが様変わり。日中のおだやかな雰囲気とは異なり、塔の光や小道に並べたランプがともり、レストランやボートハウスの窓明かりが輝く、幻想的な光景が広がります。
緑に包まれた渓谷には、ラプンツェルが幼いころから18年間暮らしていた高い塔が建っています。
「ラプンツェルの森」のMAP
世界初のアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」
世界で初めて、ライドに乗車してラプンツェルの物語を楽しめるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」(「ラプンツェルの森」のMAP①)も登場します。
ゲストはボートに乗って、年に一度開催されるランタンフェスティバルに向かいましょう!フリン・ライダーと恋に落ちたラプンツェルが過ごす「今までで最高の日」は、とってもロマンチック。ときめきあふれる時間は、ゲストにとっても最高なものになること間違いなしです。
キャストのコスチュームは、王国のシンボル・太陽のボタンが印象的。ボートハウスで働く船大工なので動きやすいパンツスタイルも納得です。
ラプンツェルのランタンフェスティバル
- アトラクションの形式
- 水流ライドタイプ
- 体験時間
- 約5分
- ボートの定員
- 16名
- 場所
- 「ラプンツェルの森」のMAP①
※「ディズニー・プレミアアクセス」対象アトラクションです
レストラン「スナグリーダックリング」
アトラクションを楽しんだ後は、酒場の荒くれ者達が集うレストラン「スナグリーダックリング」(「ラプンツェルの森」のMAP②)へ。雰囲気のダイニングエリアを完備し、自由にお食事を堪能できます。
店内は、映画の世界を再現する酒場や、馬小屋などをイメージした部屋に分かれており、装飾の細部には愛すべき荒くれ者たちの夢をかなえた幸せな物語が表現されています。
このレストランでは、荒くれ者が満足してくれそうな、ワイルドな4種類のバーガーを提供。「ダックリングドリームチーズバーガー」は、ビーフにベーコンを合わせたジューシーなパティに、ボロニアソーセージとチーズを重ねた、ボリュームたっぷりのバーガー。アヒルをイメージした黄色のバンズも、この店ならでは。
「ダックリングマフィン」はお菓子作りが好きな荒くれ者が考案したメニュー。お店の看板のアヒルをデザインしたクッキーがポイント。キャラメルのやさしい甘さが広がります。
他にも、映画の中のラプンツェルの言葉「いつまでも幸せに暮らしました」から着想を得たデザート「スウィーツエバーアフター(レモン&ストロベリー)」もおすすめ。映画の中でラプンツェルが身を守る道具として使ったフライパンをイメージした容器に盛り付けられています。
「ラプンツェルのマジカルミルクティー」は、ラプンツェルをイメージしたほんのりと甘いドリンク。紅茶とホイップクリームを混ぜると、エルダーフラワーの華やかな香りが漂います。プラス1,400円でタンブラーとマドラーがセットになったスーベニアタンブラーセットを付けることができます。
『ピーター・パン』エリア「ピーターパンのネバーランド」
ディズニー映画『ピーター・パン』の世界観を再現した「ピーターパンのネバーランド」。ゲストは、楽しいことが大好きで、冒険心いっぱいの元気な子どもたちの集団ロストキッズの一員となり、ピーターパンと一緒に冒険へ出発!
海賊船を散策したり、隠れ家で食事を楽しんだり、時には海賊に立ち向かったりと、ネバーランドで次々起こる大冒険を体験できます。
「ピーターパンのネバーランド」のMAP
①アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」
③アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」
アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」
本エリアのアトラクションは、「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」(「ピーターパンのネバーランド」のMAP①)。ゲストは、冒険心いっぱいの元気な子どもたちの集団・ロストキッズの一員になり、フック船長や海賊たちからジョンを救出する冒険へ出発します。ロストキッズだけでは少し怖い道のりも、ピーターパンやティンカーベルが一緒にいてくれるから安心!
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
- アトラクションの形式
- ライドタイプ
- 体験時間
- 約6分
- ボートの定員
- 12名
- 場所
- 「ピーターパンのネバーランド」のMAP①
※「ディズニー・プレミアアクセス」対象アトラクションです
※身長102cm以上の方が利用できます
アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」
また、「ピーターパンのネバーランド」には、チャーミングな妖精・ティンカーベルが暮らす「ピクシー・ホロウ」も。アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」(「ピーターパンのネバーランド」のMAP③)では、春夏秋冬それぞれの季節に分かれた「ピクシー・ホロウ」を訪れ、荷物や小包を配送するティンカーベルのお手伝いにチャレンジします。
フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー
- アトラクションの形式
- ライドタイプ
- 体験時間
- 約2分
- ライドの定員
- 4名
- 場所
- 「ピーターパンのネバーランド」のMAP③
左側は「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」のキャストのコスチュームです。海賊のようなイメージで袖がギザギザになっていたり、腰にスカーフを巻いていたりワイルドな印象です。
右側は「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」のキャストのコスチューム。ティンクと同じ物づくりの妖精です。背中には羽が生えているので後ろ姿に注目です。
レストラン「ルックアウト・クックアウト」
このエリアには、ロストキッズによって作られた隠れ家レストラン「ルックアウト・クックアウト」(「「ピーターパンのネバーランド」のMAP②)があります。この建物は、難破してネバーランドに漂着した船の残骸や漂流物などが建物の材料として使われており、店内にはパジャマやハンモックなど、ロストキッズがいつも使っているものが置かれていて、彼らの生活の一部を垣間見ることができます。
フードメニューは、ロストキッズたちがさまざまなおいしいものを集めて詰め込んだような、「ロストキッズスナックボックス」を提供。「バターカレーチキン」味と、モルトビネガーと紅茶の風味の「レモンティーチキン」味の2種類があります。
チキンテンダー、ポップオーバー、海藻フリッター、バナナチップス、シュリンプチップスがぎっしりと入っていて、いろいろな味が楽しめるので、何が入っているのか探してみたり、どれから食べようか迷ったり、ワクワクしながら味わってみてください。
小腹がすいたときにちょうどいい大きさの「ルックアウトブラウニー」もおすすめです。しっとりした濃厚な味わいが口の中に広がります。
ドリンク全体がきらめく「ピクシーダストソーダ」も販売予定。トップに浮かべた星をドリンクの中で溶かすと、ティンカーベルがまとう妖精の粉「ピクシーダスト」をイメージした銀色の砂糖が出てきます。キウイとレモンの風味がさわやかにはじけ、パークで歩き疲れた体や、喉の渇きを癒やしてくれます。
ルックアウト・クックアウトにもスーベニアメニューがあります。ピーターパンが描かれたスーベニアカップと、ロストキッズが元気いっぱいに歩いている様子がデザインされた「スーベニアおてふきキャリー」。
パーク内ホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」
「ファンタジースプリングス」の大きな特徴のひとつが、パーク一体型のホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」があること。魔法の泉を囲むように建てられ、一部の客室からは「ファンタジースプリングス」の全景を眺めることができます。
ディズニープリンセスを描いた絵画や草花のモチーフが散りばめられた館内は、「ファンタジースプリングス」の世界そのもの。パークで遊んだ後も、物語の続きを楽しめるのが魅力です。
同ホテルは、「ファンタジースプリングス」の動植物や魔法の泉をモチーフにした装飾が施されたデラックスタイプ「ファンタジーシャトー」(画像◆1)と、東京ディズニーリゾート最上級クラスとなるラグジュアリータイプ「グランドシャトー」(画像2)の2棟で構成。
ホテル内には、ディズニー映画『白雪姫』『塔の上のラプンツェル』『眠れる森の美女』をモチーフにした絵画が彩るブッフェレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」(画像3)、開放感のある大きな窓を備えるロビーラウンジ「グランパラディ・ラウンジ」(画像4)、「グランドシャトー」宿泊者のみが利用できるレストラン「ラ・リベリュール」(画像5)の3つのレストランを用意しています。
中でも、「ラ・リベリュール」は、ダイニングホールから「ファンタジースプリングス」を眺められる特別なレストラン。シェフのこだわりが詰まったフランス料理をいただきながらパークを望む優雅な時間を過ごせそうです。
ホテル1階には、パーク内からのみ利用できるショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」(画像■1)がオープン。東京ディズニーシーに入園した際には、ぜひ立ち寄るのを忘れずに!
エリアの入場&アトラクションの利用には各種パスが必要なので注意!
「ファンタジースプリングス」は誰でも入れるというわけではなく、「ファンタジースプリングス」内にある対象アトラクションの「スタンバイパス」(無料)または「ディズニー・プレミアアクセス」(有料)を取得する必要があります。
有料パス「ディズニー・プレミアアクセス」対象のアトラクションは、「アナとエルサのフローズンジャーニー」「ラプンツェルのランタンフェスティバル」「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」の3つ。無料パス「スタンバイパス」は、「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」を含む4つのアトラクション全てが対象です。アトラクションの利用時間に合わせてエリアに入場できるので、パークに入園したら忘れずにパスを取得しましょう。
ディズニーリゾートラインも特別仕様に
2024年5月7日(火)からディズニーリゾートラインでは、東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナーが運行されます。外装は『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』『アナと雪の女王』に登場するキャラクターたちがデザインされます。
車内では、「ファンタジースプリングス」の音楽が流れ、壁面に様々なキャラクターたちが描かれます。誰がいるのかぜひ探してみてくださいね。
「東京ディズニーシー・ステーション」1階には、ファンタジースプリングスを背景としたフォトロケーションが用意されています。ファンタジースプリングオープンの記念に1枚撮っておきましょう。
さらに5月28日からは、「ファンタジースプリングス」デザインのフリーきっぷ6種類が販売されます。どれもかわいいので、どの絵柄を購入するか事前に決めておくと良さそう。
ますます期待が高まる「ファンタジースプリングス」。楽天トラベルガイドでは今後も情報をお伝えしていくのでお楽しみに!
※掲載内容は公開時点のものです。商品およびメニューは品切れや金額、内容等が変更になる場合があります。
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