家族旅行におすすめ!子連れで巡る「ハウステンボス」楽しみ方ガイド

ハウステンボス

美しいヨーロッパの街並みを再現した「ハウステンボス」は、家族旅行にも大人気の日本最大級のテーマパーク。雨の日や暑い夏の日でも関係なく遊べる屋内施設や、小さなお子さま連れにうれしいサービスが充実しているので、1年中季節を問わず家族みんなが笑顔になれるワンダーランドです。

 

今回は子どもたちにおすすめのアトラクションやスポットを中心に、グルメやショップ、赤ちゃん連れに便利なサービスなどをご紹介。お出かけ前にチェックして、家族旅行を満喫しましょう!

 

 

光と花の街「ハウステンボス」へ

ハウステンボスへのアクセス

ハウステンボス

長崎県佐世保市にあるハウステンボスへは、様々な交通手段でのアクセスが可能。空路なら長崎空港に到着後、直行バス(所要時間約60分、片道大人1,500円・子ども750円)を利用するか、あるいは高速船(土日祝のみ、所要時間約60分、大人片道2,200円・子ども1,100円)でクルージングを楽しみながら向かうことができます。

 

福岡方面からは鉄道で、博多駅から特急「ハウステンボス号」(所要時間約1時45分、片道大人3,420円 ※自由席)に乗車してハウステンボス駅で下車。橋を渡れば、ハウステンボスの入口です。

 

滞在時間で選べるパスポート

パスポートで、約40施設のアトラクション、場内バスやカナルクルーザー、イベント&ショー、美術館などがすべて楽しめます。
「1DAYパスポート」(大人7,400円、中高生6,400円、小学生4,800円、未就学児3,700円、シニア65歳以上5,400円)のほか、午後3時からの入場で割引となる「アフター3パスポート」や、「1.5DAYパスポート」「2DAYパスポート」など滞在時間に応じたチケットがラインナップ。3歳以下は無料なのも、小さいお子さま連れにはありがたいですね。

※各種パスポートは、ハウステンボス公式サイトのチケットページにて購入いただけます。
※「1DAYパスポート」「アフター3パスポート」のみ、楽天トラベル観光体験ページにて「入園Eチケット(引換券)」の購入が可能です。

 

子どもたちも大喜びのアトラクション&スポット 

水の楽園「ウォーターガーデン」

ハウステンボス

まずご紹介するのは、2024年春に誕生した「ウォーターガーデン」。日中は噴水ショーや水遊び、夜には日本最大※の音楽噴水ショーなど、一年中水辺を堪能できるウォーターエンターテインメントエリアです。

 

※1:音楽噴水ショーにおいて(2023年12月ドゥサイエンス調べ)

 

ハウステンボス

ウォーターガーデンの「スプラッシュ・フィールド」は1年中水遊びが楽しめる浅瀬のスポット。大人も子どもも一緒に水遊びを満喫できます。入水するときは必ず裸足で、7歳未満のお子さまには必ず保護者が同伴するようにしましょう。

 

ハウステンボス
ハウステンボス

日中は30分おきに迫力のある噴水が楽しめます。踊るような水しぶきを間近で眺めることができ、子どもたちも大興奮!

 

ハウステンボス

足だけのつもりが…気持ちよすぎて、本気の水遊びタイムに突入。お子さまのタオルや着替えをもっていくと安心です。

 

ハウステンボス

エリアの一角には、ドリンクを片手に休憩できる「アートガーデンカフェ」が設置されています。パパが子どもたちと遊んでいる間、ママは水辺を眺めながら束の間のリゾート気分を味わう…なんて過ごし方もできますよ。

 

ハウステンボス
ハウステンボス

夏は直径約50mの大プールや全長約70mのスライダーも見逃せません!スプラッシュ・フィールドのすぐ横に、夏季限定で登場します。

 

ハウステンボス

ナイトタイムには、壮大な音楽噴水ショー「ウォーターマジック」の開催も。幅約75m、高さ約20mに渡って打ちあがる噴水と音楽、光とのコラボレーションは、とても幻想的で圧巻のひと言。ぜひディナー後の予定に組み込んでみましょう。

 

キッズ向け屋内アスレチック「ファンタジーフォレスト」

ハウステンボス

子ども連れに外せない人気スポットが、この「ファンタジーフォレスト」。まるで絵本の中に迷いこんだかのようなおとぎの空間に遊具がひしめき、幅広い年齢の子どもたちが一緒に遊ぶことができます。屋内なので日差しが厳しい夏日でも、天気が悪い日でも、問題なし!

 

ハウステンボス

中央にそびえ立つのは全長約9mの「はじまりの木~ジャイアントツリー~」。中に入るとネットスロープやボールブランコが張り巡らされていて、秘密基地を探検しているみたい。

 

推奨年齢
4歳~小学3年生

 

ハウステンボス
ハウステンボス

はじまりの木には、ネットを伝ってよじ登れる斜面、脱出できるスライダー、丸太を歩いて渡れる吊り橋などがあり、子どもたちの冒険心をくすぐる仕掛けがたくさん!

 

ハウステンボス
ハウステンボス

「森の木の葉ホッピング」では、やわらかな巨大ボールの上をジャンプして浮遊感を楽しんだり、木の根のようなトンネルをくぐり抜けたり、自分が小さくなった気分で全身を動かして探検です。

 

推奨年齢
4歳~小学3年生

 

ハウステンボス

乳児が一緒の場合は、「かぼちゃのおうち」でひと休み。オムツ替え用のベッドが設置されていて、離乳食を食べさせることもできますよ。

 

推奨年齢
~1歳

 

このほかにもたくさんの遊具がそろっていて、子どもたちの喜ぶ姿が見られること間違いなし。利用は1回25分で完全入れ替え制となり、土日祝や夏休み期間は事前予約も受け付けています。

※ファンタジーフォレストの事前予約はこちら

 

海中探検に出かけよう!「海のファンタジア」

ハウステンボス

7つの体験型デジタルアトラクションが集まり、非日常の世界を体感できる「光のファンタジアシティ」エリア。そのなかの一つ、「海のファンタジア」はその名の通り、海の神秘に出会えるスポットです。

 

ハウステンボス
ハウステンボス

海中のように薄暗い通路を進んでいくと、そこに現れたのは壁一面をカラフルに彩る液体のようなアート「Fluid Wall-フルイドクラゲの住処」。手で触れると、その部分が混ざり合ってオリジナルの色をまとったクラゲが誕生します。たくさんのクラゲを生み出したり、巨大なクラゲを誕生させてみたり、何度もチャレンジしたくなります。

 

ハウステンボス

「OASIS-海のオアシス」では、床にゴロリと寝転んで天井に映し出される海のストーリーを鑑賞。さまざまな生き物たちとの出会いが、子どもたちの好奇心をくすぐります。

 

ハウステンボス

魚の大群が織りなす華やかなインタラクション「Shoal of Shadows-影の魚群」。自分たちの影が魚になって、巨大な群れと一緒に泳ぐことができます。ワクワクも癒やしも与えてくれる神秘的な海の世界に、すっかり魅了されてしまいました。

 

ミッフィーに会いに「ナインチェ」ショップへ

ハウステンボス

旅の思い出づくりにはお土産選びも欠かせません。場内にはたくさんのショッピングスポットがありますが、ぜひ立ち寄っておきたいのが世界最大級のミッフィーグッズ専門店「ナインチェ」ショップ。日本でここでしか手に入らないアイテムも並んでいるので、必見です。

 

ハウステンボス

鮮やかなブルーナカラーで彩られたエントランスでは、赤色のスカーフに黄色の木靴をはいたミッフィーが、オランダの国旗を手にお出迎え。ミッフィーや仲間たちが登場する、天井や壁のプロジェクションマッピングにも注目です。

 

ハウステンボス

店内にはぬいぐるみやTシャツ、ステーショナリー、生活雑貨、お菓子など約1,000点ものミッフィーグッズがひしめいていて、どれも連れて帰りたくなってしまいます。お土産選びに夢中になって、時間が経つのもあっという間。

 

ハウステンボス

ショップで購入した「ぬいぐるみカチューシャ」を身に着けて、お店の前のミッフィーと一緒に記念撮影。カラフルな壁の色も映えて、かわいいスナップが撮れました。

 

ハウステンボス

さらに「ナインチェ」前では、ミッフィーに会えるグリーティングイベントが毎日開催されています。目の前でミッフィーがポージングをしてくれて、一緒に写真を撮ることができるチャンス!

開催スケジュールは公式サイトをチェックしましょう。また、雨天時や気温が28度を超えた場合は、すぐ近くの「パサージュ」内にて開催となります。

 

「ミッフィーにあいにきてね~ミッフィーのフォトサービス~」ショースケジュールはこちら

 

天空のメリーゴーラウンド「スカイカルーセル」

ハウステンボス

陽も暮れた頃、子どもたちは夜の街に浮かび上がる「スカイカルーセル」を見て、思わず歓喜の声。日本初の3階建て、高さ約15メートルという神秘的な美しさに、大人も見ほれてしまいます。

 

ハウステンボス
ハウステンボス

1階から3階まで希望のフロアを選んだら、それぞれの列に並んで順番を待ちます。4歳以下または身長105cm未満のお子さまは、保護者同伴がルール。壮麗な馬車やゴンドラはイタリア製で異国情緒にあふれており、一番人気の3階からはハウステンボスのきらめく夜景を一望できますよ。

 

新感覚のライドアトラクション「ミッション・ディープシー Xsenseライド」

ハウステンボス
ハウステンボス
ハウステンボス

2024年春に誕生した、話題の最新ライドアトラクション「ミッション・ディープシー Xsenseライド」もぜひ押さえておきたいもの。身長100cm以上であれば子どもも搭乗可能です(未就学児は保護者の同伴が必要)。

「ミッションリーダー」に導かれて探査艇に乗り、深海1万3,000メートルの海底での救出ミッションに挑みます。精密なLEDスクリーンの映像美と360°の超立体音響、映像に合わせて動く「モーションライドシート」で、臨場感とスリル感を体験できます。

 

場内を巡る便利な移動手段

電動だから楽々のレンタサイクル

ハウステンボス

ハウステンボスの広大なパーク内を子ども連れで巡るとなれば、なかなかの体力を要します。そこでおすすめしたいのが、景色を楽しみながら移動もできるレンタサイクル。

ウェルカムエリアとハーバータウンに2店舗あるレンタルショップ「フィッツ」では、1人乗りから4人乗りまで人数に応じた各種自転車がそろい、電動タイプ(電動4人乗り・1台1時間2,500円)の用意もあります。全車種カギ付きなので、施設入館中も安心して駐輪。爽やかな風を受けて、サイクリングに出かけましょう。

 

効率的に巡るなら「パークバス」を活用

ハウステンボス

また、場内を巡回する「パークバス」(無料)も活用してください。目的のエリアへスムーズに連れて行ってくれる上、運転手さんが施設やイベント、見どころを案内してくれます。ミッフィーバージョンのバスも登場しているので、乗れたらラッキーです!

 

「カナルクルーザー」で優雅な船の旅

ハウステンボス

場内を流れる全長6㎞の運河を「カナルクルーザー」(乗船無料)で巡る船旅も人気です。ウェルカムエリアと、スカイカルーセル近くのブライトナー乗り場、ハウステンボスのシンボルタワー下のタワーシティ乗り場までをゆっくりと進み、田園風景や街並みなど船上からならではの優雅な景色を眺めることができますよ。

 

子ども連れにありがたいサービス

頼りになる「中央インフォメーション」

ハウステンボス

アトラクションやトイレ、授乳室の場所など何か聞きたいこと、あるいは忘れ物や迷子など困ったことがあれば、場内のちょうど真ん中・アムステルダムシティにある「中央インフォメーション」へ。スタッフの方に気軽に相談してみましょう。

 

ハウステンボス
ハウステンボス

ここではベビーカーの貸出も行っていて、1回あたり1,000円で利用可能。また授乳室も併設していて、ミルクを作るためのお湯なども用意されています。

 

個室型授乳ボックス「mamaro 2」

ハウステンボス
ハウステンボス

場内5カ所に設置された「mamaro 2」は、授乳・おむつ替え・離乳食などの時にとっても便利なベビーケアルーム。ソファの背もたれを倒すとベビーベッドになり、完全個室で内側から鍵もかけられるので安心です。ベビーカーも一緒に入れる十分な広さがあり、女性だけでなく男性も利用できますよ。

 

お子さまグルメも充実

ミッフィーと一緒にいただきます!「ナインチェカフェ」

ハウステンボス

ハウステンボスには各国の料理が楽しめるレストランがたくさんあり、お子さま向けのメニューも豊富にそろっています。「ナインチェ」ショップに隣接する「ナインチェカフェ」は、空間もメニューもミッフィーづくし!

 

ハウステンボス

星の形をしたハンバーグや九州産の野菜、ポテトなどがかわいく盛りつけられた「ミッフィーのわんぱくキッズプレート」(1,000円)。「ミッフィー特製ミルクセーキ」(600円)はチョコソース、イチゴソース、抹茶パウダーの3種あり、注文するとミッフィーコースターがもらえます。

 

ハウステンボス
※写真はイメージです

大人にも人気の「ふわとろミッフィーオムライス」(1,300円)や、「わくわくミッフィーカレー」(1,800円)など、フォトジェニックなメニューに「かわいい」がとまりません!

 

ハウステンボス

たくさんのミッフィーに囲まれて、終始笑顔の子どもたち。お腹も心もハッピーな食時間となりました。

 

ご当地グルメに舌鼓「とっとっと」

ハウステンボス

タワーシティエリアにある「とっとっと」では、長崎のご当地グルメ「トルコライス」をはじめ、焼きカレーやドリアなどみんなが大好きな日本の洋食メニューがそろっています。

 

ハウステンボス

オムライス、ハンバーグ、クリームコロッケ、ナポリタンがワンプレートに集結した「ミックストルコライス」(写真手前 1,700円)は、まさに大人のお子さまランチ。タルタルソースが食欲をそそる「チキン南蛮トルコライス」(写真右 1,500円)やスパイシーな「三種のチーズ焼きカレー 辛口チョリソー入り」(1,200円)など、どれもボリューム満点で食べ応えがありますよ。

 

ハウステンボス

「お子さまトルコライス」(1,000円)には、ハンバーグ、ナポリタン、ポテト、ナゲットなど子どもの大好物がずらり。

 

ハウステンボス

「いただきます」の後は、フォークを持つ手が止まりません! チャイルドチェアも貸し出してくれますし、ファミリーに人気なのも納得のお店です。

 

一年中いつでも家族の思い出づくりに

ハウステンボス

子ども連れでも快適に過ごせるハウステンボスの家族旅行。今回ご紹介した施設だけでなく、子どもの成長に合わせて楽しめるスポットがまだまだあります。季節に合わせてさまざまなイベントも開催しているので、何度訪れても飽きることがありません。みんなで計画を立てるところからが旅のはじまり。ハウステンボスで大切な家族の思い出をつくってみませんか。


©ハウステンボス/J-21497
 

ハウステンボス

営業時間
最長9:00~21:00(最終入場は1時間前まで)
※時期により異なるため公式サイトをご確認ください
入場料
<1DAYパスポート>
大人7,400円、中高生6,400円、小学生4,800円、未就学児3,700円、シニア5,400円

<1.5DAYパスポート>
大人10,700円、中高生9,500円、小学生7,200円、未就学児5,800円、シニア8,200円

※未就学児は4歳~小学生未満(3歳以下は無料)
※シニア価格は65歳以上の方
※2DAYパスポートやアフター3パスポートも販売あり
※入園料は変動する可能性あり、詳しくは公式サイトにてご確認ください
入場チケット
ハウステンボスの公式サイト、もしくは以下より引換券の購入が可能です
【楽天ポイントが貯まる・使える】ハウステンボス 入園Eチケット(引換券)
アクセス
■公共交通機関を利用の場合
<長崎空港から>
高速バスまたは高速船で約50分 ※高速船の運行日はこちらでご確認ください
<博多駅から>
特急「ハウステンボス」で約1時間45分

■車利用の場合
<長崎市内から>
長崎自動車道・東彼杵IC →(国道205号)→ ハウステンボス着(約35分)
<福岡空港から>
九州自動車道・太宰府IC → 鳥栖JCT→(長崎自動車道)→ 武雄JCT →(西九州自動車道)→ 西九州自動車道・佐世保大塔IC →(国道205号)→ ハウステンボス着(約1時間55分)
住所
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
駐車場
あり(普通車 1回1,000円)
※ハウステンボス直営ホテル宿泊者専用駐車場(無料)有り(ハウステンボス入国棟手前)

 

 

 

撮影/松尾亜伊里 取材・文/吉野友紀

 

 

2泊3日の旅行計画の参考に!ハウステンボスの前後におすすめの観光スポット

 

①九十九島

九十九への交通アクセス
・ハウステンボスから九十九島パールシーリゾートまで、車で約25分
・バスで約60分(ハウステンボス前より佐世保市総合医療センター入口行バス乗車「松浦町中央公園口」停下車乗り換え、SSK経由パールシー水族館行乗車「パールシーリゾート九十九島水族館」下車)
・電車・バスで約75分(ハウステンボス前より佐々バスセンター行バス乗車「佐世保駅前」停下車乗り換え、SSK経由パールシー水族館行乗車「パールシーリゾート九十九島水族館」下車)

 


 

②有田町

有田町への交通アクセス
・ハウステンボスから有田町まで、車で約35分
・電車で約37分(ハウステンボス駅より、ハウステンボス38号 特急博多行で2駅)

 


 

③武雄温泉

武雄温泉への交通アクセス
・ハウステンボスから武雄温泉駅まで、車で約43分
・電車で約53分(ハウステンボス駅より、ハウステンボス38号 特急博多行で3駅)

 


 

④波佐見町

波佐見町への交通アクセス
・ハウステンボスから波佐見やきもの公園まで、車で約28分
・電車・バスで55~75分(ハウステンボスバス停より長崎空港行バス乗車、川棚バスセンターにて内海行バスへ乗り換えて「やきもの公園前」下車。その他、他ルートあり)

 


 

Article survey

お客様のご意見をお聞かせください
このページは気に入っていただけましたか?

ワクワクする旅のきっかけから現地で役に立つ情報まで、確かな情報を旅行者にお届けします。

fwsale202410
家族旅行特集バナー

※当ページのランキングデータ及び記事内容の無断転載は禁止とさせていただきます。
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。
※(税抜)表示以外の価格はすべて税込価格です。場合によって税率が異なりますので、別価格になることがあります。

 
 

TOP