兵庫県香美町・山陰海岸ジオパークの絶景を望むグランピング施設「slow glamping 風と海と」誕生

兵庫・香住「slow glamping」

ユネスコ世界ジオパークに認定されている、鳥取から京都にかけて広がる「山陰海岸ジオパーク」。その雄大な景色を存分に味わえるグランピング施設「slow glamping 風と海と」が、2024年10月12日に兵庫県香美町(かみちょう)にオープン。

全室ペット同伴OKで、山陰海岸のダイナミックな景色を望みながら、家族や愛犬とゆったりした時間を過ごせます。

 

日本海の絶景「山陰海岸ジオパーク」を望むグランピング施設

「slow glamping 風と海と」山陰海岸ジオパーク

鳥取・兵庫・京都にまたがる山陰海岸ジオパークは、日本列島がアジア大陸の一部だった時代から、日本海が形成されて現在に至るまでの多様な地形・地質の特徴を伝える自然公園です。

そうした学術的な価値に加えて、雄大な自然のなかで育まれてきた文化や歴史が国際的に高く評価され、ユネスコ世界ジオパークに認定されています。

「slow glamping 風と海と」香美町の夕景

山陰海岸のなかでも屈指のオーシャンビューを誇る景勝地・兵庫県香美町香住(かすみ)エリアに誕生した「slow glamping 風と海と」は、全室が海に面していて、客室の大きな窓から望む日本海の眺めが特徴のひとつ。赤く染まった香住の海に夕日が沈む瞬間は、地元スタッフもいちおしの光景です。

「slow glamping 風と海と」客室内

客室内には、こうした絶景を引き立たせるさまざまな工夫がなされています。

額縁に収められた写真のように、崖や柵によって景色を切り取る空間デザインや、広々としたコンテナハウスの部屋とデッキ、山陰ジオパークの景観に溶け込む切妻屋根、裸足で過ごしたくなる芝生など、その名のとおり、穏やかな「風」と「海」を感じられるような設計が取り入れられています。

「slow glamping 風と海と」食事メニュー例

地元食材にこだわった食事メニューにも注目です。夕食にはメスティン(飯ごう)で炊いたご飯とともに、地元の但馬牛や地鶏、香住産の干物、野菜串などが並び、グランピングならではのアウトドア感あふれるディナータイムを楽しめます。

朝食には、スクランブルエッグやソーセージ、野菜サラダ、スープ、パンなどが用意されます。

「slow glamping 風と海と」テラス

客室のウッドデッキでは、本格グリルを使ったBBQも可能(別途料金必要)。

近くの香住漁港では、秋から冬にかけて、名物の紅ズワイガニ(香住ガニ)や松葉ガニが並ぶほか、春にはノドグロやハタハタ、夏は白イカ、サザエ、岩牡蠣などが水揚げされます。新鮮な海の幸を持ち寄って、自分たちだけのBBQを楽しむのもおすすめです。

▼参考記事

 

愛犬も同伴OK! こだわりの光るサービスがいっぱい

「slow glamping 風と海と」ペット同伴

「slow glamping 風と海と」では全室、ペットの同伴が可能。トイレ付きケージや食事用ボウル、ペットシートなどのアメニティが完備されているのもうれしいポイントです。

「slow glamping 風と海と」天然芝ドッグラン

また、敷地内にはワンちゃんがのびのびと遊べるドッグランも併設されています。全面天然芝なので、足腰への負担も少なく、安心して駆け回れそう。

 

「slow glamping 風と海と」夕景

施設のコンセプトである「slow glamping」には、「大人になって久しぶりに一緒の週末を過ごす家族や友人同士が、心安らぐ非日常のひとときを楽しめるように」といった思いが込められているそうです。

手つかずの自然景観を前に過ごすオフの時間こそ、大人になった者同士が共有するのにちょうど良く、何にも代えがたい思い出をもたらしてくれるのかもしれません。ゆるやかに流れる時間の中で、親子水入らずの団らんや、大切な友人たちとの語らいを心ゆくまで満喫してみてはいかがですか?

 

slow glamping 風と海と

住所
兵庫県美方郡香美町香住区境666-1
アクセス
JR「香住」駅から車で約10分
総部屋数
4室
駐車場
あり
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