カラフルなカーテン×琵琶湖の絶景コラボレーション!「びわこ箱館山」でフォトジェニックな旅を

びわ湖箱館山

琵琶湖の西岸、滋賀県高島市に位置する「びわこ箱館山」。「虹色のカーテン」などフォトジェニックな景色が注目を集めている観光スポットです。また、フォトスポットだけでなく、カフェやナイトゴンドラ、お土産まで、楽しみ方は無限大。夏から秋にかけて行きたい「びわこ箱館山」の見どころをご紹介します。

 

 

夏~秋にぴったりのお出かけ先!SNS映えスポット「びわこ箱館山」

びわ湖箱館山

滋賀県の北西部、福井県との県境に位置する高島市。このエリアには写真映えするスポットが点在しており、「びわこ箱館山」もそのひとつ。関西でも注目のリゾートパークで、さまざまな見どころがあります。
山頂から琵琶湖を眺める絶好のビュースポットで、4月下旬~11月までゴンドラが運行。特に、7月~10月にかけては花畑が見頃を迎え、花の絶景も楽しめるおすすめのシーズンです。観光の所要時間は、撮影する時間も含めると約2時間が目安になります。

 

びわ湖箱館山

「びわこ箱館山」の最寄り駅は、京都と敦賀間を運行するJR湖西線の「近江今津」駅。近江今津駅からは、湖国バスで約20分、タクシーを利用すれば約10分のアクセスです。車で訪れる場合は、名神高速道路「京都東」ICより約70分、北陸自動車道「敦賀」ICより約40分のロケーションです。

バス停や駐車場のある山麓(さんろく)から標高約627mの山頂までゴンドラに乗って約8分。山頂に近づくにつれてゴンドラからの視界も広がり、琵琶湖や山々まで見渡せますよ。

 

びわ湖箱館山

乗車するゴンドラは空や琵琶湖に馴染む青色ですが、1台だけオレンジ色のゴンドラを発見しました。こちらは、箱館山スキー場のPRキャラクター「ハッピーハコちゃん」のデザインです。荷物を運ぶ専用のゴンドラなので人は乗れませんが、つい写真を撮りたくなるかわいさです。

虹のまち・高島だからこその絶景スポットが盛りだくさん!

(1)青空に映える「虹のカーテン」

びわ湖箱館山

青空や琵琶湖とのマッチングが素敵な「虹のカーテン」。10月下旬~12月にかけて雨が降ったりやんだりする気候現象「高島しぐれ」により、虹をみられる頻度が高いため、高島市は「虹のまち」と知られています。「虹のカーテン」はそこからインスピレーションを得たのだとか。カーテンの生地は、高島市の特産品で肌触りのよい「高島ちぢみ」を使用しています。

 

びわ湖箱館山

虹のカーテンが風に揺られた瞬間が絶好のシャッターチャンス!虹のカーテンの先に、琵琶湖と空が織りなす絶景が広がります。

 

(2)涼しげな音色を奏でる「風鈴のよし小道」

「風鈴のよし小道」は、びわ湖の浜辺に生え滋賀県の原風景として親しまれる植物・葦(よし)で作られた道を、ガラスの街で知られる滋賀県長浜市の風鈴で彩ったフォトスポット。

 

びわ湖箱館山

882個の風鈴が奏でる涼しげな音色は、暑い季節にぴったりです!

 

(3)季節ごとに美しい風景が見られる花畑

びわ湖箱館山
ペチュニア

「びわこ箱館山」では、夏から秋にかけて15品種、約3万本以上のお花が見頃を迎えます。夏は、ライトグリーンのコキアをはじめ、ピンクのペニチュアやサルビア、ひまわりなどが見られます。これぞ花の楽園!青空を入れてお花畑の写真を撮れば、色のコントラストがきれいに映ります。

 

びわ湖箱館山
紅葉したコキア

秋には紅葉したコキアをはじめ、ダリア、サルビア、ススキなどが見られます。特に、10月上旬に見頃を迎えるコキアは、老若男女問わず多くの人が「びわこ箱館山」を訪れるのだとか。

 

コキアは毎年見頃を過ぎるとすべて抜き取り、翌シーズンにまた植えて育てるそうです。地上より気温が低い山の上でのお花の管理は大変ですが、訪れた人がより長い期間、美しいお花を見られるように、品種選びなども工夫されています。

 

びわ湖箱館山

お花畑のそばには、「Stairs Flower」というフォトスポットも設置されています。青空へと続く真っ白な階段で、眼下には琵琶湖が広がります。花壇を入れて写真を撮れば、SNS映え間違いなし!季節によって異なるお花を楽しんでくださいね。

 

(4)高台のテラスから琵琶湖を望む「びわ湖の見える丘」

びわ湖箱館山
1st terrace

「虹のカーテン」の先にある「1st terrace」をはじめ、園内4カ所に設置された「びわ湖の見える丘」。目の前には青空と琵琶湖、田園風景が広がり、琵琶湖に浮かぶ小島「竹生島」まで見渡せます。椅子に座りながら琵琶湖を眺めれば、日常の喧騒を忘れリラックスできそう。

びわ湖箱館山
3rd terrace

4つのテラスそれぞれで、見られる風景も少しずつ違います。お気に入りの場所を見つけてみてください。

 

(5)空中から絶景を独り占め!巨大ブランコ「BIWAKO SWING」

びわ湖箱館山

園内にある「第2ロマンスリフト」に乗って高台に着くと「びわ湖の見える丘 3rd terrace」横に設置された、約6mの巨大なブランコ「BIWAKO SWING」が見えます。

 

びわ湖箱館山

思いっきりブランコを漕げば、目の前に広がる青空とびわ湖を独り占めに!絶景を見られるブランコは、爽快感抜群です。

 

SNS映えは絶景以外にも!思わず写真を撮りたくなるカフェ

ランプが灯る幻想的な空間!「パフェ専門店LAMP」

びわ湖箱館山

「びわこ箱館山」で絶対に立ち寄りたいカフェ「パフェ専門店LAMP」。お店ができる以前は、たくさんのお客様を迎えてきた山小屋でした。古くなり営業を終了してしまった山小屋にもう一度明かりを灯そうと作られたのが、「パフェ専門店LAMP」です。

 

びわ湖箱館山

店中に一歩足を踏み入れると、お店の外観からは想像することもできない、幻想的な空間が広がります。無数の明かりが灯る、温かみのある内装は、夜の森をイメージしているそう。

 

びわ湖箱館山

提供されるパフェやドリンクもおしゃれ。パフェグラスがランタンに入っており、店内の雰囲気によく合っています。

 

「塩キャラメルパフェ」(1,600円)は、紅茶のゼリー、キャラメル風味カスタード、チーズケーキ、キャラメルソースが層になったパフェ。ナッツも添えられており、口に入れた瞬間さまざまな食感を味わえます。甘じょっぱい風味のパフェなので、甘すぎるものが苦手な方にもおすすめです。

 

びわ湖箱館山

「いちごパフェ」(1,800円)は、ピンク色のゼリー、特製いちごのムース、フレッシュいちご、いちごのアイスと、ピンク系の層になっています。見た目もかわいらしく、一番人気があります。

 

パフェはスタッフの方々がメニューを考案して決めているそう。季節ごとにメニューも変わり、夏は「ピンクグレープフルーツパフェ」、秋は「梨とレモンのパフェ」などが期間限定メニューとして加わります。お花畑とあわせて、季節ごとに訪れたくなる場所です。

 

テイクアウトもOK!開放感抜群な「花テラスカフェ」

びわ湖箱館山

夏から秋にかけて見頃を迎える「びわこ箱館山」のお花畑にあわせて訪れたいのが、オープンテラスで軽食やドリンクをいただける「花テラスカフェ」。

 

びわ湖箱館山
左:ミントレモンスカッシュ(550円)右:夏みかんスカッシュ(550円)

ロコモコやグリルチキンなど、ハワイアンなメニューをはじめ、テラス席で飲みたいフレッシュなドリンクメニューもそろいます。テラス席の前に広がるお花畑を見て休憩するのはもちろん、テイクアウトも可能なので、「びわ湖の見える丘」までもっていき景色を眺めるのもよいですね。

 

毎週土曜日の限定開催!箱館山ナイトゴンドラ

びわ湖箱館山

グリーンシーズン営業中の毎週土曜日にだけ開催される「星空ナイト」。開催日にはナイトゴンドラが運行し、山頂で星空の観賞ができます。星のスペシャリストたちによる解説や、トークライブもあり、日中の「びわこ箱館山」とはまた違うロマンチックな雰囲気を味わえます。

 

びわ湖箱館山

月がきれいに見える日は、「びわ湖の見える丘」から湖面に輝くムーンロードを見られることもあります。

 

特産品尽くし!滋賀のお土産を買うならココ

びわ湖箱館山

「花テラスカフェ」の隣に位置する「第2ヒュッテ」では、滋賀県の特産品やお土産を販売しています。虹のカーテンで使われている「高島ちぢみ」の生地(100cmあたり500円~1,500円)が人気です。

 

ワンちゃんも楽しめるドッグラン

びわこ箱館山

実は「びわこ箱館山」は、愛犬との旅行にもぴったりの場所。園内はリードをつける必要がありますが、花テラスカフェを利用できるほか、ドックランではワンちゃんも思う存分走り回れます。ワンちゃんをお連れの方は、ゴンドラの相席乗車もしなくてよいため、他のお客さんに気兼ねすることなく愛犬とのお出かけを満喫できますよ。

 

「びわこ箱館山」周辺の観光スポット 

湖中に鳥居が建つ「白鬚神社」

白髭神社

琵琶湖に立つ大鳥居の風景が美しいことで人気を集めた「白鬚神社(しらひげじんじゃ)」。「近江の厳島」とも呼ばれる近江最古の大社です。社務所前に設置された展望台、「藍湖白鬚台(おうみしらひげだい)」から鳥居を撮ることができます。時間ごとに色が変わる空を入れて撮影すれば、幻想的な1枚が撮れるかもしれません。

 

季節ごとに訪れたい「メタセコイア並木」

メタセコイア並木

延長約2.4kmにわたり、約500本のメタセコイアが植えられた「メタセコイア並木」。夏は色鮮やかな緑のメタセコイアが、秋は紅葉して赤く染まり、冬には積雪で幻想的な景色に変わります。どの季節に訪れても美しい、絶好のドライブスポットです。周辺の道路は生活道路となるため、写真撮影の際は交通の邪魔にならないよう注意しましょう。

 

果物狩りも楽しめる「マキノピックランド」

マキノピックランド

こちらは「メタセコイア並木」沿いに位置し、カフェ、レストラン、農産物直売店を併設した観光果樹園「マキノピックランド」。さくらんぼやぶどうなどの果物狩りを楽しめ、メタセコイア並木を眺めながら食事をする「並木カフェ」もあります。

メタセコイア並木(滋賀・高島)
2024/04/04
メタセコイア並木や白鬚神社、琵琶湖の絶景スポットがある滋賀県高島市。北陸新幹線が開業した敦賀駅から近く、東京方面からの旅行にもおすすめです。滋賀・高島の観光地やグルメ、アクティビティを巡るドライブコースを紹介します。

 

びわこ箱館山

「びわこ箱館山」の山頂は地上に比べて少しだけ気温が低いため夏でも過ごしやすく、「虹のカーテン」がなびく景色や風鈴の音色もあいまって、涼を感じることもできます。絶景もカフェもフォトスポット満載の「びわこ箱館山」で、旅の思い出に残る写真を撮影してみませんか。

 

びわこ箱館山

入園料
大人2,500円、子ども1,200円、ペット700円
※ゴンドラ往復、第2ロマンスリフト、プレイゾーン含む
開園期間
[グリーンシーズン]2024年4月27日~11月10日
[スキーシーズン]2024年12月下旬 ~2025年3月中旬(予定)
開園時間
9:30~17:00
ゴンドラ運行時間
[箱館山に向かうゴンドラ]通常9:30~16:30、ナイトゴンドラ開催日9:30~19:40
[箱館山から帰るゴンドラ]通常9:30~17:00、ナイトゴンドラ開催日9:30~19:30、20:30~20:45
アクセス
【車】名神高速道路「京都東」ICより約70分または北陸自動車道「木之本」ICより約45分
【電車】JR湖西線「近江今津」駅より高島市コミュニティバス高島運動公園線「近江今津」駅行き「箱館山」停下車
住所
滋賀県高島市今津町日置前
駐車場
あり(1,000円)
公式サイト
びわこ箱館山

 

 

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