源氏物語起筆の地・滋賀県大津市にある「びわ湖バレイ」。標高約1,100mの山の上に位置しており、びわ湖を一望できる絶景スポット「びわ湖テラス」が人気です。しかし、魅力はそれだけではありません!1日中・1年中遊べる「びわ湖バレイ」のおすすめポイントをたっぷりご紹介します!
目次
服装:春・秋は防寒着マスト、夏も涼しいので油断禁物!
また、真夏でも涼しく、天候によっては気温が下がることもあるため、羽織るものがあったほうが安心です。
びわ湖を一望できる絶景ロープウェイで「びわ湖バレイ」へ
滋賀県の観光地は車で移動するイメージが強いですが、「びわ湖バレイ」は公共交通機関を使っていくことができます。京都駅からJR湖西線に乗って40分ほどで志賀駅についたら、乗り換えて江若交通バス・びわ湖バレイ線で「びわ湖バレイ」まで10分ほどです。駐車場は計15カ所あるため、車で訪れても安心。名神高速道路「京都東」I.C.から約40分で到着します。
「びわ湖テラス」やアクティビティがある山の上までは、ロープウェイで上がります。このロープウェイが最初の絶景ポイントで、上っていくにつれて、眼下には大パノラマが。秒速約7mで運行しているのでゆっくり絶景が楽しめます。天気がよい日には、京都市内はもちろん、大阪市内のビル群まで見渡せますよ。
ペットの入園はできる?
「びわ湖バレイ」には広いドッグランがあり、ワンちゃんとお出かけすることもできます。 ただ、「びわ湖テラス」のカフェテラス席を含め建物内に入れなかったり、「ウィンターシーズン」はペットの入場が難しくなっていますので、詳細は公式サイトを確認しましょう。
ロープウェイ山頂駅に着いたら、まず向かいたいのは大人気の「びわ湖テラス」。シンボル的存在の「Grand Terrace(グランドテラス)」、北側のエリアの「North Terrace(ノーステラス)」、さらに隣の山・蓬莱(ほうらい)山頂にある「Café 360」の3カ所あります。
①「びわ湖テラス」といえば「Grand Terrace」
水盤の先にびわ湖がつながっているような、おなじみの景色が見られるのが「Grand Terrace」。
ここでおしゃれな写真を撮るなら、モデルはウッドデッキの角に立って、カメラマンはウッドデッキの外に回って下から撮るのがおすすめ。ちなみに、水盤はプールではないので、水の中には入ったり泳いだりしないでくださいね!
テラスに併設のカフェ「Terrace Café」では、地元・古株(こかぶ)牧場の牛乳で作ったジェラート(シングル550円、ダブル700円)が絶品。約7種類のフレーバーがそろい、近江和紅茶味やアドベリー&ミルクといった「びわ湖テラス」オリジナルのフレーバーもあります。
Terrace Café
- 営業時間
- [4月~10月] 9:10~16:00(L.O.15:30)
[11月] 9:40~16:00(L.O.15:30)
「Grand Terrace」の奥にある、こんなかわいい写真が撮れる「湖空の鐘」もお見逃しなく!ここには隠れハートもあるので、実際に行って探してみてください!
②贅沢なひとときを過ごせる「North Terrace」
次におすすめする絶景スポットが「North Terrace」。「Grand Terrace」とは向きが異なり北側に向いているため、天気がよい日には北アルプスや中央アルプスまで見えることもあります。
落ち着いた空間で絶景を堪能したい人におすすめなのが、「North Terrace」にある「インフィニティラウンジ」。ここのソファー席は、座席利用とドリンクがセットになったプランを、当日現地で申し込む必要があります。
インフィニティラウンジ
- 営業時間
- 10:00~15:30
最終受付は15:00
- 営業期間
- 2024年は4月26日~10月14日 ※天候等により営業内容に変更の可能性あり
- プラン(80分制)
- ・インフィニティプラン 3,000円
・シャンパンプラン 5,000円
※保護者同伴であれば小学生以上の子どもも利用可能
- 申し込み方法
- 当日、現地ラウンジデスクにて先着順で受付
座席の指定可能
「North Terrace」には、カフェスタンドもあり、「インフィニティラウンジ」のプランを利用しなくても、フリースペースなどで一息つくことができます。
国産牛のほほ肉を使った「びわ湖ブラックカレー」(1,300円)は、ショップ「びわ湖ストリート」でも販売されるほどの人気っぷり。自分で味を確かめてからお土産に買えるのがいいですね!
③さらなる大パノラマスポットへ!絶景テラス「Café 360」
「Grand Terrace」「North Terrace」があるエリアから、先の蓬莱山頂にも絶景のテラス「Café 360(サンロクマル)」があります。
大きくアーチ状のテラスが設けられていて、びわ湖はもちろん、京都や大阪の街並みから、日本海側の山々まで見渡せるのが特徴。ほかの2つのテラスとはまた違った、360°の大パノラマが広がります。
そして、ゴロゴロしながらくつろげる「プレミアムシート」(無料)や、びわ湖にダイブする気分が味わえそうな絶景ブランコも。カップルや友だち同士で、映え写真を撮ってみては?
Café 360
- 営業時間
- 9:30~16:15
- 営業期間
- 2024年は4月27日~9月1日(予定)
絶景を見るにはいつ行くのがおすすめ?
写真のような絶景を見られるかは、お天気がカギですが、「びわ湖テラス」は山の上にあるため、1日の中でも天気が変わりやすく、読めないのが難しいところ。ただ、曇りでも気を落とさないで!条件がそろえば、眼下に広がる雲海のような風景を眺めることができますよ。
ビューポイントは、テラスやカフェだけではありません。「ジップラインアドベンチャー」や「スカイウォーカー」などのアクティビティなら、絶景を見ながらの空中散歩が楽しめます。
絶景の中を疾走する「ジップラインアドベンチャー」
木々の間に張られたワイヤーに吊られて、絶景の中を一気に駆け抜ける「ジップラインアドベンチャー」。全6コースを巡るツアーでそれぞれ違った景色を見ることができるのですが、おすすめはLine6。6コース中、最長で、びわ湖の大パノラマが見えるのがポイント。普段は体験できない爽快感が味わえます。
もうひとつのポイントが、2人横並びで飛べること。どのコースも、友だち・カップル・ファミリーで一緒に楽しめます。
- 料金
- 4,300円/1人
- 営業期間
- 2024年は4月20日~11月4日まで(予定)
- 所要時間
- 約2時間
- 参加条件
- 身長:~195cm、体重:30~99kg
小学生以下は保護者の同伴が必要
- 服装
- スニーカー着用(サンダル、ヒール不可)、スカート不可
シューズ、ズボンなどのレンタルもあり(有料)
- 予約
- 事前に公式サイトでWEB予約が必要 ※当日でも空きがあれば参加可能
まさに空中散歩!「スカイウォーカー」
アスレチックを楽しみながら空中散歩ができる「スカイウォーカー」。 地上から約5mと高い位置にある中・上級コースと、地上から約2mと低い位置にある初級コースがあり、初級コースは距離も短くて子ども向け。装具を付け、講習を受けてからスタートするので、誰でも安心して気軽にトライできます。
また、首から下げるスマホケースを借りられるので、コースの途中で、携帯で絶景を撮ることもできます。制限時間内なら自由に遊べるので、体力に自信がない人も休憩を挟みながら、存分に空中散歩を楽しんでください。
スカイウォーカー
- 料金
- 大人3,000円、子ども2,500円
- 所要時間
- 用具装着・講習約20分、プレイ約70分(制限時間内は何度でもトライ可能)
- 参加条件
- 身長:120~190cm、体重:100kgまで
- 予約
- 前日15:00までに公式サイトでWEB予約 ※当日でも空きがあれば参加可能
- 営業期間
- 2024年4月20日~11月4日
- 参加条件
- 小学生以下は保護者の同伴が必要
- 服装
- スニーカー着用(サンダル、ヒール不可)、スカート不可
シューズ、ズボンなどのレンタルもあり(有料)
子どもも大人も全て無料!充実のアクティビティ
「びわ湖バレイ」には、アクティビティがまだまだ!スキー場のゲレンデを利用したそり遊び、ボルダリングのようなカベ歩き、「遊びの広場」には一輪車や竹馬のほか、たくさんの手作りの遊具が。しかもすべて無料で遊べます!
そり遊び・無料遊具
- 営業時間
- そり遊び:10:00~16:30
無料遊具:9:30~16:30
- 営業日時
- 2024年4月20日~11月4日
- 参加条件
- 保護者の付き添い推奨
【ランチ】ガッツリ派?気軽派?おすすめのレストラン2選
ハンバーグやカクテルが楽しめる「グリルダイニング&バーHALUKA」
ロープウェイ山頂駅に隣接した「グリルダイニング&バー HALUKA」は、テラスも併設されたランチにおすすめのレストラン。ロープウェイや蓬莱山の景色を眺めることができ、開放的な空間で食事がいただけます。
メインは、鉄板に焼かれたあつあつのステーキやハンバーグ。滋賀県を訪れるなら食べたい近江牛サーロインステーキ(5,500円)は、柔らかくお肉のジューシーさが口に広がります。
また、びわ湖西岸にある比良山地の等高線などをモチーフとした躍動感があるバーカウンターも印象的。1743年創業以来愛される「モエ・エ・シャンドン」のシャンパーニュカクテル(フルーツシャンパン2,000円、ミモザ1,600円)を味わうことができます。
- 営業時間
- [4月~10月、12月~翌年3月] 10:30~15:30(L.O.15:00)
[11月] 11:00~15:30(L.O.15:00)
手軽にランチを食べたいなら「エキナカキッチン」
アクティビティを満喫して小腹がすいたときには、ロープウェイ山頂駅2階にある「エキナカキッチン」がおすすめです。フライドチキンバーガー(1,100円)だけでなく、ソフトドリンクやビールもあるので、ちょっと休憩するのに使えます。
- 営業時間
- [4月~10月]10:30~15:00
[11月] 11:00~15:00
【季節限定の見どころ】春~秋は桜・紅葉、冬はスキー場に様変わり
春~秋の「グリーンシーズン」は、季節ごとに景色も異なるため見ごたえ抜群。春は桜、ゴールデンウイーク頃にはスイセン、秋は紅葉と四季折々の美しい風景が見られます。
12月下旬頃になると、「びわ湖バレイ」はスキー場として営業をスタート。初心者用から上級者用まで、9本のコースを備え、眼下に広がるびわ湖を見ながら滑ることができます。
このスキー場のおすすめポイントとして、駐車場が標高の低いところにあるため、駐車場も周辺の道路も雪が積もらない日が多く、雪道の運転に自信がない人も行きやすいことが挙げられます。1年中いつ訪れても飽きることがありませんね。
【お土産】ロープウェイを形どったチョコクランチや近江茶も
帰り際には、友人や家族にお土産にいかがですか?ロープウェイ山麓駅1Fの「びわ湖ストリート」では、びわ湖バレイならではのお土産もそろっています。
おすすめは、日本茶の発祥ともされる近江茶を堪能できるOHMI TEA(860円)と、ロープウェイの形をしたパッケージが印象的な「CHOCOLATE CRUNCH」(1,300円)。 個装で入っているので会社の人へのばらまきにもぴったりです。
びわ湖の絶景、充実のアクティビティ、桜や紅葉など季節ごとの見どころなど、1年中いつ訪れても、1日たっぷり遊べる「びわ湖バレイ」。子連れファミリーにも、デートにも、友だちと映える写真を撮りに行くにもぴったりのスポットです。
また、大阪方面や名古屋方面からもアクセスしやすく、ドライブに最適。近くにある「比叡山延暦寺」や、「雄琴(おごと)温泉」なども合わせて巡るのもおすすめです。今度の休日は「びわ湖バレイ」に出かけてみませんか?
びわ湖バレイ
- 住所
- 滋賀県大津市木戸1547-1
- アクセス
- 【車】名神高速道路「京都東」I.C.より湖西道路「志賀」I.C.経由、約30km
【電車】京都駅よりJR湖西線で約50分、「志賀」駅下車、志賀駅より路線バス(江若交通)で約10分、終点「びわ湖バレイ」下車
- ロープウェイ営業時間
- (2024年の例)4月6日~11月4日(予定)
[4月~10月]9:00~17:00
[11月]9:30~16:30
毎時00・15・30・45分の15分間隔で運行
- ロープウェイ料金(往復)
- 大人3,500円、小学生1,500円、幼児(3歳~)1,000円、ペット500円/1頭
- チケット
- びわ湖バレイ ロープウェイ往復Eチケットの予約はこちら【楽天ポイントが貯まる・使える】
- 駐車料金(乗用車)
- [平日] 1,000円
[土・日・祝日・2024年8月9~8月18日] 2,000円
- 駐車場営業時間
- ロープウェイ始発の30分前~17:30
- 休業日
- 天候・点検等による営業内容に変更あり
「びわ湖バレイ」公式サイトで詳細をご確認ください
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写真/びわ湖バレイ提供
※天候によっては、営業時間・内容が変更になる場合があります。