
「びわ湖テラス」だけじゃない!「びわ湖バレイ」は見どころがたくさん!
「びわ湖バレイ」は、琵琶湖畔の標高約1,100mの山の上にあります。琵琶湖を一望できる絶景スポット「びわ湖テラス」で知られていますが、魅力はそれだけではありません!
春~秋の「グリーンシーズン」はジップラインや遊具、ドッグランなど、アクティビティが充実していて、子どもも大人もワンちゃんまで、みんなで1日たっぷり遊べます。雪が積もる「ウィンターシーズン」はスキー場に衣替え。琵琶湖を見ながらスキーを楽しめます。




また、春は桜、ゴールデンウィーク明けにはスイセン、秋は紅葉と、季節ごとの見どころもあり、1年中、いつ訪れても飽きることがありません。そんな「びわ湖バレイ」のおすすめポイントを、詳しくご案内します!
日本最速の絶景ロープウェイ

まず、駐車場から、「びわ湖テラス」やアクティビティがある山の上までは、ロープウェイで上がります。このロープウェイが最初の絶景ポイントで、上っていくにつれて、眼下には大パノラマが。天気が良い日には、京都市内はもちろん、大阪市内のビル群まで見渡せます。
そして、このロープウェイのもうひとつの特徴がスピード。秒速12mと、ロープウェイとしては日本最速!ですが、4~11月はゆっくり絶景を楽しめるように、秒速7mで運行しています。
大人気絶景スポット「びわ湖テラス」
ロープウェイ山頂駅に着いたら、まず向かいたいのは大人気の「びわ湖テラス」。シンボル的存在の「Grand Terrace(グランドテラス)」、2018年にオープンした「North Terrace(ノーステラス)」、さらにリフトを乗り継いだ先にある「CAFÉ 360」の3ヶ所あります。
「びわ湖テラス」といえば「Grand Terrace」

水盤の先に琵琶湖がつながっているような、おなじみの景色が見られるのが「Grand Terrace」。
ここでおしゃれな写真を撮るなら、モデルはウッドデッキの角に立って、カメラマンはウッドデッキの外に回って下から撮るのがおすすめ。(ちなみに、水盤はプールではないので、水の中には入ったり泳いだりしないでくださいね!)

そして、テラスの後ろにはカフェ「Terrace Café」があります。ここでは、滋賀の食材にこだわった料理やドリンクにも注目を。

サンドイッチやコーヒー、フレンチフライ、アルコール類などがある中で、おすすめは、滋賀・宝牧場の牛肉を使った「びわ湖テラスカレーパン」(350円)。

地元・古株(こかぶ)牧場の牛乳で作ったジェラート(シングル450円、ダブル600円)も絶品。約7種類のフレーバーがそろい、近江和紅茶味やアドベリー&ミルクといった「びわ湖テラス」オリジナルのフレーバーもあります。
- Terrace Café 営業時間
- [平日]9:40~16:00
[土・日・祝日・8月] 9:10~16:00
[11月11日以降] 9:40~15:30
(ラストオーダーは営業終了30分前)

「Grand Terrace」の奥にある、こんなかわいい写真が撮れる「湖空の鐘」もお見逃しなく!ここには隠れハートもあるので、実際に行って探してみてください!
贅沢なひとときを過ごせる「North Terrace」

落ち着いた空間で絶景を堪能したい人におすすめなのが、「North Terrace」にある「インフィニティラウンジ」。ここのソファー席は、座席利用とフード・ドリンクがセットになったプランを、当日現地で申し込む必要があるので混むことがありません。

プランは3種類から選べ、アルコールを楽しみたい人には、フード+モエ・エ・シャンドンのベビーボトル(200ml)がセットになった「シャンパンプラン」(3,000円)がおすすめ。絶景を見ながらソファーに座って、シャンパンを飲むなんて、ここでしか味わえない贅沢!

おつまみが足りなければ、こんなおしゃれなナッツもどうぞ。滋賀のブランドのもので、スモークしたピスタチオなんて珍しいものも。「North Stand」で販売しています。(1袋500円)

スイーツ好きにおすすめなのは、フード+焼き菓子+ドリンクのセット「インフィニティプラン」(3,000円)。
フードも焼き菓子も、味はもちろんのこと、おしゃれなボックスに入って、これもまた贅沢な気分を味わえます。焼き菓子は、お土産としても人気の「びわ湖テラス オリジナルフィナンシェ」をはじめ、たくさん入っているので、食べきれなければ持ち帰りOK。

肝心の景色は、「North Terrace」は「Grand Terrace」とは向きが異なり、北側に向いているため、湖の中に立つ鳥居が絶景と評判の「白髭(しらひげ)神社」や、天気が良い日には北アルプスや中央アルプスまで見えることもあります。
- インフィニティラウンジ
- 営業時間
- 10:00~16:15(土・日・祝日・8月は9:30~)
最終受付は15:30
- 営業期間
- 2019年は4月27日(土)~10月27日(日)
- プラン
- ・シャンパンプラン 3,100円(フードBOX+モエ・エ・シャンドン 200ml)
・インフィニティプラン 3,100円(フードBOX+焼き菓子BOX+ドリンク)
・カフェプラン 2,100円(焼き菓子BOX+ドリンク、9:30~10:30と14:30~15:30のみ利用可能)
いずれも45分間の座席利用込み
小学生以上は同一料金、3~6歳は要1ドリンクオーダー
- 申し込み方法
- 当日、現地ラウンジデスクにて先着順で受付(9組20席)
座席の指定可能
「North Terrace」には、カフェスタンドもあり、「インフィニティラウンジ」のプランを利用しなくても、付近のテーブルなどで一息つくことができます。



ここのカフェスタンドでしか買えない、ノンアルコールカクテル「湖空(こくう)ソーダ」(800円)はインスタ映えすると人気。焼き菓子の「クロスタータ」(500円)や、「シューアラゴスタ」(600円)も、このカフェスタンドだけのメニューです。
リフトに乗って、さらなる大パノラマスポットへ!
「Grand Terrace」「North Terrace」があるエリアから、リフトで上った先の蓬莱(ほうらい)山頂にも絶景のテラス「CAFÉ 360(サンロクマル)」があります。

大きくアーチ状のテラスが設けられていて、琵琶湖はもちろん、京都や大阪の街並みから、日本海側の山々まで見渡せるのが特徴。ほかの2つのテラスとはまた違った、360°の大パノラマが広がります。

そして、ゴロゴロしながらくつろげる「プレミアムシート」や、琵琶湖にダイブする気分が味わえそうな絶景ブランコも。カップルや友だち同士で、映え写真を撮ってみては?
- CAFÉ 360
- リフト営業時間
- 10:00~16:00(土・日・祝日・8月は9:30~)
展望デッキの営業時間は、リフト営業時間に準ずる
- 営業期間
- 2019年は4月27日(土)~10月27日(日)
- プレミアムシート
- 営業時間
- 10:00~16:15(土・日・祝日・8月は9:30~)
最終受付は15:30
- 営業期間
- 2019年は4月27日(土)~10月27日(日)、6・9・10月は土・日・祝日のみ
- 料金
- 1シート45分間(2名まで利用可能) 2,000円
- 申し込み方法
- 当日、「CAFÉ 360」のカフェスタンドにて先着順で受付(事前予約不可)
絶景を見るにはいつ行くのがおすすめ?
写真のような絶景を見られるかは、お天気がカギ。ただ、「びわ湖テラス」は山の上にあるため、1日の中でも天気が変わりやすく、読めないのが難しいところ。ですが、曇っているときの幻想的な雲海もまた絶景です。

取材時も天気予報では1日中曇りでしたが、雲の中を散歩しているような幻想的な景色と、ときどき雲が切れて、きれいな琵琶湖の景色の両方を見ることができました。イマイチなお天気の日でも、諦めずに待っているとチャンスがあるかもしれませんよ!
絶景の空中散歩が楽しめるアクティビティ
ビューポイントは、テラスやカフェだけではありません。「ジップライン」や「スカイウォーカー」などのアクティビティなら、絶景を見ながらの空中散歩が楽しめます。
絶景の中を疾走する「ジップライン」

木々の間に張られたワイヤーに吊られて、絶景の中を一気に駆け抜ける「ジップライン」。全7コースあり、それぞれ違った景色を見ることができるのですが、おすすめはLine7。7コース中、最長で、琵琶湖の大パノラマが見えるのがポイント。普段は体験できない爽快感が味わえます。

もうひとつのポイントが、日本で唯一、2人横並びで飛べること。どのコースも、友だち・カップル・ファミリーで一緒に楽しめます。
- 料金
- 3,870円/1人
- 営業期間
- 2019年は11月10日(日)まで
- 所要時間
- 約2時間
- 参加条件
- 身長:~195cm、体重:30~99kg
小学生以下は、20歳以上の保護者の同伴が必要
- 服装
- スニーカー着用(サンダル、ヒール不可)、スカート不可
シューズ、ズボンなどのレンタルもあり(有料)
- 予約
- 事前WEB予約が必要
「びわ湖バレイ」公式サイト
当日でも空きがあれば参加可能
まさに空中散歩!「スカイウォーカー」

アスレチックを楽しみながら空中散歩ができる「スカイウォーカー」。 高い位置にある「チャレンジコース」は中級・上級の2コースあり、低い位置にある「ちびっ子コース」は距離も短くて子ども向け。装具を付け、講習を受けてからスタートするので、誰でも安心して気軽にトライできます。

また、首から下げるスマホケースを借りられるので、コースの途中で、携帯で絶景を撮ることもできます。制限時間内なら自由に遊べるので、体力に自信がない人も休憩を挟みながら、存分に空中散歩を楽しんでください。
- チャレンジコース
(中級・上級)
- 料金
- 3,260円(大人・子ども共通)
- 所要時間
- 用具装着・講習約20分、プレイ約70分(制限時間内は何度でもトライ可能)
- 参加条件
- 身長:120~195㎝、体重:100kgまで
- 予約
- 前日15:00までにWEB予約
「びわ湖バレイ」公式サイト
当日でも空きがあれば参加可能
- ちびっ子コース
- 料金
- 1,630円(大人・子ども共通)
- 所要時間
- 用具装着・講習約20分、プレイ約40分(制限時間内は何度でもトライ可能)
- 参加条件
- 身長:100~195㎝、体重:100kgまで
- 予約
- 事前予約不要、当日申し込み
- 3コース共通
- 営業期間
- 2019年は11月10日(日)まで
- 参加条件
- 小学生以下は、20歳以上の保護者の同伴が必要
- 服装
- スニーカー着用(サンダル、ヒール不可)、スカート不可
シューズ、ズボンなどのレンタルもあり(有料)
子どもも大人も1日中遊べる!充実のアクティビティ




「びわ湖バレイ」には、アクティビティがまだまだ!スキー場のゲレンデを利用したそり遊び、ボルダリングのようなカベ歩き、「遊びの広場」には一輪車や竹馬のほか、たくさんの手作りの遊具が。しかもすべて無料で遊べます!(そりのレンタルは1時間510円。そりの持ち込みも可)
ランチならココ!おすすめのレストラン
ブッフェ形式のダイニング「レイクビュー」

ロープウェイ山頂駅の目の前にあるダイニング「レイクビュー」では、地元・滋賀産の食材や旬の食材を使ったお料理が、60分間食べ放題!
また、ブッフェのお料理を専用のランチボックスに詰めて、テイクアウトすることも可能。芝生広場でレジャーシートを敷いてピクニックしたり、敷地内にあるテーブルで青空ランチするのもおすすめです。

- 営業時間
- 11:00~15:00(最終入場14:30)
- 料金(60分間のブッフェ)
- 大人2,100円、小学生1,050円、幼児750円、ドリンクバー500円
- テイクアウト用ランチボックス
- 1,800円(ドリンクは別、おかわり不可)
穴場の絶景レストラン「エキナカキッチン」
ロープウェイ山頂駅2階にある、この夏にオープンしたばかりの「エキナカキッチン」。ブッフェが混んでいても、ここは比較的空いています。なんといっても、絶景を見ながら、ゆったりとランチを楽しめるのがポイント。
カレーライスやオムライスから、牛バラ肉煮込みや鮭の香草焼きなどがのった「大人のスペシャルプレート」(1,500円)、子どもたちが大好きなメニューがのった「キッズプレート」(1,100円)まで、アラカルトがそろっています。ソフトドリンク、ビール、からあげなどもあるので、ちょっと休憩するのにも使えます。
- 営業時間
- [平日]10:00~16:00
[土・日・祝日・8月] 10:00~16:00
[11月11日以降] 10:30~15:30
(フードの提供は営業開始30分後~営業終了30分前まで)
「びわ湖バレイ」はワンちゃんとのお出かけにもおすすめ!
芝生の上を思いっきり走り回れる「ドッグラン」
「びわ湖バレイ」には広いドッグランがあり、愛犬とのお出かけにもおすすめ。小型犬エリアが分かれているので、小さいワンちゃんも思いっきり走り回れます。
ドッグランや芝生広場にはウッドテーブルもあり、ここでワンちゃんと一緒に食事することも可能です。食事は、ダイニング「レイクビュー」やカフェなどのテイクアウトを利用できます。
- ドッグラン 営業期間
- GW~11月10日
その他のワンちゃんが入れるスポット
○芝生広場
リードを付ければ、自由にお散歩できます。
○ 屋外の展望エリア(展望テラス、遊歩道など)
展望テラスや遊歩道は入場可。ただし、お散歩はNGで、抱きかかえるか、キャリーケースなどに入れる必要があります。
○ ロープウェイ(往復500円/1頭)
ロープウェイはケージに入れれば乗車可能です。(ケージの貸出もあり)キャビンは、ワンちゃんの乗車OKのものと、NGのものの2基あり、2基が交互に運行しています。

× 建物内
「びわ湖テラス」のカフェのテラス席を含め、建物内に入ることはできません。
× スキーシーズン
スキーシーズンは、びわ湖バレイ全域、ペットの入場はできません。
「びわ湖バレイ」に行くなら、春・秋は防寒着マスト、夏も涼しいので油断禁物!
「びわ湖バレイ」は山の上にあるので、麓とは7~10℃気温差があります。春・秋は寒いので防寒着はマスト。暑くなってくる5~6月や、夏の暑さが残る9月も、山の上は涼しいので、パーカーやカーディガンなど羽織るものを持って行きましょう。
また、真夏でも涼しく、天候によっては気温が下がることもあるため、羽織るものがあったほうが安心です。
冬はスキー場に衣替え
12月下旬頃になると、「びわ湖バレイ」はスキー場として営業をスタートします。初心者用から上級者用まで、9本のコースを備え、眼下に広がる琵琶湖を見ながら滑ることができます。

このスキー場のおすすめポイントとして、駐車場が標高の低いところにあるため、駐車場も周辺の道路も雪が積もらない日が多く、雪道の運転に自信がない人も行きやすいことが挙げられます。
ノーマルタイヤでOKな日が多いので、スタッドレスタイヤなど雪道用の装備をそろえていない人にもおすすめです。(駐車場からゲレンデまでは、グリーンシーズンと同じく、ロープウェイで上がります。)

琵琶湖の絶景、充実のアクティビティ、桜や紅葉など季節ごとの見どころなど、1年中いつ訪れても、1日たっぷり遊べる「びわ湖バレイ」。子連れファミリーにも、デートにも、友だちと映える写真を撮りに行くにも、愛犬とのお出かけにも、もってこいのスポットです。
また、大阪方面や名古屋方面からもアクセスしやすく、ドライブに最適。近くにある「比叡山延暦寺」や、雄琴(おごと)温泉なども合わせて巡るのもおすすめです。今度の休日は「びわ湖バレイ」に出かけてみませんか?
びわ湖バレイ
- 住所
- 滋賀県大津市木戸1547-1
- アクセス
- 【車】名神高速道路「京都東」I.C.より湖西道路「志賀」I.C.経由、約30km
【電車】京都駅よりJR湖西線で約50分、「志賀」駅下車、志賀駅より路線バス(江若交通)で約10分、終点「びわ湖バレイ」下車
- ロープウェイ営業時間
- (2019年の例)
4月6日(土)~11月24日(日) 9:30~17:00(土・日・祝と8月は9:00~)
11月11日(月)以降 9:30~16:30
毎時00・15・30・45分の15分間隔で運行
- ロープウェイ料金(往復)
- 大人2,600円、小学生1,000円、3歳~小学生未満600円、ペット500円/1頭
- チケット
- びわ湖バレイ ロープウェイ往復Eチケットの購入はこちら【楽天ポイントが貯まる・使える】
- リフト営業期間
- 2019年4月27日(土)~10月27日(日)
5/20(月)〜7/19(金)、9/7(土)〜10/27(日)の平日はホーライリフト1路線のみ運行(打見リフト運休)
- リフト料金
- [2路線共通 往復券] 大人1,200円、3歳~小学生1,000円
[1回券] 大人・子ども共通500円
- 駐車料金(乗用車)
- [平日] 1,000円
[土・日・祝日・8月10~18日] 2,000円
- 駐車場営業時間
- ロープウェイ始発の30分前~18:00頃
- 休業日
- 2019年11月25日(月)~12月下旬のスキー営業開始日まで
その他にも休業日あり
「びわ湖バレイ」公式サイトで詳細をご確認ください
※天候によっては、営業時間・内容が変更になる場合があります。