福島県福島市の東部を南北に走る「磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン」は、ドライブにぴったりな山岳観光道路。道中にはビュースポットが点在しており、SNSで「日本のアリゾナ(砂漠)」「空を走る道」などと話題になるほど、絶景を望めるルートです。
そんな磐梯吾妻スカイラインの見どころやグルメスポット、周辺の観光情報など、ドライブ旅を何倍も楽しむためのポイントをご紹介します!
磐梯吾妻スカイラインとは?
「磐梯吾妻スカイライン」は、全長約29キロメートルの山岳観光道路です。山岳観光道路とは観光を主な目的として建設された道路のことで、その名の通り、噴火口や湖沼、湿地帯など見どころが満載。
標高は平均1,350メートル、最高標高地点は1,622メートルと高所にあるため、ドライブ中はまるで雲の上を走っているような気分が味わえます。
車窓から眺めるだけなら1時間ほどで通過できますが、車を停めながらゆっくり見て回るなら、2~3時間ほど時間を確保して前後のスケジュールを組むとよいでしょう。
磐梯吾妻スカイラインへのアクセス
福島県福島市の高湯(たかゆ)温泉と土湯(つちゆ)峠を結ぶ磐梯吾妻スカイライン。福島市方面から向かう場合は高湯温泉のある北側から、磐梯山・猪苗代方面から向かう場合は土湯峠のある南側からスタートするとスムーズです。高湯温泉までは、東北自動車道「福島西」ICから約20分、土湯峠までは、同じく「福島西」ICから約35分で到着します。
東京方面から車で行く際は首都高速川口線に乗り、「川口」JCTで東北自動車道に乗り換えて「福島西」ICを目指します。所要時間は約3時間50分です。福島空港から車で向かう場合は、「須賀川」ICから東北自動車道に乗り、そこから「福島西」ICまでは1時間15分ほどで到着します。
また、磐梯吾妻スカイラインは片側一車線。各絶景ポイントには十分な駐車スペースが設けられていない場所もあるので、渋滞している場合は車窓から景色を眺めるなど、通行状況に合わせて観賞するようにしましょう。
なお、磐梯吾妻スカイライン最大のビュースポットである浄土平(じょうどだいら)から高湯温泉への約1.5キロメートルの区間は、火山性ガス濃度が高くなっているため、停車禁止となっています。窓を開けての走行もできません。該当箇所には立て看板があるので、注意しながら運転してください。
春しか見られない「雪の回廊」も!
磐梯吾妻スカイラインが通る地域は雪深く、路面が凍って危険なため、例年11月中旬頃から4月初旬頃までは閉鎖されます。
開通後は新緑に彩られる春、山々と真っ青な空のコントラストが美しい夏、木々が鮮やかに染まる秋と、季節ごとに見事な景色を一望できますが、特に注目を集めるのが毎年の開通直後。この時期は除雪によって「雪の回廊」と呼ばれる雪の壁ができあがります。降り積もった雪が高さ2~3メートルほどの壁と化した光景は迫力満点!
見頃は、雪が溶け始めるゴールデンウィーク明け頃までと言われていますが、その年の気温によって早まることも。より非日常なドライブを楽しみたいなら、開通後すぐに訪れるもおすすめです。
「吾妻八景」は必見!磐梯吾妻スカイラインをドライブ
磐梯吾妻スカイラインには数多くの見どころがありますが、ここでは作家・井上靖(いのうえやすし)氏が名付けた8つの景勝地「吾妻八景」を中心にご紹介します。
白樺の峰
取材時は高湯温泉のある北側からスタートしました。車を走らせること約10分、最初の景勝地「白樺(しらかば)の峰」が見えてきます。
白い樹皮が特徴的な落葉広葉樹・ダケカンバ越しに、福島市街を一望できるスポットです。晴れていれば、遠くに宮城県と山形県の県境にある蔵王(ざおう)連峰なども見られるのだとか。
付近には駐車場がないため、駐停車する際はまわりの車に十分注意しましょう。
つばくろ谷・不動沢橋
「白樺の峰」から車で2分ほど進んだ先にあるのは「不動沢橋(ふどうさわばし)」が架かる「つばくろ谷」です。かつてこの渓谷にイワツバメが飛び交っていたことから、ツバメの別名「つばくろ」を取って名付けられたと言われています。
谷底から高さ80メートルの位置に架かる橋から見下ろす眺めはまさに絶景! 橋のたもとには20台ほど停車できる駐車場や展望台、トイレも設置されているので、ぜひ車を停めてゆっくりこの景色を堪能してみてください。
駐車場から徒歩5分ほどの場所には、「磐梯吾妻スカイライン展望台」もあります。「不動沢橋」には歩道も整備されているため、徒歩での移動もスムーズ。高所ならではのひんやりと澄んだ空気や渓谷に流れ落ちる滝音が、眼前に広がる景色をより美しく感じさせてくれます。
天狗の庭
景色や散策を楽しんだら、車へ戻ってドライブを再開しましょう。駐車場から約5分、曲がりくねったヘアピンカーブを抜けると、3つ目の景勝地「天狗の庭」が現れます。
山々の美しい稜線を見渡せる「天狗の庭」はその昔、天狗が飛び回っていたという伝説が残る場所。新緑も見事ですが、より美しい景色が見られるのは秋。先ほど通った「つばくろ谷」「不動沢橋」と並び、磐梯吾妻スカイラインの紅葉の名所と呼ばれています。
展望スポットの近くに駐車場はなく、路肩がほんの少し広がった駐車スペースが設けられているのみ。開通直後や紅葉時期は特に混雑するため、記念撮影をしたい場合は早めに訪れるようにしましょう。
ちなみに、磐梯吾妻スカイラインが「日本のアリゾナ」と呼ばれるきっかけとなった景色は、「天狗の庭」から次の目的地「浄土平」に向かう際に見ることができます。
緑に包まれたまばゆいドライブロードも、標高1,600メートルの浄土平周辺に近づいた瞬間に一変。むき出しの山肌が広がる荒涼とした風景へと変わります。まるで別世界に足を踏み入れたようで、好奇心がくすぐられますね。
ただし、火山ガスの濃度が高いエリアのため周辺に駐停車はせず、車内から景色を楽しむだけに留めましょう。
浄土平
「天狗の庭」から車で8分ほど進むと、磐梯吾妻スカイラインの中間地点である浄土平に到着です。
浄土平は山形、福島、新潟の3県をまたぐ「磐梯朝日国立公園」の一部。特別保護地区に指定されており、自由に動植物や鉱物・土石の採取ができないため、美しい景観が保たれています。
浄土平周辺には、20分ほどの気軽な散策コースから3~4時間ほどを要する登山コース、約6時間の登山上級者向けコースまで、全部で13の散策・登山コースが整備されており、高山植物をしながらゆったり過ごすことが可能です。ほかにも、周辺情報を紹介する「浄土平ビジターセンター」や、食事処と売店がある「浄土平レストハウス」、大型駐車場などがあるので、ドライブ途中のひと休みにもぴったりです。
駐車場に車を停めたら、まずは「浄土平ビジターセンター」へ。浄土平を起点とする4つの散策・登山コースの特色を写真やジオラマ、実物展示などを通して紹介している情報センターです。
館内は、浄土平のシンボル「吾妻小富士(あづまこふじ)コース」、高山植物を気軽に親しめる「浄土平湿原・樋沼コース」、高低差の少ない「鎌沼コース」、吾妻小富士や蔵王連峰、魔女の瞳と称される五色沼など絶景を見晴らす「一切経山(いっさいきょうざん)コース」と、コース別に展示分けされています。実物の火山岩をはじめとした貴重な展示もあり、見どころ満載。滑りやすい登山道が続く「一切経山コース」は、登山の準備が必須ですが、ほかの3つのコースは観光客でも気軽にチャレンジできますよ。
「浄土平ビジターセンター」には、浄土平の自然に詳しいスタッフが常駐しているのもうれしいところ。気になるコースの見どころを教えてもらったり、目的や時間に合わせた散策コースをアドバイスしてもらったりできるので、気軽に相談してみてください。
浄土平ビジターセンター
- 住所
- 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山
- 開館期間
- 4月上旬~11月中旬頃
- 開館時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 開館期間中は無休
- 入館料
- 無料
- アクセス
- 東北自動車道「福島西」ICから車で約1時間
- 公式サイト
- 浄土平ビジターセンター
浄土平に来たのなら、ぜひとも立ち寄ってほしいのが、浄土平駐車場の向かい側に位置する「吾妻小富士」です。
「吾妻小富士」という名前は、円錐形の山の姿が小型の富士山のように見えることから付けられました。ここでは、すり鉢状の火口の縁を歩く「お鉢巡り」も体験できます。
登山口から頂上までは階段を上って約15分。火口の縁には石や小さな岩が転がりゴツゴツしているので、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
頂上にたどりつくと目に飛び込んでくるのは、荒々しく巨大な火口。直径約500メートル、火口底までの高低差は約70メートルと、写真には収まりきらない圧巻の大スケールです。
向かい側にいる人たちが、まるでミニチュアのように小さく見えます。
火口の縁を一周するのにかかる時間は50分ほど。順路は決まっていませんが、立て看板によると時計回りで進むほうが転倒などの心配がなく、より安全だそう。
上り坂を歩いているときは、まるで空の中へと進んでいるかのような気分に。360度の大パノラマを眺めながら自然の息吹を存分に満喫しましょう。
登山にチャレンジするなら、「浄土平ビジターセンター」でも紹介している「一切経山コース」がおすすめ。浄土平から標高差約370メートルの登山コースで、距離は往復で約5.4キロメートル、所要時間は往復3時間ほどを要します。
山頂で目にできるのは、ブルーやグリーンに輝く五色沼。裏磐梯にある五色沼(五色沼湖沼群)とは違い沼は一つで、季節や天候、太陽光が差し込む角度により、沼の色合いが変化して見えるのが特徴。その幻想的な様子から「魔女の瞳」とも呼ばれています。五色沼を一望できるのは山頂のみですが、訪れる際は登山の準備を徹底することをお忘れなく。
散策後は「浄土平レストハウス」で腹ごしらえ。
軽食コーナーには、一切経山から望む火口湖・五色沼(魔女の瞳)をモチーフにした「魔女の瞳らぁめん」(1,500円)や、雲海をミルフィーユカツで見立てた「雲海カツカレー」(1,500円)、相馬の塩がアクセントになった「残雪ソフトクリーム(バニラ)」(400円)など、オリジナリティあふれるメニューが豊富にそろっています。
福島市内の人気店「らぁめん たけや」と「Curry and Spice dishes笑夢」が監修しているとあって、おいしさも折り紙つきです。
看板メニューは、透明感あふれるスープが魅力の「浄土平らぁめん」(1,000円)。スープはカドのないまろやかな味わいで、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさです。もっちりとした麺は、噛めば噛むむほど小麦のやさしい風味が広がり、スープとのバランスも抜群。散策やドライブで疲れた体もほっと癒やされます。
県内の特産品や民芸品などを販売する売店でのおみやげ探しもお忘れなく。お店の一押しは、オリジナル商品の「魔女の瞳クラフトコーラ」(1本1,500円)と、県内のチョコレートショップ「いわきチョコレート」が手掛けるチョコやプリン、キャラメルなどのスイーツ、そして、福島銘菓の「ぶどう氷」(540円)です。
「魔女の瞳クラフトコーラ」はネットでも販売しておらず、購入できるのはここだけ!「めひかり塩チョコ」(650円)や「ホロッと桃クッキー」は県内の物産館などでも扱っていますが、赤べこバリケード版(900円)は、なかなかお目にかかれない限定パッケージです。館内でほぼ毎日対面販売を行われている「ぶどう氷」は、口の中で淡雪のように消える食感が魅力です。
浄土平レストハウス
- 住所
- 福島県福島市土湯温泉町字鷲倉山地内
- 開館期間
- 4月上旬~11月中旬頃
- 開館時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 開館期間中は無休
- アクセス
- 東北自動車道「福島西」ICから車で約1時間
- 公式サイト
- 浄土平レストハウス
双竜の辻
グルメもショッピングも堪能したあとは、ドライブ再開です。浄土平から車で10分ほどで到着する「双竜の辻」は、ヘアピンカーブの曲線部分に位置しています。降車する際は、カーブ両脇の路側帯設けられたスペースに駐車しましょう。
「双竜の辻」の魅力は、右に磐梯山、左に安達太良山(あだたらやま)を見晴らす眺望の良さ。この2つの山が、まるで首をもたげて向かい合う2匹の竜のように見えることが名前の由来です。竜の姿をイメージしながら、眺めるのもいいですね。
湖見峠
さらに7分ほど車を走らせたところにあるのが「湖見峠(うみみとうげ)」です。猪苗代湖、秋元湖、小野川湖、桧原湖の4つの湖を遠望できることからその名がつきました。現在は生い茂る木々により、4つすべてを鮮明に見ることは難しいものの、角度によっては山々の隙間から湖が顔をのぞかせるのを目にすることができます。
こちらも路肩に小さな駐車スペースがあるのみ。通り過ぎてしまわないよう気を付けて運転しましょう。
天風境
「湖見峠」から車で2分ほど進んだ先にあるブナの原生林に覆われた「天風境(てんぷうきょう)」は、のびやかな自然を見渡せるスポットです。遠くには、岩壁を流れ落ちる「幕滝(まくたき)」の姿もあります。駐車スペースがやや広めに設けられているのもうれしいポイントです。
国見台
北側からスタートし、最後に登場する吾妻八景は「国見台」。「天風境」から約2分の距離です。こちらも天風境と同様、やや広めの駐車スペースが設けられています。
会津盆地を遠望でき、かつてこの場所に訪れた井上靖氏は、沈む夕日を見て「壮麗な幻想交響詩のフィナーレを奏でるようだ」と称えたそう。時間に余裕があるなら、夕方に着くように調整するのもいいかもしれませんね。
土湯峠温泉郷へ
高湯温泉側からスタートした際のゴール地点となる、土湯峠を抜けたらドライブの終了です!
山間部に位置するため、土湯峠を通過したあとも、しばらくは豊かな自然を満喫できます。すぐそばには、新野地(しんのじ)・鷲倉(わしくら)・赤湯・幕川・野地・奥土湯といった多彩な温泉が点在する土湯峠温泉郷が広がっているのも魅力的なポイント。温かな湯に浸かれば、ドライブの疲れも一気に吹き飛びますよ。
秋の紅葉も必見!
福島県有数の紅葉名所である「磐梯吾妻スカイライン」。例年9月下旬から10月中旬頃が紅葉の見頃とされ、全国各地から観光客が訪れます。紅葉シーズンはもっとも混雑する時期でもあるので、早めに足を運んで秋の絶景を存分に堪能しましょう!
磐梯吾妻スカイライン
- 住所
- 福島県福島市高湯温泉~福島市土湯峠
- 開通期間
- 4月上旬~11月中旬頃
- 通行料
- 無料
- アクセス
- 旧高湯ゲート/東北自動車道「福島西」ICから車で約30分
旧土湯ゲート/東北自動車道「福島西」ICから車で約30分 - 詳細
- 磐梯吾妻スカイライン
ドライブ前後に立ち寄りたい、おすすめスポット
名店で福島グルメを堪能!「餃子 照井 東口店」の円盤餃子
福島の名物グルメといえば円盤餃子。ぐるりと円盤状に並べられたジューシーな餃子は、一口食べればすぐにまた「もう一個」と手が伸びてしまうおいしさです。
地元の人はもちろん、県外のファンも多いのが「餃子 照井 東口店」。多めの油でパリッと焼き上げた餃子は、食感の軽さが魅力。味の決め手となるあんには、キャベツをベースに、山形県米沢産の豚3種類を掛け合わせた「三元交配豚」を使い、濃厚な旨みとさっぱりとした後味が感じられる逸品に仕上がっています。
名物の円盤餃子は、22個入り(1,500円)と11個入り(750円)の2つから選べます。
円盤餃子やラーメンのほか、「つまみチャーシュー」(550円)や「いかにんじん」(400円)といった、おつまみにぴったりな料理も。実は福島の円盤餃子は酒のおつまみとして発展した歴史があり、専門店の多くが夜からの営業。フードメニューは円盤餃子とおつまみのみ、というお店も珍しくありません。
JR福島駅に隣接と、アクセス抜群な「餃子 照井 東口店」。磐梯吾妻スカイラインのドライブのあと、駅周辺の宿に泊まる際や電車に乗る前などに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
餃子 照井 東口店
- 住所
- 福島県福島市栄町1-1
- 営業時間
- 11:30~15:00(L.O.14:15)、17:00~20:00(L.O.19:00)
※餃子が売り切れ次第閉店 - 定休日
- 火曜日
- アクセス
- JR「福島」駅から徒歩すぐ
- 公式サイト
- 餃子 照井 東口店
季節の花に癒やされる!市民の憩いの場「四季の里」
JR福島駅から車で約25分、「福島西」ICからは10分ほどの場所にある「四季の里」は、東京ドーム約1.7個分の広さを誇る農村公園です。
四季折々の花が咲き誇るガーデンや広場、多彩なワークショップを開催する「工芸館」に、水音が心地よい「じゃぶちゃぷ池 」など、入園無料で遊べる施設が満載。
また、建物の意匠も見逃せません。園内の各施設は、16世紀の西欧風建築をイメージしたレンガ調になっており、ヨーロッパにいるかのような景観が広がります。
外観だけでなく、内観も要チェック。壁一面のガラス窓に木々を望む「工芸館」は特に美しく、春・夏は窓際に設けられた席から、吸い込まれそうなほど鮮やかなグリーンを堪能できます。
そんな「工芸館」で楽しみたいのが、「四季の里」の花材も取り入れた「ハーバリウム(植物標本)作り」や、「こけしの絵付け」(体験料各1,100円~)といった体験メニューです。
東北の伝統工芸「こけしの絵付け」は気軽に体験できる反面、丸みを帯びたこけしの胴体に絵柄を描くのは大人でも難しく、思うようにならなかった…ということもたびたび。しかし、「工芸館」ではこけしを固定できる「手回しろくろ」を使用しているので安心。初めての人も簡単にきれいな線を描くことができます。
普段使いできるものを作りたい人には、「ガラスの絵付彫り体験」(体験料1,100円~)もおすすめ。いずれの体験も事前の予約がベターです。
ひと休みには、園内「水車小屋」のジェラートショップで販売しているジェラートやソルベがぴったり。ふぞろいなことから市場に出回らない県産フルーツや野菜を活かしたソルベ・ジェラート「MOTTAI(モッタイ)」や、県内6つの酒蔵の酒粕を使ったジェラート「縁(えにし)」など、常時約10種類が販売されています。
お店の一押しは、「MOTTAI(モッタイ)」シリーズの「完熟桃ソルベ」と「黄桃ソルベ」(シングル各350円)。どちらも濃厚な味わいで、もぎたてのような桃の深い甘みを感じられます。口に運んだ瞬間はシャリッとしつつも、すぐにとろりとなめらかな口あたりに変化する食感も絶妙です。
四季の里
- 住所
- 福島県福島市荒井字上鷺西1-1
- 開園時間
- 9:00~21:00
※施設により異なる - 休園日
- 年末年始(12月29日~1月3日)、施設点検日
- 入園料
- 無料
- アクセス
- 【電車】JR「福島」駅から福島交通バス「四季の里入口」停留所下車、徒歩約7分
【車】JR「福島」駅から車で約25分 - 公式サイト
- 四季の里
「磐梯吾妻スカイライン」の出入り口には「福島三名湯」の高湯温泉と土湯温泉があります。温泉宿に宿泊し、名湯に浸かるのも旅の醍醐味。福島には魅力的なスポットがまだまだ盛りだくさんなので、翌日は街中を観光するのもいいですね!
磐梯吾妻スカイラインで爽快なドライブを楽しみ、温泉でリフレッシュする。そんな癒やしの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?