鹿児島本土と沖縄本島のほぼ中間にあり、「東洋のガラパゴス」とも称される奄美大島。エメラルドグリーンの美しい海、マングローブの原生林など、南国ならではの大自然を満喫でき、フォトジェニックなおしゃれスポットもいっぱいあります。
「楽天トラベル」奄美大島担当スタッフが厳選したおすすめの観光スポット、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティ、ぜひ堪能したい奄美大島の郷土料理などをご紹介します。
宮古崎
奄美群島国立公園に指定され、2018年の大河ドラマ『西郷どん』のオープニングロケ地になった人気スポット「宮古崎」。一帯に群生するリュウキュウササと、海や空の青とのコントラストは絶景!
東シナ海を一望でき、冬は運が良ければクジラが見えることも。遊歩道や展望所も整備されており、磯釣りを楽しむこともできます。
- 住所
- 鹿児島県大島郡大和村大字国直668-7
- アクセス
- 名瀬市街地より国直集落まで車で約30分、国直集落より徒歩約20分
黒潮の森マングローブパーク
写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
日本で2番目の規模を誇るマングローブの原生林が広がる「黒潮の森マングローブパーク」。貴重な動植物が多数生息し、沖縄では絶滅したと言われている「リュウキュウアユ」も生息しています。カヌーでマングローブの森を巡るツアーがおすすめです。
- 9:30~18:00(入園は17:30まで)
- 定休日
- 元日
- 入園料
- 無料
- カヌー料金営業時間
- [60分コース]上3,0以00円、小中学生高校生2,000円、幼児無料
[90分コース]高校生以上4,000円、小中学生2,500円、幼児無料
- 住所
- 鹿児島県奄美市住用町石原478
- アクセス
- 【車】名瀬より車で約20分
【バス】古仁屋(こにや)行き「マングローブパーク前」下車、西仲間行き「西仲間」下車 徒歩約7分
ハートロック
「ハートロック」は、太平洋に面する海岸にあるハート型の潮だまりで、恋愛のパワースポットとして人気。干潮時にだけ姿を現すため、あらかじめ潮見表などで見頃の時間を計算してから向かうのがおすすめです。
ハートロック前には、スムージーやスイーツが楽しめる「ヘルシーアイランドカフェ」も。干潮時間の記載もあり、見頃までの時間調整にも最適です。
- 住所
- 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木
- アクセス
- 奄美空港より車で約30分
ハブと愛まショー
奄美大島に生息しているハブやヘビのパフォーマンスが楽しめる「ハブと愛まショー」。毒蛇ハブ専門店・原ハブ屋が運営しています。
ショーの会場は透明の囲いがあるので、ヘビが苦手な人でも安心。ヘビ使いである原社長の軽快なトークは必聴!楽しみながらハブの生態について学ぶことができます。
- ショー開催時間
- 11:00~/14:00~/16:00~の1日3回(約30分間)
- 料金
- 高校生以上880円、小中学生550円
- 住所
- 鹿児島県奄美市笠利町平字土浜1295-1
- アクセス
- 奄美空港より車で約10分、名瀬より車で約40分
かがんばなトンネル
写真提供:龍郷町役場
「かがんばなトンネル」は全長29mの短いトンネルで、春分の日と秋分の日の前後数日間だけ、トンネルの中にすっぽり収まる夕日が見られます。その神秘的な光景は「龍の目」と呼ばれています。
期間中でも天候によっては見ることができず、「最も見ることの難しい夕日」との声も。海越しの対岸がおすすめの観測ポイントです。
- 住所
- 鹿児島県大島郡龍郷町円
大島紬村
奄美大島の特産物である「大島紬(おおしまつむぎ)」の観光庭園。約15,000坪の広大な敷地内には、アダンやソテツなど亜熱帯植物が群生し、国の天然記念物に指定されているルリカケスを見られることも。
大島紬の製造工程の見学や、世界唯一の染色方法「泥染め」体験などが楽しめます。
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 年末年始(12月31日、1月1日)
- 料金
- 大人550円、小中学生220円 (ショッピングのみの利用は無料)
- 住所
- 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945
- アクセス
- 【車】奄美空港より車で約20分
【バス】「大島紬村入口」バス停より徒歩約2分
あやまる岬
「奄美十景」や「新鹿児島百景」に選定された景勝地。太平洋に突き出すこんもりと丸い地形が毬に似ていることから、「あやまる」と呼ばれるようになったと言われています。
小高い丘に位置する展望台からは、太平洋と喜界島などを一望できます。その真下には公園やグランドゴルフ場が整備され、行楽スポットとしても人気。夏限定で海水プールも楽しめます。
- 営業時間
- [あやまる岬観光案内所]9:00~17:00
- 定休日
- 12月31日、1月1日
- 住所
- 鹿児島県奄美市笠利町大字須野
- アクセス
- 奄美空港より車で約8分
田検(たけん)集落 ガジュマル
レトロなバス待合所に寄り添うように生え、気根を垂らしているガジュマルがSNSで人気を集めています。海沿いののどかな風景をバックに撮影することで、よりフォトジェニックな1枚に。
撮影した後はガジュマルの裏に回ってみましょう。そこには、横たわって海を眺めている奄美の妖怪・ケンムンの姿が。正面からは見えず、特に看板などもないため、見落としがちなポイントです。横たわるケンムンの下には、ケンムンにまつわる逸話が書かれた立て札が設置されています。
- 住所
- 鹿児島県大島郡宇検村田検
- アクセス
- 名瀬より車で約60分、奄美空港より車で約110分
土盛(ともり)海岸
奄美空港から車で約6分の距離にある、空港から一番近い海岸。「ブルーエンジェル」と呼ばれるエメラルドグリーンの海は、奄美の海の中でもトップクラスの美しさを誇り、フォトジェニックなスポットとしても人気です。
リーフに囲まれた遠浅のため、海水浴におすすめ。岩場に囲まれた場所は波も穏やかで、親子連れにもおすすめです。
- 住所
- 鹿児島県奄美市笠利町土盛
- アクセス
- 奄美空港より車で約6分
大浜海浜公園
「大浜海浜公園」は、憩いの場として地元の人からも親しまれている海浜公園。白い砂浜ときれいな海で海水浴が楽しめます。夕日のスポットとしても有名で、太陽が東シナ海に沈んでいく光景はまさに絶景!
また、園内にはウミガメや熱帯魚といった奄美の海の生き物を見られる「奄美海洋展示館」、BBQエリアやシャワー室を備えた「小浜キャンプ場」などの施設も揃っています。
- 住所
- 鹿児島県奄美市名瀬大字小宿大浜
- アクセス
- 名瀬より車で約20分、奄美空港より車で約70分
ホノホシ海岸
写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
奄美大島の南端に位置する「ホノホシ海岸」は、荒々しい波によって角が削られた丸石が一面に敷き詰められています。波が荒いため遊泳には不向きですが、珍しい光景は一見の価値あり。
丸石を記念に持ち帰りたいという人もいるかもしれませんが、ホノホシ海岸の丸石には現地の霊が宿っていると言われており、持ち帰ると夜な夜な石が動き出し、持ち主に災いが降りかかるという噂も。写真に収めるだけに留めておきましょう。
- 住所
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋船津
- アクセス
- 名瀬より車で約80分
アマミノクロウサギと出会える4WDナイトツアー
開放的なフルオープン4WDに乗って、動植物の夜の姿を観察するナイトツアー。絶滅危惧種・アマミノクロウサギをはじめ、東洋のガラパゴスと呼ばれる奄美大島ならではの動物たちに出会えるチャンス!
経験豊富なスタッフがガイドし、基本的に車から降りることもないため、家族連れにもおすすめです。
- 営業時間
- 18:00~22:00(2回運行、シーズンにより出発時間の変動あり)
- 料金
- [ナイトサファリツアー]1人 8,000円
[ミッドナイトツアー]1人 9,500円
- 住所
- 鹿児島県奄美市住用町大字西仲間69
- アクセス
- 奄美空港より車で約70分、名瀬より車で約20分
金作原探検
奄美市名瀬の山中に広がる、手付かずの原生林「金作原(きんさくばる)」。シダ植物や樹齢100年を超える巨木が生い茂る光景は、熱帯雨林のジャングルのよう。人気映画『ゴジラ』のロケ地としても知られています。
森の中には、アマミノクロウサギやルリカケスなどの希少動物も生息しており、運が良ければ出会えるかもしれません。散策には認定ガイドの同行が必要です。
- 住所
- 鹿児島県奄美市名瀬朝戸金作原
- アクセス
- 名瀬より車で約30分
モーターパラグライダー
奄美大島の絶景を堪能したいなら、鳥の目線で大自然を感じられるモーターパラグライダーがおすすめ!地上とはまた違った景色を楽しむことができます。ベストシーズンは3~5月上旬と7~11月頃。
体験飛行では、インストラクターが後ろで操縦してくれるので、初心者でも安心です。フライト中の写真撮影も可能で、地上では撮影できない大パノラマを収めることができます。
マリンスポーツ全般
透明度が高く、カラフルな魚たちと出会える奄美大島の海では、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツが盛ん。熱帯魚の餌付け体験ができるシュノーケリング、朝焼け・星空を眺めながら楽しむシーカヤック、海の上を爽快に走る水上バイクなど多数の体験メニューもあります。
体験メニューの中には、子どもや泳げない人でも楽しめるものもあるので、家族全員でマリンスポーツを満喫してみては?
鶏飯
「鶏飯(けいはん)」は、鶏肉や錦糸卵、しいたけなどの具材をご飯に乗せ、丸鶏を煮込んで作ったスープをかけていただく奄美大島の郷土料理です。ご飯に乗せる鶏肉は、スープに使った鶏肉をほぐしたもの。
お茶漬けのようなあっさりとした味わいで、疲れているときやダイエット中にも嬉しいヘルシーメニューです。お店では、ご飯はおひつで、スープは鉄鍋で提供されることが多く、自分で盛り付けていただきます。店ごとに違う具材やスープの味わいを食べ比べてみてはいかが?
油ぞうめん
茹でたそうめんと具材を、油と出汁で炒めた奄美の郷土料理「油ぞうめん」。豊作を願う「八月踊り」や祝い事、田植え・稲刈りなど人が集まるときに欠かせない料理のひとつなのだそう。
奄美大島担当スタッフのイチオシのお店は「郷土料理 かずみ」。常連客が三味線を弾き、島唄の歌い手でもあるかずみママが歌い、お客さん全員で歌い、踊る、郷土料理と生の島唄が楽しめるお店です。
- ■郷土料理 かずみ■
- 営業時間
- 17:00~23:00
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 鹿児島県奄美市名瀬末広町15-16
黒糖焼酎
地元の人たちから「黒糖酒」と称され古くから親しまれている「黒糖焼酎」は、サトウキビの搾り汁を煮詰めて作る黒砂糖が原料。黒糖のやさしい甘みが特徴で、焼酎臭さも少ないため、初心者でも比較的飲みやすいと言われています。
日本全国でさまざまな焼酎が生産されていますが、この黒糖焼酎の生産が許されているのは奄美群島のみ。現在は約30の蔵元で伝統の味を造り続けています。
奄美大島へのアクセス
【飛行機】
・東京・羽田空港、成田空港より約1時間~3時間(1日1便ずつ)
・大阪・伊丹空港、関西空港より約1時間25分~1時間55分(1日1便ずつ)
・福岡空港より約1時間20分(1日1便)
・鹿児島空港より約1時間(1日9便)
・沖縄・那覇空港より約1時間(1日1便)
【船】
・鹿児島新港より約11時間
・那覇港より約13時間
島内でのアクセス
島内の交通手段は、レンタカー、バス、タクシー、レンタサイクルがあります。
奄美大島のホテル