2023年6月27日(火)楽天グループ株式会社による記者発表会で、2023年夏の旅行動向が発表されました。
コロナ前の2019年と比較して大きな伸びが見られるとともに、「分散型旅行」と「リトリート旅」という2つのトレンドも予測されています。
「楽天トラベル」における夏の宿泊予約は、2019年比で約1.3倍
「楽天トラベル」における夏の宿泊予約は、2019年比で約1.3倍(※1)と、コロナ前を大きく上回るペースで推移しています。都道府県別では1位に北海道、2位東京都、3位沖縄県、4位大阪府、5位福岡県と続き(※2)、日本の最北&最南に位置する2大リゾートと大都市への旅行が昨年につづき人気を集めています。
※1:算出日:2023年6月6日
算出対象:算出日時点における、宿泊数を2019年同期と比較
2023年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(木)/ 2019年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(土)
対象サービス:国内単品+国内DP(宿泊)+デイユース+インバウンド
※2:算出日:2023年6月6日
算出対象:算出日時点における、宿泊数を都道府県別に抽出
2023年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(木)
対象サービス:国内単品+国内DP(宿泊)+デイユース+インバウンド
2023年夏旅行の人気エリアTOP5!観光情報をチェック
第1位:北海道
第2位:東京都
第3位:沖縄県
第4位:大阪府
第5位:福岡県
【夏のトレンド予測➀】
分散型旅行が好調!連休以外のオフピーク日程の予約もアップ
7~8月の予約数を2023年と2019年で比較したところ、海の日を含む7月の三連休と山の日を含む8月のお盆期間(6日間)での2023年の予約数は2019年比で約1.2倍に。これに対し、7~8月の上記以外のオフピーク日程では2019年比約1.3倍(※3)と、連休期間を上回る予約の伸びが見られました。
また、週末を利用した旅行でも、定番の土曜宿泊に加えて、金曜宿泊や日曜宿泊が増加傾向に。従来のスタイルにとらわれない、日程分散型旅行が広がっていることがわかります。
こうした日程分散の背景には、コロナ禍において続いた混雑を避ける生活様式の影響が考えられます。旅行者が集中する連休や土日にこだわらず、柔軟に日程を設定する旅行スタイルの多様化が伺えます。
※3:算出日:2023年6月7日
算出対象:算出日時点における、連休期間(8月のお盆、7月の3連休)と連休期間以外の宿泊数を2019年同期と比較
2023年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(木)、7月3連休:7月15日(土)~7月17日(月)、お盆期間:8月11日(金)~8月16日(水)
2019年の宿泊対象期間:7月1日(月)~8月31日(土)、7月3連休:7月13日(土)~7月15日(月)、お盆期間:8月10日(土)~8月15日(木)
対象サービス:国内単品+国内DP(宿泊)+デイユース+インバウンド
ピーク期をずらして旅行することは、滞在先や移動中の混雑を避けることができるうえ、比較的お得に旅を楽しめることも魅力です。楽天トラベルでは、平日旅行の特集ページも用意しています。
【夏のトレンド予測②】
リトリート旅に注目!日常を離れてリラックスできる行先や宿泊先が人気
旅先では、離島や高級宿など、日常を離れてリラックスできる行先や宿泊先に人気が集まっています。日常を離れて、ゆったりと楽しむリトリート旅に注目です。
リトリート旅とは
普段の生活とは異なる環境でリラックスできる旅
例えば……
- ・非日常感のある島で過ごす
- ・高級宿で贅沢な時間を過ごす
- ・別荘感覚の施設を満喫する
長距離移動も好調
幅広い旅行先が選ばれる中で、飛行機やバスを利用した長距離移動も増えていることも注目です。航空券と宿泊を組み合わせた国内ツアーの予約数は、2019年比で約1.2倍(※4)、高速バスの予約数は2019年比で約1.3倍(※5)に増加。いつもの日常を離れて遠方への旅が増えていることがわかります。
※4:算出日:2023年6月6日
算出対象:算出日時点における、宿泊数を2019年同期と比較
2023年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(木)/ 2019年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(土)
対象サービス:国内DP(宿泊)
※5:算出日:2023年6月21日
算出対象:算出日時点における、予約数を2019年同期と比較
2023年の乗車対象期間:7月1日(土)7月31日(月)/ 2019年の乗車対象期間:7月1日(月)~7月31日(水)
対象サービス:高速バス
離島への旅行や高級宿への宿泊が人気
石垣島・西表島・小浜島エリアや宮古島、奄美大島など離島を含むエリアが2019年比で約1.6倍と特に好調(※6)です。
宿のカテゴリ別では、高級宿の予約が2019年比で約 1.6倍(※7)と大きく伸長。コロナ以前の日常が戻りつつある中で、遠方や自然の多い離島、高級宿など、普段の生活とは異なる環境でリラックスできる「リトリート旅」に適した旅先や宿泊先が選ばれている傾向が伺えます。
※6算出日:2023年6月14日
算出対象:算出日時点における、離島地域の2023年実績と2019年同期の実績を宿泊数で比較
2023年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(木)/ 2019年の宿泊対象期間:7月1日(月)~8月31日(土)
対象サービス:国内単品+国内DP(宿泊)+デイユース+インバウンド
※7:算出日:2023年6月7日
算出対象:「楽天トラベル」の定める高級宿の実績を2023年と2019年同期の宿泊数で比較
2023年の宿泊対象期間:7月1日(土)~8月31日(木)/ 2019年の宿泊対象期間:7月1日(月)~8月31日(土)
対象サービス:国内単品+国内DP(宿泊)+デイユース+インバウンド
暮らすように滞在できるヴィラも人気
そのほか、暮らすように滞在できるヴィラタイプの宿泊施設も人気。2019年比の予約が約2倍(※8)に増加しています。コテージよりもラグジュアリーな空間が魅力で、プライベートに過ごせます。キッチンなどの設備が充実していいて、宿泊者のペースで好きなように過ごせるのも特徴です。
※8:算出日:2023年6月16日
算出対象:「ヴィラ」のキーワードを部屋タイプもしくは宿泊プランに含む宿泊数を2023年と2019年同期で比較
2023年の宿泊対象期間: 7月1日(土)~8月31日(木)/ 2019年の宿泊対象期間:7月1日(月)~8月31日(土)
対象サービス:国内単品+国内DP(宿泊)+デイユース+インバウンド
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以前の日常が戻りつつある中で、混雑を避けた「分散型旅行」や、遠方や自然の多い離島、高級宿など、普段の生活とは異なる環境でリラックスできる「リトリート旅」に注目。「楽天トラベル」の予約動向から予測する2023年夏旅トレンド予測。ぜひ参考にして、次の旅先の候補にしてみてはいかがでしょうか。