広島市内にある「広島ワシントンホテル」4階のレストラン「Bonjour Plus(ボンジュールプリュ)」では、フードロス削減に貢献するため規格外農産物を用いた朝食メニューを提供しています。手作りで地元の食材を味わえると宿泊客に好評で、農家からも大切な農作物を廃棄しなくていいと喜ばれています。
瀬戸内海の柑橘で作った「オランジェット」と「マーマレード」
同ホテルでは、持続可能な社会の実現を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に寄与できるよう、朝食ビュッフェで形や大きさの不ぞろい品や売り物にならない端っこ部分など、味は変わらないのに規格外のために廃棄されてしまう食材を活用しています。
なかでも注目されているのが「オランジェット」と「マーマレード」。広島県尾道市の瀬戸内海に浮かぶ生口島で60年以上もみかんを栽培する「たではら農園」で収穫された規格外の「はるか」「はるみ」を用いたもので、レストランの調理スタッフが実際に農家へ足を運び、直接仕入れています。
香り高くさっぱりした「はるか」が使われているオランジェットは、ほのかな苦みとチョコレートの甘さが特徴的なオトナのスイーツ。マーマレードには、なかなか市場に出回らない「はるみ」が使われており、爽やかな甘さと濃厚な味わい、果肉感たっぷりのおいしさに仕上がっています。
観光にも便利なホテルでSDGsに貢献
同ホテルが立地するのは、広島電鉄「八丁堀電停」から徒歩約3分の広島市中心部。近隣には原爆ドーム、平和記念公園、広島城などの観光スポットがあり、県庁や企業が軒を連ねるオフィス街も隣接しています。全室バス・トイレ別で、チェックインは会計を自動で進められるスマートチェックインシステムを導入。ベッドにはスランバーランド社製のベッドを採用しており、ワンランク上の寝心地で観光や仕事の疲れを癒やせます。
瀬戸内海に浮かぶ島々や、牡蠣や広島風お好み焼き、映画・小説のロケ地に選ばれるなど魅力がいっぱいの広島で、旅を楽しみながらSDGsに貢献しませんか。
広島ワシントンホテル
- 住所
- 広島県広島市中区新天地2-7
- 総客室数
- 266室
- アクセス
- 【電車】路面電車「八丁堀」駅から徒歩約3分
【車】JR「広島」駅から車で約3分