【2024年】関東の芝桜の名所7選！芝桜祭り・見頃情報も

ふわふわの花じゅうたんは、秩父に春を告げる風物詩

秩父のシンボル・武甲山の麓、秩父市街地を一望できる羊山公園に春になると現れるのが「芝桜の丘」。10種類、40万株以上の色とりどりの芝桜が美しくデザインされ、関東でも有数の規模を誇る広大な敷地を埋めつくして咲き誇ります。

白やピンク、青色などの可憐な花々からなる花じゅうたんと、雄大な山影のコラボレーションはまさに絶景。美しく整えられたモザイク模様に、思わず息をのみます。例年、芝桜見頃期間中は「秩父路の特産市」（有料エリア）が開かれるほか、レトロな街並みが味わい深い街中でもさまざまなイベントが開催されます。

いち早く見頃を迎える色彩のパッチワークで一足お先に春を満喫

房総の里山にドイツの田園風景を再現した花と緑のテーマパーク・東京ドイツ村では、7万株の芝桜が広大な斜面を覆い尽くすように咲き誇ります。海に近く、少し南に位置するため、例年関東圏でも比較的早い時期に開花。見頃を迎える4月上旬からは「芝桜まつり」も開催され、多くの人でにぎわいます。

スカーレットフレームの濃赤色やカルビデスホワイトの白色に加え、ピンク色、紫色など多彩な品種の可憐な花々が、美しいグラデーションを形成。まるでパッチワークのように整えられた芝桜畑の間には木道が整備されており、ゆっくりお散歩を楽しめます。

ネモフィラと芝桜の競演は、思わず息をのむ美しさ

体験農園があり農業体験ができる富田さとにわ耕園の「花とみどりの里」では、春になると約12万株の芝桜が咲き誇ります。千葉モノレールの最寄駅からバス乗車と電車でのアクセスは少し不便ですが、駐車場無料、入園料無料で楽しめる穴場スポットです。

こちら最大の魅力は、なんといっても芝桜とネモフィラの競演が楽しめる点。目が覚めるような鮮やかなピンク色の芝桜と、青空に溶け込むようなブルーのネモフィラのコントラストには、思わず息をのんでしまうほど。直売所には新鮮な野菜や手づくりのお弁当などが並び、春爛漫のお出かけを楽しめます。

「織姫の羽衣」をテーマにデザインされた丘にはハート型も登場

高崎市の「みさと芝桜公園」には、春になると芝桜の丘を中心に約26万株の赤、白、ピンクの芝桜が帯状に連なり、うねりや渦巻きなどの模様を描いて花を咲かせます。ハート型にデザインされた芝桜もあり、目を楽しませてくれます。三色の花で埋め尽くされた丘は、「織姫が置き忘れた桃色の羽衣（はごろも）」をテーマにデザインされたもの。ほのかに漂う花の香りにも癒されます。

起伏に富んだ地形にあるので、少し小高い場所から丘全体を見下ろしたり、美しい芝桜のじゅうたんを背景に写真を撮ったりすることも可能です。見頃の時期には「みさと芝桜まつり」も開催され、さまざまなイベントも楽しめます。

開花時期

4月上旬～5月中旬

アクセス

【電車】東武鉄道りょうもう号（伊勢崎線・桐生線）「藪塚駅」よりタクシーで約15分
【車】北関東自動車道「太田桐生IC」から約20分

公式サイト

群馬県観光公式サイト

富士山と芝桜のコラボに、ここでしか味わえない時間を楽しんで

富士山麓、本栖湖畔に広がる「富士本栖湖リゾート」で、例年4月中旬から5月末ごろまで開催され、人気を博しているのが「富士芝桜まつり」。首都圏最大級の約80万株の芝桜が富士山麓の広大な敷地に咲き誇り、鮮やかなコントラストで富士山を彩ります。

残雪が美しい雄大な富士山と一面をピンク色に染める芝桜の競演が楽しめるほか、園内には芝桜を植栽された「ミニ富士山」も登場。ここだけでしか見られない景観を楽しめます。会場内ではご当地グルメが楽しめるイベントなども多数開催され、多くの人でにぎわいます。