芸術の秋到来♪東京で開催される美術展&アートイベント10選【2023年 最新】ゴッホやモネ、ピカソも登場。

芸術の秋到来♪東京で開催される美術展&アートイベント10選【2023年 最新】ゴッホやモネ、ピカソも登場。

提供:ことりっぷ

 

アートシーンが活気づく芸術の秋。今年は、注目の美術展やアートイベントが目白押しです。こちらの記事では、「モネ 連作の情景」「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」をはじめ都内の美術館で開催される展覧会や、アート集団チームラボによる没入型アートイベントなど、この秋いきたい美術展&アートイベントをひと足早くご紹介します。秋の訪れとともに、芸術の魅力に浸りましょう。

 

【上野】「モネ 連作の情景」/ 上野の森美術館

【上野】「モネ 連作の情景」/ 上野の森美術館 《ヴェンティミーリアの眺め》1884年 油彩、カンヴァス 65.1×91.7cm グラスゴー・ライフ・ミュージアム(グラスゴー市議会委託) © CSG CIC Glasgow Museums Collection. Presented by the Trustees of the Hamilton Bequest, 1943

「モネ 連作の情景」展が、東京・上野の森美術館で2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)の期間開催。柔らかい色使いとあたたかい光の表現で知られる印象派の巨匠、クロード・モネ(1840-1926年)。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して描いた「連作」として発表しています。

そんなモネの代名詞ともいえる「連作」に焦点をあてた本展では、国内外40館以上から日本初公開を含む60点以上が一堂に会します。全出品作がモネという、「100%モネ」の展覧会ですよ。

 

《睡蓮の池》1918年頃 油彩、カンヴァス 131.0×197.0cm ハッソ・プラットナー・コレクション © Hasso Plattner Collection 《睡蓮》1897-98年頃 油彩、カンヴァス 66.0×104.1cm ロサンゼルス・カウンティ美術館 Los Angeles County Museum of Art, Mrs. Fred Hathaway Bixby Bequest, M.62.8.13, photo © Museum Associates/LACMA 「モネ 連作の情景」展コラボレーション 渋皮栗と紅茶のパフェ 紅茶付き(1,630円)

さらに、上野の森美術館からほど近い「アフタヌーンティー・ティールーム アトレ上野」をはじめ、全国のアフタヌーンティー・ティールームでは、10月12日(木)~11月15日(水)の期間中、クロード・モネの名画から着想を得たコラボレーションスイーツ「渋皮栗と紅茶のパフェ」を展開。

多くの方に親しまれている「睡蓮」 と「ジヴェルニーの積みわら」、ふたつのモティーフをひとつのパフェで表現しつつ、秋らしい味わいとAfternoon Teaらしさを楽しんでくださいね。

 

【上野】「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 ― 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」/ 国立西洋美術館

【上野】「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 ― 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」/ 国立西洋美術館 ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年/ポンピドゥーセンター(1936年国家購入) Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne - Centre de création industrielle © Centre Pompidou, MNAM-CCI/Georges Meguerditchian/Dist. RMN-GP

世界屈指の近現代美術コレクションを誇るパリのポンピドゥーセンターから、貴重な作品が多数来日する「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が、2023年10月3日(火)~2024年1月28日(日)の期間、国立西洋美術館で開幕。

ピカソのプリミティヴな裸婦像に衝撃を受けて制作されたブラックの重要作《大きな裸婦》(日本初出品)や、ポンピドゥーセンターを代表するピカソの傑作《肘掛け椅子に座る女性》など、注目の作品が多数登場します。キュビスムを正面から取り上げる本格的な展覧会です。
会場では多くの作品を撮影することができますよ。(※撮影は非営利かつ私的利用の目的に限ります。一部エリアは撮影できません)

 

ポール・セザンヌ《ポントワーズの橋と堰》 1881年/国立西洋美術館 ※東京会場のみ

 

【新宿】「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」/ SOMPO美術館

【新宿】「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」/ SOMPO美術館 フィンセント・ファン・ゴッホ 《ひまわり》1888年 SOMPO美術館

東京・新宿にあるSOMPO美術館では、2023年10月17日(火)~2024年1月21日(日)の期間、「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」を開催。
17世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れのなかにゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探る展覧会です。

ゴッホの代表作である「ひまわり」にも焦点をあて、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品もご紹介していますよ。

 

ポール・セザンヌ 《りんごとナプキン》1879-80年 SOMPO美術館

 

【六本木】「イヴ・サンローラン展  時を超えるスタイル」/ 国立新美術館

【六本木】「イヴ・サンローラン展  時を超えるスタイル」/ 国立新美術館 (左)カクテル・ドレス―ピート・モンドリアンへのオマージュ 1965年秋冬オートクチュールコレクション  © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger(右)イヴニング・ガウン 1995年秋冬オートクチュールコレクション  © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger

2023年9月20日(水)~12月11日(月)の期間、六本木の国立新美術館にて、「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開催。

クリスチャン・ディオールの急死をうけ、1958年にディオールのデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ったイヴ・サンローランは、1962年に自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表します。それ以来、世界のファッションシーンをリードし、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させるなど、女性たちのワードローブに変革をもたらしました。本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展。

40年にわたる歴史が、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む約300点によって、12章構成で紹介されています。豪華絢爛な美の世界を間近で堪能することができますよ。

 

【町田】「楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師」

【町田】「楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師」 【後期展示】楊洲周延「浅草公園遊覧之図」明治24年(1881)、町田市立国際版画美術館蔵

町田市立国際版画美術館にて、「楊洲周延―明治を描き尽くした浮世絵師」が開催。前期は2023年10月7日(土)〜11月5日(日)、後期は2023年11月8日(水)〜12月10日(日)と、会期を分けて開催されます。

楊洲周延(ようしゅうちかのぶ・1838-1912)は、幕末から明治末にかけて活躍した浮世絵師。明治に入り写真や石版画など新たな印刷技術が台頭するなか、周延は浮世絵師として何を描き続けたのか、約300点の錦絵などからその全体像に迫ります。
文明開化と江戸懐古のはざまで変化する時代の空気や、当時の人びとの息づかいを感じることができますよ。

 

【立川】「エルマーのぼうけん」展 / PLAY! MUSEUM

【立川】「エルマーのぼうけん」展 / PLAY! MUSEUM

東京・立川にあるPLAY! MUSEUMでは、2023年10月1日(日)まで「エルマーのぼうけん」展が開催中。

「エルマーのぼうけん」シリーズは、9歳の男の子・エルマーが機転をきかせて数々の困難を乗り越えていく冒険の物語。今回の展示では、アメリカ・ミネソタ大学図書館のカーラン・コレクションが所蔵する約130点の美しい原画を日本で初めて公開。70年以上前に描かれた色鮮やかな表紙や地図、作者が所蔵する手作りの本の原型であるダミー本、貴重な資料なども初めて公開される他、まるで物語の世界を冒険するかのような空間とともに紹介されています。

 

「エルマーと16ぴきのりゅう」表紙のための着彩画

 

【豊洲】チームラボプラネッツ TOKYO DMM

【豊洲】チームラボプラネッツ TOKYO DMM チームラボ《生命は結晶化した儚い光》©チームラボ

開業5周年を迎えた、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」が、ミュージアムのリニューアルを行い、より没入的な空間へと進化。新しい光の作品《生命は結晶化した儚い光》が公開されるなど、コンセプトである“身体ごと没入”する世界を、より一層堪能できますよ。

さらに、アート集団チームラボによる4つの巨大な作品空間と2つの庭園からなる「水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園 」では、はだしとなって身体ごと巨大な作品に没入することができます。

 

チームラボ《Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体》©チームラボ

【目黒】「館内アートツアー付ランチ」/ ホテル雅叙園東京

【目黒】「館内アートツアー付ランチ」/ ホテル雅叙園東京 和室宴会場

目黒駅から徒歩3分、日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」では、2023年10月4日~11月29日の期間中水・金曜限定で、創業以来大切に受け継がれてきたホテル内のアートを解説付でめぐるツアーと、レストランでのランチがセットになった「館内アートツアー付ランチ」を開催します。

こちらの記事では、東京都指定有形文化財 名建築「百段階段」秋の見学会や、200点を超える美術品に囲まれた空間で体験できるモーニングヨガなどのイベントもまとめてご紹介。おでかけの参考にチェックしてくださいね。

 

中国料理「旬遊紀」特別個室

さらに、ホテルのアートに触れる体験がほかにも開催されています。

2023年10月7日から11月26日の期間中土・日曜、祝日は、“文化財保全期間 特別企画 東京都指定有形文化財 名建築「百段階段」秋の見学会”を開催します。

見学会では、建物に施された超絶技巧や、昭和初期から受け継がれる歴史を案内。1935(昭和10)年から残る文化財建築の魅力を堪能することができます。

 

【銀座】Life in Art 「JAPAN CRAFT『百工のデザイン』展」/ 無印良品 銀座

【銀座】Life in Art 「JAPAN CRAFT『百工のデザイン』展」/ 無印良品 銀座

無印良品 銀座内ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 にて、2023年9月29日(金)~2023年10月29日(日)の期間、企画展 Life in Art 「JAPAN CRAFT『百工のデザイン』展」を開催。今年は「クラフト」をテーマに掲げ、『JAPAN CRAFT』と題し、日本各地に広がる日用の工芸にスポットをあてた展覧会です。

道具としての器だけではなく、日々の暮らしに取り入れる文化として改めて考えるきかっけになりますよ。

 

©️ATELIER MUJI GINZA『百工のデザイン』展、書籍・映像より

 

【臨海副都心エリア】「ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023CIRCULATION〜」

【臨海副都心エリア】「ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023CIRCULATION〜」

臨海副都⼼エリアにて、2023年9⽉15⽇(⾦)から2023年9月24⽇(⽇)の10⽇間、「ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023CIRCULATION〜」が開催。海を臨む開放的な空間で行われる、⼤規模なアートフェスティバルです。

本イベントの玄関口となる国際展⽰場駅ロータリーの南側に広がる「花の広場」では、街で暮らす⼈々の⽇常を特徴的な タッチで描きだす⼈気アーティスト、⻑場雄さんの作品を展開。隣接する「⽯と光の広場」や「夢の⼤橋」などのその他のエリアでも、廃材を活⽤して⾏うワークショップや、最新のテクノロジーとアートを掛け合わせた展⽰企画などが盛りだくさんです。

 

⻑場雄さんの作品イメージ

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いかがでしたか?当日の営業時間やチケット情報は、公式サイトからご確認の上、おでかけくださいね。

 

文:ことりっぷ編集部

 

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