京都のお盆を締めくくる伝統行事「京都五山送り火」。世界遺産・清水寺そばにある小学校校舎跡を活用したラグジュアリーホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」では、送り火が行われる2024年8月16日に、宿泊者に無料で屋上やスイートルームを開放する特別鑑賞イベントが実施されます。
京都の街を一望できる、小学校校舎を継承したヘリテージホテル
「ザ・ホテル青龍 京都清水」は、1933(昭和8)年に建てられた元清水小学校の校舎跡を保存・活用する形で、2020年にオープンしたヘリテージ(遺産)ホテル。洋館のような外観装飾や、館内随所に残る小学校当時の面影がノスタルジーを感じさせます。
ホテルは清水寺に近い東山の傾斜地に立地し、屋上からは京都の街並みや三方を取り囲む山々までを一望できる絶好のロケーションにあります。
屋上には普段立ち入ることができませんが、京都五山送り火が行われる2024年8月16日の夜に限り、宿泊者限定で開放されます。
また、パノラマビューが魅力のスイートルームも、この日は鑑賞会場に。客室内にはドリンクや軽食も用意されるので、ゆったりと送り火を楽しみたい人におすすめです。
夏の終わりを体感する、特等席からの送り火鑑賞
古都に夏の終わりを告げる風物詩「京都五山送り火」。市街地を囲む5つの山々を火床に文字や形を焚き上げ、お盆の精霊(しょらい=先祖)を送る伝統の行事で、5つの送り火全てが京都市無形民俗文化財に登録されています。
8月16日は、20:00に東山にともされる「大文字」を皮切りに、5つの山々で順次点火が行われます。
ホテルからは、松ヶ崎の西山・東山に浮かび上がる「妙法」の文字、西賀茂船山の「船形」、大北山の「左大文字」、そして嵯峨の「鳥居形」の4つの送り火を鑑賞できます。年に一度、京の夜を飾る明かりは神秘的の一言です。
宿泊者限定「京都五山送り火」鑑賞イベント
- 開催日時
- 2024年8月16日 19:45〜
- 開催場所
- ホテル東棟 屋上(雨天、悪天候時は中止)
3階 パノラミックスイートルーム - 料金
- 無料(宿泊者限定)
- 「送り火」点火予定時刻
- 20:00「大文字」 ※ホテルから鑑賞不可
20:05「妙・法」
20:10「船形」
20:15「左大文字」
20:20「鳥居形」
※点火は各山とも約30分間。気象条件によって変更の場合あり
子どもたちの学び舎からホテルへと歴史をつなぐ「ザ・ホテル青龍 京都清水」。昭和初期から長く京都の街を見守ってきた静謐な空間で、1年の安寧を願う伝統の火を眺めてみてはいかがでしょうか?
ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)
- 住所
- 京都府京都市東山区清水2-204-2
- 総部屋数
- 48室
- アクセス
- 【電車】「京都」駅からタクシーで約10分、京阪電車「清水五条」駅から徒歩約20分
【バス】「清水道」バス停から徒歩約5分
【車】名神高速道路「京都南」IC・阪神高速道路「鴨川西」ICから約15分 - 駐車場
- なし(提携駐車場あり)
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