3月に新エリア「魔女の谷」がオープンし、5エリアとなった愛知県長久手市の「ジブリパーク」。期間限定のフードメニューも登場する、この夏の楽しみをまとめてご紹介します。
新メニュー続々!この夏の「ジブリパーク」
「魔女の谷」にある「グーチョキパン屋」は、『魔女の宅急便』で主人公のキキと黒猫のジジが暮らしたパン屋さんがモチーフ。7月から新メニュー「ライスカレークロケット」(480円)を提供しています。スパイシーなライスコロッケを包んで焼きあげた、まるでまっくろくろすけのようなインパクトのあるビジュアルも楽しい一品です。
同エリアの「空飛ぶオーブン」では、7月から土日休限定で朝食メニュー「イングリッシュブレックファスト」(2,000円)を用意。ヨーロッパのどこかにいるような、特別な気分で楽しめます。
「ジブリの大倉庫」の「カフェ 大陸横断飛行」には、サンドイッチの期間限定メニューとして「パッタイ」(850円)と、ジェラートの新フレーバーが登場。長距離飛行のパイロットが航路の途中で立ち寄った国をモチーフに、片手で食べられるサンド仕立てて提供する限定サンドは、ご存じタイの国民食をイメージした味わいです。
パークのある「愛・地球博記念公園北口広場」に位置する和をテーマとしたカフェテリア「ロタンダ 風ヶ丘(かぜがおか)」では、「天然氷の茶漬け 海老天」(1,200円)や「天然氷のかき氷 くるみもち」(800円)を9月末までの期間限定で販売。愛知名物・海老天のほか、好みに合わせて煮卵やのりなどを加えてお茶漬け感覚で味わったり、たっぷりのずんだあんに包まれた白玉だんごと一緒に食べたりと、ふわっふわの天然氷を楽しめます。
月替わりの短編アニメーション、9月は『くじらとり』に決定
「ジブリの大倉庫」にある「映像展示室オリヲン座」では、月替わりでスタジオジブリ制作の短編アニメーション作品を上映しています。9月の作品は、『ぐりとぐら』シリーズでおなじみの中川李枝子・大村百合子コンビによる名作『いやいやえん』(福音館書店)のお話のひとつ『くじらとり』を原作とする作品の上映が決定しました。
保育園を舞台にしたエピソードで、ほしぐみの男の子たちがつくった積み木の船「ぞうとライオン丸」でくじら取りに出かけます。年少組のしげるは仲間に入れてほしいのに、なかなか入れてもらえません。さぁどうなることやら。
脚本・監督は宮崎駿、音楽は野見祐二でお送りします。ちなみに、現在上映中の7月作品は『水グモもんもん』、8月の上映予定作品は『毛虫のボロ』。いずれも宮崎駿の原作・脚本・監督によるオリジナル作品です。
「ジブリパーク」のチケットは日時指定の予約制で、7・8・9月分の予約を受付中。現在、すべてのエリアをまわることができる(一部建物内は観覧不可)「ジブリパーク大さんぽ券」であれば、8月の一部と9月の多くの日程でチケットの確保が可能です。夏の思い出づくりに、ぜひ「ジブリパーク」を訪れてみてはいかがでしょうか。
ジブリパーク
- 住所
- 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
- 料金
- 「ジブリパーク大(おお)さんぽ券」:【平日】大人3,500円、子ども(4歳~小学生)1,750円/【土・日・休】大人4,000円、子ども(4歳~小学生)2,000円
※日時指定予約制。別途システム利用料110円が必要
※ほかにも「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」「ジブリパークさんぽ券」「ジブリパーク魔女の谷・もののけの里セット券」あり - 営業時間
- 平日10:00~17:00、土・日・休9:00~17:00
※火曜(休日の場合は翌平日)、指定日休園 - アクセス
- 【電車】愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)「愛・地球博記念公園」駅すぐ
【バス】名古屋駅・名鉄バスセンター4階24番のりば、または中部国際空港第一ターミナルより「藤が丘」経由で「愛・地球博記念公園(ジブリパーク)」行き
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