大迫力の演出は必見！東京ディズニーランドのパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」

2024年10月1日から11月7日まで開催中の「ディズニー・ハロウィーン」。中でも絶対に見たいのが、6年ぶりに生まれ変わった、東京ディズニーランドで行われるお昼のパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」です。昨年までの雰囲気から一転し、2024年は、美しく、妖しく、何度も驚かされる、ヴィランズ主催のエンターテインメントになっています。しかも、日本のパーク初登場となるヴィランズ、ドクター・ファシリエがが新パレードに降臨！そこで今回は、注目の新パレードを徹底紹介。思いっきり楽しむためのコツもご紹介します。

 

 

初登場のドクター・ファシリエがホスト役

「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」は、ディズニー・ヴィランズたちが、最高にクールでゴージャスな音楽やパフォーマンスで、ゲストを魅了する、お昼のパレード。1日1回約45分、パレードルートで行われます。

 

フロートは全部で6台。今回は、ハロウィーンパーティーをテーマにしているだけあって、どのフロートも作り込みやギミックがすごい！これまでのパレードとはひと味違う、異次元の迫力があります。

 

トップバッターを飾るのは、ホストの大役を任されたヴィラン、ドクター・ファシリエ。パーティー会場の「正門」を表現した、黄金色にきらめくフロートに乗って登場。後ろには、おめかししたグーフィーも乗っています。

 

ドクター・ファシリエとは、ディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』に登場する、ブードゥーの魔術師。シルクハットをかぶり、ファッションセンスは抜群。前歯のすきっ歯もチャーミング！と思えるから不思議。にじみ出るハンサムオーラは隠しきれません。

 

ファシリエと合わせて注目したいのが、フロート先頭の金の銅像。実は、この門番は全身金色のダンサー！銅像かと思いきや、突如動き出します。

 

ほかのフロートもチェック！

残り5台のフロートも、順に見ていきましょう。2台目のフロートは、美を極めたフロート。女王（ディズニー映画『白雪姫』）、クルエラ（ディズニー映画『101匹わんちゃん』）、デイジーダックが乗っています。それぞれの美しさを追求したデザインで、横から見ると、女王とクルエラの部分では雰囲気がまったく異なるのが印象的です。

 

女王のフロートは、赤いバラが咲き誇り、うっとりするほど美しい！孔雀の王座や魔法の鏡を取り入れた、立体的なデザインです。

 

クルエラのフロートは、おなじみのダルメシアン柄を取り入れたファッショナブルな造り。ファッションデザイナーらしい、アバンギャルドな雰囲気が漂います。

 

そして3台目は、「キャプテン・フック」と刻まれた海賊船型のフロート。

 

フック船長＆スミー（ディズニー映画『ピーター・パン』）、ガストン（ディズニー映画『美女と野獣』）、海賊にふんしたドナルドダックの姿も！海賊船には、盗んだ金貨や荒くれ者たちが飲むお酒のたるがどっさり積まれています。

 

妖しくダークな世界観を詰め込んだ4台目のフロートには、マレフィセント（ディズニー映画『眠れる森の美女』）、ジャファー（ディズニー映画『アラジン』）、そして、我らがヒーロー・ミッキーが。マレフィセントの背後には、手下であるカラスのディアブロもいます。

 

ミッキーのコスチュームは、ファシリエとリンクさせたカラーでコーディネート。帽子の形がかっこいい！

 

さすが最恐の魔女、マレフィセント。悪い顔も、お怒りになった顔も、ニヒルな笑顔も、すべてが美し過ぎる……。フロートの高い位置から、気持ちが良いぐらい見下してもらえます。

 

ひたすらかわいい5台目のフロートがこちら。いたずら好きの動物たちが集まる、お菓子やかぼちゃで飾り立てられたユニークなフロートです。

 

乗っているのは、ファウルフェロー＆ギデオン（ディズニー映画『ピノキオ』）やビッグ・バッド・ウルフ（ディズニー映画『三匹の子ぶた』）、チップとデールの姿も！ふわもこ系のいたずらっこが大集合です。

 

お菓子で誘惑するヴィランズだから、フロートにはお菓子がたくさん。

 

「こちらへおいで。おいしいお菓子があるよ～！」なんて声が聞こえてきそう。

 

ご覧ください、この圧倒的な存在感！ラストを飾るのは、今にも飲み込まれそうな漆黒の海やパーティー会場のらせん階段をイメージしたフロートです。

 

らせん状に巻かれたタコの足のてっぺんには、魔女のアースラ（ディズニー映画『リトル・マーメイド』）が。同じフロートには、ミニーの姿も見えます。

 

このフロートは、かなり高さがあり迫力満点。大きなタコ足がくねくね……。巨大化アースラと戦う、映画のラストシーンから飛び出してきたかのようです。

 

ここでは、おめかししたミニーの衣装にも注目。クラシカルでゴージャスな衣装に身を包み、腕を振ると、青い海のようなフリルがゆらゆらと揺れるんです！異国のお姫様感たっぷり。

 

後半はスモークと炎の演出で大盛り上がり！

パレードは移動し続けるわけではなく、いったん停止します。停止する回数は、全部で3回。1回目はファンタジーランド／ウエスタンランド、2回目はプラザ、3回目はトゥモローランド／トゥーンタウン。そのとき、自分がどこにいるかで見られるキャラクターが変わります。

 

3回目の停止時には、ミッキーたちと一緒に楽しくダンスタイム。会場のボルテージが高まると、フロートから黙々とした白いスモークと炎が空にさく裂！しかも数回にわたり炎が吹き出されるため、迫力満点です。

 

ちなみにダンスは、パレードが始まる前にキャストがレクチャーしてくれるので安心。しっかり練習して覚えておくとよりパレードを楽しめますよ。

 

フロートごとに変わるダンサーの衣装も見逃せない

新パレードでは、キレのあるダンスや妖艶なメイク、表情でゲストを魅了するダンサーも見逃せません。

 

マレフィセントが乗ったフロートのダンサーたち。マレフィセントの手下であるカラスをイメージした、通称「カラスダンサー」。ひらひらした衣装と中性的な美しさがマッチしていて、どんどん引き込まれてしまいます。

 

続いてこちらは、ガストンが乗ったフロートのダンサー、ガストンガールズたち！髪には大きなリボン、膨らんだ袖に、フリルのスカートを履き、色も実に鮮やか。女の子らしい雰囲気であふれています。

 

ガストンが近づくと、「きゃ～！」と黄色い声をあげて大興奮。

 

チップとデールが乗ったフロートのダンサーは、超アクロバティック！側転したり、ぴよよん……と飛び跳ねながら、ゲストのすぐ近くにまで来てくれます。

 

アースラがのったフロートは、ダンサーたちの衣装も海の生き物をデザインに取り入れています。ふわふわ揺れるスカートは、まるでクラゲみたい！貝殻みたいな、ファンタジーにあふれた髪型にもぜひ注目を。

 

パレード前に用意したい身に付けグッズ

パレードに合わせて用意しておきたいのが、パレードの盛り上げに最適なハロウィーン限定のグッズ。

 

コウモリ型のリボンが付いた「シュシュ」（2,000円）は、手首に付けても髪に結んでもよし！のスグレモノ。パレード中、手首に付ければ、黒と赤の長いリボンがゆらゆらと揺れて、目立つこと間違いなし。

 

また、ヴィランズたちが描かれた「手持ちバルーン」（900円）も、盛り上げに一役買ってくれます。パレード以外にも、記念写真用のフォトプロップスとして活躍してくれますよ。

 

ディズニー・ハロウィーンの新パレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン”Into the Frenzy”」は、今まで見たことがない刺激的なハッピーがいっぱい。足を運んで、忘れられないひとときをお楽しみください！

 

 

※エンターテイメント・プログラムは、公演回数が変更になる場合や、天候等の状況により内容が変更または中止になる場合があります。

ⒸDisney

 

撮影／岡村智明　取材・文／安藤美紀 

 

 

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