2021年7月16日、「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO」が東急プラザ銀座6Fにてオープンします。図鑑の世界に入り込む新感覚の体験型デジタルミュージアムの誕生です。
コロナ禍以前よりスタートしていたプロジェクト
「ZUKAN MUSEUM GINZA」を運営する「ずかんミュージアム有限責任事業組合」は、小学館や朝日新聞社など7社によって発足した合同組合。コロナ禍以前よりプロジェクト実現に向けて始動していて、当初は「ポスト五輪」の新しい銀座の名所として没入型・体験型のアカデミック・エンターテインメントを展開する狙いがあったそう。
リモートワークの加速化や旅行などの行動制限により、「おうち時間」が増加した現在。一方で「リアル」「体験」というものの価値や消費へのニーズが一層高まり、「地球」や「自然」、「生き物」をリスペクトして理解しようという大きな動きも。プロジェクト始動当時と状況は大きく変わってしまったものの、同組合は「ZUKAN MUSEUM GINZA」について「おうち時間では出来ない没入感のある体験や、世界中の自然環境を旅するかの様なスケールの大きな体験をお届けできると考えています」と説明しています。
ペイントタッチの生き物たちと出会う体験を
同ミュージアムのコンセプトは「生き物そのものを伝える」こと。来場者は「小学館の図鑑NEOシリーズ」からピックアップされた生き物をデジタルで可視化した世界に入り込み、図鑑書籍だけでは伝えきれないリアルな生態系や自然を体感・学習できます。
また施設内では時間経過や天候の変動など、リアルな地球上における環境の変化を表現できるように設計。発見の連続が知的好奇心をかき立て、体験前後で“地球の自然”に対する価値観が大きく変わるかもしれません。
ちなみにアニメーションは、それぞれの生き物ごとに「小学館の図鑑NEO」チームが監修。普段の行動や警戒時の動きなど、様々な映像資料を観察して入念に再現されています。生き物の見た目に関しては、細かな特徴を捉えつつイラストのようなペイントタッチで仕上げているのが特徴。そのため、虫などの見た目が苦手な人でも楽しめるのではないでしょうか。
さらに背景を含め、全体を通して独自の世界観で築くことを構想。生き物や背景に関しても実際に生息している地域の特色を元に、様々な生き物たちが住む世界をずっと見ていられるような空間がつくり上げられました。
コンテンツ監修に協力した小学館・図鑑室長の北川吉隆さんは、「図鑑めぐりを通して、創造力や発想力を膨らませるきっかけを提供できる施設を目指して参ります」とコメント。凝縮された地球の自然を、じっくり五感で受け止めてみては?
ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO
- 住所
- 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 6F
- 料金
- 大人:2,500円、中高生:1,700円、小学生:1,200円、3歳以上小学生未満:900円、3歳未満:無料
- 営業時間
- 11:00~20:00(※予定)
- アクセス
- 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅C2・C3出口徒歩約1分、東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅A1出口徒歩約2分、JR山手線・京浜東北線 有楽町駅銀座口徒歩約4分
- 詳細
- ずかんミュージアム銀座 公式サイト