提供:沖縄テレビ
職業柄「沖縄らしさを感じられる気の利いたお土産」をリサーチし、取材させていただく機会の多い私。
今回は、2023年4月3日(シーサーの日)に国際通りの入口にオープンの「シーサークッキー(Shisa Cookie)」のプレオープンにお邪魔させていただきました。
※本記事は2023年取材時の情報です。最新の情報は施設へお問い合わせください。
シーサークッキーは、店名のとおり「シーサー」の形をしたクッキーを扱う専門店。店内には、沖縄の守り神であり沖縄のシンボルでもあるシーサーを形どった、ありそうであまり見かけないクッキーがならんでいます。
実は、形を保ったまま焼き上げるのが難しい型抜きクッキー。特に複雑な型の場合、生地を型から外す際に崩れてボロボロになってしまうのですが、オリジナルの型を使って焼き上げたシーサークッキーは、エッジもシャープできれい!
シーサーの特徴をとらえつつ、老若男女から長く愛されるシンプルな形のクッキーをめざしたそうです。
食感はサクサクッ、ホロホロ。国産のバターを贅沢に使い、シンプルながらもリッチな味わいに仕上がっています。イメージは、スコットランドの伝統菓子「ショートブレッド」。
クッキーのフレーバーは8種類。素材の味を生かし、沖縄県産食材を積極的に取り入れています。
1.オリジナル
砕いたアーモンドを生地に混ぜ込み、ナッツのゴロっとした舌触りも楽しめるオリジナル。口に入れた瞬間、芳醇でコク深いバターとアーモンドの香りが広がります。
2.紅芋
紅芋本来の風味と甘みを生かして、素朴ながらもしっかり紅芋が感じられます。
3.マンゴー
生地にマンゴーを練り込んでいて、トロピカルでフルーティーな味わいに仕上がっています。
4.シークワーサー
粗みじん切りにした果皮を混ぜ込んだシークワーサーフレーバーのクッキーは、後味がさっぱり爽やか。
5.さんぴん茶
茶葉が入ったさんぴん茶クッキー。さんぴん茶特有の華やかな香りがふわっと広がります。
6.黒糖
粉状と粒状の両方を生地に混ぜ込んだ黒糖クッキー。ミネラル豊富で身体にもうれしい。
7.まーす(塩)
甘じょっぱくてクセになる味わい。つい「もう1枚」と手が伸びてしまいます。
8.チョコチップ
こちらのみ県産素材ではありませんが、子どもから大人まで幅広い世代に愛されるフレーバーです。
シーサークッキーは「オリジナル」「紅芋」「マンゴー」「シークワーサー」「さんぴん茶」「黒糖」「まーす(塩)」「チョコチップ」の8種類ですが、今後も新フレーバーを増やしていく予定だそうです。どんな「沖縄クッキー」登場するのか、いまから楽しみです。
8枚入(1,080円)、16枚入(2,160円)、24枚入(3,240円)は家族、友達、職場へのお土産に。40枚入(5,400円)は取引先への手土産や、ワンランク上の贈り物に。
シーサーは縁起物なので、お祝い返しや引き出物にもよさそうですね。
個包装されたクッキーは1枚130円。
好きなクッキーを詰め合わせられる専用BOX(80円)もあり(1〜15枚前後入ります)、好みのフレーバーを選んで購入できます。
店内の試食コーナーでは全種類の試食が可能なので、購入前にお気に入りフレーバーを見つけてみては?ちなみに私のお気に入りは、オリジナルとさんぴん茶、まーす。
お店のロゴには、シーサーと赤瓦屋根の建物、太陽、そして県花のデイゴを配置し「沖縄らしさ」を表現。
パッと目を引く赤を採用したことについて、デザイン担当者は「沖縄といえば原色ですよね。首里城も紅型も、花も魚も原色が多く、沖縄の歴史や文化を振り返ったときに、この赤しかない!と直感しました」と話します。
赤瓦屋根の外観、そして内装には「花ブロック」を取り入れ、店内のBGMには沖縄発のR-ポップユニット「少年少女」の曲を流し、沖縄感満載のシーサークッキー。
「訪れてくださったお客さまの思い出に残るお店づくりをしていきたいです。そして、観光の方だけでなく、沖縄に住んでいる方が県外へ持っていくお土産を選ぶ際に立ち寄りたくなる店舗になるようにしていきたいです」と店長の崎浜さん。
那覇で目新しい沖縄土産を探している方は、ぜひ!
シーサークッキー(Shisa Cookie) 国際通り本店
- 住所
- 沖縄県那覇市松尾1丁目1−1 昌ビル1階
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- なし
- 公式サイト
- シーサークッキー(Shisa Cookie)
※この記事は、2023年4月2日に沖縄テレビ「OKITIVE」で公開された記事を転載したものです。