日本三古泉のひとつに数えられる神戸市の有馬温泉。『日本書紀』にも記され、豊臣秀吉をはじめ、武将や皇族、文人たちに愛されてきた歴史があります。その由緒ある名湯を全客室で堪能できるおすすめの宿が「有馬山叢 御所別墅(ありまさんそう ごしょべっしょ)」。
約1,400坪の野趣あふれる敷地に10室の離れのみという静かな空間で、有馬ならではの温泉「金泉」に心ゆくまで浸かり、心身を癒やすことができます。そして、美術家・綿貫宏介(わたぬき ひろすけ)氏監修の館内のしつらえも唯一無二の存在感を放ちます。そんな有馬温泉「御所別墅」での1泊2日宿泊記をお届けします。
有馬最古の旅館の別邸として誕生した「御所別墅」
神戸電鉄・有馬温泉駅に降り立つと、有馬名物の炭酸煎餅を販売する土産店や温泉宿が軒を連ねる旅情豊かな景色が目に入ります。その観光客で賑わう温泉街から少し離れた山手に佇んでいるのが「有馬山叢 御所別墅」。有馬六景のひとつ、鼓ヶ滝(つづみがたき)公園へ続く静かな道沿いに門を構え、ゲストを迎えています。
駅からは歩いて10分ほどですが、無料の送迎サービスを行っているので荷物が多いときも安心です。
また、有馬温泉駅までは、新神戸駅から神戸市営地下鉄、神戸電鉄を乗り継いで35分ほど、バスなら乗り換えなしで30分ほどで到着。大阪・梅田、新大阪駅、三宮などからもバスが出ているので、東京方面をはじめ、遠方からもスムーズにアクセスできるのが魅力です。
「有馬山叢 御所別墅」は、創業830年の歴史を持つ有馬最古の宿「陶泉 御所坊(とうせん ごしょぼう)」の別邸として2008年に開業。
「御所坊」を代々運営してきた金井家の16代目・金井一篤(かない かずしげ)さんは、「この『御所別墅』が立つ土地は、古くは清水寺という紅葉の名所として知られた場所でした。その後、明治時代の開国期を迎え、神戸に居留地ができると、多くの外国人が有馬温泉を訪れるようになり、外国人を専用に迎える『清水ホテル』として栄えた歴史があります。『御所別墅』ではこの土地に刻まれた歴史を引き継ぎ、当時の庭の面影を残しつつ、和の風情に洋のエッセンスを融合させたモダンな空間づくりを大切にしています。また、『御所坊』のおもてなし文化を継承し、ゲストお一人おひとりの心に寄り添う寛ぎの時間をご提供しています」とお話ししてくれました。
▼「御所坊」詳細
美術家・綿貫宏介氏が手掛けたレトロモダンな館内
ロビー棟の玄関で目にするのが、「有馬山叢 御所別墅」と独特の書体で描かれた看板。これは、「無汸庵(むほうあん)」の号をもつ綿貫宏介氏によるもの。
綿貫氏は昭和30年代にポルトガルに滞在し、伝説的美術作家となったあと、神戸を拠点に総合芸術「無汸庵の空間」を展開。お酒やお茶などの企業に対して、ロゴ、商品、包装からお店の在り方まで総合的に監督する総合美術監督としても活躍してきました。
1980年代に「御所坊」を改装する際、15代目・金井啓修氏が綿貫氏と出会ったことから意匠に関わることとなり、「御所別墅」の監修も全面的に手掛けたといいます。宿に一歩入ると、綿貫氏の唯一無二な感性から生まれた統一感のある空間が広がります。
さっそくチェックイン。片流れ屋根の梁を活かした開放的なロビーには、自然音をイメージした心地よいオリジナルBGMが流れ、気持ちがふわっと解き放たれていくのを実感します。
テーブルやコーナーをやさしい光で灯すスタンドライトは、鍛鉄作家・高橋正治氏によるもの。中央の大テーブルは宿のために制作したオリジナルで、有馬名物の茶褐色の温泉「金泉」の鉄分を含めた塗料で淡い墨色のような色合いが表現されています。
水辺に佇むヴィラタイプの客室「山叢」
「御所別墅」の敷地面積は約1,400坪。敷地内はレストランを併設するロビー棟と離れの客室10室で構成されています。
客室は平屋建てのヴィラ「山叢(さんそう)」と2階建てのメゾネット「瀧川」、ツリーハウス露天風呂付きのヴィラ「コルボ・デ・オウロ」の3タイプがあり、いずれも静けさに包まれたプライベートな空間。今回はヴィラタイプの「山叢(さんそう)」に宿泊しました。
ヴィラ「山叢」はこの清水池を囲むように佇んでいます。ステンドグラスをはめたウッディな玄関に迎えられ、まるで山間の別荘を訪れたような気分に!
扉を開くと目に飛び込んでくるのが、この広々としたリビング。客室はいずれも100平米を超えるスイートルームですが、高い天井によってより広く感じられます。そして、部屋の各コーナーを柔らかい光で照らし出すライティングによって、心がゆるやかにとろけていくようなリラックス効果を高める空間づくりが行われています。
ヴィラ「山叢」の定員は2~4名。窓際のソファセットは、3名以上で宿泊する際にベッドとしても利用できます。4名で宿泊しても十分なゆとりを感じる広さで、家族旅行やグループ旅行にもおすすめです。
また、六甲山の北麓に広がる有馬温泉では冬に雪が舞う日もありますが、床暖房が備わっているので、こんなに広くてもぽかぽかと暖かく快適に過ごせます。
リビングの奥にある寝室もこの広さ。ベッドは寝返りをうっても余裕の大きさで、体を包み込みふかふかのマットレスと羽毛布団で深い眠りを約束してくれます。
窓辺にはドレッサーとオットマン付きのソファが。外にはテラス席もあるので、天気のいい日はここでティータイムを楽しんでは。
客室でのおもてなしには、綿貫氏がデザインしたおかめの絵がかわいらしい「宇治園」の煎茶、スリランカ「Dilmah(ディルマ)」の紅茶やオリジナルのコーヒーが用意されています。
このデスクと椅子は、綿貫氏がスケッチしたデザインに沿って木工作家が天板を作り、鍛鉄作家が脚を制作し、家具職人が座面の革を張り、クラフトマンたちが共同で形にしたといいます。
家具をはじめ、絨毯やカーテン、作品を飾る額から飾る場所に至るまで、細かく綿貫氏が監修し、「御所別墅」という唯一無二な世界観を作り上げています。
「御所別墅」の特長のひとつが、全室に備わるサーマルルーム。これは、人間の体温とほぼ同じ37度前後に設定された低温サウナで、人間がいちばんリラックスできるといわれる温度で無理なく体を温めることにより、免疫機能を高める効果が期待できるそう。冷え性の人にもおすすめです。
バスローブに着替えて、岩盤浴のように温かいベンチでテレビを観たり、読書したり、テーブルでシャンパンを楽しんだり、思い思いの時間を過ごせます。実際に体験してみると、ダラダラという汗のかき方ではなく、全身が温まり、じんわり汗をかく心地よさに包まれました。
サーマルルームで汗をかいたら、そのままとなりの浴室へ。全客室で温泉を堪能できるのも「御所別墅」の特長です。
有馬温泉は鉄分や塩分を含む茶褐色の「金泉」、ラジウム泉の無色透明の「銀泉」、2種類のお湯を楽しめ、なかでも有馬古来の湯として親しまれているのが金泉。600km下の海洋プレート最端部から湧出し、空気に触れて酸化することにより茶褐色の濁り湯に変色するそう。
塩分濃度の高いさらっとした湯が肌に薄い皮膜を作るため、保湿効果と保温効果が持続し、湯冷めしにくいといわれます。各種アレルギー性皮膚疾患や蕁麻疹のほか、関節痛や冷え性の改善に効能があるとされています。
スイッチひとつで、蛇口から金泉が流れ、浴槽を満たしてくれます。1泊で4回まで溜められるので、チェックイン後にまずは旅の疲れを癒やし、眠りに就く前にもうひと風呂、翌朝、目覚めの湯浴みを楽しんでは。ただし、47度前後と高温のため、水を足す、冷ますなどして、浸かる前に温度確認を忘れずに。
バスアメニティは、資生堂「LE MONDOR(ルモンドール)」のボディソープ、シャンプー、トリートメントを用意。血行を促すジンジャー、潤いを保つヒアルロン酸と、タイム、シャクヤク、ローズマリーなどのハーブエキスを配合し、肌と髪を健やかに導いてくれます。
ダブルボウルの洗面台には、歯ブラシ、ヘアブラシ、シャワーキャップ&ヘアゴム、ボディタオルなどが入った綿貫氏デザインの巾着バッグが。よく見ると、女性用と分かるようにバッグに貼られたレトロモダンなシールやトレーも綿貫デザイン。シャンプー・トリートメントなどのボトルも同氏のデザインで、細部まで統一されていることに感動をおぼえます。
肌触りのよいコットン100%のバスタオルとフェイスタオルもたっぷり用意されていました。朝夕に限らず、気の向くまま温泉に浸かって心身を癒やして欲しいという宿の気遣いが伝わります。
バスローブのほか、浴衣ももちろんあります。描かれているのは、『老子(老子道徳経)』第11章「無用の用」で例に挙げられている車輪を引用し、綿貫氏がデザインしたもの。上に羽織る丹前と足袋もそろい、温泉旅館ならではの風情を堪能できます。
ツリーハウス露天風呂付きヴィラも
さらに、館内に1室だけ露天風呂付きのヴィラも。なんと、露天風呂はツリーハウスの上に設けられ、自然に包まれて心ゆくまで金泉を堪能できます。
「コルボ・デ・オウロ」(金のカラスの意)と名付けられた世界で唯一のツリーハウス温泉。有馬温泉の創世記、3羽のカラスが傷を癒やしたという伝承を思わせます。
こちらの客室も広さは約100平米あり、2名まで宿泊可能(安全上の理由でお子様の宿泊は不可)。カップルや夫婦で、記念日などとっておきの日の温泉旅行にもおすすめです。
2階建てメゾネットタイプの客室「瀧川」
2階建てメゾネットタイプの「瀧川」へは、ロビー棟の裏手にあるオートウォークで向かいます。少しずつ下っていくと、落葉山の野趣溢れる景色の中に滝川のせせらぎが響いてきます。
有馬川上流の滝川に面した客室「瀧川」。こちらも一棟ずつ独立した離れで、邸宅や別荘のような趣を感じられます。
2階にある玄関を入ると、広いリビングが。ヴィラ「山叢」と同様、全室100平米を超えるスイートルームで4名まで宿泊できます。
冬が近づくと、小上がりの畳スペースに掘りごたつが登場するのが「瀧川」の特長。この掘りごたつを心待ちにしているゲストも多いそう。3名以上で宿泊する場合は、このスペースに布団を敷いてもらえます。
寝室はらせん階段を降りた1階に。ベッドを2つ並べても動線がしっかりと確保されたゆとりのある空間になっています。テレビボードやドレッサーなども、ロビーの大テーブルと同じく、金泉の鉄分を含む塗料が施されたオリジナルで、部屋をモダンに彩っています。
ベッドルームの外には、木々に囲まれたテラスも。鳥のさえずりと滝川のせせらぎという自然のBGMに包まれます。夏は蝉時雨が響く木陰と川からそよぐ風で涼を取りながらお茶や読書を楽しんで。
浴室とサーマルルームは1階の寝室横にあり、「瀧川」の浴槽は檜造り。朝はブラインドを開けて、自然光の中で金泉に浸かるのも気持ちよさそうです。
朝起きたら、そのまま温泉に浸かることができ、洗面台はダブルボウル、お手洗いも1階と2階にそれぞれにあるので、スムーズに身支度できます。
大浴場でもかけ流しの金泉を満喫
敷地内には大浴場「有馬山叢 陶泉」もあり、大きなお風呂を楽しむならこちらへ。
今では有馬のほとんどの旅館に温泉が引かれていますが、近年まで各旅館には内湯が存在せず、有馬唯一の湯元を板で仕切った2つの浴場、「一ノ湯」と「ニノ湯」を宿ごとに分けて使っていたといいます。この2つの浴場と渡り廊下でつながっていた唯一の宿が「御所坊」でした。この大浴場は、かつて有馬の象徴として存在した2つの浴場を偲んで造られています。
浴槽も「一ノ湯」、「ニノ湯」の大きさに合わせて設計されており、古の湯浴みの風情を感じられます。有馬温泉には泉質別に7つの泉源があり、ここでは御所泉源および妬(うわなり)泉源の混合湯を、加水をしないかけ流しで楽しめます。
バスアメニティのほか、バスタオルやクレンジングなどのコスメ類がそろっているので手ぶらでOK。「有馬の湯は湯冷めしにくい」という言葉通り、部屋に戻っても体はぽかぽかのままでした。
- 利用時間
- 15:00~24:00、6:00~11:00
宿泊者は「御所坊」の大浴場も利用可能
もうひとつ、徒歩8分ほどの場所にある「御所坊」の大浴場「金郷泉」も利用可能。「御所別墅」の大浴場とはまた趣の異なる岩風呂で、ひとつの空間を男女で楽しんで欲しいという15代目・金井啓修氏の想いから、半混浴式の大浴場になっています。
少し気恥ずかしくもありますが、カップルや夫婦、家族で入浴できるのも魅力のひとつ。こちらも御所泉源および妬泉源の混合で、加温や加水をしない源泉かけ流しの金泉を楽しめます。
- 利用時間
- 15:00~20:00
食材へのこだわりが光る山家料理のディナー
夕食はロビー棟にあるレストランで。カウンター席に座ると正面に有馬三山のひとつ、落葉山の景色が広がります。夏は目に眩しいほどの新緑、秋は真っ赤な紅葉、冬はうっすらと木々に降り積もる雪景色が旅情を誘います。
このカウンター席のほか、3名以上での利用や子連れでもゆっくり食事を楽しめるように、個室も用意されています。
料理は「御所坊」伝来の和食文化と神戸の洋食文化の融合から生まれた独自の山家(やまが)料理を提供。「真金不鍍。金にメッキは不要。飾り立てた見た目の豪華さにとらわれない、本当に良質な料理をお出ししたい」という思いを込め、「御所坊」が長年かけて探し当て、集めてきた良質な素材を使ったこだわりの味が並びます。
今回いただいたスタンダードなコースは、明石産の魚料理、希少なブランド和牛のステーキ、海の幸たっぷりの小鍋など、箸付けから菓子まで全9皿。贅を凝らした料理にうっとりします。
「御所別墅」は、日本屈指の漁場、瀬戸内海の良質な鮮魚が集まる明石浦漁港に神戸の旅館として唯一出入りを許された宿で、夕食として並ぶ魚介類は、その明石浦漁港で調理長自ら買い付けたもの。この日はブリの幼魚・ツバス、鯛、カレイなどを味わうことができました。
調理には、食材本来の旨味を最大限に引き出すことを大切にしていることも特徴。魚の買い付け後は生け簀で管理し、最良の熟成タイミングを図っています。例えば、造里のツバスは朝一番に締めた後、12時間ほど熟成させることにより、もっちりとした食感に。
また、鯛の炭焼きをマスカットソースで味わう一品など、ひと工夫もひと手間を惜しまず作られる料理に口福が訪れます。
小鍋料理も明石産のカワハギ、ハモ、足赤海老、千葉県産の蛤と海の幸が盛りだくさん。お鍋のダシは、一つひとつの素材からとったダシをブレンドしたもの。土鍋で炊いたきのこご飯にかけて味わうのも美味!
こちらは合肴のカニクリームコロッケ。想像するカニクリームコロッケの姿とは異なり驚かされますが、これは「カニクリームコロッケを分解する」という発想から生まれた遊び心あふれる一品。
クリームチーズやじゃがいものペーストなどに松葉ガニの身を混ぜてムース状にし、カラッと揚げた衣をトッピング。スプーンですくって口に含むと、冷たいカニクリームコロッケが完成します。
お肉料理は、神戸ビーフの中でも希少な「但馬玄(たじまぐろ)」のロースステーキが登場。「但馬玄」は、全国の黒毛和牛の原種が育つ兵庫県但馬で生育される神戸ビーフのうち、そばの実やゴマ、粟など、特別な飼料を与えて一貫生産されている希少価値の高い最高級ブランド和牛。
脂の融点が低く口溶けのよいあっさりとした味わいを堪能できます。まずはピンク・ブラック・ホワイトの3色胡椒をトッピングした赤ワインソースでひと切れ、次はお好みでワサビや塩で味わって。
朝は洋食スタイルのモーニングでお腹も心も満腹に!
翌朝の朝食は洋食のセットメニュー。低温殺菌した牛乳または生搾りオレンジジュースから始まり、メインのプレート、スープ、サラダ、パン、フルーツと盛りだくさんな内容です。朝食からも、旬の食材と地産地消へのこだわりが伝わります。
メインのプレートには、万願寺とうがらしのソースで味わうスクランブルエッグ、神戸髙尾牧場のオリジナルブランド「神戸ポーク」の粗挽きウインナーが。そのとなりは、無農薬の里芋を加えた古代米リゾットをハンバーグ風に焼いて、トマトソースで味わう一品。奥には、但馬玄のスジ肉や野菜を煮込んだポトフなどが並び、彩りあざやか。
パンやジャムにも旬の素材がふんだんに使われています。この日はドライイチジクや丹波栗を練り込んだ自家製のパンと、サツマイモ、リンゴ、柚子のジャムがテーブルに並びました。
また、別プレートには「御所別墅」の名物メニュー、フレンチトーストも。前日から卵液に漬け込んで焼き上げたほんのりと甘く、しっとりとした食感がたまりません。フレンチトーストまでしっかりと味わい、お腹も心も幸せいっぱいに!
チェックアウトの時間。ロビーでは、綿貫氏が手掛けた個性的なパッケージデザインのお菓子や、オリジナルの香り豊かなお茶なども販売しているので、旅のおみやげに選んでは。
また、ロビーの本棚には、「御所坊」を度々訪れていた谷崎潤一郎の小説をはじめ、日本文化やアート、植物、囲碁など多彩なジャンルの本が並びます。
そして、ロビーの裏手にはテラス席があり、滞在中、天気のいい日はテラスで景色を眺めたり、ロビーのソファで本を読んだり、ゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
「有馬山叢 御所別墅」には、肌触りのよい茶褐色のお湯、綿貫宏介氏のデザインで統一された贅沢な空間、地産地消を大切にした山家料理など、旅を彩る唯一無二の風景があります。金泉や低温サウナを堪能しつつ、おこもりステイを楽しむもよし、温泉街のそぞろ歩きに出かけるのもよし。慌ただしい日々のことは忘れて、気ままに自分だけの特別な時間をぜひ楽しんでください。
有馬山叢 御所別墅
- 住所
- 兵庫県神戸市北区有馬町958-1
- アクセス
- 神戸電鉄有馬線「有馬温泉」駅より徒歩約10分(無料送迎あり)
- 駐車場
- 無料(20台)
- チェックイン
- 15:00(最終チェックイン22:00)
- チェックアウト
- 12:00
撮影:福羅広幸 取材・文:室田美々