大阪・梅田から電車で約1時間、神戸・三宮からも約30分とアクセスがよく、温泉街散策も楽めることで人気の温泉地・有馬温泉。鉄分を多く含む珍しい茶褐色のお湯「金泉」と、無色透明の「銀泉」、2種類の温泉も魅力です。
有馬は宿のバリエーションも豊富で、いま特に人気なのが露天風呂が付いた客室。カップルやファミリーでも一緒に温泉を楽しめ、周りに気を遣うことなく、好きなときに好きなだけ湯浴みができます。
今回は、有馬温泉の露天風呂付き客室の人気宿ランキングTOP10を紹介します。
※このランキングは、楽天トラベルに掲載されている有馬温泉の宿を対象に、「露天風呂付」「露付」「半露天風呂付」「半露天付」「客室露天」のキーワードを含む宿泊プランの宿泊実績を集計したものです。
※対象期間:2020年5月1日~2021年4月30日
第1位はサービス、食事、客室すべてが高評価で、有馬温泉ならではの金泉を堪能できる「御幸荘 花結び」。展望大浴場はもちろん、館内に5室ある露天風呂付き客室でも金泉を楽しめます。
露天風呂付き客室は5室それぞれ間取りや設備が異なり、6名まで泊まれる約105平米の和洋室タイプスイート「枳殻(からたち)の間」や、檜の露天風呂と金泉の足湯が付いた和室二間続きの「杉の間」などが。5室とも、露天風呂にはテレビ、お部屋にはマッサージチェアがあり、好きなときにのんびり金泉に浸かってリラックスできる空間が整っています。
露天風呂付き客室に宿泊すると、夕食・朝食とも部屋食なので、密を避けて温泉も食事も堪能できます。
金泉と銀泉の両方を有する人気の高級ホテル「有馬グランドホテル」。新館「別墅 結楽(べっしょ ゆら)」の2・7階のクラブフロアにある客室は、すべて露天風呂付きで、金泉または銀泉を引いています。
お部屋タイプは、金泉露天風呂とテラス、10畳の和室、ベッドルーム、リビングをもつ広々とした客室や、眺望が自慢の銀泉露天風呂付きの和洋室など、全8タイプがあります。
クラブフロアの宿泊客は、できたての料理を部屋食でいただけたり、専用クラブラウンジがあったりと至れり尽くせり。ワンランク上の湯ごもりに最適なホテルです。
客室は19室のみで、ひとりひとりに対する丁寧なおもてなしが評判の「天地の宿 奥の細道」。客室の露天風呂のお湯は、金泉と、美肌の湯と評判の自家源泉の2タイプがあります。
この宿のもうひとつの魅力が、板前が目の前で料理するライブ感あふれる食事。名物料理のすき焼き「雲海鍋」をはじめ、目の前で繰り広げられるパフォーマンスは五感を魅了します。食事は、夕・朝食とも個室の食事処でいただけます。
また、エスプレッソマシーン、ミネラルウォーターをはじめ、冷蔵庫内のドリンク、お菓子など、無料サービスが充実しているのも人気のポイントです。
窓の外に広がる有馬の山々の絶景が自慢の旅館「月光園 鴻朧館(こうろうかん)」。露天風呂付き客室は、館内に1室限定の貴賓室「天空の露天風呂付ロイヤルスイート」と、6室限定の「絶景の露天風呂付客室 和室12畳」の計7室が。
敷地内に泉源を持ち、客室の露天風呂でも、有馬三山のひとつ、落葉山の美しい景観を見ながら天然温泉に浸かることができます。
夕食・朝食とも部屋食の宿泊プランがあり、夕食では神戸牛を堪能できます。また、家族連れにおすすめのファミリープランも。子ども(幼児食事、布団あり)はお得な定額料金で、夕食は部屋食で周りを気にせず食事ができます。
全客室の約3分の1が露天風呂付き客室の「有馬ロイヤルホテル」。お部屋の露天風呂は温泉ではありませんが、信楽焼の露天風呂付きのモダンなデザインの和室が人気を集めています。
温泉を楽しむなら、1階と屋上に大浴場が2ヵ所あり、1階では有馬らしい金泉の露天風呂と内湯を、屋上では星空を眺めながら露天風呂を満喫できます。屋上の露天風呂では、北投石という貴重な鉱物をくぐらせたお湯や、美肌効果が期待できるマイクロバブルのお湯なども楽しめます。
また、「有馬ロイヤルホテル」は食事も評判で、兵庫のブランド牛・三田牛や神戸ビーフ、あわびなど豪華な食事を部屋食で提供しています。
落葉山の麓に佇む、古き良き数寄屋造の心落ち着く旅館「月光園 游月山荘(ゆうげつさんそう)」。露天風呂付きのお部屋は「曲水亭」の「桐壺」と「夕顔」の2室。どちらも10畳の和室と8畳超の洋室があり広々。客室の露天風呂では信楽焼の浴槽で銀泉を独り占めできます。
大浴場では金泉も楽しめ、滝川沿いにある露天風呂では川のせせらぎに耳を傾けながら、かけ流しの源泉を堪能できます。
桐壺と夕顔の食事は夕食・朝食ともに部屋食で、客室にはマッサージチェアも備え、チェックアウトは12:00とゆっくり。リフレッシュするおこもり温泉旅行にもってこいです。
気軽に露天風呂付き客室を楽しみたいという人におすすめの「小都里(ことり)」。全8室のうち露天風呂付き客室は1室。銀泉を24時間好きなときに完全プライベートな空間で満喫できます。お部屋はスタイリッシュなデザインの和室で、肩ひじ張らずにリラックスできる雰囲気。
銀泉の露天風呂付き客室に朝夕2食付きのプランでも、20,000円ちょっとからと手の届きやすい料金が魅力です。
また、大浴場でも銀泉を楽しめるほか、徒歩2分ほどのところにある姉妹館、1位で登場した「御幸荘 花結び」の金泉も利用可能。金泉・銀泉の湯めぐりを楽しめます。
江戸初期から有馬で旅館業を営んできたという老舗温泉宿「ねぎや陵楓閣」。歴史ある旅館ならではの細やかなおもてなしが好評です。
露天風呂付き客室は、竹林に囲まれた岩造りの露天風呂付きの和室や、坪庭に臨み、ヒバの露天風呂を縁側に備える和洋室の2タイプ。いずれも、温泉旅館の雰囲気を存分に満喫できます。なお、客室の露天風呂は温泉ではありませんが、大浴場では金泉を堪能できます。
夕食は旬の食材をふんだんに使った月替わりの会席や神戸牛のすきやき・しゃぶしゃぶを、部屋食でゆっくり味わえます。
創業約700年の歴史ある旅館「兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)」。趣の異なる3つの湯処には9つの湯船があり、すべての湯処に金泉が注ぎ、館内で温泉めぐりが楽しめます。
露天風呂付き客室は西館の最上階・15階にあり、北摂・丹波の景色を一望。客室の露天風呂は温泉ではありませんが、マッサージチェアやコーヒーセットが用意されていて、優雅な時間を過ごすことができます。
夕食はプランごとに個室食事処やレストランからチョイスでき、神戸牛をはじめとした旬の高級食材を味わえ、レストランでは食後にはデザートバイキングのサービスも。朝食は和洋食ビュッフェで、好きなものを好きなだけ味わえます。
有馬で唯一、金泉と銀泉、両方の露天風呂付き客室をもつ高級旅館「銀水荘 兆楽」。露天風呂付き客室は「別邸 紫貴(しき)」に「有明桜」「湯山もみじ」「有馬藤」の3部屋があり、各客室に金泉露天風呂、銀泉半露天風呂、足湯が。極上の温泉旅を叶えてくれます。
最も広い有明桜は和洋室、湯山もみじは和室、有馬藤は洋室。有明桜と湯山もみじには銀泉蒸し風呂まで用意されています。
別邸 紫貴の宿泊者の食事は、専用の厨房で特別な料理を用意してもらえ、朝食・夕食ともに部屋食。12歳未満は利用不可で、湯ごもりと食事を楽しむ大人の隠れ家として人気です。
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※このランキングは、楽天トラベルに掲載されている有馬温泉の宿を対象に、「露天風呂付」「露付」「半露天風呂付」「半露天付」「客室露天」のキーワードを含む宿泊プランの宿泊実績を集計したものです。
※対象期間:2020年5月1日~2021年4月30日