サステナビリティな旅への意識の高まり鮮明に。楽天トラベルが意識調査

楽天トラベルは、2022年12月に旅行や観光をする際のサステナビリティに関する意識調査を実施しました。その結果、昨今の​旅行におけるサステナビリティの意識変化が明らかになりました。

 

4割超が「旅行時のサステナビリティへの意識が増した」

楽天トラベルは、20代から60代の男女約1,000名の旅行者を対象にした意識調査を実施しました。調査では、新型コロナウイルスの感染拡大時期と重なる3年間(2020年1月~2022年12月)を通じて、旅行をする際のサステナビリティへの意識の変化を尋ねています。

 

楽天トラベル 旅行や観光をする際のサステナビリティに関する意識調査

「2020年1月〜2022年12月の3年間で、レジャーや出張を目的とした旅行をする際のサステナビリティに関する意識はどう変化しましたか」という質問に対し、「以前よりも強く意識するようになった」は7.5%、「意識する機会が少し増えた」は34.6%という結果に。以前よりも意識が増したとの回答が、合わせて4割を超える結果となりました。

また旅行・観光をする際のサステナビリティへの意識度に関する質問では、年代別に見ると20代は高いのに対し40代は低い傾向があり、年代による意識の差も明らかになりました。

 

旅行時のゴミや食品廃棄に高い問題意識

続いて「意識が変化した」と回答した人に変化のきっかけを尋ねたところ、「食品廃棄・食糧危機」(45.6%)が最も多く、次いで「エネルギー価格の上昇や供給不安」(41.6%)、「自然環境の破壊や自然災害」(40.1%)と続きました。

さらに、旅行中のサステナビリティへの課題を複数提示し「問題だと感じるか」を尋ねたところ、全体の約7割は何かしらの課題を感じると回答。トップ3は、旅行先のゴミや廃棄の問題(31.4%)、旅行先の食品ロスの問題(28.8%)、宿泊施設の過度なサービス提供(22.2%)でした。

旅行時に取り組みたいサステナビリティの取り組みのトップ3も、旅行先でのゴミの持ち帰りや清掃(42.9%)、フードロスに配慮した旅行(38.7%)、宿とのサービス提供の調整(33.3%)と、問題意識と連動した結果になりました。旅行者の約8割が、何らかのサステナビリティの取り組みに対して行動意欲を示しています。

 

なお「楽天トラベル」は、国際基準であるGSTC-I(観光産業向け基準)をもとに、国内の登録宿泊施設におけるサステナビリティへの取り組みや取り組み度合いを紹介する「サステナビリティアイコン」「サステナブルトラベルバッジ」を公開しています。宿泊予約の際には、各施設のサステナビリティへの取り組みにも注目してみてはいかがでしょうか。

 

調査概要

調査対象
男女20歳~69歳 1,082名
※直近2年以内に宿泊旅行経験があり、かつ自分自身で宿泊の手配をした方
調査期間
2022年12月
調査方法
インターネットリサーチ

 

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