日光グルメ13選!名物ランチや目移り必須のスイーツ、お土産にぴったりなお菓子もご紹介

湯波にオムライス、和菓子とのコラボチョコや天然氷のかき氷も!日光で食べたいグルメ13選

都心から電車・車で約2時間弱とアクセスが良い栃木県日光。豪華絢爛な世界遺産に自然の絶景など名所が多いかたわら、老舗から新店舗といった多岐にわたるグルメ事情も見逃せません。

 

自家製の蕎麦に名産の湯波(ゆば)といった和食が盛んな一方で、日本最古のホテルがあることから洋食も豊富。スイーツも和洋折衷のどら焼きやチョコレート、それに日光らしい三猿がモチーフのかわいらしいものもあり、おみやげにも好評。天然氷のかき氷や地元住民お気に入りのケーキを味わえるのも、日光だけ。日光駅から東照宮周辺を中心に、訪れたならぜひとも食べたい!おすすめグルメをご紹介します。

 

 

1.名産品を一挙に堪能できる「日光湯波巻き 全(ZEN)」 

日光湯波巻き 全(ZEN)

湯波以外の日光名物も目白押しなのが、こちらの「日光湯波巻御膳」(2,530円)です。栃木県のブランド和牛・とちぎ和牛に加え、味噌づくりで生じるたまりや醤油で漬け込む自家製のたまり漬けもいただけます。

 

日光湯波巻き 全(ZEN)

全7品のコースで、目を引くのが「とちぎ和牛と山葵の湯波巻」。海苔の代わりに湯波で巻いた料理は、和食とフレンチで修行したオーナーシェフによる創作料理。さらにコースを締めくくるデザートも、生湯波を使ったぜんざいという、湯波尽くしの内容です。

 

湯波巻きは、真鯛と三つ葉や、旬の野菜と山菜を巻いたものもあり、単品で注文することもできます。

 

日光湯波巻き 全(ZEN)
日光湯波巻き 全(ZEN)

古民家を改装した店舗は、和を感じて食事を楽しんでほしいというシェフの想いが実現した、こだわりの空間。黒を基調に落ち着いた色合いになっていて、のんびりと時間を過ごせます。

 

日光湯波巻き 全(ZEN)の基本情報

住所
日光市上鉢石町1007
営業時間
ランチ:11:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
ディナー(完全予約制):17:00~20:30(ラストオーダー 19:00)
定休日
火曜
電話番号
0288-53-3470
アクセス
バス停「神橋」より徒歩約2分
関連サイト
ぐるなび「日光湯波巻き 全(ZEN)」

 

2.元祖 湯波そばの優しい味に癒される「魚要(うおよう)」

魚要

日光湯波の代表格ともいわれるのが、揚巻という湯波を巻いて揚げたもの。油を通すことで香ばしさが増し、地元でもおせち料理に欠かせないほど親しまれています。その揚巻湯波をより親しめるように考案されたのが、こちらの「元祖 湯波そば」(1,300円)です。

 

湯波を一口噛むごとにたっぷりと染み込んだ出汁がじゅわっと口の中に広がり、その香ばしさに思わず微笑んでしまうはず。揚巻湯波2つに加え、高野豆腐とぜんまいをそれぞれ湯波で巻いたものも入っていて、食感の違いも味わえます。

 

魚要

温かいそば・うどんが12種、冷たいそば・うどんが8種。元祖 湯波そばに続く人気メニュー「日光まいたけそば」(1,100円)も、ふんだんに地元産のまいたけが使われ、食べ応えある一品です。

 

魚要
魚要

店内にはテーブル席のほか座敷も用意。店内中央の石臼の製粉機で日光産の玄そばを挽き、手打ちで提供しています。

 

魚要の基本情報

住所
日光市御幸町593
営業時間
11:00~15:00
定休日
不定休
電話番号
0288-54-0333
アクセス
東武日光駅から徒歩約12分、JR日光駅より徒歩約15分
関連サイト
ぐるなび「魚要」

 

3.和風テイストの洋食に舌鼓「日光くじら食堂」

日光くじら食堂

日光産の野菜を使用した地産地消がこだわりの洋食レストランで、「レモン風味の和風カルボナーラ」(1,400円)をはじめ、チーズを使用しない和風カルボナーラが、出汁が濃厚であっさりしていると評判。パスタは、ほかにペペロンチーノなどもあります。

 

日光くじら食堂

ふわとろたまごのオムライスもホワイトソースがほのかに甘く、和風の味付け。「ふわとろたまごのオムライス ホワイト&デミグラスソース ゴロゴロパークの日光ヒミツ豚のせて」(1,900円)は、ボリュームもたっぷりで、お肉のジューシーさも味わえる贅沢な一品です。パスタとオムライスすべてに小鉢、デザート、ドリンクが付いています。

 

日光くじら食堂
日光くじら食堂

レストランは、築60年になる隠れ家的な古民家を改装したもので、日光在住の空間プロデューサーで扉作家の小坂憲正氏が手がけた作品的なデザインになっています。

 

日光くじら食堂の基本情報

住所
日光市久次良町238-6
営業時間
月曜~金曜:11:00~15:30、土曜・日曜:11:30~16:00
定休日
不定休
電話番号
0288-53-2206
アクセス
バス停「裏見の滝入口」より徒歩約7分
関連サイト
ぐるなび「日光くじら食堂」

 

4.南米勤務の元公邸料理人による創作フレンチ「Auberge Buena Vista」

Auberge Buena Vista

地元食材を使ったお料理を提供する泊まれるレストランがコンセプトのAuberge Buena Vista(オーベルジュ ブエナビスタ)。通常は宿泊客のみがその美食を堪能できますが、日光に訪れたのが平日ならチャンス。期間限定でランチ営業をしており、どなたでも利用できます。

 

Auberge Buena Vista

ワンプレートランチの「ロモサルタード」(1,650円)は、ペルー風牛肉と野菜の炒めもの。ブラジル、ペルーで公邸料理人を務めたシェフだからこそ創り出せる、フレンチの基盤に南米テイストを織り交ぜた稀有な一品です。ほかに魚料理か肉料理が選べる「スペシャルランチ」(2,200円)や、1日限定5食の「フルコースランチ」(4,180円)もあります。

 

Auberge Buena Vista
Auberge Buena Vista

2020年夏に大谷川の目の前にオープンしたオーベルジュ。ランチで利用したら、次は宿泊…とさらに夢が膨らみそうな場所です。

 

Auberge Buena Vistaの基本情報

住所
日光市稲荷町2-360-7
営業時間
火曜~金曜:11:30~14:00(ラストオーダー 13:20)
定休日
土曜~月曜、不定休
電話番号
0288-87-4309
アクセス
東武日光駅より徒歩約5分、JR日光駅より徒歩約8分
関連サイト
ぐるなび「Auberge Buena Vista」

5.伝統の和と革新の洋が融合した「日光ドラバタさん」

日光ドラバタさん

どら焼きとバタークリームでドラバタさん、そして、どら焼きとジェラートでドラジェラさんとネーミングからしてチャーミングなハイブリッドスイーツ専門店。

 

栃木市の老舗和菓子店監修のどら焼きの皮と手仕込み餡子、そしてオリジナルバタークリームをサンドしたドラバタさんは全部で4種類(プレーン 300円、ラムレーズン・いちご・お抹茶 各330円)。

 

日光ドラバタさん

自慢のジェラートを挟むドラジェラさんは全6種類(ミルク 350円、ラムレーズン・イチゴミルク・抹茶・気まぐれ 各370円、ピスタチオ 400円)。いちごは栃木産とちおとめ、お抹茶には宇治の利招園茶舗など、素材の味を最大限に引き出すレシピに加え、気まぐれではバナナや栗など季節の旬を味わえるメニューが人気の秘訣です。

 

日光ドラバタさん

テイクアウトスイーツ店ですが、飲食スペースも完備。日光東照宮、二荒山神社の西参道に位置する西参道茶屋にあり、観光した後のひと休みにぴったりなロケーションです。

 

日光ドラバタさんの基本情報

住所
日光市安川町10-20
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜
電話番号
0288-25-6970
アクセス
バス停「西参道」より徒歩約2分

 

6.瑞々しいフルーツがてんこ盛り「いちごの里カフェ 日光店」

いちごの里カフェ 日光店

言わずと知れたいちごの名産地・栃木には、全国で唯一、いちご専門の研究機関があり、オリジナルの品種は10にも及びます。こちらの「いちごパフェ」(1,100円)は、いちごの里ファームで採れた完熟いちごをふんだんに使用した、12月~5月の期間限定メニュー。同時期には「天使のパンケーキ」(1,380円)と称した、いちごパンケーキも人気です。

 

いちごの里カフェ 日光店

6月~11月は、「季節のフルーツパンケーキ」(1,380円)や、「季節のフルーツパフェ」(1,380円)が登場し、様々なフルーツを少しずつ味わえます。パンケーキの上には、かき氷のように生クリームが盛り付けられていますが、口あたりが軽く、時間とともに溶けていくことから撮影リミットは10秒以内がおすすめなのだとか。

 

いちごの里カフェ 日光店
いちごの里カフェ 日光店

カップに入ったいちごの看板が目印で、店内はベージュにグリーンといった和やかな色調。「栃木和牛のビーフカレー」(1,540円)など食事メニューもあるので、カフェのほかランチに訪れる人も多いです。

 

いちごの里カフェ 日光店の基本情報

住所
日光市本町2-24
営業時間
10:00~17:00
定休日
不定休
電話番号
0288-25-7672
アクセス
バス停「金谷ホテル歴史館」より徒歩約2分
関連サイト
ぐるなび「いちごの里カフェ 日光店」

 

7.ごろごろ果実と天然氷の贅沢かき氷「日光さかえや」

日光さかえや

山から水を引き込み、ゆっくりと時間をかけて凍らせた天然氷。その氷を扱う氷室は日光市内に3カ所あり、天然氷のかき氷は夏の日光の風物詩ともいえます。

 

こちらの「日光産いちごかき氷」(1,000円)は、三ツ星氷室の天然氷を使用し、サクッと氷をすくうスプーンの感触が小気味よく、ほろほろと溶ける食感は粉雪のよう。上部、真ん中、下部と3カ所に盛り付けられた栃木県産とちおとめやスカイベリーは自家製シロップとともに煮込みますが、いちごの感触も残っている絶妙なあんばいです。通常7月~10月の期間限定ですが、2021年に限り12月まで提供しています。

 

日光さかえや

店頭で販売されている「揚げゆばまんじゅう」(220円)も、1個から販売しており、熱々をすぐに食べられる看板商品。サクッとした衣と、しっとりした甘さのあんこ、そして、軽くまぶした塩がアクセントとなり、クセになる味わいです。

 

日光さかえや

店舗前にはイートインスペースもあり、お土産も購入できます。

 

日光さかえやの基本情報

住所
日光市松原町10-1
営業時間
9:30~18:00
定休日
不定休
電話番号
0288-54-1528
アクセス
東武日光駅より徒歩約30秒、JR日光駅より徒歩約3分
関連サイト
ぐるなび「日光さかえや」

 

8.メルヘンたっぷりなケーキ屋さん「菓子工房Garcon」

菓子工房Garcon

菓子工房Garcon(ギャルソン)は、誕生日ケーキやちょっとしたご褒美を求めに地元の人たちが通う町のケーキ屋さん。常に20種類のケーキが並んでいますが、その日その日で美味しいフルーツを使うため、ケーキの顔ぶれは日々異なると聞きます。そのなかでも定番として親しまれているのが、「アップルパイ」(540円)。

 

2度焼きの噛み応えあるパイ生地が、カスタードとりんごを上下でサンドするという、まるでハンバーガーのような見た目が特徴。上部に塗られたアプリコットのジャムが程よい酸味となり、砂糖もビート糖というすっきりとした甘さのものを使っています。

 

菓子工房Garcon

「チーズケーキ」(442円)は、パイ生地に4種のチーズとカスタードを流し、表面のみ焼き色をつけたもの。中身のチーズはとろっとろにやわらかく、ベイクドともレアとも違う、新しいタイプのチーズケーキです。

 

菓子工房Garcon
菓子工房Garcon

森の中にたたずむケーキ屋さんというコンセプトで建てられた外観はかわいらしく、外には看板犬ならぬ鹿のオブジェが訪れる人たちを歓迎。日光駅から向かうと坂を上った先にあるので、シェアサイクルのダイチャリを利用するのもおすすめ。店舗前が駐輪ステーションになっているので、ここで乗り捨ても可能です。

 

菓子工房Garconの基本情報

住所
日光市所野1550-98
営業時間
10:00~19:00
定休日
月曜、不定休(ホームページに記載)
電話番号
0288-25-3585
アクセス
東武日光駅より徒歩約10分、JR日光駅より徒歩約13分

 

9.キュートな三猿がジェラートに参上「NIKKO NASUのラスク屋さん」

NIKKO NASUのラスク屋さん

那須や宇都宮を中心に展開しているラスク屋さんで、「ジェラート」(500円)を頼むと、見ざる・言わざる・聞かざるのうち、どれか1つのさるチョコが付いてくるという日光らしいスイーツ。10種類のジェラートから2種類を選びますが、人気は日光の牛乳を使用した「濃厚ミルク」と爽やかな甘みの「苺シャーベット」。

 

NIKKO NASUのラスク屋さん
NIKKO NASUのラスク屋さん

こちらでは、シュガーやいちごなど甘いものからおつまみに合うガーリックなど10種類ものラスクを販売しており、おみやげにぴったり。特に焦がしバター風味の「こげざる」(648円)は、日光限定のパッケージで、ちょっと小腹が空いたときに丁度良いひとくちサイズです。ほかにSL大樹をかたどった箱入りの真っ黒な「石炭ラスク」(864円)も日光店限定です。

 

NIKKO NASUのラスク屋さん

観光名所の神橋にも近く、駅に向かう途中にぶらりと立ち寄りやすい立地です。

 

NIKKO NASUのラスク屋さんの基本情報

住所
日光市上鉢石町1039
営業時間
10:00~17:00
定休日
木曜(冬季のみ)
電話番号
0288-25-5138
アクセス
バス停「神橋」より徒歩約1分

 

10.本物そっくりな食べられる三猿と眠り猫「日光人形焼 みしまや」

日光人形焼 みしまや

浅草の人形焼きをヒントに誕生した日光らしい人形焼。日本全国で素材を探し求め、選び抜かれたのは北海道産小麦や栃木産の磨宝(まほう)卵、尾瀬のハチミツなどすべて自慢のものばかり。しっとりした生地にほのかな甘味のこし餡がお互いを引き立たせ、後味引かない甘さにもう1つと手が伸びるはず。「三猿」は1個ずつ購入(140円)できますが、せっかくなら3つ全部揃えたいものです。

 

日光人形焼 みしまや

三猿と眠り猫、陽明門、そして昇り龍・降り龍の7個が入った「詰め合わせ」(1,400円)も人気。細部まで綿密に再現され、その様子から食べる彫刻ともいわれていますが、それは人形焼きの型を手掛けたのが日光彫アーティストだからこそ。日光彫 三島屋も併設しており、作品も展示しています。

 

日光人形焼 みしまや
日光人形焼 みしまや

通りを歩いていると、ふわりと人形焼の甘く香ばしい香りが漂うことも。昔ながらの和風家屋にのれんの紺色がお似合いです。

 

日光人形焼 みしまやの基本情報

住所
日光市石屋町440
営業時間
9:00~17:00
定休日
木曜
電話番号
0288-54-0488
アクセス
東武日光駅より徒歩約7分、JR日光駅より徒歩約10分

 

11.老舗和菓子屋さんが手掛けたショコラティエ「TENTO chocolate」

TENTO chocolate

創業80年以上の歴史を持つ和菓子屋「日昇堂」が、新しい時代に向けて新しい美味しさを届けたいという想いから一新し、生まれ変わったのが「TENTO chocolate(テント・チョコレート)」です。

 

TENTO chocolate

まるで宝石のようなカッティングが特徴の「TENTO」(1個399円)は、ゆずやいちご、カカオ風味とチョコレートらしい一方で、「ANN」(1個324円)は白あんや小豆あんなどを、「YOUKAN(1個324円)」は羊羹を、それぞれチョコレートでコーティングしたという、こちらならではのチョコレートになっています。

 

TENTO chocolate
TENTO chocolate

味の種類も豊富で、見た目もうっとりするほどの華やかさ。16個入り、8個入りのほか、2個入りの箱もあるので、ちょっとした素敵なギフトにもおすすめ。

 

季節ごとに変化する店内ディスプレイも必見。ほかにもマシュマロをチョコレートで包んだ「MARSHMALLOW」(680円)や、日光産とちおとめにホワイトチョコレートを染み込ませた「OBORO」(1,296円)なども販売しており、「ザ・リッツ・カールトン日光」や「ふふ 日光」といった周辺ホテルのウェルカムスイーツにも選ばれています。

 

TENTO chocolateの基本情報

住所
日光市上鉢石町1038-1
営業時間
11:00~16:00
定休日
不定休
電話番号
0288-53-0534
アクセス
バス停「神橋」より徒歩約1分

 

12.栃木生まれの素材にこだわった「日光・乙女チーズ スイーツ店」

日光・乙女チーズ スイーツ店

美味しいチーズを日常にというテーマを掲げ、移動販売で活動していた「日光・乙女チーズ」の店舗が2021年10月にオープン。

 

実は酪農も盛んな栃木県は、生乳の生産量が本州で1位。こちらのチーズはすべて栃木県産で、特に代表作の「N.Y.小町」(2,160円)はクリームチーズをふんだんに使用した濃厚な口あたりに加え、丁寧に焼き上げたことで酸味がなく、まろやかな風味になっているのが特徴です。

 

日光・乙女チーズ スイーツ店

N.Y.小町の風味をそのままに、個包装で食べやすくしたのが「プチ小町」シリーズ。「濃厚チーズケーキ」と、栃木県産とちおとめ1個がちょこんと載った「苺まるごとチーズケーキ」の2種類があり、どちらもチーズのクリーミーさとクッキー生地のサクサク感を味わえます。(各6個入りで3,780円)

 

日光・乙女チーズ スイーツ店

栃木県産の生乳で作ったジェラートは、濃厚チーズ、ベリーベリー・ブランコ、ミエットショコラ、いちごみるく、宇治抹茶、ロイヤルミルクティの全6種類。濃厚チーズはチーズ専門店らしいフレーバーで、爽やかなベリーベリー・ブランコとの相性も良く、交互に食べてマリアージュを楽しみたい組み合わせです。

 

日光・乙女チーズ スイーツ店の基本情報

住所
日光市下鉢石町957-2
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜
電話番号
0288-53-2201
アクセス
東武日光駅より徒歩約13分、JR日光駅より徒歩約16分

 

13.湯波のあらゆるお土産が手に入る「日光湯波ふじや」

日光湯波ふじや

明治初年(1868年)創業の日光湯波ふじやは、通りを挟んで向かいの海老屋長造と並ぶ、日光を代表する湯波の老舗専門店。5代目に至る現在まで、従来の揚巻湯波に加え、新しい湯波の商品を思考する姿勢が印象的です。

 

例えば4代目が考案した「串湯波」(10本入り900円)は、甘みそを湯波で包み、串で揚げたもの。サクッと軽い歯ざわりの後に味噌の香ばしさが楽しめ、おつまみなどで手軽に湯波をいただけます。

 

日光湯波ふじや

5代目も、刺身用生ゆばの「ゆばトロ」(990円)や「湯波の佃煮」(840円)といった商品を生み出す一方で、日本で最古のホテルをルーツに持つ金谷ホテルベーカリーと共同して湯波を使ったスイーツを発表。「日光ゆばクッキー」(1,080円)は、クッキーのサクサク感に時折、湯波のパリッ感も満喫できる優しい風味のお菓子です。

 

日光湯波ふじや
日光湯波ふじや

お店奥に厨房が控えた昔ながらの間取りに歴史が感じられますが、2022年から町づくりの一環で建築工事が決定しており、この建物が見られるのも2021年まで。どんな姿で生まれ変わるのか、それは次に日光を訪れるときのお楽しみです。

 

日光湯波ふじやの基本情報

住所
日光市下鉢石町809
営業時間
8:30~17:30
定休日
週1回の不定休
電話番号
0288-54-0097
アクセス
東武日光駅より徒歩 約14分、JR日光駅より徒歩 約17分

 

 

和洋、新旧が混ざる、食のるつぼ・日光

湯波にオムライス、和菓子とのコラボチョコや天然氷のかき氷も!日光で食べたいグルメ13選

日光と食の歴史を辿ってみると、奈良時代の修験道が起源となり、栄養価が高い湯波がまずは地元に広がり、旅行者にも認知されてきました。その後も、巻き物や蕎麦などに応用され、さらに食事の枠を飛び越えてスイーツにも活用されるなど、独自の進化を遂げていきます。

 

そして西洋文化が寄せる明治期になると、日光に惚れたのは欧米人でした。美しい自然と豊かな文化に魅了され、外交官を中心に夏の別荘が建設される様子を見て、「夏は外務省が日光に移る」と称されたほど。この経緯を知ると、和と洋が織り成す日光のグルメ事情にも大いに納得です。

 

100年を有する老舗から2021年にオープンしたばかりの店舗と、日進月歩で変わり続ける日光の食は、私たちの好奇心と食欲をそそってくれます。

 

 

掲載スポット一覧MAP

 

写真:各施設提供、浅井みらの / 取材・文:浅井みらの

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