九州屈指の湯量!龍馬ゆかりの温泉宿「霧島ホテル」で、郷土風情を満喫

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霧島ホテル

鹿児島県・霧島温泉郷にある「霧島ホテル」は、1日およそ1,400万リットルもの湯量がある自家源泉を生かした、九州屈指の大浴場が評判の人気ホテル。混浴エリアもあるので、家族みんなで温泉を大満喫できます。さらに、そのお湯で傷を癒しに、坂本龍馬とおりょうが新婚旅行に訪れたという歴史も。先人の息吹を身近に感じられる場所でもあります。郷土の恵みたっぷりの会席、敷地内の百年杉庭園の散策と、霧島の魅力をたっぷり堪能する1泊2日をご紹介します。

 

 

 

坂本龍馬も訪れた霧島温泉郷で、九州屈指の大浴場を堪能!

霧島ホテル 外観

多彩な泉質と豊富な湯量に恵まれた霧島温泉郷は、古くから鹿児島を代表する温泉地として知られ、江戸時代末期の温泉番付『諸国温泉効能鑑』にも記されました。慶応2(1866)年には坂本龍馬とおりょうが日本初の新婚旅行で訪れています。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場
硫黄谷庭園大浴場

そんな霧島温泉郷にある「霧島ホテル」は、14もの自家源泉から湧く1日およそ1,400万リットルの湯量を生かした九州屈指の大浴場が評判の人気ホテルです。
 
鹿児島空港からは車で約30分、バスで約40分。JR「霧島神宮」駅からは車で約25分、バスで約35分の位置にあります。最寄りのバス停「硫黄谷」で下車後は、電話連絡をすればホテルから迎えの車が来てくれます。

 

 

チェックイン後は温泉三昧もよし、観光もよし

霧島ホテル ロビー

新型コロナウイルスの感染対策としてホテル入り口で検温、手指消毒を実施してからロビーに入る流れになっています。
 

霧島ホテル

深い山に抱かれた霧島温泉郷は、春は山桜、初夏はミヤマキリシマ、秋は紅葉、冬は薄氷が山々を彩り、どの季節に訪れても四季折々の美しさを見せてくる風光明媚な土地です。

また、周辺には霧島神宮や日本最古の岩風呂、高千穂の峰、青い火口湖・大浪池など数多くの名所や景勝地があります。チェックインしたら宿でのんびりするのも温泉の醍醐味ですが、観光や散策に出かけても楽しいですよ。

 

湯けむり吹き上がる温泉街を見下ろす客室

霧島ホテルの客室はどのお部屋も南に面しており、大きな窓からは自然光が降り注いでいます。

 

霧島ホテル 高千穂館客室

今回は高千穂館の「和洋室」に宿泊しました。和室10畳にツインベッド2つと空間を贅沢に使ったお部屋は、旅の気分を盛り上げてくれる上質な雰囲気。家族連れでゆったり伸びやかに過ごせるお部屋です。

 

霧島ホテル 高千穂館客室

ツインベッドの置かれた洋室は、テーブル、鏡付きの机が備え付けてあります。ベッドや椅子に腰かけてリラックスしたり、身支度をしたりと快適に過ごせます。

 

霧島ホテル 高千穂館客室

大きな窓の向こうには、湯けむりがもくもくと上がる温泉情緒たっぷりな眺望が広がっていました。

 

客室は全3棟に10タイプ

霧島ホテル 東館客室

そのほかにも様々なタイプの客室があります。高千穂館のほか、東館、西館の3棟があり、東館の「スタンダード和室」は、8畳か10畳の広さで、霧島ホテルの基本タイプのお部屋。

 

霧島ホテル

琉球畳の上にツインベッドを置いた、同じく東館の「たたみツイン」は、和室の気楽さとベッドの快適さを両立したお部屋です。足腰への負担を和らげてくれる使い勝手のいい客室。

 

 

まるで温泉のアミューズメントパーク! 硫黄谷庭園大浴場で多種多様な湯船を楽しむ

霧島ホテルは、自家源泉を14本、1日およそ1,400万リットルの湯量を有し、男女合計17もの湯船があります。まるでアトラクションを楽しむように、多種多様な温泉を楽しめるのが魅力。中は男女混浴のフリーゾーン、女性専用ゾーン、男性専用ゾーンに分かれているので、順を追ってご紹介していきましょう。

 

 

フリーゾーン(混浴)

霧島ホテル

混浴のフリーゾーンは、水着着用は不可、バスタオル着用で利用します。部屋に置いてあるバスタオルを忘れずに持参して利用しましょう。

中心にある「立ち湯」は、奥行きが約25メートルもあり、圧倒的なスケールと迫力で訪れる人を魅了しています。これだけの広さを源泉かけ流しの湯が満たしているのが驚きです。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

「立ち湯」の名の通り、最も深いエリアは約1.4メートルもの深さがあります。肩まで温泉に浸かってみると、不思議な浮遊感があってしみじみリラックス。
※子どもは身長に応じて保護者と一緒の入浴が必要です。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

また、立ち湯の中には「打たせ湯」も。湯船に浸かりながら、肩や背中など凝ったところをほぐせます。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

そのほか、フリーゾーンには全国から名石、名木を取り寄せて趣向を凝らした様々なお風呂があります。長寿風呂は樹齢およそ350年の椎の木の佇まいが印象的なお風呂です。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

泉質は大きく分けて、みょうばん泉、硫黄泉、塩類泉、鉄泉と4種類あります。ひとつのホテルでこれだけ多種多様な泉質を楽しめる場所は、ほかに類を見ないと言っていいでしょう。

 

 

女性専用ゾーン 混浴エリアにレディースタイムも用意

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

フリーゾーンの立ち湯には、塀で区切った女性専用のエリア「おりょうの湯」があります。また、フリーゾーンは20:00~21:30の1時間半は女性専用で利用できるので、混浴が苦手な方もこの時間帯なら気兼ねなく楽しめるでしょう。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

それ以外の女性専用ゾーンも充実しています。こちらは露天風呂「晶子の湯」。昭和初期に宿泊した与謝野晶子夫妻にちなんで命名されました。山の新鮮な空気を感じながらの入浴は開放感と清々しさがあります。
 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

硫黄泉の「美白の湯」は、殺菌効果が高く、皮ふ病や切り傷などに効果のある泉質とされています。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

「子宝の湯」は塩類泉で、体の内側からしっかりと温まる泉質です。湯冷めしにくく、湯上りはぽかぽかが持続します。

 

男性専用ゾーン

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

男性専用ゾーンにも、女性専用ゾーンと同じように露天風呂が。与謝野鉄幹から名を取った「鉄幹の湯」で、女性の「晶子の湯」と対になっています。

ほかに、内湯やサウナなどもエリア内に完備。

 

脱衣所、湯上り処

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

脱衣所は広々と明るく、掃除が行き届いていて清潔。大きな鏡の前でゆったりと身支度ができます。また、自由に飲める給水機があるので、湯上りの水分補給もばっちりです。

 

霧島ホテル 硫黄谷庭園大浴場

湯上り処には椅子や自動販売機があります。湯上りはここで待ち合わせできますね。

 

館内散策で、霧島温泉郷の歴史に触れる

霧島ホテル 歴史資料展示

館内随所に霧島温泉郷の歴史資料や写真などが展示されています。湯上りは館内をめぐって歴史ロマンに触れてみては。
 

霧島ホテル 歴史資料展示

飾られた古い写真は、古き良き湯治場の温泉情緒を伝えてくれます。明治初期の霧島館の様子や、与謝野鉄幹・晶子夫婦が訪れた時の様子、乗り合いタクシーが登場した時代など、今までの霧島ホテル周辺の変遷が写真を通して浮かび上がってくるようです。

 

霧島ホテル 歴史資料展示

ロビー奥には坂本龍馬が姉の乙女に宛てて霧島で書いた手紙のレプリカが展示してありました。

慶応2(1866)年、京都伏見の寺田屋事件で刀傷を受けた龍馬は、妻おりょうと共に療養と新婚旅行を兼ねて霧島へやってきました。その際、霧島ホテルの前身である「霧島館」に宿泊しています。高千穂に登り、頂上の「天の逆鉾(さかほこ)」を見た様子や、霧島神宮を訪れた様子が生き生きとつづられています。

 

 

鹿児島の山海の恵みを堪能し尽くす郷土会席

霧島ホテル 杉パレス

夕食は18:00~21:00の間で、会場は「杉パレス」です。まさに「杉パレス」の名前の通り、窓の向こうには大きな杉が見える荘厳な雰囲気の夕食会場。日が暮れると杉がライトアップされて、窓の向こうを華やかに見せてくれます。
 

霧島ホテル 郷土会席

食事は、鹿児島の山と海の恵みをふんだんに取り入れた郷土会席です。旬の食材や、地元食材を生かしたメニューの数々が並びます。

 

霧島ホテル 郷土会席

取材時期は3月、そら豆の黄身寿司や梅のあしらいが春の訪れを思わせる素敵な前菜が提供されました。

桜餅もあります。「前菜に甘味?」と不思議に思われるかもしれませんが、これは料理長のこだわり。前菜にもひとつ甘味を取り入れることで、料理の中休み的な役割を果たしています。途中までお食事を味わって、一度甘味でリセットして再びまたお料理へとテンポよくコースを楽しめます。

 

霧島ホテル 郷土会席 黒豚軍鶏鍋

「黒豚しゃも鍋」は、坂本龍馬がこちらに宿泊した際、好物のしゃも鍋でもてなされたことに着想を得たメニューです。滋味あふれるしゃもと、甘い白身の黒豚が味わい深い一品です。
 

霧島ホテル 郷土会席
霧島ホテル 郷土会席

ほかにも、ほろっととろけるような舌触りにうっとりする鹿児島産黒毛和牛ミニステーキや、酢の代わりに地酒を使った郷土料理・酒寿司など、九州ならではの味覚を堪能しました。

小学生以下のお子さん向けには、ハンバーグなどをそろえた特別メニューが用意されています。

 

 

郷土料理から朝食の定番まで種類豊富な和洋バイキング

霧島ホテル 朝食ビュッフェ

朝食は約50種類ものメニューがずらりと並ぶ和洋バイキング。利用時間は、朝7:00~9:00までです。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、日や混雑状況によっては入場体制を3回の入れ替え制にしています。

 

霧島ホテル 朝食ビュッフェ

きびなご一夜干や黒豚とんこつ煮、さつま揚げ、桜島大根の漬物、山川漬など、鹿児島ならではの郷土料理の数々が特に人気。米は、鹿児島の米処・伊佐市産の伊佐米を使用しており、おいしいおかずの数々でごはんが進みます。

 

霧島ホテル 朝食ビュッフェ

新鮮な野菜やフルーツもたくさん。

 

霧島ホテル 朝食ビュッフェ

また、朝食の定番であり、お子さん人気の高いウインナーやミートボール、フライドポテト、ベーコン、スクランブルエッグなどもあります。

 

樹齢100年以上の木立も!神秘的な「百年杉庭園」を散策

霧島ホテル 百年杉庭園

霧島ホテルの敷地内には、樹齢100年以上の霧島メアサ杉が立ち並ぶ「百年杉庭園」があります。早朝の清々しい空気を吸いがてら、散策してみてはいかがでしょうか。整然と並ぶ杉の合間から差し込む日の光が輝くようです。

 

霧島ホテル 百年杉庭園

庭園には、硫黄谷温泉の湯の神様を祭る硫黄谷温泉神社も。お湯の恵みに感謝して参詣しましょう。

 

霧島ホテル 百年杉庭園

山から湧き出る御神水は、まろやかな口当たりのおいしい水。霧島の山と水の豊かさを実感します。
 

霧島ホテル 百年杉庭園

百年杉庭園には、霧島ホテルゆかりの歌人や文豪たちの歌碑が設置されています。実際に同じ場所に身を置いて読んでみると、彼ら彼女らが感動した霧島温泉郷の美しさに深く共感することでしょう。

 

 

霧島ホテル

他に類をみない圧倒的湯量と多彩な泉質に鹿児島ならではの郷土会席、風光明媚な大自然と、素晴らしい保養地の条件を兼ね備えた「霧島ホテル」。鹿児島空港からのアクセスもよく、幅広い世代の方が楽しめるホテルです。ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか?

 

霧島温泉郷 霧島ホテル

住所
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
アクセス
JR日豊本線「霧島神宮」駅から車で約25分、鹿児島空港から車で約30分
客室数
95室
駐車場
100台(無料、先着順)

 

 

取材・撮影・文/横田ちえ

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