玉ねぎ、淡路牛、生シラスまで!食材の宝庫「淡路島」で見逃し厳禁のグルメスポット11選

瀬戸内海最大の島、淡路島。自然や温泉、テーマパークなど、旅先として多くの魅力を持っている場所ですが、特に注目なのがグルメです。玉ねぎや淡路牛に加えて、新鮮な海産物は生シラスや鱧(ハモ)など種類豊富で、食材の宝庫と呼ぶにふさわしい土地です。今回はそんな淡路島で旅行をする際に立ち寄りたいグルメスポットをご紹介します。

 

淡路島バーガー

ご当地バーガーグランプリで1位を獲得店!「あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン 本店」

あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン 本店
画像提供:あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン

全国ご当地バーガーグランプリで1位を獲得したハンバーガーを食べることができるのが「あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン 本店」です。2013年に1位を受賞したのは、淡路島の名物玉ねぎを主役とした「あわじ島オニオンビーフバーガー」(850円)。

厚さ約8mmの淡路島産玉ねぎカツ、甘辛く炊いた旨み抜群の淡路牛、トマトをふんだんに使用した濃厚なプレミアムトマトソースと、細部までおいしさを追求した逸品となっています。

 

あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン うずまちテラス店

住所
兵庫県南あわじ市福良丙947-8 道の駅うずしお inうずまちテラス
電話番号
0799-52-1157
営業時間
9:00~16:30(L.O)
定休日
木曜日(祝日、繁忙期は状況により臨時営業)
アクセス
【車】淡路島南ICから約4分
駐車場
あり
公式サイト
あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン

 

淡路島牛丼

大正時代以降の建築にも注目!「淡路ごちそう館 御食国」

淡路ごちそう館 御食国
画像提供:淡路ごちそう館 御食国

現在においても、淡路島は特産品が多い土地ですが、その歴史は古くから始まっています。平安時代まで皇室や朝廷に食べ物を献上していた場所は「御食国(みけつくに)」と呼ばれていたとされ、淡路国もそのひとつとして知られています。

その名前がそのまま店名となった「淡路ごちそう館 御食国」では、島で育てられた淡路牛、玉ねぎ、お米と完全な地産地消メニューである「淡路島牛丼セット」(2,260円)を楽しめます。

 

淡路ごちそう館 御食国
画像提供:淡路ごちそう館 御食国

「淡路ごちそう館 御食国」は、大正時代に建造されたレンガ造りの工場をリノベーションした建物の中にあるレストランホールです。元々は、明治から昭和にかけて島の中心都市である洲本の発展に大きく貢献した鐘紡(カネボウ)紡績工場だった場所。

そのまま利用されている外壁を見ながら、淡路島の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

 

淡路ごちそう館 御食国

住所
兵庫県洲本市塩屋1-1-8
電話番号
0799-26-1133
営業時間
ランチ11:30~14:30(L.O)ディナー17:00~20:00(L.O)
定休日
水曜日(8月は無休、祝日の場合は営業)
アクセス
【車】洲本ICから約15分
【バス】淡路交通神姫バス「洲本バスセンター」下車、徒歩約3分
駐車場
洲本バスセンター前駐車場を利用(最初の1時間無料)
公式サイト
淡路ごちそう館 御食国

 

しらす

新鮮さを求めるなら「道の駅あわじ おさかな共和国えびす丸」

おさかな共和国えびす丸
画像提供:おさかな共和国えびす丸

島の北端部、神戸寄りの立地にある「道の駅あわじ」で、海鮮丼をリーズナブルに提供しているのが「おさかな共和国 えびす丸」です。一番人気のメニューは特製白ポン酢を使った「生しらす丼」(4月中旬〜11月頃の期間限定。1,080円)。近海でとれた生しらすと数種類の旬の刺身を一緒に堪能できます。

淡路島の生しらすは、全国漁業連合会より兵庫県プライドフィッシュに認定されたものでもあり、淡路島岩屋港で水揚げされたしらすである事や水揚げ直後に地元加工業者へ持ちこみ急速冷凍する事など、厳しいルールの元で管理されているので、新鮮そのものです。

 

おさかな共和国 えびす丸

住所
兵庫県淡路市岩屋1873-1 道の駅 あわじ
電話番号
0799-72-0001
営業時間
【平日】9:30~17:30【土日祝】9:00~17:30
定休日
年中無休
アクセス
【車】淡路ICから約5分
駐車場
あり(無料)
公式サイト
おさかな共和国 えびす丸

しらすのせ放題の豪快ピッツァが人気の「ミエレ」

ミエレ
画像提供:ミエレ

淡路島の西海岸に位置している「ミエレ」は、はちみつと淡路島の食材を使ったメニューを提供しているカフェです。一番人気は、ボウル一杯分までしらすのせ放題という太っ腹なサービスの「淡路島産しらすピッツァ」(2,100円)。自社製造で店内発酵させたモチモチの生地と、しらすとの相性はバッチリです。

 

ミエレ

青空に映える真っ白な外観の建物は、古民家がリノベーションされたもので、テラス席からは播磨灘を一望でき、まるで船の上にいるような感覚で食事を楽しめます。店名となっている「miele」というのはイタリア語で「はちみつ」を意味する言葉。

スイーツピッツァなどのメニューに使われているのはもちろんのこと、ショップではお土産用のはちみつを買って帰ることも可能です。

 

ミエレ

住所
兵庫県淡路市野島蟇浦785-9
電話番号
0799-80-2600
営業時間
【平日】10:30〜19:00(L.O 18:00) 【土日祝】10:00〜19:30(L.O 18:30)
※季節により変動あり
定休日
火曜日(祝日の場合は営業)
アクセス
【車】北淡ICから約10分
【バス】淡路交通神姫バス「野島大石(ミエレ前)」停下車すぐ
駐車場
あり
公式サイト
ミエレ

 

玉ねぎつけ麵

インパクト抜群なメニューがそろう「麺乃匠 いづも庵」

麺乃匠 いづも庵

明治42年に創業、100年以上の麺づくりの歴史を持つ淡路麺業が手掛けたうどん店「麺乃匠 いづも庵」では、淡路牛や玉ねぎ、生しらすなど、地元の食材を活かしたうどんメニューが豊富に提供されています。

中でも名物の「玉ねぎつけ麺 華」(1,000円)は、出汁に丸ごと揚げられた淡路島玉ねぎが入っており、見た目のインパクトも抜群。じっくりと揚げた玉ねぎは、外はカリカリですが中心はトロトロ食感となっており、最後まで味の変化とともに楽しめます。

 

麺乃匠 いづも庵

住所
兵庫県淡路市志筑3522-1
電話番号
0799-62-6002
営業時間
11:00〜15:00、17:00〜21:00(L.O 20:00)
定休日
木曜日(祝日の場合は営業・翌日休)
月~水曜日は昼営業のみ
アクセス
【車】津名一宮ICから約8分
駐車場
あり
公式サイト
麺乃匠 いづも庵

 

島サラダ

「農家レストラン 陽・燦燦」で「食」を通したサステナブル体験

農家レストラン 陽・燦燦
画像提供:農家レストラン 陽・燦燦

「農家レストラン 陽・燦燦(はる・さんさん)」は、淡路島で育てられた野菜を中心にしたメニューを提供しているレストランです。そのため、メニューの主役は10数種類の旬の野菜を使ったサラダ。その野菜のほとんどは自家農園や淡路島近郊で採られたものです。

 

農家レストラン 陽・燦燦

サラダを中心に全6品の「陽・燦燦コース」(3,800円)の他、生パスタ・ベジタブルディッシュ・お肉料理の3種類からメイン料理を選ぶことができる「陽・燦燦セット」(2,500円、お肉料理は2,800円)などが提供されています。

 

農家レストラン 陽・燦燦
画像提供:農家レストラン 陽・燦燦

レストランは、「農ある暮らし」を体験することができる「Awaji Nature Lab & Resort」の中にあり、建物自体にも注目です。世界的建築家である坂茂(ばんしげる)氏が設計した建築は、茅葺き屋根が特徴的な外観。

素材として使用したのは木材と紙管、可能な限り自然のものを活用していて、環境に優しい建築となっており、ここで食事をするだけでも「食」を通したサステナブルな体験となります。

 

農家レストラン 陽・燦燦

住所
兵庫県淡路市野島常盤1510-4
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)
定休日
水曜日
アクセス
【車】淡路ICから約10分
【バス】淡路IC よりコミュニティバス「Awaji Nature Lab& Reort」下車、徒歩約1分
駐車場
あり
公式サイト
農家レストラン 陽・燦燦

ワンちゃんと一緒に楽しめる「カフェ・スコーラ」

のじまスコーラ
画像提供:のじまスコーラ

「のじまスコーラ」の中にある「カフェ・スコーラ」は、旬の果物を使ったドルチェや、20種類もの淡路島産野菜のサラダバーが楽しめるランチセットが提供されているカフェ。ランチセットのメイン料理には淡路牛やしらすなど、島の名産品を使ったパスタや丼などを選ぶことができます。

 

画像提供:のじまスコーラ
画像提供:のじまスコーラ

「のじまスコーラ」は、2010年に閉校となった淡路市立野島小学校をリノベーションしてできた施設で、カフェ以外にもレストランやパン屋、動物園までが併設されています。さらに、「カフェ・スコーラ」のテラス席はドッグテラスとなっていて、ワンちゃん用のメニューもあります。ドッグランもあるので、ワンちゃんと一緒に食事と散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

カフェ・スコーラ

住所
兵庫県淡路市野島蟇浦843
電話番号
0799-82-1820
営業時間
【平日】11:00〜17:30(L.O 17:15)【土日祝】10:30〜17:30(L.O 17:15)
定休日
水曜日
アクセス
【車】北淡ICから約10分
【バス】淡路交通神姫バス「野島大石(ミエレ前)」停下車、徒歩約3分
駐車場
あり
公式サイト
カフェ・スコーラ

 

淡路島スイーツ

「グリナリウム淡路島」でいちごを見上げながらピクニック

グリナリウム淡路島
画像提供:グリナリウム淡路島

「グリナリウム淡路島」は、レストランでの食事やBBQ、いちごピクニックなどができる複合施設です。中でも、多くの人が利用するいちごピクニックは、いちごが頭上に星のように広がるハウス内でピクニックを楽しめる人気のアクティビティとなっています。

入場料金(1,300円)には、90分間のピクニックエリアの利用、1人につき1パックのいちご(持ち帰り用)、ピクニックグッズの貸し出しが含まれています。まずグッズを使って自由に席を準備しましょう。

 

グリナリウム淡路島
画像提供:グリナリウム淡路島

ハウス内は、ピクニックエリアと収穫エリアに分かれています。収穫したいちごは量り売りとなっていて、時間内であれば何度でも収穫ができるのも当施設の大きな特徴のひとつ。

追加メニューには、チョコなどスイーツと自分で収穫したいちごを1本の串にできる「ロングいちご串」(600円)や、ケーキを作ることができる「でこるでシフォン」(700円)などがあり、いちご収穫と一緒に楽しむことができますよ。(※追加メニューにいちごは含まれていません)

 

グリナリウム淡路島

住所
兵庫県淡路市野島常盤1550
営業時間
10:00〜16:00
定休日
火曜日
アクセス
【車】淡路ICから約10分
駐車場
あり
公式サイト
グリナリウム淡路島

 

淡路島うに

鳴門海峡を眺めながら「絶景レストラン うずの丘」でランチを

絶景レストラン うずの丘
画像提供:絶景レストラン うずの丘

淡路島南部の小高い丘の上にある「うずの丘 大鳴門橋記念館」には、淡路島の食材を使ったさまざまなメニューを提供している「絶景レストラン うずの丘」があります。生うにと淡路牛や魚介類の贅沢なコラボが楽しめる「うにしゃぶ」や「うにめし」、「ひつまぶし」など、淡路島の絶品生うにがメインのメニューが特に人気です。

 

絶景レストラン うずの丘
画像提供:絶景レストラン うずの丘

店内からの景色も自慢のひとつ。渦潮で有名な鳴門海峡と大鳴門橋、そしてその向こうに広がる四国の景色と淡路島のグルメを一緒に楽しみましょう。

海産物だけではなく、「淡路島創作料理コンテスト」にて優秀賞を受賞した「淡路島たまねぎ 島のうま玉 ~淡路牛肉みそ添え~」(770円)や、淡路島手延べそうめんをつくる手延べ技術を利用した「辛さマシマシ!淡路牛のカレーぬーどる」(2,640円)など、バラエティ豊富なメニューがそろっているので、さまざまなシチュエーションで利用できます。

 

絶景レストラン うずの丘

住所
兵庫県南あわじ市福良丙936-3
電話番号
0799-52-2888
営業時間
10:00~15:30(L.O 15:00)
定休日
火曜日
アクセス
【車】淡路島南ICから約3分
【バス】淡路交通神姫バス「福良バスターミナル」停下車徒歩約3分、うずしおドームなないろ館前(道の駅 福良)より無料シャトルバス
駐車場
あり
公式サイト
絶景レストラン うずの丘

淡路島鱧(ハモ)

高級海産物を食べるなら「新島水産」

新島水産
画像提供:新島水産

「新島水産」は、淡路島近海の高級海産物を長年扱ってきた企業ならではの食事を提供。魚介類をより新鮮なまま楽しんでもらえるように、磯焼きや鍋料理のコースが用意されています。

高級海産物の代表格でもある鱧も新島水産が取り扱う自慢の食材で、「鱧コース」(5月中旬頃〜11月頃の期間限定。7,800円)には、湯引きや鱧すきにシメの素麺(または、鱧ちり+雑炊も選択可)が含まれており、さらに追加料金で刺身と炙りもセットにできます。他にも、水槽の食材を量り売りしており、その場で海賊焼きにして単品メニューも楽しめます。(要予約)

 

新島水産

住所
兵庫県洲本市由良町由良2581
電話番号
0799-27-1786
営業時間
11:00~15:00(L.O)、17:00~21:00(L.O)
定休日
火・水曜日
アクセス
【車】洲本ICから約30分
駐車場
あり
公式サイト
新島水産

 

淡路島3年とらふぐ

寿司中心の和食レストラン「青の舎」は特別な日に

青の舎
画像提供:青の舎

「青の舎」は、淡路島でとれた新鮮な海の幸を使い、寿司や天ぷらを中心とした和食料理を季節に合わせて提供しているレストラン。ハイクオリティな和食、洋食、お酒に加えて劇場までが併設された複合施設「青海波-SEIKAIHA-」の中にあります。

人気のメニューは檜の重箱に入った小鉢が見た目にも美しい御膳メニュー。フグの握りや唐揚げ、そしててっちりまでフグを堪能できる「3年とらふぐ御膳」(11~2月の冬季限定、3日前までの予約必須。12,500円)や、旬の魚介類を使った握り寿司と目の前で揚げる天ぷらが付いた「青の舎御膳」(5,980円)など、魅力ある品ぞろえとなっています。

 

青の舎
画像提供:青の舎

料理のクオリティの高さはもちろん、淡路島西海岸に広がる播磨灘(はりまなだ)を望むロケーションも最高で、大きなガラス張りの店内からは夕日を見ることもでき、記念日など特別なタイミングでの利用に最適なスポットとなっています。

 

青の舎

住所
兵庫県淡路市野島大川70
電話番号
0799-70-9109
営業時間
11:00〜15:00(最終入店 14:00)、17:00〜20:00(最終入店 18:30)
定休日
木曜日
アクセス
【車】淡路ICから約15分
【バス】淡路ICより無料シャトルバス
駐車場
あり
公式サイト
青の舎

 

自然の恵みがあふれる淡路島は、グルメスポットも豊富な場所。玉ねぎ・淡路牛・生シラス・淡路島牛乳などなど、さまざまな種類の食材がそろっているため、1日や2日の滞在では時間が足りないと感じてしまうかも。

しかも近年では、料理がおいしいことに加えて、景色の良さや施設全体のコンセプトと一緒に食事を楽しめるスポットも増えてきています。淡路島ならではのグルメ旅を計画してみてはいかがでしょうか?

 


淡路島旅行の基本情報

 

淡路島のおすすめホテル

取材・文・撮影/岡本大樹

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