栃木県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

栃木県で食べたい!ご当地グルメ・旅めしランキング

歴史のロマンと雄大な自然を堪能できる栃木県。世界遺産に登録された日光東照宮や華厳(けごん)の滝で知られる日光は、今や国際的な観光地です。避暑地として名高い那須高原をはじめ、鬼怒川温泉、塩原温泉といった名湯など、自然あふれるスポットも魅力的。そんな栃木県の人気ご当地グルメを、飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」の会員にアンケート調査しました。郷土の味から注目のグルメまで、栃木の旅めしトップ10をご紹介します。

 

※「旅行・観光の際に食べたことがある/食べたい料理」「おすすめしたい郷土料理」の結果を合わせたランキング(楽天ぐるなび調べ)
※アンケート調査期間:2024年1月17日~24日

 

1位

宇都宮餃子

宇都宮餃子
975票

1990年代頃から餃子の町として脚光を浴び始めた宇都宮市。宇都宮餃子の特徴は、白菜やキャベツ、ニラなどの野菜がたっぷり入った餡(あん)。肉やニンニクの主張は控えめで、野菜の甘みが口いっぱいに広がります。焼餃子のほか、厚みのあるもちもちの皮は水餃子にもピッタリ。同じく餃子の町を標榜する静岡県浜松市とのライバル関係も有名です。

 

2位

佐野ラーメン

佐野ラーメン
661票

コシのあるふぞろいの縮れ麺と、醤油ベースのあっさりとした澄んだスープが特徴の、栃木県を代表するご当地ラーメン。昔ながらの青竹で打った自家製麺を提供する店も健在で、喉越しの良い独特の食感と豊かな風味は、製麺機ではなかなか出せないおいしさと評判です。佐野市内には200軒近いラーメン店があり、しのぎを削っています。

 

3位

湯波(ゆば)

湯波(ゆば)
460票

日光観光で外せない名物グルメが、湯波料理です。寺社の多い日光では、お供え物や精進料理の食材として湯波が親しまれてきました。いろいろな食べ方を楽しめるのも日光湯波の魅力。新鮮な生湯波を巻いて団子状にした「たぐり湯波」のほか、切って油で揚げた「揚巻湯波」や、なめらかな食感と甘みが感じられる「さしみ湯波」も人気です。

 

4位

しもつかれ

しもつかれ
329票

栃木県を中心に受け継がれる伝統的な料理。塩引き鮭の頭、大豆、酒粕、油揚げなどを、粗めにおろした大根や人参と一緒に柔らかく煮込んだ素朴な味わいの一品です。江戸時代、2月の初午(はつうま)の時期に稲荷神社へのお供え物として作られたのが始まり。正月や節分の料理の余り物を活用した、先人の知恵が詰まった郷土の味といえます。

 

5位

いもフライ

いもフライ
302票

佐野ラーメンと並ぶ、栃木県佐野市のソウルフードです。ふかしたジャガイモを一口大に切って数個ずつ串に刺し、衣をつけて油で揚げます。仕上げに特製ソースをかければ完成。「手軽に食べられる」「安くておいしい!」との声もあるように、地元では八百屋や精肉店の軒先をはじめ、スーパーなどでも手頃な価格で売られています。

 

6位

足利シュウマイ

足利シュウマイ
294票

栃木県西部、足利市のご当地グルメの一つ。一番の特徴は、具材にひき肉などの肉類を使わないこと。代わりに玉ねぎのみじん切りと片栗粉を混ぜ合わせ、シュウマイの薄皮で包んで蒸します。仕上げに中濃ソースをたっぷりとかけるのが足利流。鑁阿寺(ばんなじ)境内にある大日茶屋が有名で、オリジナルの揚げシュウマイも人気です。

 

7位

ニラそば

ニラそば
270票

そばと一緒にたっぷりのニラをゆで、両方を一緒にザルに盛り付けた鹿沼市の名物料理です。鹿沼では客人にそばを打ってもてなす文化があり、残ったそばを家族用にニラでカサ増しして食べたのが起源とか。栃木県はニラの収穫量が全国2位、加えて鹿沼市周辺は県内有数のそばの生産地。二つの特産品が合わさって生まれたご当地グルメです。

 

8位

足利ソースカツ丼

足利ソースカツ丼
264票

シュウマイで有名な足利市のもう一つの人気グルメが、ソースカツ丼。柔らかいヒレ肉のカツとご飯の間には、千切りのキャベツが敷き詰めてあり、ウスターソースがベースの濃厚な甘辛ソースが味の決め手です。市内には提供店が数十軒あり、工夫を凝らしたこだわりのソースやトッピングなど、店ごとに味の違いを楽しむことができます。

 

9位

宇都宮焼きそば

宇都宮焼きそば

宇都宮のグルメといえば餃子が有名ですが、隠れた人気を誇るのが宇都宮焼きそば。食べ応え抜群のもちもちとした太麺と、目玉焼きのトッピングが特色です。味付けは薄めで、卓上のソースを使って自分好みの濃さに仕上げるスタイルも宇都宮流。アンケートの回答では、「富士宮やきそばのライバルになり得る」「名物B級グルメ!」という声も。

 

10位

耳うどん

耳うどん
237票

栃木県佐野市の旧葛生町(くずうまち)周辺に伝わる郷土料理です。特徴は麺の形状にあり、小麦粉を練って伸ばした形が耳に似ていたことからこの名前に。元々はこの地域の正月料理で、暮れのうちに作り置きができるため重宝されました。たっぷりの野菜と肉を具材に加え、醤油やみりんで味付けした汁と一緒に煮込んで食べます。

 

column

 

那須に集まる個性派&ハイレベルな「ベーカリー」

避暑地として人気が高い那須高原。冷涼な気候のもと、酪農製品を中心に新鮮な食材がそろうこのエリアは、ベーカリーの激戦区でもあります。ランキングには入らなかったものの、アンケートでも「那須のパン」が多くの支持を集めました。

中でも名前が挙がったのが「ペニー・レイン」。レストラン併設のベーカリーで、60年代のイギリスを再現した店内も趣があります。看板商品のブルーベリーブレッドはシロップ漬けのブルーベリーがたっぷり入り、見た目のインパクトも抜群。ほかにも石窯や製法にこだわる専門店が多く、ベーカリー巡りを目的に訪れたいエリアです。

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