
2019年に楽天トラベルを使って最も多くの人が訪れた北海道の温泉地は!?宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)が最も多かった温泉地をランキング形式でご紹介。あの名湯から穴場、絶景が見られる温泉地などがランクインしています。
※このランキングは、楽天トラベルでの2018年12月1日~2019年11月30日までの宿泊実績(人泊数)をもとに独自に集計したものです。

第1位は、北海道三大温泉のひとつである「函館温泉・湯の川温泉」。年間約130万人もの客が宿泊する温泉地で、背には夜景で有名な函館山を、眼前には海を構えるロケーションが魅力的。
豊富な湯量とサラサラと肌触りの良い無色透明の湯が特徴です。函館は食材の宝庫とも言われ、海の幸で人気の宿も多数。懐石料理やバイキングで楽しめます。夏から秋の夜には、沖合に名物イカ漁のいさり火が出現。露天風呂や客室から幻想的な光景を見ることができます。
第2位は札幌の奥座敷として知られる温泉地「定山渓温泉」。中心部から車で約1時間とアクセスが便利な点も親しみやすいポイント。
国内でもポピュラーな泉質であるナトリウム塩化物泉で、老若男女問わず楽しめます。周囲には「白糸の滝」、「湯の滝」、「舞鶴の瀞」など、美しい景勝スポットも点在し、渓谷ドライブにもおすすめ。

「温泉のデパート」と呼ばれるほど多くの泉質に恵まれた「登別温泉」が第3位。中でも有名なのは「地獄谷」と呼ばれる源泉エリア。1日約1万トンもの温泉が湧出するもの温泉が湧出する爆裂火口群で、熱い湯が泡と湯けむりを立てて煮えたぎる風景はまさに地獄を彷彿とさせます。
温泉街は老舗和風旅館からモダンなホテル、土産物屋などで賑わい、旅のお土産には地獄谷らしく鬼のグッズが人気です。

第4位は国内で3番目に大きなカルデラ湖「洞爺湖」のほとりに位置する「洞爺湖温泉」。四季折々に変わる湖面の表情と、周辺に広がる羊蹄山、有珠山、昭和新山の景観が魅力的なエリアです。
露天風呂や客室から湖が見える宿が多く、春から秋にかけて毎夜、湖上で行われるロングラン花火大会も見どころ。足湯や手湯が楽しめるスポットも多く、気軽な湯めぐりができることでも話題に。
第5位は「ニセコ温泉」。冬のスキーで人気の「ニセコ」ですが、温泉地としても人気。 色や香りが異なるさまざまな泉質の温泉が点在していていて、「ニセコ湯めぐりパス」を使えば、最大4つの温泉をめぐることができます。
多くが源泉かけ流しの温泉で、湯量も豊富。中には原生林に囲まれた野趣あふれる秘湯も存在し、北海道らしい開放感あふれる露天風呂を満喫できます。
第6位は「阿寒湖温泉」。特別天然記念物マリモの自生で有名な「阿寒湖」の南側に湧き出た温泉地で、周辺のお土産屋にはスイーツから癒しアイテムまでマリモ自慢の商品が数多くラインナップ。
湖のすぐそばに温泉宿が建ち並び、湯に浸かりながら湖と雄大な山の景観が望めます。野生のエゾシカやキタキツネなども生息し、運がよければ湖畔散策の際に見かけることも。
第7位は、高さ600m以上の切り立った大渓谷の中にある「層雲峡温泉」。 岩肌を間近に感じる迫力の眺望や、大雪山系の雄大なパノラマ景観などを望むことができます。
見る者を圧倒する大自然に囲まれ、名瀑「銀河の滝」「流星の滝」では迫力の自然美を、「紅葉谷」「赤岳銀泉台」では見事な紅葉を目にすることができます。冬は、ライトアップされた幻想的な氷像が並ぶ「氷瀑まつり」がおすすめ。

第8位は、知床半島の西側、オホーツク海に面した最果ての地に湧く「ウトロ温泉」。間近に世界自然遺産エリアを構える、人気の温泉地です。高台に佇む公共温泉の露天風呂などからオホーツク海に沈む美しい夕日を眺めることができます。
泉質は、きりきずや冷え性に効能があるとされる塩化物泉。宿では新鮮な海の幸や地元野菜、鹿肉などおいしい食材も味わえます。

第9位は、峡谷に位置し、長流川沿いに温泉宿が立ち並ぶ温泉郷「北湯沢温泉」。周辺は自然に恵まれており、グリーンシーズンは渓流釣りやサイクリングなどのアウトドアが楽しめ、冬は露天風呂から雪景色を眺めることができます。
巨大な観光ホテルから、昭和の雰囲気を感じる風情ある旅館まで宿の種類が幅広いため、お気に入りの宿を見つけてみて。
第10位は「十勝川温泉」で、珍しく平野の中心に湧く温泉です。「モールの湯」と呼ばれる植物性の有機物を多く含む貴重な温泉が湧出していることから、北海道遺産にも選定されている隠れた名湯地。
別名・美人の湯と言われ、肌を再生する働きがあると注目を集め、化粧品にも転用されています。十勝ならではの広大なパノラマ風景を眺めながら、ゆったりと温泉に浸かって癒されてみては。

第11位は、北見市街地から車で約40分の距離にある「温根湯温泉」。温泉ソムリエも絶賛する美白の名湯で、古い角質を洗い落とす作用があるとされアンチエイジング効果が期待できます。
どの温泉も源泉100%掛け流しで、「湯めぐり手形」を利用すればお得に湯めぐりを楽しむことも。周辺には、「北きつね牧場」や「北の大地の水族館」など地域の魅力が詰まったスポットがあります。

第12位は、日本最北端の地にある「稚内温泉」。強めの塩味を含む淡黄色の炭酸水素塩泉が特徴的で、疲れや冷え、美肌に効果があると言われています。
海岸に面した日帰り入浴温泉施設では、海の眺望を楽しみながらゆったりと過ごすことも。露天風呂では潮風を感じることができます。温泉宿では、タコしゃぶ、ウニ、毛ガニ、宗谷黒牛など稚内ならではの海鮮グルメを堪能して。

第13位は屈斜路湖と硫黄山の間に位置する「川湯温泉」。古くから湯治場として親しまれてきた歴史を誇る、知る人ぞ知る北海道の秘湯です。強い酸性の温泉で、血行を良くし肌をツルツルにする効果があるとか。
温泉街の中心に、国内でも珍しい温泉の流れる川があり、散策しながら湯けむりや緑に変色した川を間近で眺めることができます。足湯や手湯ができる東屋もあるので、ゆったり浸かりながら見物してみては。

第14位は、大雪山国立公園内、柱状節理の渓谷の底に位置する秘境のような温泉地「天人峡温泉」。川沿いに進むと絶景スポット「羽衣の滝」や、幅約60mの「敷島の滝」など、北海道の名瀑にも出会えます。
温泉宿は2件のみで、どちらも自然湧出100%のかけ流し天然温泉が自慢。無料で楽しめる足湯「天女の足湯」も人気です。
第15位の「虎杖浜温泉」は、登別温泉に隣接する白老町にある温泉街。古くからある小さな温泉施設が点在し、その多くで源泉かけ流しの日帰り入浴が楽しめます。
宿泊では、オーシャンビューの景観と、おいしい料理を堪能できる温泉宿が人気。白老牛や前浜で揚がる海の幸、地元野菜などがいただけます。温泉以外に、レストランやスナック、お土産店といったレトロな温泉街らしい施設も。
※このランキングは、楽天トラベルでの2018年12月1日~2019年11月30日までの宿泊実績(人泊数)をもとに独自に集計したものです。
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