兵庫県豊岡市出石に新たな観光名所誕生！「かばんの館」がグランドオープン

兵庫県豊岡市の城下町・出石（いずし）に2024年4月12日、新たな観光名所として「かばんの館」が誕生しました。この施設は、日本のかばん製造の歴史と文化を体感できる体験型ショップとして、訪れる人々に新たな魅力を提供することを目指しています。

大正ロマン漂う空間で豊岡のかばん文化を体験

「かばんの館」は、食品スーパーの跡地をリノベーションし、約180坪の広大な空間を有しています。店内は大正ロマンをテーマにしたデザインで、城下町・出石や城崎温泉のレトロな世界観を表現しています。アンティークトランクをコレクションしたフォトスポットや、ミニバッグやコインケース作りが楽しめる体験工房が設置されており、訪れる人々にかばん文化の魅力を伝えます。

この施設は2001年に創業し、2022年に株式会社ツタハラが経営を引き継いだ後、2024年1月に現在地に移転しました。株式会社ツタハラは、レディースバッグの企画製造販売を手掛ける企業として知られています。同社は、豊岡市出石町に「かばんの館」をオープンすることで、日本のかばんづくりの伝統と技術を広く伝えたいとしています。

日本製の鞄や革小物など約1,000点を展示販売！カフェも併設

店内では、地域ブランド「豊岡鞄」をはじめ、日本各地で作られた鞄やバッグ、財布、革小物など約1,000点を展示販売しています。価格帯も幅広く、日本製の革バッグで13,000～27,000円、合成皮革製バッグで6,000～9,000円程度と観光客にもお求め安い価格帯となっています。

また、店内カフェでは、豊岡市内で焙煎された但馬珈琲を提供し、ゆったりとした時間を過ごすことができます。「かばんの館」で豊岡市出石の魅力を再発見し、日本のかばん文化の深さを体験してみてはいかがでしょうか。

かばんの館

住所

兵庫県豊岡市出石町柳4（全但バス 出石営業所となり）

営業時間

9:30～17:00（カフェは9:30～L.O.16:30）

駐車場

普通車20台