思わず二度見⁉箱根小涌園「元湯森の湯」にSDGsな三島大根の湯が期間限定で登場！【楽天トラベル】

公開日: 2024/02/08

箱根最大級の本格日帰り温泉・箱根小涌園「元湯森の湯」に、思わず二度見してしまいそうなSGDsな変わり湯が登場！JAふじ伊豆の協力のもと、廃棄対象となる箱根西麓野菜で知られる三島大根を有効活用した「三島大根の湯」です。

廃棄される「三島大根」を有効活用

箱根小涌園「元湯森の湯」にて開催される「三島大根の湯」。2024年2月1日（木）〜29日（木）の1カ月間、露天エリアの陶器風呂にシュールな光景が出現します。湯面にぷかぷかと浮かぶのは、なんと長さ60cmほどの三島大根。JAふじ伊豆の協力により、廃棄対象となってしまった大根を有効活用したSDGsな変わり湯なのです。

大根の葉には塩化物や硫化イオンなどが含まれていることから、入浴効果や保温効果の向上が期待されるとか。全身の血行促進や冷え性改善など、冬にうれしい効果も望めるかも。何より、つややかな白肌もあらわに浮かぶ大根とともに、温泉入浴を楽しめるまたとない機会。ユニークで目を疑う光景を、ぜひその目で、肌で確かめてください。

冬の三島の風物詩「三島大根」の魅力も紹介

SDGsな変わり湯「三島大根の湯」とともに、「元湯森の湯」の売店には、三島大根を中心とした箱根西麓野菜の魅力を学べる特設コーナーも設置。「干し大根のミニやぐら」も登場し、冬の三島の風物詩ともなっている富士山を背景とした大根干しを身近に感じることもできます。

ブランド野菜である箱根西麓三島野菜の代表格として知られる三島大根は、古くは江戸時代から沢庵用に生産されてきた伝統品種。沢庵に加工される際に、数万本もの大根が一斉にやぐらに干される大根干しは通称「白いカーテン」とも呼ばれ、地域の人々に愛されています。昨年末には13年ぶりに「三島大根祭り」も復活し、注目を集めています。

とはいえ、沢庵に使用されるのは真っ直ぐに形が整って、肌も美しい大根に限られます。土質で二股に分かれてしまったものや、成長しすぎて日焼けしてしまった規格外品が、一風変わった温泉として有効活用されるのです。見た目もユニークで健康促進も望める「三島大根の湯」。この機会にぜひ体験してみてはいかがでしょうか。