山口・長門湯本温泉を彩るライトアップ「音信川うたあかり2023」が2月まで開催【楽天トラベル】

公開日: 2023/01/11

山口県で最も古い歴史を持つ長門湯本温泉。観光まちづくり計画が進み、地域の若手によって次々と新たな魅力が生み出されている温泉街では、ライトアップ「音信川（おとずれがわ）うたあかり」が冬の風物詩として親しまれています。今年は、2023年1月19日（木）から2月19日（日）までの約1カ月間で開催されます。

冬の温泉街を幻想的に彩る「音信川うたあかり2023」

長門湯本温泉を流れる清流・音信川を舞台に、光と音の幻想的なエンターテイメントとが繰り広げられる「音信川うたあかり」。2018年にスタートして以来、今回が5度目となります。

長門市出身の童謡詩人・金子みすゞの詩をテーマに、詩の朗読と音楽に合わせていくつもの影絵が揺らめく「幻燈輪舞エリア」や、市内の幼保小中学校の子どもたちがみすゞの詩をテーマに制作した約3,000個のあかりが迎える「みすゞのお庭エリア」「お魚たちの夢エリア」など、エリアごとに趣向を凝らした光の演出が繰り広げられます。

雁木広場に設けられた「土あかりエリア」では、長門湯本温泉近くの三ノ瀬地区で約360年の歴史を持つ萩焼深川窯の指導により、地元小学校の児童が製作した萩焼のランプシェードが、あたたかな灯りで冴えた夜を照らします。

音信川沿いにあかりモチーフが設置され、水面に映る幻想的な風景を楽しめるほか、今年は新規に金子みすゞのモザイク壁画や詩「折紙あそび」をモチーフとした小さな「折紙あかり」を灯せるエリアも。平和と幸せを祈りながら、「折紙あかり」を作ってみてはいかがでしょう。

各所と連携したスペシャルな企画が盛りだくさん

さらに、詩人の魅力を伝える「金子みすゞ記念館」や再建されたモダンな立ち寄り湯「恩湯（おんとう）」、JR美祢線利用促進協議会と連携した特別な企画も盛りだくさん。

JR美弥線では新山口駅〜長門湯本駅間に特別列車「うたあかり号」が2日間限定で運行し、沿線駅でのおもてなしや特別な駅弁などを予約限定で楽しめます。

期間中、毎週土曜日にはホットドリンクなどのメニューが提供される「OSOTOマルシェ」も開催。「恩湯」のレストラン「恩湯食」では、金子みすゞの詩にちなんだフィンガーフードとドリンクの「うたあかり特別メニュー」も楽しめます。

他にも、うたあかりコンシェルジュによるガイドツアーや「金子みすゞ記念館」の学芸員による出張講座、土あかり制作ワークショップなど、週末を中心に多彩なイベントが用意されています。歴史ある温泉街が幻想的な音と光に包まれるこの時期だけのお楽しみ。幻燈の温泉街・長門湯本温泉をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。