羽田イノベーションシティの「羽田出島」が縁日をテーマに体験型施設へリニューアル【楽天トラベル】

公開日: 2022/05/11

「羽田出島｜DEJIMA by 1→10」が、コロナ禍の影響を受けた休業を経て再開

羽田空港第3ターミナル駅の隣駅・天空橋駅に直結する「HANEDA INNOVATION CITY（ハネダイノベーションシティ）」内のデジタル体験型施設「羽田出島｜DEJIMA by 1→10」が、2022年4月29日、コンテンツをリニューアルオープンしました。

新たに提供するコンテンツは、日本文化に根付いたお祭りの縁日を、プロジェクションマッピングなどの最新デジタルアートを駆使して再現した「縁日｜ENNICHI by 1→10」。日本の古きよき伝統文化に触れ、楽しみながら学ぶことができる体験型のエデュテイメントコンテンツです。

プロジェクトを手がけるのは、京都に本社を構える近未来クリエイティブカンパニーの「ワントゥーテン」。「縁を結ぶ場所～An Experience in Connection～」をコンセプトに、日本各地の伝統的な文化や遊びを、創造と先端テクノロジーとを掛け合わせた新しい体験を通して伝えています。

日本伝統の色彩美をデジタル技術を用いて表現

着物などの伝統柄について学ぶことができるフォトスポットの「柄時雨（がらしぐれ）」

伝統的な色彩美を感じさせるコンテンツの1つが、フォトスポットの「柄時雨（がらしぐれ）」です。美しい日本の伝統模様や着物の柄をモチーフにした、フォトジェニックな写真を撮ることができます。

センサーで参加者の位置を認識し、流動的なデジタル模様を重ね合わせることで、常に異なるビジュアルでの撮影が可能。また、由来や歴史を交えながら模様や伝統柄について紹介されているので知識も深まります。

デジタル技術で映し出された池の中を泳ぐ金魚に触れることで、色鮮やかなモチーフに変化する「彩金魚（いろどりきんぎょ）」。和の色名の由来を学びながら、日本人の美意識が生み出した日本の伝統色の美しさを実感できます。

「縁花火（ゆかりはなび）」では、友人や家族と色とりどりの花火を打ち上げることができます

夏の風物詩としてなじみの深い花火の歴史や成り立ちを紹介する「縁花火（ゆかりはなび）」。自分の姿が夜空のスクリーンに浮かび上がり、体を動かすことでいろいろな形の花火を打ち上げることができます。人と関わり合うことで花火の色や形の変化を楽しめ、数人で参加すれば花火の色が混ざり合ったり、より大きな花火に変わったり、家族や友人との縁のつながりを感じられるコンテンツになっています。

日本文化を楽しみながら学べるコンテンツが盛りだくさん

縁日のお面屋をモチーフにした不思議な「面化粧（おもてけしょう）」。用意されたお面のうちわに好きな色を塗ってスキャンをすると、自分の描いたオリジナルのお面が投影され、命が吹き込まれたように表情を持って、生き生きと動き出します。歌舞伎の隈取りやひょっとこ、お多福など、日本で古来より創られてきたお面についての知識を得られるのもポイントです。