東京タワー内にある大型テーマパーク、アニメ「ONE PIECE」の世界を五感で体験できる「東京ワンピースタワー」。人気のアトラクションやライブ、フォトスポット、レストラン、限定グッズなど見どころや楽しみ方を紹介します。
※「東京ワンピースタワー」は7月31日(金)をもちまして閉園となります。最後に「東京ワンピースタワー」を楽しんでいただけるように期間限定営業再開を予定していますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
東京ワンピースタワーまでのアクセス
東京ワンピースタワーは都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」赤羽橋口から歩いて約5分の東京タワー フットタウン内の1、3~5階にあります。全天候型の室内テーマパークになっているため、天気を気にせず楽しめるのもうれしいポイントです。
東京ワンピースタワーってどんなところ?
東京タワー フットタウン内に併設された「東京ワンピースタワー」は「トンガリ島と呼ばれる島を“麦わらの一味”がナワバリにして、みんなと楽しめる遊び場を作った」というコンセプトで展開しているテーマパークです。
3階のエントランスにはルフィとチョッパーがお出迎え!『ONE PIECE』ファンはもちろん、作品を知らない人でも十分に楽しめます。アトラクションには身長制限がなく、小さな子どもも一緒に楽しむことができるのもポイントです。
東京タワー2階、かわいい足跡がエントランスの目印!
東京タワー2階の入り口にある、チョッパーの足跡が東京ワンピースタワーへの目印。足跡を辿って3階に行くと東京ワンピースタワーのエントランスへ到着します。
「いりぐちフロア」の巨大スクリーンが圧巻!
上陸してすぐにあるアトラクション、360ログシアター(所要時間約10分)。ゲストをぐるっと囲むように、360度巨大スクリーンに“麦わらの一味”が辿った冒頭の記憶(ログ)が映し出されます。
音と映像の大迫力に圧倒。一緒に流れてくる東京ワンピースタワーのテーマソングが一層気分を盛り上げてくれます。
トンガリ島に上陸するとフォトスポットが盛りだくさん
いよいよ“麦わらの一味”がナワバリにしたというトンガリ島に上陸!
ログシアターを抜けるとすぐに『ONE PIECE』の原作者である尾田栄一郎さん書き下ろしの絵が出迎えてくれます。大きな絵がとても印象的で迫力があります。
こちらは“麦わらの一味”の宴に参加ができるフォトスポットです。等身大でキャラクターたちが再現されているので『ONE PIECE』の世界にグッと引き込まれます。
こちらは“麦わらの一味”手配書とサインのフォトスポット。キャラクターごとに個性あふれるサインはずっと見ていても飽きない個性的なものばかり。
左からブルック、ニコ・ロビン、ナミ、ロロノア・ゾロ、モンキー・D・ルフィ、サンジ、ウソップ、トニートニー・チョッパー、フランキー。ぜひ好きなキャラクターのサインを見つけてみてくださいね。
人気アトラクションを楽しもう!
4階のまんなかフロアは、〝麦わらの一味〟のアトラクションが楽しめます。
こちらは、チョッパーのサウザンド・サニー号探索(所要時間約10分)。〝麦わらの一味〟の船、サウザンド・サニー号をチョッパーと一緒に探索する回遊型のアトラクション。
中に入るとサンジがお出迎え。テーブルには釣ったサメが乗っています。あまりのリアルさにビックリするはず!アトラクション内にある「!」マークには仕掛けがあります。
冷蔵庫やオーブンを覗いてみたり〝麦わらの一味〟の生活を体験できます。色んなところにあるのでぜひ探してみましょう。
「ナミとロビンの女部屋」は女性らしい柑橘系のいい香り。忠実に再現されたナミ&ロビンの部屋は、作品の中に入り込んだような気分を味わえますよ。
部屋の奥に行くとクローゼットがあり、ナミとロビンの衣装がディスプレイされています。着用はできませんが、とてもリアルに再現されているので見ているだけでも楽しめますよ。
こちらのレバーの持ち手をゆっくり引っ張ると…“麦わらの一味”からのサプライズがあります。
ウソップの武器で兵士を打ち抜こう!
こちらは「ウソップの目指せ狙撃王(そげキング)」(所要時間約5分)。ウソップの武器、黒カブト(パチンコ)を使って海兵を倒していくアトラクションです。入園料に含まれているので無料でチャレンジできますよ。
制限時間は約1分。パチンコで球を飛ばして、5人の海兵を倒していきます。海兵の足元を狙うのがポイント。最終ステージで世界政府の旗を撃ち抜くとクリアです。
年齢制限はありませんが、5歳くらいからの小さなお子さんでも楽しめるアトラクションです。東京ワンピースタワーの島民(クルー)さんのマイクパフォーマンスでプレイ中も盛り上げてくれますよ。
最終ステージの世界政府の旗を撃ち抜くとそげキングのお面がもらえます。入れ替え制ですが、何度でもチャレンジできるので思う存分楽しめますよ。
パーク内のポーネグリフを探すアトラクションも
こちらも人気アトラクション「ロビンの古代文字の謎を追え」(所要時間約30分)。3~5階のトンガリ島内にある古代文字を集め、ポーネグリフを制限時間内に探すアトラクションで、宝探し感覚で楽しめます。
この電伝虫を持って島探索をします。色は3色、ランダムに渡されます。どの色もインパクト大なので、記念写真をする際にもぴったりですね。
壁に描かれている古代文字を見つけたら、そこに電伝虫を当ててみましょう。電伝虫を通じてロビンから連絡が来るので、アドバイスを頼りにパーク内を隅々まで探します。
子どもやお友達とどっちが早く終わるか競争しながら遊ぶのも楽しいですよ。日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字語、簡体字)にも対応しているので、外国人のお友達と来ても安心です。
ゾロの剣術をアトラクションで体験!
こちらはゾロの剣術を体感できるアトラクション「ゾロの一刀両断」(所要時間約5分)。ゾロ直伝の修行に参加することで認定書を手に入れることができます。ファンなら絶対体験してみたいですよね!
道場の中に入ると、ゾロやミホークなど登場キャラクターの刀が展示してあります。ゾロ以外の刀も展示してあるので、ぜひ記念に写真をとってみましょう。
個室に案内されると大きなスクリーンがあり、映し出される砲弾などを刀で斬っていきます。映像とタイミングを合わせて刀を動かすのがポイントです。
最後はゾロの必殺技、「三十六煩悩鳳」で強敵を倒しましょう。高得点を出すとゾロのイラスト入り認定証がもらえます。 必殺技をしている姿の写真が買えるのも魅力的です。
※写真購入はパーク3階のトンガリストアにて購入可能。
5階てっぺんフロアでライブショーを楽しもう!
照明技術とプロジェクションマッピングを駆使した迫力満点のライブショー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」(所要時間約20分)。現在は多数のキャラクターが入り乱れ、大迫力のアクションが繰り広げられる『MARIONETTE』を上演中。
ルフィにシリーズ史上最大のピンチが訪れます。ここででしか観られない迫力満点のストーリーが楽しめます。
ショーの最中でも、フラッシュなしであれば写真も自由に撮ることができます。
『ONE PIECE』をよく知らない人でもこのポーズは見たことがあるのではないでしょうか?仲間の印を意味する『ONE PIECE』おなじみのショットも観られます。
お子様連れの方は優先的に前方の座布団スペースで観ることもできます。ステージとの距離も近いので迫力もすごいです。
記念写真を撮って楽しめる「トンガリ島」フォトスポットへ
『ONE PIECE』に出てくるキャラクターやなりきりスポットで写真がたくさん撮れます。
ライブショーの会場を出るとすぐの場所にあるのは『ONE PIECE』でお馴染み「海軍3大将」の椅子です。みんなで座って気分は海軍大将。海軍大将の椅子に座れるのは貴重ですね。
ぜひバーソロミュー・くまの手に乗ってみてください。気持ちがいい肉球が体験できますよ。
こちらでは人気キャラクターの1人である「トラファルガー・ロー」と一緒に2ショットが撮れます。このように島内にはワクワクするシーンや仕掛けがいっぱいです。
他にも『ONE PIECE』の原作コミックス1冊に収録されている全ページの原作イラストが展示されている「MANGA WALK ~一巻まるごとコミックス展~」などのギャラリースペースもあります。
じっくりとマンガの世界を楽しむのもオススメです。展示イラストは時期によって入れ替わるので、気になる方は事前に最新の情報を公式サイトをチェックしましょう。
ここでしか買えないお土産・グッズを手に入れよう
1階、チケットフリーエリアにある「麦わらストア 東京ワンピースタワー店」ではパーク入園前からでもショッピングが楽しめます。麦わらストア 東京ワンピースタワー店で販売している人気のお土産をご紹介します。
お土産の一番人気の商品、東京ワンピースタワー限定「3兄弟炎の絆ラーメン」(400円・税別)。
海鮮風味ラーメンに変身スープを加えると、酸辣湯麺味になり、2つの味が楽しめます。ラーメンどんぶりセット(れんげ付き)・箸置き・ランチョンマットも購入可能です。
左より3兄弟の炎の絆ラーメン(400円・税別)、ラーメンどんぶり&れんげセット(2,000円・税別)、箸おき(600円・税別)
オリジナルデザインの「DECOチョコ」。豊富な種類の中から好きなものをチョイスできます。ケースに入れてプレゼントしても喜ばれそうです。
東京ワンピースタワー限定「DECO」チョコ(90円・税抜)、クリアケース5個用、9個用、10個用(各50円・税抜)
麦わらストア 東京ワンピースタワー店
- 営業時間
- 10:00~19:00(最終入店18:30)※日によって異なります。
トンガリストアではパーク内で使えるグッズが充実
※日によって営業時間が異なる場合があります。
3階、パーク内にある「トンガリストア」には、ジグソーパズルやフェイスタオルなどのお土産類のほかに、パーク内で使えるアイテムもたくさんあります。
パークチケットを入れられるチケットホルダー(463円・税別)はストラップ部分に好きなキャラクターの缶バッジをつけたり自己流にアレンジしたりするのがおすすめです。
上側がファスナーになっていて小物も入れられるぬいぐるみ型チケットホルダー(1,400円~・税別)は手触りもよく、子どもに人気のアイテムです。
人気キャラクターの部分が光るブレスバンド。腕につけたり、バンドを外してネックストラップにつけたりとアレンジができます。別売りのきせかえキャラクターキャップでつけ替えることもできます。
写真左よりONE PIECE LIGHT BAND(1,500円・税抜)、ONE PIECE LIGHT BAND用「きせかえキャラクターキャップ」全12種・ブラインド販売(500円・税抜)
トンガリ島民パスポート(556円・税抜)をゲットしてシールラリーに参加してみてはいかがでしょうか。
クリアするとキャラクターが描かれたトンガリバッジがもらえますよ。好きなキャラクターのバッジを選べるのも嬉しいですね。
3月からは5階に「トンガリストアMINI」もオープン。原作コミックスの新刊や東京ワンピースタワーの描き下ろしイラストの商品も取り扱っています。壁面にはサウンド・サニー号やゴーイング・メリー号の内部が描かれています。
『ONE PIECE』を読みながら食事が楽しめるCafe Mugiwara
1階チケットフリーエリアにある「Cafe Mugiwara」には世界各国で発売されている『ONE PIECE』の原作コミックスが店内に並べられてあり、好きなだけ読みながら食事を楽しむことができます。
メニューも『ONE PIECE』にまつわるものがたくさんあるんですよ。1ヶ月に一度変わるキャラクターのバースデーメニューも人気!
こちらは豪快にシーフードを盛り付けた「白ひげの大海のオープンシーフードサンド」(単品1,300円)。大海賊の白ひげをイメージしており、ボリュームも満点なのでみんなでシェアして食べるのもおすすめです。
チョッパーの故郷にある桜をイメージした春らしさ満点のドリンク「チョッパーのふわあまさくらラテ」(800円)。トレードマークの耳がついていてかわいいです。
ルフィの大好物の肉がふんだんに盛り付けられている「ルフィが大好きな肉肉ピザ」(単品1,600円)。店内にはピザ窯があり、熱々のピザも食べられます。
Cafe Mugiwara
- 営業時間
- 10:00~19:00(L.O18:15)
※日によって営業時間が異なる場合があります。
※混雑時には時間制限をさせて頂く場合があります。予めご了承ください。
まんなかフロアにあるフランキーのコーラバー
フランキーのコーラバーでは、軽食、スイーツが食べられます。パーク内で飲食スペースがあるのは4階のみなので注意してくださいね。
こちらは「スーパーなソースたこ焼き(たこヤンキー)」(450円)。ソース6種から好きなソース1つを選びましょう。たこ焼きソース、チーズソースなど、お好みのソースが選べる楽しいたこ焼きです。
新食感の冷たいスイーツ「ポップルンアイス」(800円)もおすすめ。ポップルンアイスはロビン、ナミ、アンをイメージした3つの味が登場。炭酸を閉じ込めた氷にゼリーが乗った新感覚デザートです。
パーク内はエスカレーターでの移動になりますが、ベビーカーをお持ちの方のパーク内移動はエレベーターが便利です。エレベーターの使用が必要な場合は島民(クルー)さんに相談してみましょう。
トンガリ島の入口と出口で“麦わらの一味”との記念撮影もできます。
東京タワーの中に併設された東京ワンピースタワー。撮って、観て、触って体で感じる『ONE PIECE』の世界。子どもも大人も楽しめる東京ワンピースタワーにぜひ出かけてみてください。
東京ワンピースタワー
- 住所
- 東京都港区芝公園4丁目2-8 東京タワー フットタウン内
東京ワンピースタワーの地図
(C)尾田栄一郎/集英社
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)TOKYO ONE PIECE TOWER LLP
取材・写真・文/松本志
※入園・アトラクション利用(一部課金サービスは除く)・ライブショー鑑賞が可能なチケットです。
※前売券はセブンチケット・当日券は東京ワンピースタワー3Fエントランスにて販売