現地スタッフが選んだ、宮城県を訪れたら絶対に外せない観光スポットランキング！瑞鳳殿など仙台市内の人気スポットや松島などの定番以外にも、白石城ややくらいガーデンなど、現地にいるからこそおすすめする穴場観光地もご紹介！
公開日: 2023/10/30
東は太平洋に面し、西は奥羽山脈が連なる風光明媚な宮城県。武将・伊達政宗ゆかりの地としても知られる杜の都・仙台をはじめ、日本三景に数えられる松島、紅葉の名所・鳴子峡など観光スポットが数多くあります。名物の牛タンや三陸の海産物など、食も魅力満点。そんな宮城県のご当地グルメを、飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」の会員にアンケート調査しました。郷土の味から注目のグルメまで、宮城の旅めし人気トップ10をご紹介します。
※「旅行・観光の際に食べたことがある／食べたい料理」「おすすめしたい郷土料理」の結果を合わせたランキング（楽天ぐるなび調べ）
※アンケート調査期間：2023年7月18日～28日
1位
牛タン
仙台グルメを代表する牛タン。麦飯とテールスープがセットの牛タン焼き定食が定番です。かつて戦後の食糧難の中、地元の料理店「太助」の店主が安く手に入る牛タンを使ってメニュー開発したのが始まりと言われています。分厚く切った牛タンを数日かけて熟成させてから焼くのが特徴で、このひと手間がやわらかさと豊かな風味を生み出します。
2位
ずんだ餅
ずんだとは、茹でた枝豆をすり潰して砂糖で甘く味付けした餡のこと。この餡をつきたてのお餅にからめた郷土料理がずんだ餅です。枝豆の自然な緑色が目にも鮮やかで、地元では来客をもてなす際に出すことも多いとか。近年は、ずんだシェイクやずんだパフェなど、さまざまなずんだスイーツも登場して人気を集めています。
3位
笹かまぼこ
明治期に仙台湾でたくさんとれる魚を加工し、保存するために誕生したと言われる笹かまぼこ。現在はスケトウダラなど白身魚のすり身が材料に使われています。笹の葉を模した独特の形は、仙台藩主・伊達政宗の家紋「竹に雀」にちなんだもの。「焼きたての笹かまぼこがおいしかった」と、ご当地ならではの食体験を楽しんだ人の声も。
4位
仙台牛
宮城県内で肥育された黒毛和種の中でも、最高ランク5等級の牛肉だけに与えられる称号が仙台牛です。米どころ宮城の良質な稲わらを食べて育つため、肉質はやわらかで口当たりが良く、脂肪と赤身が絶妙なバランスで肉汁もたっぷり。県内の飲食店ではステーキや焼肉、すき焼きなど多彩な調理法で楽しめます。
5位
牡蠣
日本有数の牡蠣の生産地である宮城県。ほとんどが生食用であるのが大きな特徴で、松島、気仙沼、石巻など県内11の海域が生食用牡蠣の採取海域に指定されています。濃厚で上品な旨味と、ぷりぷりとした食感が宮城の牡蠣の魅力。山盛りの蒸し牡蠣を食べ放題で楽しめる「かき小屋を堪能した」という声も多く寄せられました。
6位
はらこ飯
サケの煮汁で炊いたご飯の上に、サケの身とイクラをたっぷりのせた亘理町（わたりちょう）発祥の郷土料理です。仙台藩主・伊達政宗がこの地を視察に訪れた際、領民が献上したことでも有名。例年、10月初旬から12月半ばにかけてがはらこ飯のシーズンで、この時期には亘理町をはじめ、県内各地の飲食店で季節メニューとして登場します。
7位
金華サバ
日本三大ブランドサバの一つである金華サバ。牡鹿半島（おしかはんとう）の海上に浮かぶ金華山の沖で秋冬の特定期間に漁獲され、石巻港に水揚げされた大型の真サバに与えられる称号です。脂がたっぷりとのった身は旨味が濃厚で、なおかつ臭みがなく後味もすっきり。しめさば、さば寿司、塩焼き、さば味噌など、旬の味覚を満喫できます。
8位
うに丼
三陸の豊かな海で育つウニも、宮城名物の一つ。春先から徐々に甘みを増し、夏に旬を迎えます。ウニを使ったご当地メニューの中でも近年話題を集めているのが、南三陸町内の飲食店9店が毎年5〜8月の期間限定で提供する「キラキラうに丼」です。ミョウバンを使わない、獲れたての新鮮なウニが満載された丼は食べ応え満点！
9位
フカヒレラーメン
気仙沼市の特産品であるフカヒレ。サメの背びれや尾びれからとれ、中華の高級食材としても知られています。このフカヒレを手軽に味わえるメニューとして人気のフカヒレラーメンは、お店によって姿煮をのせたり、細く割いてスープに加えたりとアレンジはいろいろ。コラーゲンたっぷりのとろける食感がラーメンと好相性です。
10位
気仙沼ホルモン
戦後間もない頃から食べられてきた気仙沼のソウルフード。豚のモツをあらかじめニンニク風味の濃厚な味噌ダレに漬け込んでから香ばしく焼く料理で、ウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に食べるのが独特のスタイルです。ぷるぷるのホルモンとみずみずしいキャベツの組み合わせが新鮮で、箸が止まらなくなること間違いなし。
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夏の定番・冷やし中華は、実は仙台が発祥！？
仙台の隠れた名物グルメが、冷やし中華です。実は、仙台は冷やし中華の発祥の地という説があり、市内にある中国料理店「龍亭」が元祖として有力。
暑い夏でもさっぱりおいしく食べられる麺料理として昭和12年に考案され、「凉拌麺（リャンバンメン）」の名前で提供され始めたと言われています。現在でも凉拌麺は「龍亭」の看板料理で、具と麺が別皿で提供される独自のスタイルが特徴。仙台市内には、ほかにも冷やし中華を通年で食べられるお店が多くあります。仙台を訪れたら、牛タンだけでなく、冷やし中華を味わうのもお忘れなく！
