キラキラ、ふるふる♪ 京都で行きたい“透明スイーツ”が美味しいお店6選

キラキラ、ふるふる♪ 京都で行きたい“透明スイーツ”が美味しいお店6選

提供:ことりっぷ

 

梅雨や暑い夏に恋しくなる、さわやかなメニュー。今回は京都市内各所から、わらび餅やゼリー、寒天など、涼やかさと透明感あふれるスイーツが楽しめるお店をまとめてご紹介します。店内限定や、できたて、月替わりなど、お店を訪れた人だけのお楽しみもたくさん。さんぽ中のひと休みにもぴったりなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

蜜で季節を感じる「琥珀流し」が人気の「大極殿本舗 本店」

蜜で季節を感じる「琥珀流し」が人気の「大極殿本舗 本店」 阪急烏丸駅から徒歩1分、大丸京都店のお隣。奥に工房を改装した甘味処がある

京都でいち早くカステラづくりを始めた明治18年(1885年)創業の和菓子店「大極殿本舗 本店」。平安神宮に献上している「大極殿」や、やわらかなカステラ生地の「京桂川 若あゆ」などの銘菓で知られます。六角にもお店があり、その中にある甘味処「栖園(せいえん)」は“京都でぜひ訪れたいお店”として、ガイドブックでも常連のお店です。

 

蜜が月替わりの「琥珀流し」。本店限定フレーバーが登場することも

2019年、本店の中にも「栖園」がオープン。代名詞ともいえる甘味が「琥珀流し」です。名産地・岐阜の糸寒天を極限までやわらかくなめらかに炊き、蜜と合わせたもの。蜜は赤じそや、ミント、栗など季節を感じる月替わりで、何度も足を運びたくなります。

 

 

烏丸の隠れ家で宝石のようなわらび餅にうっとり♪「麓寿庵」

烏丸の隠れ家で宝石のようなわらび餅にうっとり♪「麓寿庵」 3つある庭のひとつ、奥庭。鎌倉・平安時代の石灯籠と苔の競演が見事

京都でも指折りの賑やかさを持ち、オフィス街でもある烏丸エリア。そんな京都の真ん中にあるのがお屋敷カフェ「麓寿庵(ろくじゅあん)」です。明治から大正にかけて活躍した日本画家・今尾景年が晩年を過ごした邸宅で、国の登録有形文化財にもなっています。

 

食べるのがもったいないほど美しい「華わらび」。ガラスのお皿も涼やか

こちらでぜひオーダーしたいのが、わらび餅の中に色鮮やかなエディブルフラワーをとじこめた「華わらび」。ガラス細工のように透き通った美しさが窓の外の緑に映え、思わずため息が出てしまいます。つるんとした食感や甘めの自家製黒蜜、甘味のないきな粉との相性も抜群。ほうじ茶や抹茶とセットでいただくのもおすすめです。

 

 

老舗和菓子店のカフェ「笹屋昌園 CAFE&ATELIER」

老舗和菓子店のカフェ「笹屋昌園 CAFE&ATELIER」 通りに面した入口から奥まった場所にあるカフェペース。静かな時間が流れる

京都で最大級の広さを持つ禅寺・妙心寺や、石庭でお馴染みの龍安寺など、京都でも指折りの有名寺院が集まるエリアにある「笹屋昌園(ささやしょうえん)CAFE&ATELIER」。大正7年に創業した京和菓子の老舗「笹屋昌園」の隣にお店を構えます。

 

名物の「本わらび餅」。わらび餅は抹茶や豆乳など5種類が揃う

こちらの名物が、刻々と食感が変化して繊細な味わいを堪能できる「本わらび餅」。希少な国産最高級の本蕨粉をたっぷり使い、伝統的な本練りという製法で作られています。上質な素材を生かした風味と、とろけるようにやわらかいのに弾力もある独特の食感にうっとり。きなこや黒蜜の豊かな香りとともに楽しめます。

 

 

鮮やかなゼリーがレトロな空間に映える「喫茶ソワレ」

鮮やかなゼリーがレトロな空間に映える「喫茶ソワレ」 青い照明は「女性は美しく、男性は若々しく見える」という染色家・上村六郎のアドバイスによるもの

戦後まもなくオープンし、文化人のサロンとして賑わった木屋町の「喫茶ソワレ」。伯爵歌人・吉井勇の歌が迎える玄関から一歩入れば、彫刻家・池野禎春による彫刻が施され、美人画で知られる東郷青児の絵画が青い照明に照らされる幻想的な空間が広がります。

 

5色のゼリーとフルーツがカラフルな「ゼリーポンチ」。ミルクやヨーグルト、アイスと合わせたメニューもある

50年ほど前、目でも楽しめるものを…と考案されたのが、ゼリーを使ったメニュー。100年以上も変わらぬ製法で作られる神戸の地サイダーに、5色のゼリーとフルーツを合わせた「ゼリーポンチ」(写真)など、8種類が揃います。発売したときからずっと守り続けているという、さっぱりとした大人の味わいとのコントラストもすてきです。

 

 

下鴨の邸宅で極上のできたてわらび餅を。「茶寮 宝泉」

下鴨の邸宅で極上のできたてわらび餅を。「茶寮 宝泉」 財界人の住まいだったという数寄屋造り建物は築100年以上。閑静な住宅街にある

小豆や黒豆を炊く匠として知られ、世界遺産・下鴨神社の御用達でもある「宝泉堂(ほうせんどう)」。すぐ近くにはお店が手がける邸宅カフェ「茶寮 宝泉」があります。美しい建物や手入れの行き届いた枯山水の庭、京都らしい室内のしつらえや季節を感じる草花の飾りなどとともに、ぜんざいやわらび餅、上生菓子などの甘味を楽しめます。

 

イートイン限定の「わらび餅」。波照間産黒糖100%の黒蜜で味の変化も楽しめる

こちらの名物のひとつ、わらび餅は持ち帰りのできない店内限定メニュー。国産の本蕨粉、砂糖、水だけのシンプルで上質な材料を使い、注文を受けてから練り上げています。とろける口当たりとほどよい弾力、上品な風味と甘さを、できたてで堪能しましょう。

 

 

特大わらび餅で清水詣りのひと休み♪「普門茶屋」

特大わらび餅で清水詣りのひと休み♪「普門茶屋」 店内は野点(屋外で楽しむお茶会)をイメージした空間

あらゆる人を受け入れる“普門”のお寺として、多くの人が詣でてきた清水寺。そこから徒歩2分の「普門(ふもん)茶屋」は古くから参拝客をもてなしてきた茶屋文化に着想を得た「モダンスタイルの門前茶屋」。おみやげ処「普門庵」と併設するセルフスタイルなので、誰もが気軽に立ち寄ってゆっくりくつろげますよ。

 

「大わらび餅 清水 -KIYOMIZU-」京きなこ&黒みつ/特撰抹茶つき

看板メニューの「大わらび餅 清水 -KIYOMIZU-」は、本わらび粉を使ったコシの強いもちもち食感と、名前の通りの食べごたえのある大きさが魅力。黒蜜と抹茶蜜の2種類があり、あんこやアイスクリームと一緒にはさんで食べる「わらび餅最中」も楽しめます。

 

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、美味しくて透明感あふれるスイーツを楽しめる京都市内のお店をまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。

 

 

文/高柳涼子

 

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