提供:ことりっぷ
いよいよ梅雨も本番ですが、おでかけは楽しみたいですね。今回は東京都内ですてきな時間を過ごせる室内のスポットや、じっくり食事やお茶を楽しみたいお店を6つまとめてご紹介します。ミュージアムからクラフト体験、工場見学、快適なグランピングまで、雨の日でも楽しめるスポットを見つけておけば気分は晴れ晴れ。ぜひ覚えておいてくださいね。
【東京】お米がテーマの複合施設「YANMAR TOKYO」
稲藁を使った内装も印象的な佐藤可士和氏ディレクションの「ヤンマー米ギャラリー」(入場無料)
東京駅直結の八重洲に2013年1月、ビルの3フロアという規模でオープンした「YANMAR TOKYO(ヤンマーとうきょう)」。産業機械メーカー・ヤンマーが創業当時から受け継ぐ「人を豊かにする」との思いのもと、さまざまな形でお米の魅力を発信する複合施設です。
イタリアンレストラン「ASTERISCO(アステリスコ)」ではワゴンから小皿料理を選ぶメニューも
館内にはイベント・ギャラリースペースやこだわりのショップが集結。お米づくりの歴史と今を学ぶ体験型ギャラリーや、お米が美味しいイタリアンレストラン、日本酒アイスクリーム専門店、羽釜で炊いたごはんを使った海苔弁当のお店、地域の特産品ショップなどが揃い、楽しみながらお米や食の素晴らしさを感じられます。
【三越前ほか】自分だけの手ぬぐいを染める♪「にじゆら」
じゃばら状に折った布に糊で土手を作り、染料を流しこむ。はみ出しやにじみも味わいに
明治時代に生まれた「注染」という染色技法で、長年ものづくりをしている大阪の会社が手がける手ぬぐいのブランド「にじゆら」。コレド室町テラスにある日本橋店の一角には体験工房があり、実際と同じ工程でオリジナルの手ぬぐいをつくれます。
水洗いして初めてわかる染め上がりにドキドキ。干して乾かしたら完成!
90分ほどの体験コースでは、職人さんに教えてもらいつつ、型選びから糊置き、土手づくり、染め、洗いまですべての工程に挑戦。7色ある染料を自由に組み合わせて、世界にひとつの作品を作れます。完成した布は持ち帰って自分で裁断。180cmの長さがあって手ぬぐいなら6枚できますが、長いままインテリアアイテムとして使うのもすてきですね。
【曳舟】クラフト体験から宿泊まで♪「CREA BASE」
カフェとひと続きのようになった体験スペース。材料は道具はすべて準備してもらえるので手ぶらでOK
東武スカイツリーライン曳舟駅から徒歩5分、地下鉄押上駅からも徒歩8分の「CREA BASE(クレアベース)押上店」。アート&クラフト体験や、心なごむカフェタイム、東京スカイツリー®︎を眺めながらのグランピングなどをよくばりに楽しめる施設です。
テントのあるキャンプエリアのほかにリビングエリアなどもあり、ひと晩貸切で使える
1階が焼き菓子や自家製ドリンクが楽しめるカフェと陶芸やリサイクルエコアートなどさまざまなメニューが揃う体験スペース、5階が宿泊もできる非日常感たっぷりの屋内グランピング施設。お店がある向島は、迷路のような裏道や昭和の香りの商店街、芸者さんが歩く花街などが共存するエリア。いろいろ考えて一日をプランニングするのも楽しいですね。
【日比谷ほか】「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」
床から天頂まで包み込まれるような映像が楽しめる「DOME1」
JRや地下鉄の日比谷・有楽町・銀座などの駅から徒歩1〜3分でアクセスでき、直結する駅もある「有楽町マリオン」。映画鑑賞やショッピングなどを楽しめるこちらの9階にある「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」は、2つのドームを備えたプラネタリウムです。
星雲や惑星の名前を冠したスイーツやドリンク。鑑賞中に飲食を楽しめるプログラムも
最新鋭の投映機と音響システムなどにより、星の瞬きまでリアルに再現した映像で星空を眺めることが可能。生演奏の音楽やパフォーマーの共演と映像を組み合わせたプログラムや、アロマの演出など、ここだけの体験も目白押しです。星や宇宙にちなんだメニューが揃うカフェやショップも併設。待ち時間や鑑賞後もたっぷり楽しめます。
【品川】音と光が幻想的♪「マクセル アクアパーク品川」
直径約25mの円形プールを360度どこからでも楽しめる「ザ スタジアム」(ナイトバージョン)
新幹線・JR・京急の品川駅から徒歩約2分、品川プリンスホテル内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」。“音・光・映像と生きものたちの融合”をコンセプトに、水族館の枠を超えた都市型のエンタテインメント施設として人気を集めています。
世界で唯一、飼育されているドワーフソーフィッシュなど約10種のエイが泳ぐ「ワンダーチューブ」
ウォーターカーテンや照明などの演出とともにダイナミックなイルカのパフォーマンスが楽しめる「ザ スタジアム」や、天窓から自然光が差し込む20mの水中トンネル「ワンダーチューブ」(いずれも写真)など、工夫を凝らした展示が豊富。季節や時間帯によって内容が異なるプログラムや、さまざまなイベントもあるので、何度訪れても楽しめます。
【蔵前】「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」
甘い香りやずらりと並ぶカカオ豆、焼き上がってくるお菓子などにうっとり
サンフランシスコ発のBean to Barチョコレートのお店「ダンデライオン・チョコレート」。日本1号店である「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」では、製造工程を眺めながらチョコレートのドリンクやスイーツを楽しめます。
カカオ豆の魅力をさまざまなスイーツで少しずつ楽しめる「シェフズテイスティング」
2階の飲食スペースは2天井が高くて開放感たっぷり。蔵前店限定の「シェフズテイスティング」(写真)やブラウニーの食べくらべセット、ホットチョコレートなど、チョコレート好きにはたまらないメニューが揃います。作りたての上質なチョコレートはショップで買えるので、お土産やプレゼント探しにもぴったり。ぜひお気に入りを見つけましょう。
いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、雨の日でも満喫できる都内のスポットをまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
文:高柳涼子