丸亀市のおすすめ観光スポット15選

5年の歳月をかけて慶長7（1602）年に完成した城。江戸時代以前から現存する12の木造天守のひとつである天守は重要文化財。約60mの石垣は「扇の勾配」と呼ばれる美しい曲線を描く。

丸亀城のある亀山公園は緑にあふれ、休日にはのんびり散策する家族連れが多い。毎年4月上旬にはソメイヨシノを中心に約650本の桜が開花し、たとえようもなく美しい。例年、開花の時期には「丸亀城桜まつり」が開催されている。

22種のアトラクションやパレードなどのエンターテインメント、花に囲まれた園内や、夜の3Dプロジェクションマッピング、イルミネーションなど楽しみ方が多彩。夏期限定で中四国最大級の「レオマウォーターランド」もオープンする。隣接のホテルレオマの森での日帰り温泉やバイキングもおすすめ。

「讃岐富士」の愛称で親しまれている標高422mの山。どこから眺めても美しい姿で、登山途中からは讃岐平野や瀬戸大橋が一望できる。

敷地面積1万5000坪におよぶ回遊式庭園。貞享5（1688）年、丸亀2代藩主である京極高豊によって築かれた。絵画館、陶器館、うちわの里の3施設からなる丸亀美術館を併設。

塩飽水軍の本拠地だった島。国の史跡に指定されている塩飽勤番所をはじめ、重要伝統的建造物群保存地区の笠島地区、島歌舞伎の舞台、千歳座など見どころが多い。

金刀比羅参りのみやげに考案されたと伝わる丸亀うちわの展示館。うちわに関する文献や道具などの資料展示、竹骨うちわ作りの実演が見学できる。うちわ作りの体験は予約が望ましい。

JR丸亀駅前に建ち、入り口の大壁画がひときわ目を引く。丸亀市にゆかりのある国際的画家として有名な猪熊弦一郎の作品を約2万点所蔵し、入れ替えながら常設で展示する。感性を刺激する企画展を行うことでも有名。カフェやショップも併設する。

丸亀港沖にある塩飽水軍の本拠地だった本島に残る町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区。網の目のように張り巡らさせた狭い道路や格子構えの家が当時を偲ばせる。

香川県産が勢ぞろいする大型農産物直売所。新鮮な野菜や果物、生産者が作る惣菜、加工品などはおみやげにおすすめ。旬の味覚や新商品が味わえる試食コーナーはぜひ立ち寄りたい。

「ホテルレオマの森」内にある温泉。神経痛、筋肉痛、関節痛などに効果がある。血行を促進し疲れた体を癒す“高濃度炭酸泉”や季節の変わり湯も人気。日帰りの入浴もできる。

島の北東部にある小高い山。麓から山頂までは山道を歩いて約15分。山頂には展望台があり、瀬戸大橋の中でもっとも美しいといわれる4連の斜張橋を間近に見ることができる。

林に囲まれた静かな環境で、遊歩道が整備されている。温泉が隣接しているのも魅力。利用の際には前日までに必ず予約を。

丸亀城内のうちわ工房「竹」では、昔ながらの制作風景が見られるほか、制作体験（予約制）ができる。

丸亀城内にある観光案内所。オリジナルのうちわグッズや丸亀みやげを扱うショップがあるほか、併設のうちわ工房「竹」ではうちわ作り体験ができる。