日本三大美肌の湯のひとつ「嬉野温泉」
佐賀県の嬉野(うれしの)温泉は、美肌の湯として人気の温泉地。島根県の斐乃上(ひのかみ)温泉、栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉とともに「日本三大美肌の湯」と呼ばれ、温泉好きなら一度は訪れたい名湯です。
そのお湯はぬめりのあるなめらかな無色透明の重曹泉で、肌の汚れや角質を落としてくれると評判。歴史は古く、1300年以上前の『肥前風土記』(713年)に「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記載されているほど。
また、楽天トラベルが発表する「シニアに人気の温泉地ランキング」では、2019年まで4年連続で1位に輝いています。市が観光施設のバリアフリー化・ユニバーサルデザイン化を促進していて、それらに対応した宿泊施設が多数存在します。
そして、温泉だけでなく嬉野茶、温泉湯どうふ、佐賀牛、地酒といった名産品も魅力的。ご当地グルメを楽しみながら、温泉でゆっくりと癒される旅ができ、シニア旅行や二世代・三世代旅行にぴったりの温泉地です。
そんな嬉野温泉で人気のホテル・旅館を、2019年10月~2020年9月における「楽天トラベル」での宿泊実績(宿泊人数×泊数)が多い順に、ランキング形式で紹介します。
今回ランクインしている10軒のホテル・旅館はすべて「GoToトラベルキャンペーン」の対象です。この機会に嬉野温泉に出かけてみませんか?
第1位は、温泉・サービス・料理とあらゆる点で高評価の「ホテル華翠苑(かすいえん)」。自慢の温泉は2つの浴場で楽しめ、9階にある「空中露天風呂」は嬉野の景色を眺めながら美肌の湯を堪能できます。
もう1つの大浴場には、英国王室のチェルシーフラワーショーで3年連続ゴールドメダルを受賞したランドスケープアーティストの石原和幸氏が手掛けた庭園に臨む露天風呂も。
さらに、すべての客室で温泉の湯を引いたお風呂を楽しめるので、大浴場まで足を運ばなくても、客室で思う存分温泉に浸かれます。館内は段差が少なく設計されていたり、楽に過ごせるベッドの客室に泊まれたり、細やかな気遣いがうれしい人気のホテルです。
第2位は、温泉街を徒歩圏内で楽しめて観光に便利な「湯快リゾート 嬉野温泉 嬉野館」。自家源泉の温泉は大浴場と開放的な露天風呂で、24時間ゆったりと満喫できます(清掃時間を除く)。
卓球コーナー、プール(夏季のみ)、カラオケルーム、足湯カフェ、マッサージチェア、まんがコーナー、囲碁・将棋・麻雀など、無料の施設が充実しているのもこの宿の特徴。食事は、夕・朝食ともにバイキングで、アルコールを含むドリンク飲み放題の特典が付いた宿泊プランも。
客室はリーズナブルなスタンダードルームから、贅沢な露天風呂付き客室、ベッドのある和洋室まで、ニーズにあったお部屋を選べます。
3位にランクインした「ホテル光陽閣」は、温泉街へ徒歩約1分と好立地。夕食は佐賀牛をはじめ、長崎産の伊勢海老、地元産の野菜やお米など、西九州の味覚を味わえます。そして、朝食には嬉野ならではの温泉湯どうふと温泉粥が。夕食は部屋食で、気兼ねなく食事ができるのも高ポイントです。
温泉は、大浴場と最上階にある展望露天風呂で美肌の湯を堪能できます。プライベートな時間を過ごせる半露天風呂付き和洋室、三世代旅行やグループ旅行におすすめの6名まで泊まれるモダン和洋室など、リニューアルした客室にも注目です。
「入船荘」は、畳を敷きつめた珍しい和風畳風呂や石造りの露天風呂があり、リーズナブルに美肌の湯を体験できる旅館です。源泉を冷まして、加水をほとんどしない温泉を堪能できるのも魅力。
客室は、面白い仕掛けのある忍者部屋から、バリアフリーに対応した洋室、スタンダードな和室までバラエティ豊か。一人旅も家族旅行も対応可能です。
また、卓球が無料で楽しめたり、約800冊のまんがを自由に読めたり、お得なサービスも充実しています。
「萬象閣(ばんしょうかく) 敷島」には、大浴場・露天風呂のほか、嬉野温泉で最多の8種類の貸切露天風呂が。露天風呂付き客室も16室あり、プライベートな空間でとことん温泉三昧できる高級宿です。
夕食には、見事な霜降りのブランド和牛・佐賀牛が。夕食も個室風の食事処でいただけるので、人との接触を避けた滞在が叶います。
客室は、どれもシンプルモダンでおしゃれ。客室数は31室と規模が大きくない分、一人一人に手厚く、口コミではサービス面も高評価を得ています。
嬉野川沿いに約2万坪もの広大な敷地を有する高級旅館「和多屋(わたや)別荘」。大浴場、露天風呂、貸切風呂、内湯すべてに自家源泉から直接温泉を注いでおり、露天風呂「浮世風呂」では嬉野川のせせらぎに耳を傾けながら温泉を満喫できます。
日本を代表する建築家・黒川紀章氏が手掛けたタワー棟の最上階には、嬉野の街を一望する展望風呂付きの客室が。そのほか、竹垣に囲まれた露天風呂付きの客室や、スイートルーム、和室、モダンな洋室まで贅沢な客室がそろいます。
また、敷地内には大工小屋があり、専属の職人が客室の改装から家具の装飾まで手掛けるこだわりも、この宿の魅力です。
「花とおもてなしの宿 松園(しょうえん)」は、全プラン、夕食も朝食も部屋食。ほかの人との接触を避けたプライベートな時間を過ごせます。お料理は、厳選した佐賀産和牛のしゃぶしゃぶやステーキ、新鮮な魚介のお造り、嬉野温泉名物の温泉湯どうふなどがいただけます。
温泉は大浴場、露天風呂、貸切風呂、露天風呂付き客室で楽しめ、大浴場からは四季折々の嬉野川の風景を望みます。
お庭を囲むように客室を配し、各お部屋からお庭を堪能でき、日本の宿ならではの風情が感じられます。
「山水グローバルイン」は、温泉とともに、アートが楽しめるユニークなホテルです。大浴場には、海外での評価も高いアーティストの壁画が描かれ、遊び心あふれる空間で源泉かけ流しの湯を満喫できます。
客室は、一人旅におすすめのシングルから、ツイン、トリプル、子連れファミリーやグループ旅行におすすめのファミリーツインまで全4タイプ。良心的な価格も人気の理由です。
夕食付きプランはありませんが、温泉街までは徒歩7分ほどで、周辺にはスーパーや食事処なども。朝食は嬉野の名物などをバイキング形式でいただけます。
佐賀県で唯一、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」で4パビリオンを獲得している高級ホテル「ハミルトン宇礼志野(うれしの)」。嬉野温泉では珍しい洋館のホテルで、暖炉を備えたまるで邸宅のようなロビー、我が家のようにくつろげるあたたかな客室が魅力的です。
温泉は、モダンなデザインの大浴場、緑に囲まれた露天風呂や貸切露天風呂で楽しめるほか、お部屋にも温泉を引いています。さらには、1位にランクインしたグループホテル「ホテル華翠苑」の温泉も無料で利用できます。
また、食事にもこだわっていて、夕食には本格イタリアンのコースをいただけます。
創業90余年の歴史を持つ大人の隠れ宿「旅館 吉田屋」。上質な温泉を内湯、8tもの一枚岩をくり抜いて造った露天風呂、貸切風呂で堪能でき、温泉付き客室でも天然温泉100%のお湯に入れます。
温泉付きのハイグレードなお部屋から、スタンダードなお部屋まで、全部で19ある客室は、1部屋ずつ趣が異なります。
また、楽天トラベルの「朝ごはんフェスティバル®」で2013~2017年まで4年連続入選した朝ごはんも見逃せません。嬉野名物・温泉湯どうふ、吉田米、地元で採れた野菜など、嬉野らしい体に優しい朝食を提供しています。
嬉野温泉へのアクセス
【車】
長崎自動車道「嬉野」ICより約5分
【バス】
JR「武雄温泉」駅よりJRバスで約30分
「福岡空港ターミナル」より「嬉野バスセンター」まで高速バス「九州号」で約1時間20分
【空港リムジンタクシー】
「九州佐賀国際空港」より約1時間(2,000円/1人・要事前予約)
嬉野温泉 関連情報
※このランキングは、楽天トラベル登録の嬉野温泉の温泉宿で、以下の期間における宿泊実績(人泊数=宿泊人数×泊数)を集計したものです。
対象期間:2019年10月1日~2020年9月30日