リサ・ラーソンの代表作から一点物までが一堂に!「滋賀県立陶芸の森 陶芸館」で特別展を開催

リサ・ラーソンの特別展が「滋賀県立陶芸の森 陶芸館」で開催

温かみのある動物や人物を題材にしたデザインで世界的に知られる北欧スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンの作品を集めた特別展「リサ・ラーソン展」が、「滋賀県立陶芸の森 陶芸館」で開催されています。

会期中の2024年3月11日、惜しまれつつ92歳でその生涯を閉じたリサ。長い作家生活の中で生み出してきた名作の数々が会場を彩ります。

 

世界を魅了したリサ・ラーソンの名作が一堂に

リサ・ラーソン展「エンマ/ABC少女シリーズ」

赤と白の縞模様が個性的なネコ「マイキー」などで知られるリサ・ラーソン。「滋賀県立陶芸の森 陶芸館」で2024年3月2日から開催されている特別展では、「Seen and Unseen」をテーマに、なじみ深い代表作の数々や、これまで紹介されることがなかったユニークピース(一点物の作品)など、合わせて約250点が展示されています。

リサの作品群では、1958〜1973年にかけて作られた『エンマ/ABC少女シリーズ』のように、数十年にわたって生産が続けられたシリーズも珍しくありません。会場には大規模に量産された作品から少量生産で希少価値が高い作品まで、さまざまなシリーズが並べられています。

リサ・ラーソン展「花器(ユニークピース)」

なかには、力強い筆さばきの装飾が印象的な作品も。こうした筆書きのデザインは、リサがスウェーデンの食器ブランド「グスタフスベリ」で仕事をしていた1954〜1980年頃の作品によく見られます。

リサ・ラーソン展 「レリーフ(トリのモチーフ)/丸形シリーズ」

丸形から受けるインスピレーションも、リサの作品では特徴のひとつ。シンプルで均一な円をフレームに、動きのある世界観が描かれます。1960年代末には、トリやチョウのモチーフがあしらわれた丸形シリーズとして量産化されました。

 

リサの新たな一面を知る初公開作品やユニークピースも

リサ・ラーソン展「旧市街」

今回の特別展では、これまで紹介されてこなかった珍しい作品も展示されています。

上の写真は、17〜18世紀のスウェーデン建築をモチーフに、首都ストックホルムの旧市街を表現したという作品。1980年代後半から1990年代前半にかけて、販売用ではなく贈り物として作られたレリーフです。

リサ・ラーソン展「金のヒレを持つサカナ(ユニークピース)」

さまざまな動物からもインスピレーションを得てきたリサ。自宅のアトリエでは空想上の動物フィギュアを制作することもありました。

特別展ではそうした貴重なユニークピースの中から19点が展示されていて、リサの新たな一面を垣間見ることができます。

グンナル・ラーソン 「人物像(ユニークピース)」

展示の中にはリサと生涯を共にした夫、グンナル・ラーソンの作品も。

画家でありグラフィック・アーティストでもあったグンナルは、約70年にわたってリサと一緒に暮らし、芸術家としても互いに刺激を与え合ってきました。夫婦の作品を並べて見ることで、年月の積み重ねが育んできた二人の協調性を感じ取ることができます。

また、会場ではリサが受けてきた数多くのインタビュー記事や、学生時代に手がけた初期作品など、めったに目にすることのできない貴重な品々も公開されています。

 

リサ・ラーソン展 知られざる創造の世界−クラシックな名作とともに

会場
滋賀県立陶芸の森 陶芸館(滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7)
会期
2024年3月2日~5月26日
※月曜休館(4月29日、5月6日は開館し、翌日振替休館)
観覧料
一般 900円、高大生 680円、中学生以下 無料
アクセス
【電車】信楽高原鐵道「信楽(しがらき)」駅から徒歩約20分
【バス】甲賀市コミュニティバス「陶芸の森前」または「陶芸の森(陶芸館前)」から徒歩約5分
【車】新名神高速道路「信楽」ICから約8分
駐車場
あり(無料)
詳細
「リサ・ラーソン展」公式サイト

 

展覧会とコラボしたラッピング列車も登場

リサ・ラーソン展・信楽高原鐵道ラッピング列車

展覧会の開催を記念し、最寄りを走る信楽高原鐵道では、特別ラッピング列車が運行されています。展覧会の入場券と、信楽高原鐵道の全区間(信楽駅〜貴生川駅)フリー乗車券がセットになった共通チケットも販売されていて、展覧会場や信楽駅で購入できます。

 

「リサ・ラーソン展」トレイン&ミュージアム共通チケット

販売場所
信楽高原鐵道 信楽駅
滋賀県立陶芸の森 陶芸館 ミュージアムショップ
価格
1,580円
有効期間
2024年5月26日まで

 

晩年まで精力的に制作に取り組んでいたというリサ・ラーソン。世界を魅了し続けてきた陶芸家の世界を存分に堪能できるこの機会に、ぜひ滋賀へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

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