「ザ・サウザンド京都」で京都の自然から着想したデジタルアートを展示

京都市下京区にある「ザ・サウザンド京都」では、2023年3月18日から、アーティスト三谷正氏による常設デジタルアート「KYOTO+1024」をロビー大階段にて公開しています。三谷氏は、アーティスト・コレクティブであるPixelEngine Ltd.の代表。大量のプロジェクターやスピーカーを用いた空間演出作品で知られています。

インタラクティブアート×プロジェクションマッピングで京都の自然を表現

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「KYOTO+1024」は、京都の自然から着想を得た「インタラクティブアート×プロジェクションマッピング」作品。人の動きに反応する作品で、毎日18時~22時までの間、1時間毎に約15分間上映されます。

大階段を来訪した人の笑顔が生まれる場所にしたいとの思いから新設されたデジタルアートは、インタラクティブな要素があり、どなたでもアートの中に入って遊ぶことができます。お子さんにも楽しめるシンプルでやさしい鑑賞体験を通じて、「現代アートの入口」となることを目指しています。

「KYOTO+1024」のタイトルには、「千条の流れ」(京都を流れる河川を表現)、「千雨」(雨の日の石畳の情緒を表現)、「京都千切れ雲」(穏やかな雲と風を表現)が含まれています。1024はデジタルにおける1000を表す数字であり、「KYOTO+1024」は、光の演出を通じて、京都の季節(二十四節気)の移ろいが感じられるインタラクティブ・デジタルアートとなっています。

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京都工芸繊維大学造形工学科卒業の三谷正氏は、プロジェクターやスピーカーを用いて空間を立ち上げる作品を手掛けており、本作品ではシステム設計や3DCG製作も担当。今回のデジタルアート展示は、三谷氏が代表を務めるPixelEngine Ltd.と、京都の会社である株式会社mt.との協力のもと実現しています。

三谷氏は、「印象的な大階段に、光と戯れることができる空間をご用意しました。移ろい、優しく、弛やかな光は京都の季節の光そのものであり、ドアの向こうに皆様を誘う光線でもあります。この光の空間とその光の先、皆様が赴かれるリアルな京都の空間を併せてお楽しみ頂ければ幸いです」とコメントしています。

ザ・サウザント京都

「ザ・サウザンド京都」は、人にも社会にも未来にも心地よい感動体験を届けることを目指した「サステナブル・コンフォート・ホテル」として、京都の文化・芸術活動を応援しているホテル。京都の季節感や自然を表現した美しい光の演出は、来訪者にとって思い出に残る体験となることでしょう。

 

ザ・サウザンド京都

住所
京都府京都市下京区東塩小路町570
総部屋数
222室
アクセス
JR京都駅中央口より徒歩約2分

 

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