赤レンガ倉庫を改修した「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」が函館市都市景観賞を受賞

「HOTEL NIPPONIA 函館 港町」のエントランス

HOTEL NIPPONIA 函館 港町」は函館の名所、赤レンガ倉庫地区で長い間利用されていなかった倉庫を改修した宿泊施設。伝統的建造物群保存地区の景観に溶け込むリノベーションによって、地域としての価値を高めることへの貢献が評価され、第26回「函館市都市景観賞」に輝きました。こちらのホテルでは、函館の人気観光地である赤レンガ倉庫群の歴史と運河のさざめきを肌で感じられる特別な宿泊体験を提供しています。

 

貿易港の面影を残すレンガ造りの倉庫を活用したホテル

ホテル内のレストラン「LE UN/VMG CAFE」

函館港は1859年に横浜港や長崎港と並び、日本の貿易港として開港しました。船から荷下ろしをしていた運河の周りには赤レンガの倉庫が集まり、現在はベイエリアのノスタルジックな雰囲気が人気スポットになっています。その運河の隣に位置する「HOTEL NIPPONIA 函館 港町」は、観光やショッピングへのアクセスが抜群。そして何よりも、タイムスリップしたような感覚に浸って過ごせることが特徴です。

倉庫だった当時の梁や柱、レンガの壁を最大に活かした1階のレストランでは、港町ならではの魚介や函館和牛を使ったフレンチをゆったりと味わうことができます。全部で9つの客室は、木目基調の北欧風デザイン。味のある赤レンガと間接照明がアクセントになり、落ち着く空間を演出しています。倉庫の面影を残す非日常空間での宿泊体験は、函館滞在をより印象深いものにしてくれるでしょう。
 

未来へ向けて文化財などをアップデートする取り組みに注目

2023年2月24日に実施された表彰式の様子

一見ホテルには見えないほど、しっくりと周囲に溶け込んでいる「HOTEL NIPPONIA 函館 港町」。外壁を覆っていたモルタルを剥がして本来の古い赤レンガ造りを復元するなど、ホテルとして主張しすぎず、隣接する伝統的建造物群に相応しい佇まいを醸し出しています。ベイエリアの景観向上のみならず、地域の価値を深めて外側へもPRしていることが評価され「函館市都市景観賞」の受賞につながりました。

運営を手掛けるバリューマネジメント株式会社は「観る文化財から利用する文化財へ」をテーマに掲げ、歴史的価値の高い施設を利用した「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」ブランドを展開。重要伝統的建造物群保存地区の建造物や城、史跡、名勝など古い施設を現代に開かれた場によみがえらせ、特別な文化体験を提供しています。

函館の歴史やストーリー、人々が紡いできた思いを身近に感じられる「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」に宿泊して、当時の文化に触れてみる旅はいかがでしょうか。
 

NIPPONIA HOTEL 函館 港町

住所
北海道函館市豊川町11-8
総客室数
9室
アクセス
【バス】函館空港よりバス「ベイエリア前」下車徒歩約2分
【電車】函館市電「十字街」駅より徒歩約4分、JR「函館」駅より徒歩約15分

 

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