「休暇村 陸中宮古」がある岩手県宮古市を中心とする三陸エリアでは、10月中旬から紅葉が見頃を迎えます。秘境列車の沿線に広がる知られざる紅葉の名所や、秋の味覚と紅葉を同時に楽しめる期間限定列車など、見どころ満載です。
秘かに人気！三陸エリアの知られざる紅葉名所
10月中旬より見頃を迎える三陸エリアの紅葉。なかでも、山深い超秘境地帯を走るJR山田線沿線の渓谷美と紅葉が、近年秘かな人気を集めています。特に、JR山田線沿線の「大峠ダム」周辺が、隠れた紅葉の名所として話題です。
JR山田線は、岩手県の「盛岡」駅と「宮古」駅を東西に直結する、全長102.1kmのローカル線。盛岡と宮古の市境は長い峠越えとなっており、「上米内（かみよない）」～「区界（くざかい）」間は25.7kmとJR東日本で１番の駅間距離を誇ります。また、「区界」駅は東北の鉄道路線では最も標高の高い駅となっています。
JR東日本が公表する在来線の輸送密度で最下位を記録したこともあり、全国でも屈指の秘境路線のJR山田線。閉伊（へい）川に沿うように走る同路線では、紅葉だけでなくトンネルや鉄橋など、変化に富んだ車窓を満喫することができます。
三陸鉄道では「秋のプレミアムランチ列車」も運行中
さらに、リアス式海岸に沿って走る三陸鉄道「宮古−盛（さかり）」間では、「秋のプレミアムランチ列車」も2022年11月13日（日）までの土日祝限定で運行されています。臨時のお座敷車両を用い、畳敷きの座席に4人掛けテーブルを備えたアットホームな雰囲気の車内で、特製弁当をいただけるイベント列車です。
岩手の秋の味覚が詰まった特製弁当は、「二刀流瓶ドン 磯汁付」、「特製握り三鉄寿司 あら汁付」、「特製巻き寿司弁当 あら汁付」の3種からセレクト可能。ホタテの殻剥き体験など、地元ガイドによる趣向を凝らしたイベントも実施されます。
鮮やかな紅葉を楽しむ鉄道旅なら、宿泊は「休暇村 陸中宮古」がおすすめ。「三陸の海の幸と山の幸を味わう」をテーマにしたシーサイドビュッフェ付きプランが人気です。この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
三陸鉄道「秋のプレミアムランチ列車」
- 運行日
- 2022年 10月8日（土）～11月13日（日）の土曜日、日曜日、祝日
- 料金
- 乗車区間の運賃+指定席料金300円＋お弁当代2,500円
- 詳細
- 三陸鉄道「秋のプレミアムランチ列車」
※全ての停車駅で乗車・降車ができます。
※お弁当は、宮古駅から乗車する方のみご注文いただけます。乗車日2日前の13時までご予約ください。
