期間限定!岡山県津山市の「衆楽園」でライトアップイベント「つやま夢灯り庭園」開催

つやま夢灯り庭園

岡山県津山市の大名庭園「衆楽園」で、ライトアップイベント「つやま夢灯り庭園」が開催中です。演出照明や光のアートによって、園内に幻想的な光の空間を創造する同イベント。2022年2月25日から4月10日まで(2月25日から3月25日までは金・土・日・祝日のみ)の開催で、会期の終盤には満開の桜との共演も楽しめます。

城下町・津山の衆楽園を舞台にした光×アートのイベント

三橋玄(竹アート)

国の名勝に指定されている衆楽園は、津山藩2代藩主・森長継(ながつぐ)によって造られた大名庭園。池の周囲をめぐりながら自然美を楽しめる池泉回遊式庭園で、豊かな水の風景が魅力のひとつになっています。

「つやま夢灯り庭園」は、衆楽園を光とアートで彩るライトアップイベント。園内各所にさまざまなジャンルの光のアートを点在させ、演出照明とともに水辺を幻想的に彩ります。

歴史ある庭園を光の空間へと変える同イベント。2021年に地域を盛り上げるために企画されたものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言を受けて延期となっていました。延期を経て開催となる今回は、桜が見ごろを迎える4月上旬まで期間を拡大。お花見シーズンのライトアップは、衆楽園では初めての企画となります。
 

4組の気鋭アーティストが「夢」をテーマに光のアートを制作

ミラーボーラー(ミラーボールアート)

作品を制作したのは4組のアーティスト。光、デジタル、竹、鋼と、それぞれ異なる素材を活かし、「夢」をテーマに創作しています。

ミラーボールを使い、「宇宙と和式美」をテーマに作品を創造するアート集団「MIRRORBOWLER(ミラーボーラー)」。ロックフェスから日本各地の世界文化遺産まで、さまざまな舞台で光と反射の空間作品を創り出してきました。今回の作品タイトルは「夢の花」。まるで夢をみているかのような情景を繰り広げます。


 

ATWAS(デジタルアート)

「ATWAS(アトワズ)」は、光と音と映像で夜の闇を彩るアーティストチーム。デジタルアート作品「津山カレイドスコープ」「四季の幻」で、衆楽園の静かな夜に幻想の世界を創造します。

 

三橋玄(竹アート)

竹を使った巨大造形を制作する竹アーティスト、三橋玄(みつはし げん)。衆楽園造成から364年の時を経て樹木にやどる「樹の精」を、竹の優雅な曲線で繊細かつダイナミックに表現します。

 

Sakishiraz(鉄アート)

金属製品のデザイン、加工を行うユニット「sakishiraz(サキシラズ)」。鋼を飴細工のようにあやつり、家具や舞台美術、アート作品を制作しています。今回の作品「LIGHT OF LIFE」は命がテーマ。鋼を用いて命の象徴である曲線を持つ球体を創り出します。

日中は体験できない、美しい光とアートの世界。城下町・津山の名所で、特別な夜を満喫してはいかがでしょうか。
 

衆楽園(旧津山藩別邸庭園)「つやま夢灯り庭園」

住所
岡山県津山市山北628
料金
大人(高校生以上):1,000円
小中学生:500円
未就学児:無料
期間
2月25日~4月10日の金・土・日・祝開催
※3月25日からは毎日
営業時間
18:00~21:30(入場受付21:00終了)
アクセス
【車】中国自動車道津山IC・院庄ICから約15分
【電車】JR津山駅から徒歩約20分
詳細
「つやま夢灯り庭園」公式サイト
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