「ぬる湯に浸かり時を忘れる、山峡の湯治リゾート」をコンセプトに、2012年にオープンした佐賀県佐賀市の「古湯温泉 ONCRI/おんくり」。2022年4月1日に開業10周年を迎えるにあたり、新たなデザインコンセプトの和室4室をリニューアルします。
昔ながらの和の客室と天然温泉でリラックス
「古湯温泉 ONCRI/おんくり」は、天山を望む野趣豊かな露天風呂をはじめ、寝湯、立湯、箱蒸し風呂、檜風呂、足湯など、さまざまな天然温泉を堪能できる温泉宿。
今回客室を改装する背景には、「街のブランド価値を高める」という同施設のビジョンの実現に向けて、湯治リゾートらしい居心地の良い客室を誕生させることで地元の観光や宿泊の活性化につなげたいという思いが込められています。
新たにリニューアルする和室のデザインコンセプトは「Nostalgic Japan」。どこか懐かしさを感じさせる和の空間の秘密は、1950年頃に日本家屋で取り入れられるようになった「洋風の間取り」にあります。
当時の日本家屋には、濃い木材の色味や、落ち着いた色彩の天然木材が使われているのが特徴。そこで際立つ白い襖や障子から差し込む自然光が美しい陰影を作り出すという、繊細かつ端正なものでした。そんな要素を取り入れた「古湯温泉 ONCRI/おんくり」の新客室の壁には、思わず見惚れてしまう一輪挿しなどが飾られているのが印象的。お部屋にあるものを愛でるように、ゆったりとした時間を過ごせます。
部屋の畳に使われているのは、熊本八代産の香り高い天然いぐさの目積表(みせきおもて)。寝処には、地球環境にも配慮しつつ理想の睡眠を追求したマットレス「ゲルテックス®クオンタムタッチ」が採用されています。温泉で疲れを癒した後は、和を感じる居室で団らんを楽しんだり、寝処でくつろいだりと、部屋でも充実した滞在を堪能できるのが魅力です。
さらにダブルの客室には、窓の外に広がる景色との一体感を身近に感じられる広縁(ひろえん)も。外の景色を眺めがなら、のんびりと過ごすのもいいですね。
なおリニューアルした客室は、2022年2月14日宿泊分より発売を開始しています。温泉宿「古湯温泉 ONCRI/おんくり」に泊まって、日頃の疲れを癒す至福のひとときを過ごしてはいかがでしょうか?
古湯温泉 ONCRI/おんくり
- 住所
- 佐賀県佐賀市富士町古湯556
- 総部屋数
- 44室
- アクセス
- JR「佐賀」駅より車で約30分、長崎道「佐賀大和」ICより車で約15分
※佐賀駅から送迎あり(要予約)