愛知県名古屋市にある「THE TOWER HOTEL NAGOYA」が、「アート愛好家のための必見ブティックホテル世界20選」に日本で唯一選ばれました。アートと共存するユニークな同ホテルは、東海地域の芸術・文化の発信拠点として他にも様々な賞を受賞しています。
世界三大広告賞「THE ONE SHOW」も受賞!
名古屋のランドマーク「中部電力MIRAI TOWER(旧:名古屋テレビ塔)」(国登録有形文化財)をホテルリノベーションして、2020年10月1日にオープンした「THE TOWER HOTEL NAGOYA」。2021年7月には、SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド)が選ぶ「20 MUST-VISIT BOUTIQUE HOTELS FOR ART LOVERS」(アート愛好家のための必見ブティックホテル世界20選)に見事取り上げられました。
そもそもSLHとは「独立系で小規模かつユニークなオンリーワンの高級ホテルのみで構成されたホテルブランド」で、現在世界80カ国以上、520軒を超えるホテルが加盟。最先端のデザインホテルからプライベートアイランドのリゾートなど個性溢れるラグジュアリーなホテルが名を連ねる中、「THE TOWER HOTEL NAGOYA」は「東海地域のクリエイティブな作品を展示している点」が高評価を得た要因につながっています。実際に同ホテルのフロントやロビー、客室内には独創的なアートを数多く展示。まるで美術館に訪れたような気分を味わえるのではないでしょうか。
また「L05号室」の客室に飾られている「尾州織物タペストリー」も、「世界三大広告賞」の1つである「THE ONE SHOW」にてデザイン部門・MERIT賞を受賞。アーティストの白澤真生氏が手掛けた作品は、チャールズ・チャップリンの言葉を「タイポグラフィ」で表現しています。
ちなみに同ホテルのギャラリールーム「on hold」では「東海三県のアーティストによる個展」を毎月開催しており、アートが生み出すサスティナブルな世界観には多くの反響が。瀧本幹也氏の写真展「AFTERIMAGE」や湯浅景子氏の個展「iremon」などを通して、様々なジャンルのアートと触れ合える機会を設けてきました。2021年の10月~12月にはホテル主要アーティスト5名(杉戸洋氏・森北伸氏・鷲尾友公氏・さわひらき氏・白澤真生氏)による「THE TOWER HOTEL NAGOYAの完成までの歩み展覧会」が開かれているので、ぜひチェックしてみてください。
数々の賞に輝いてきた「THE TOWER HOTEL NAGOYA」は、アート好きな人におすすめな唯一無二のホテルです。
THE TOWER HOTEL NAGOYA
- 住所
- 愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先
- 総部屋数
- 15室
- アクセス
- 【電車】東山線・名城線「栄駅」3番出口より徒歩約5分/ 桜通線・名城線 久屋大通駅・8A出口よりすぐ
【車】名古屋高速道路都心環状線「東新町出口」より車で約3分