2019年12月14日に「スヌーピーミュージアム」が東京都町田市の南町田グランベリーパークへ移転オープン! スヌーピーカフェでのグルメ、限定グッズ、手作りワークショップなど楽しいイベントが詰まったミュージアムの魅力を紹介します。
新ミュージアムはかわいいスヌーピーが目印!
2019年12月14日に「スヌーピーミュージアム」が約2倍の広さに変わり、南町田グランベリーパークへ移転オープン! 緑豊かな公園が隣接し、喧騒から切り離された、新しい体験ができる場所に生まれ変わりました。
大人も子どもも楽しめるスポットに
南町田では一部の企画展を除き、常設の展示でいつでもスヌーピーに会うことができます。ベーシックな情報をしっかり説明し、体感してもらえるようにな展示内容が特徴です。
それにより初めて訪れる人にも楽しんでもらえるようなミュージアムを目指しているといいます。
かわいいフォトジェニックスポットもいっぱい!
写真や動画映えも必須の見たことのないようなスヌーピーとも出会えるんです。それでは早速、ファンにはたまらないグッズショップにカフェまで併設された、施設の内容をレポートします!
スヌーピーミュージアムまでのアクセス
渋谷から急行で約35分!駅からスヌーピーがお出迎え
「スヌーピーミュージアム」は南町田グランベリーパーク駅から徒歩約4分。東急田園都市線の急行で渋谷から乗り換えなしで約35分と都心からのアクセス良好。神奈川方面からも近く、都心以外からも足を運びやすくなっています。
駅を降りると早速スヌーピーの彫像がお出迎え。実は駅の他、ミュージアムへ向かう際に通り抜ける商業施設「グランベリーパーク」内にも並びます。
「鶴間公園」の奥深くまで全7カ所11体の彫像が設置されているのだとか!それぞれの首輪の色も異なり、フォトハンティングをしてみるのも楽しそう。
彫像の台座にはミュージアムの場所も表示されているので迷わず辿り着くことができるようになっています。
さていよいよミュージアムの内部へ行ってみましょう。館内は3階建てになっています。
まずはスヌーピーが登場する原作コミック「ピーナッツ」の作者であるチャールズ・シュルツさんについての知識や「ピーナッツ」の仲間たちを紹介する展示がある3階へ向かいます。
かわいいプロジェクションマッピングからスタート
真っ白な壁に囲まれた部屋に通されると程なくして壁にプロジェクションマッピングでオリジナルのアニメーションが映し出されました。臨場感と動き回るキャラクターたちがキュート!この先の世界に期待で胸が高まります。
シアタールームを抜けるとチャールズ・シュルツさんの創作の歴史を写真や画像で振り返るギャラリーが現れます。
黒い壁をベースに神聖で厳かなイメージで展示をまとめ、また立ちながらでも読めるよう必要最低限の情報に留めるよう意識したそう。
シュルツさんが実際にコミックを描かれる映像も流され、そのスピードの速さにびっくり!早送りでもなんでもなく、通常のシュルツさんの描くスピードだというからさらに驚きです。
見ごたえ抜群のギャラリーゾーン
次に迎えてくれるのがシュルツさんのゾーンと打って変わって明るく開放的な空間。こちらはスヌーピーやピーナッツに出てくるキャラクター、ピーナッツ・ギャングのギャラリー。
キャラクターごとのコーナーに分かれ、誰もが知っている定番や人気のエピソードをひとつのキャラクターにつき7、8個展示。壁面の漫画や複製の原画、映像、ヴィンテージグッズなどかなり見応えがあります。
大きく展示されているものは必ず見て欲しい情報だそうですよ。
印刷する際の網点を再構成したという壁面のイラストは近づくと点に見えますが…
絵を遠くから見ると点が見えなくなるという面白さも体験してみましょう!
ピーナッツ・ギャングに関するトリビアのコーナーも。スヌーピーが「ピーナッツ」というコミックの主人公であるということを知ってもらうための役割を担っているゾーンだといいます。
開放感あふれる気持ちいい「スヌーピー・テラス」
3階の展示はこれでおわり?と思いきや「テラスへどうぞ」という看板を発見しました。
外へ出てみるとなんと南町田グランベリーパークを一望することが!
さらに後ろを振り返るとスヌーピーがゴルフをしているではありませんか!壁面には観客のスヌーピーの親戚や友達もいっぱい!これは実際のコミックにもあるシーンだとか。お天気がいい日は最高のフォトスポットとなってくれそうです。
見て体験できるスヌーピーに出会える2階へ
階段を降りて2階の展示コーナーへ。広くて白い部屋の真ん中に、全長約8メートルの巨大なスヌーピーが姿を現しました。
こちらは神殿をイメージして、これまで見たことのないスヌーピーを展示したかったそうです。ミュージアムの新名所として写真映えすること間違いなしですよ。
立体なので普段は中々見ることのできない後ろ姿を見られるのもこの展示の醍醐味。お尻がとってもプリティーです。
巨大スヌーピーを囲むように全6体のスヌーピーが置かれていてこちらも中々の大きさ。
テディベアのモノマネをしているスヌーピーや寝ぼけているスヌーピーなどあまり見かけないユニークなポーズに思わず「カワイイ!」と声が漏れてしまいます。
原画を楽しめる企画展ゾーンへ!
さて、名残惜しさを感じながらも先に進むと企画展ゾーンに。こちらは六本木の流れをくみ、半年に1回展示が変更されます。
2019年12月14日(土)〜2020年6月28日(日)の期間は『ビーグル・スカウトがやってきた!』を開催。シュルツ美術館から借用した貴重な原画で構成されています。
サンタさんのエピソードもあり、冬にぴったりの内容となっていました。
企画展ゾーンを抜けると先ほどのミュージアムっぽい雰囲気とは打って変わり一面黄色い空間が現れます。
スヌーピーと仲良しのご存知ウッドストックをイメージし、ふわふわな質感で構成されたお部屋。柱や椅子などがフワフワで触ると癒し効果抜群!
ここでは「ピーナッツ」の書籍を読んだり、オリジナルのショート・アニメーションを楽しんだりして思い思いにリラックス&休憩できるゾーンとなっています。
壁に投影されたアニメーションはスヌーピーが寝ているだけ…と思いきや30秒に1回動く仕掛けになっているそうなのでぜひその姿をキャッチしてみてください。
展示はこれでおしまい。スヌーピー愛で高まる気持ちを発散させることができる場所が1階に。早速、向かいましょう。
世界でここだけのグッズをゲット!「ブラウンズストア」
チャーリー・ブラウンの世界をイメージした店内には「世界でここにしかない」グッズが所狭しと陳列されていて、見てまわるだけで幸せな気持ちに!
人気ブランドとのコラボレーションアイテム、また豊富な種類のオリジナル商品が勢揃い。
オープン記念商品として用意されているのがスヌーピー(5,000円・税抜)とウッドストック(4,000円・税抜)のぬいぐるみ。
お菓子やプチコスメなど自分用はもちろん、お土産として配りたくなるものが満載です。
グッズを作りできるワークショップルーム
同じく1階に位置するワークショップルーム。新しく生まれ変わったミュージアムの魅力のひとつとして、常設のワークショップルームが設けられています。
【先着受付】スヌーピーのキャンドルを作ろう
キャンドルやぬいぐるみ、トートバッグなどを手作りする様々なプログラムを予定しています。
キャンドル教室では、スヌーピーの白いボディに、ワックスシートを使ってデコレーション。世界にひとつだけ、自分だけの作品を作る喜びを体験しましょう。
スヌーピーのキャンドル
- 日時
- 2019年12月14日~12月30日
※12月14日は15:30~、17:30~の2回のみ
※12月14日、15日は抽選
- 開催時間
- 10:30~、13:00~、15:00~、17:00
- 各回定員数
- 15名(小学生以上が対象)
- ワークショップ詳細
- 「スヌーピーミュージアム」公式サイト
充実カフェ「PEANUTS Cafe スヌーピーミュージアム」
ミュージアムを出てすぐお隣にあるのが「PEANUTS Cafe スヌーピーミュージアム」。
ガラス張りの明るい店内には大きな赤い屋根のドッグハウスや壁のタイルアートなどがあり、まるでピーナッツの世界に迷い込んだかのよう!
パンケーキなど店内で食べられるメニューの他、テイクアウトのピクニックボックスも。
ピーナッツ・ギャング ピクニックボックス(2,200円・税抜)はピーナッツ・ギャングのピクニックをイメージしたメニューでレジャーシートがついているので便利!
こちらはピーナッツのコミックでおなじみの擬音をステンシルで描いた季節のパンケーキ-アップル(1,280円・税抜)。季節ごとに変わるフルーツもお楽しみ!
ピクニックボックスはこんな風に広げて、目の前の鶴間公園でランチをするのもおすすめですよ。
カフェで販売されているグッズもアウトドアやピクニックのシーンで使えるものばかり。 こちらのカフェはミュージアムのチケットがなくても利用できます。
PEANUTS Cafe スヌーピーミュージアム
- 営業時間
- 10:00~22:00(L.O.21:00)
- 席数
- 90席
アイスアリーナも期間限定オープン
さらにミュージアムと同じく2019年12月14日(土)から2020年3月1日(日)までグランベリーパークのオアシスプラザに期間限定でオープンするスケート場「グランベリーパーク アイスアリーナ」がスヌーピーとコラボレーション!
アイスアリーナ営業期間中はピーナッツカフェのフードトラックもオープンします。 スヌーピーのイラストに囲まれたリンクは滑っている姿と共に写真や動画を撮影するのに映える背景となっています。
グランベリーパーク アイスアリーナ
- 営業時間
- 平日 13:00~20:00(受付19:30終了)土日祝 11:00~20:00(受付19:30終了)
※12月21日〜1月5日は11:00~20:00(受付19:30終了)
- 開催場所
- グランベリーパーク オアシスプラザ
- 滑走料金
- 通常券 大人/1,600円(貸靴込) 高校生以下/1,200円(貸靴込)、割引券 ナイト割(平日限定19時以降入場)/1,000円(貸靴込)、木曜レディースデイ割/1,000円(貸靴込)(大人料金対象の女性限定※1月2日は除く)、回数券(6枚綴り) 大人/8,000円 高校生以下/6,000円
日時指定の前売りチケットを購入しよう
スヌーピーミュージアムでは六本木の時と同じく、日時指定の前売チケットを販売しています。入館時間は10:00、12:00、14:00、16:00、18:00の計5回で滞在時間の制限はなし。入館後はゆっくりと鑑賞することができます。
当日券は前売券の販売状況に余裕のある場合にミュージアムの窓口で販売されるため、予め購入しておいた方が確実に入館できます。
スヌーピーミュージアムは館内の広さも十分で公園も近いため、子ども連れでも飽きることなく楽しむことができ、大人も心つかまれる展示ばかり。
現実の世界から少し離れて、スヌーピーの世界に浸ることができる場所として訪れてみてはいかがでしょうか。
スヌーピーミュージアム予約などの概要
- 開館時間
- 10:00~20:00(入場は19:30まで)
- 住所
- 東京都町田市鶴間3-1-1
- 休館日
- 会期中無休(12月31日は短縮営業、1月1日は休館)
- 入館料
- 前売券 一般・大学生/1,800円 中学・高校生/800円 4歳〜小学生/400円
当日券 一般・大学生/2,000円 中学・高校生/1,000円 4歳〜小学生/600円
移転したスヌーピーミュージアムの地図
写真・取材・文/森田 あやな
取材協力/スヌーピーミュージアム
© Peanuts Worldwide LLC